3話連続投稿の1個目です
短い！そして、そんなに大きい事は起こりません
ではどうぞ！
（美嘉ねえ、トレーナー、プロデューサー、ワンツースリいや違う、えーとシンデレラプロジェクト、ファイブシックスあれ？ダンスって案外簡単？…いやだからそうじゃ無くて、あっ卯月そこ違う）
（ヒカルくん全部聞こえてます……ってダンス覚えてるんですか？！）
あれから数日が経ち、2人はもうライブ間近という事もあり、卯月はダンスの自主練習をヒカルはギンガスパークで広い範囲をサーチしながら美城プロの卯月の周りについてを覚えようと頑張っていた
（うん、えっとちょこっと体動かすぞ、ここの部分はえーとこうやって、こう）
ヒカルは卯月体を使って間違えを指摘する
（そうでした！えっと…）
ここ数日は怪獣の出現も無く、2人の共同生活も慣れとりあえずは平和に過ごしていた
何処か薄暗い静寂の空間、そこは大量のスパークドールズに囲まれた部屋であった
その中で闇の存在がギンガスパークと対となる『ダークスパーク』と複数の宇宙人のスパークドールズを持ち、ダークスパークからそのスパークドールズに闇のエネルギーを送り込みスパークドールズを投げ捨てる
すると闇のエネルギーを送られた宇宙人達は人形の姿から本来の姿へと戻される
そして本来の姿に戻った宇宙人達は怪獣のスパークドールズを手にこの部屋から消える
『ギ……ン…ガ…！』
闇の存在のその怨みの篭った声を最後に部屋は再び静寂に包まれ、深い闇の中へ溶けていった……
ダンスと音楽が終わり最後のポーズをした所でトレーナーが2度手を叩き、美嘉、未央、凛、卯月の4人が一斉にトレーナーの方に振り向き、美嘉以外の3人は不安そうな顔をしながらトレーナーの言葉を待つ
トレーナーは少し考えてから
「ま、ギリギリ及第点といったところだな」
それを聞いて3人は不安そうな顔から一気に喜びの顔へと変わる
「やったね！」
「はい！」
未央と卯月の2人はそんな声を上げながらハイタッチをする
そして美嘉が振り向いて3人の方を見ながら
「幾つか、怪しい所もあったけどねっ」
と少し茶化す様に言う
そこにシンデレラプロジェクトのメンバーの1人である『新田美波』が
「お疲れ様ー」
と言って4人の所へ来る、そして少し後ろを向いて
「アーニャちゃん」
と呼ぶと『アナスタシア』が少しだけ遠慮しながら近付いてくる
そしてアナスタシアは持っていたスポーツドリンクが4本入った袋を広げて
「Пожалуйста」
とアナスタシアが言う
「ありがとう」
「さ、サンキュー…あっじゃない、ロシア語でなんて言うんだっけ…？」
「え、えーと」
その様子を見て、アナスタシアが美波の方を見ると美波は笑顔で頷きを返す
それを見てアナスタシアは3人に少し近づき
「Поздравляю」
と言って、少し下向いて考える様な表情をした後、再び前を向いて
「おめでとう、皆さんとても頑張りました、明日のステージとてもステキですね」
そこまで言って少し不安そうな顔で
「ニホンゴあってますか？」
と聞く
それに対して凛が
「うん…！」
と言って、卯月と未央も
「「うん！うん！」」
と言ってアナスタシアに笑いかける
そして凛が再び
「ありがとう」
と言い、卯月が
「頑張ります！」
と元気に言う、そして未央が
「あっこれ貰って良いの？」
と聞くとアナスタシアは
「はい、どうぞ」
と返す、そしてその様子を見ていた美波と美嘉とトレーナーが嬉しそうに笑いそしてヒカルも
（すぱしーばー、明日は良いステージが見れそうだな）
と笑っていたが、ギンガスパークの光が点滅し始めた事で表情が険しくなる
（チッ、あっちが本格的に動き始めたか……せめて、みんなのステージくらいは静かにしてる事を祈るか）
そんな事を考えるヒカルの雰囲気を何となく感じ取ったのか卯月が
（どうしたんですか？）
と聞くがヒカルは
（何でも無いよ、それより明日のステージ楽しみにしてるから、がんばれよ）
卯月にはそう言いながらもヒカルは不安そうな顔でギンガスパークを見つめていた……
ウルトラマン感がほとんどねえ…
まあ、みんな頑張ってるよというお話
闇の存在って一体誰なんだ！？（棒）
それからアーニャのロシア語ですがあえて日本語訳は書いていません
感想、指摘などあれば是非お願いします！
それでは次回《先輩達の贈り物①》お楽しみに！