ウルトラマンシンデレラガールズS   作:びーふじゃきーex

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戦闘回です!
前回サンダーダランビアにライブした卯月ですが果たしてサンダーダランビアでブラックキングに勝てるのか!?

それではどうぞ楽しんでください!


♯4レッツウルトライブ!③

『卯月、サンダーダランビアは卯月がライブしてるから、俺が動かして戦う事は出来ない…とりあえずは足止めだ、こいつの電撃なら足止めには丁度いい』

「は、はい!」

それを聞いて卯月はサンダーダランビアでブラックキングに向かって電撃を放つ

ブラックキングは電撃を受けながらもサンダーダランビアの方へ前進しようとするが痺れているのか上手く進めていない

『いいぞ!このまま食い止める!』

「はい!」

2人はこのままなら食い止められると思っていた……

だがブラックキングは口を大きく開き、その口から赤い熱線を放つ

「きゃあっ!」

熱線はサンダーダランビアに直撃しサンダーダランビアは耐え切れずに倒れこんでしまう

『卯月!!流石にジャックを苦戦させた敵じゃそう簡単にはいかないか…』

「大丈夫です…まだ!」

卯月はそう言って再び電撃を放とうとするが、ブラックキングの口から更に火球を連続で放たれた為サンダーダランビアは全く身動きがとれない

 

『卯月!残念だが限界だ…ライブを解除しろ、お前の命に関わる…』

ヒカルは悔しそうに言うが

「嫌です!」

卯月はそう言い放ち、ライブ解除しない

そしてその間にもブラックキングの火球の攻撃が続いている

『何でだよ!』

「今!私がいなくなったら、私の後ろにいる人たちが!」

『そんな事は俺が考える事で俺が背負う責任だ!お前が命を捨てて、夢を捨てる必要無いだろ!』

そう言うヒカルに少しの沈黙の後に言い返す

「捨てる気なんてありません!ただ私は、あの夢の意味を知るためにヒカルくんと一緒に戦いたいだけです!!」

その言葉と共に卯月はギンガスパークを握り締める

するとその卯月の心によってギンガスパークに変化が起こる

 

卯月の右手の甲に紋章が輝き、ギンガスパークの側面のブレードが展開され、ギンガスパークからウルトラマンギンガのスパークドールズが出現する

『卯月…はぁ、怒鳴って悪い……選手交代だ!』

「はい!ヒカルくん、後はお願いします!」

そう言って卯月はギンガのスパークドールズを掴み、足の裏の紋章をギンガスパークへリードする

【ウルトライブ!ウルトラマンギンガ!】

その音声と共に卯月の体は光に包まれる

 

 

それと同時にブラックキングは火球を放つのをやめて、止めと言うかのように再び熱線を放つが、サンダーダランビアの体が銀河の様な光を放ち、その光の中からギンガが回転しながら現れ、熱線に対し右手を前に伸ばしシールドも張らずに防ぎそのまま走って前進していく

 

ギンガはブラックキングの前にくると、先ずは熱線を吐いている口を閉じる為に左手で相手の顎にアッパーを放つ

『オラッ!』

そして熱線が止まったことによって空いた右手でブラックキングの胴体に強力なパンチを繰り出し相手を吹き飛ばす

だがブラックキングは体制を崩さずに着地ギンガに向かって威嚇のように咆哮を上げる

『タフな奴だ!けどな!』

ヒカルがそう言うとギンガが飛び上がる

それをチャンスと思ったのかブラックキングはギンガに連続で火球を放つ

だがギンガはその火球を連続で空中回転することで避けそのまま右足でブラックキングに向かって強力な飛び蹴りを炸裂させる

『シャオラッ!』

その攻撃によって遂にブラックキングは体制を崩し倒れ込む

ギンガは倒れたブラックキングを持ち上げて、空に向かって投げ飛ばすと腕を胸の前でクロスさせる

『これで決める!』

ヒカルが叫ぶとギンガのクリスタルが赤く発光し始め、左腕を腰の横に右腕を頭の横に引くとクリスタルが燃え上がり、ギンガの周りに隕石の様な火球が出現する

そして右腕をブラックキングの方へ思い切り突き出し

『ギンガファイヤーボール!』

その発声と共に火球が一斉に飛んでいき、ブラックキングにぶつかり、爆発する

そして爆発した場所に光の粒子が集まり、ブラックキングのスパークドールズとなってギンガのカラータイマーに吸収される

そしてギンガは銀河の渦状の光を放ちライブを解除する

 

 

 

 

 

卯月が目を開けるとそこはビルの屋上ではなく、何処かの木の影であった

「あれ?此処、何処ですか?」

卯月がヒカルに聞くと

(ああ、此処はえっと…みしろプロ?の敷地内のはずだけど)

「えっ?」

卯月が木の影から出て見ると確かに美城プロの敷地内であった

「ありがたいですけど、どうしてわざわざ?」

(多分Xioのだと思う戦闘機と車が戦闘場所近くに来てたから、ライブ解除してそのままあの場所居たら面倒になりそうだったからついでにな)

それを聞いて卯月は手を合わせ

「なるほどー」

と納得したように言う

(ほら、まあいいから、とりあえずレッスン行ってこいよ)

ヒカルが言うと卯月は

「そうでした!」

とシンデレラプロジェクトルームの方に歩き出す

 

 

(そういえば、あの夢って?……まあ、いいか)

ヒカルはそんな事を考えながら、卯月の瞳から見える景色を眺めていた…

 

 

 

 

 

 





戦闘描写でヒカルくんに戦い方を教えた人が分かる……かもしれない

ついでに次回から本格的にシンデレラガールズのアニメの話とくっ付いて話が進みます
ちなみに次回はまだタイトル未定です

それでは感想、指摘などあれば是非お願いします!

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