内容が無いよう?フフッ
8話にして前書きと後書きで書くことが思い浮かばなくなっている作者です
Qだったら書かなくて良いんじゃ?
Aでも無愛想な地球人と思われたく無いし…
まあ、そんなことは気にせず本編どうぞ!
初ステージの次の日、偶然にも卯月、凛、未央の3人しかいない、シンデレラプロジェクトルームにて
「ゆっ、夢ですよ!夢!」
(えっ?卯月、ちゃんと話すって……)
「だって、事情を話したら2人が心配……あっ」
卯月から2人への事情説明はそんな会話から始まった
「しまむー?今誰と話してたのかなぁ?」
「卯月?隠さないでちゃんと話して」
その2人の言葉に卯月は慌てながら
「え、えっと…あっ!実は私はシマムラ星からやって来た宇宙人で!」
(卯月…それ誤魔化せてないし、更に誤解が生まれそうなんだけど……仕方ない、俺が説明するよ)
ヒカルがそう言うと卯月の目の前にギンガスパークが出現し光が3人を包み込む
気がつくと3人は白く輝く空間に立っていた
「え?」
「ここ何処?」
「あー、えっと」
卯月以外の2人が混乱していると3人の後ろから
『ココハ、キミ達ノ意識ヲ繋ゲタ空間ダ』
と言う声が聞こえ、3人が振り向くとそこにはウルトラマンギンガが立っていた
「あの、ヒカルくん?またそれですか?」
『……やっぱり駄目か?』
凛と未央がポカンとしている中、卯月とヒカルはそんな呑気な会話をして、ギンガは光に包まれヒカルの姿になる
『えっと初めまして、俺はウルトラマンギンガ、こっちの姿の時は星空ヒカルだ』
「え、えっと本田未央…です!」
「渋谷凛です」
2人は緊張しながら言うが
『そんなかしこまらなくて良いって、俺ウルトラ戦士の中じゃ多分一番弱いし』
(((えっ?)))
ヒカルのその言葉に卯月も含めた3人は疑問に思い、小声で話しだす
「最初の敵は一撃だったよね?」
「次の奴も、危なげなく倒してたし」
「はい、ヒカルくんが怪獣より強いと言ってた超獣もピンチにこそなりましたけど、二撃目でしっかり倒してますし…」
「「「…………」」」
3人はウルトラマンやばいと思いながらも、とりあえず話しを本題に持っていく
「それで、私とヒカルくんが一緒にいる経緯なんですけど……」
と卯月が話し出しヒカルと共に、現在の卯月の状態などを2人に説明する
『そういう訳で今は卯月から離れられないんだ…悪い、君たちの友達を巻き込んで』
ヒカルはそう言って2人に頭を下げる
「うわっちょっ、頭上げてって!大体、星空くん悪くないじゃん、そのルギエル?って奴が一番悪いんでしょ?」
「うん、あんたが卯月を助けてくれたから昨日のステージにも3人で立てたんだよ?」
凛と未央はそうヒカルに伝える
『……もっと責め立てられるの覚悟してたんだけどな』
その2人の言葉に頭を上げながらヒカルは言った
「まあ、確かにしぶりんは怒ると怪獣よりも怖そうだしね!」
「未央?それどういうこと?…でも、危険な事させてるからには卯月の事、ちゃんと守らないと怒るからね」
『ああ、大丈夫だ、卯月の事は必ず守るよ』
そうヒカルは約束する
「じゃ、これからよろしくね!あっ、私の事は未央って呼んでね!」
「私も凛で良いから」
『ああ、未央も凛もこれからよろしくな!』
「……所でひかるん、ここからはどうやって出れば良いの?」
「あっ」
『ひかるん?まあいっか、2人共後ろ向いて』
「後ろ向けば良いの?」
2人が後ろを向くとヒカルは2人の背中に手を当て、押す
「ひ、ヒカルくん!ストップ!」
と卯月は叫ぶが
卯月の予想に反して2人はそのまま透ける様に消えていった
「あれっ?」
『いや、流石に俺も学習するって、卯月も戻るぞ』
そう言ってヒカルはギンガスパークを取り出し、それを卯月の胸に当てると卯月も2人と同様にその空間から消えていった
『……やば』
「……うわぁ!?」
ヒカルと卯月はほぼ同時に声を上げる
「どうしたの?」
凛が聞くと
「テレビ!ニュース!つけてください!」
「ほ、ほい」
未央が部屋にあるテレビをつけるとそこには、怪獣を赤い戦闘機が攻撃している様子が映されていた
(レッドキングか)
「あー、これならジオに任せて良いんじゃない?」
戦闘機が大量のミサイルをレッドキングに撃ち込み、レッドキングは煙に包まれる
『あいつが自然に実体化した奴ならあの戦闘機でも問題無く倒せるけど……』
煙の中から戦闘機に向かって岩が飛んでいく
『そもそも俺が感知できるのはダークスパークで実体化させたものか誰かがダークライブした怪獣だけだ…つまり』
「あのレッドキングは闇のエネルギーを持ってるから通常よりも強い…って事ですよね?」
戦闘機は辛うじて避けるが間髪入れずに連続で岩が飛んでいき、戦闘機はレッドキングから離れざるを得なくなる
『そういう事、あと感知が遅れた理由が分かった』
「えっ?私たちと話してたからじゃないの?」
『いや、さすがにそれくらいでサーチ範囲は狭めない……あのレッドキングがいる山岳の一帯から強いエネルギーの反応がある、それが邪魔になってたって訳だ』
と説明しているヒカルだが
「ねえ、行かなくていいの?」
凛の言葉にヒカルは
『あっ…卯月、さっさと片付けてこよう』
「はい!2人とも、行ってきます」
そう言って卯月は立ち上がりギンガスパークを持つと手の甲にに紋章が輝き、ギンガのスパークドールズが出現する
【ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!】
その音声と共に光が飛んでいった
戦闘機が岩を避け続けていると岩が、複数の隕石の様な火炎弾に撃ち落とされていく
戦闘機の搭乗者が火炎弾が飛んできた方向を見ると、クリスタルを赤く輝かせながら高速でレッドキングの方飛んでいくウルトラマンギンガの姿があった
『シャオラァ!!』
ギンガは飛んできた速度のまま右足に炎を纏った状態でレッドキングを強力な蹴りで吹き飛ばす
そしてギンガは着地するとクリスタルが通常の空の様な青に戻り、ゆっくりと構える
レッドキングは立ち上がると、ギンガの方へ岩を投げて自身も突進をしていく
だがギンガは危なげなく岩を蹴り砕くと右腕を腰の横に引き、右腕のクリスタルが輝きエネルギーを纏う
そして、突進してくるレッドキングをギリギリまで近づけ、射程に入った瞬間
『アトミックカウンター・ゼロ!!』
と叫びながらエネルギーを纏った右腕を突き出しレッドキングに撃ち込むと、そのエネルギーが炸裂し爆発が起こる
爆発が収まると既にレッドキングはスパークドールズとなっており、ギンガはそれを回収すると空へ飛び去り消える
「「「1番弱いってやっぱ嘘です(だ)よね?」」」
『えっ?ああいや、弱いって力のことじゃなくて経験とか技術、心構えとかの話だけど……』
帰ってきたあとにこんな会話があったとかなかったとか
とりあえず岩を投げまくるレッドキングは脳筋、とりあえず怪獣投げまくるどっかの地球の光は天才
それでは感想、指摘などあれば是非お願いします!
次回《プロジェクトメンバー突撃訪問!》
どうして前回の次回予告に&なんてつけてしまったのか…突撃訪問は次回です
お楽しみに!