インフィニット・ストラトス ただあの空を自由に飛びたくて 作:如月ユウ
あと外伝公式キャラどのキャラも魅力的で早期登場させようか迷ってまして
それと千冬の専用機であった暮桜の活躍を見たい読書様はいます?
これらは全部、活動報告にありますのでコメントお願いします。
(強制みたいな言い方ですいません)
第4アリーナでは生徒会主催の演劇を開催していて観客席は満員となっている。
「なあ、悠人」
「なに、一夏」
「王子様は俺達だけどシンデレラって誰だろうな?」
僕と一夏の格好は絵本の中にある王子様の服装を着ていて、頭には王冠をかぶっている。
「多分、鈴達の中の一人で他の人は意地悪な継母と義姉だと思う」
「思うって、知らないのかよ」
「先輩に聞いたけどシンデレラは誰なのか当日のお楽しみって言われて」
シンデレラは誰なんだろう。それに王子様が二人っていうのもおかしいし。
ブザーが鳴り響き、照明が落ちると幕が上がっていき、アリーナのライトが点灯する。
「むかしむかしあるところにシンデレラという少女がいました」
「はじまったそうだね」
刀奈さんのナレーションを聞きながらシンデレラの映像が流れていく。
「そしてシンデレラは魔女の魔法により、とても綺麗なドレスを身に纏い、カボチャの馬車でお城へと向かうのでした」
ここまでは順調だね。
そろそろ僕達の出番だから舞踏会エリアに行こう。
「お城では貴族達が談笑したり、ダンスパーティーをしたりして楽しんでいました。シンデレラもパーティーを楽しもうとしていたら一人の男性が近付いて来たのです」
これは僕の役だったね。相手は……鈴?
「えっ、あ……悠人」
白地のシンデレラ・ドレスを着てティアラをつけた鈴がいた。
台詞は確か──
「一曲、踊ってくれませんか?」
「そう……それが合図でした」
「……えっ?」
合図ってなに?
手を伸ばそうとした鈴に僕は無意識に後ろさがっていた。
「ねぇ、鈴。なんで王冠に触ろうと」
「アタシにそれ渡して」
「渡して?」
なんで王冠を渡す必要があるんだ?まあ、欲しいなら──
「シンデレラは一人ではありません。それはあくまでコードネーム。シンデレラと呼ばれる者は皆、王冠に隠された財宝の地図を取るべくお城に潜入した各国の工作員」
コードネーム?財宝?工作員?一体、なにを言って……。
「幾多の戦場をくぐり抜け群がる敵兵をなぎ倒し、灰塵をまとうことさえいとわぬ地上最強の兵士達。そう、人は彼女達のことを『
「覚悟ぉ!」
「嫁の王冠は私のものだ!」
「箒!?」
「ラウラ!?」
舞台道具の裏から隠れていてドレスを着た箒とラウラが飛び出して箒は一夏、ラウラは僕の王冠を狙って近付いてきた。
「アタシから離れるんじゃないわよ」
スカートを太ももに装着された飛刀と呼ばれる手裏剣を投げるとラウラも同じように太ももからコンバットナイフを取り出して投擲した飛刀を弾き、箒は日本刀を抜いた。
「王冠をわたせぇ!」
「そんな危なっかしい物を振るな!」
日本刀をブンブン振り回している箒に一夏は蝋燭立てで応戦していて、何処から持ってきたのか鈴は青竜刀を構えてラウラと刃物による格闘術をしている。
みんな、刃物を使っているけど刃の部分を切れなくした刃引き刀を使っているよね?まさかだけど真剣を振り回していないよね?
「んんっ?」
一夏と箒のほうに赤い点がゆらゆらと動いて……あれってレーザーサイトだよね!?
「一夏、物陰に隠れて!スナイパーがいる!」
次の瞬間、一夏と箒の間から弾丸が通り過ぎて、次から次へと撃ち込まれていく。
「銃跡とレーザーサイトの位置からして……あそこか」
スナイパーは全体を見渡せて見つかりにくい場所で狙撃するのでこのエリアなら城壁塔が妥当だろう。
連射力からしてオートマチック式ライフル……というかレーザーサイトは光線を使って直接標的に当て狙う、近距離用の装備なので狙撃には必要ないでしょう。
「同じ場所にいると危険だから一度、別れよう」
「えっ、ちょっと待てよ!」
狙撃されているなら僕も対象だろうし、一夏を置いていくことにした。
◇
「ここはもう使えないようですわね」
スコープ越しからですが悠人さんがわたくしを見ていたので別のポイントに移動する必要がありますわね。
「負けられませんわ」
この戦いは箒さんよりも先に王冠を手にいれなければなりません。
『どちらかの王冠を奪った人には同室同居の権利を与えるわ』
演劇をやると聞かされた、わたくし達は更衣室に集められました。
最初に聞いたときは言っている意味がわかりませんでしたが……。
『生徒会長として権限として、王冠を手に入れた人は好きな人……つまり箒ちゃんとセシリアちゃんは一夏君。私達は悠人君と同じ部屋にするって言えばわかる?』
楯無さんの権限で……つまり一夏さんの王冠を手にいれれば、おはようからおやすみまで二人っきり。
「妄想に浸っている場合ではありませんわ。はやく移動しませんと」
一夏さんの予想移動ポイントに先回りするため移動を開始する。
◇
「大丈夫なのかな一夏」
テラスエリアに移動して壁越しに隠れている。
置いてきぼりにした僕が言うのもおかしいがセシリアさんが狙撃してるし、こっちも狙われている。
「良かった、無事だったんだ」
「シャルロット?」
テラスのしたにシャルロットがいて、防弾シールドを両手で持ちながら近付いて来た。
彼女も鈴達と同じシンデレラ・ドレスの格好を着ている。
「みんなはどこにいるの?」
「一夏は箒とセシリアさんに狙われて鈴とラウラは戦っている」
「多分、二人は悠人がいないのに気付いてると思うからこっちに来て」
「そうだね、シャルロットがいると心強いよ」
テラスから飛び降りて地面に足をつけた。
「みんな、剣とか銃とか持ってるけどシャルロットもあるの?」
「護身用にいくつか持ってるよ。使っている刃は切れないように潰していて弾もゴムだから大丈夫だよ」
良かった、真剣とか実弾だったら冗談抜きで命懸けの劇になるよ。
でも、ゴム弾って当たり所悪いと死ぬんじゃないの?
「そうだ、銃があるなら貸してくれる? あとホルスターと予備マガジンも」
「いいけど、撃ったことあるの?」
「夏休みにドイツで射撃訓練したから大丈夫」
シャルロットの専用機の拡張領域から拳銃とマグポーチ付きホルスター、予備マガジンを貰って拳銃にマガジンを押し込みスライドして初弾装填した。
ホルスターを付けて、予備のマガジンもマグポーチに入れる。
「見つけた!」
「くっ、よりによってシャルロットといたか」
僕を見つけた二人はテラスから降りてきた。
「ここは私が食い止めるから先に行ってて」
「シャルロットを置いていくのは」
「私は大丈夫。すぐ追いかけるから」
「わかった。じゃあ先に」
「ちょっと待って。行く前に王冠は置いてくれると嬉しいかな」
シャルロットも王冠が欲しいらしい。理由はわからないけど置いておこう。
そう考えて王冠に触れたら刀奈さんのアナウンスが遮った。
「王子様にとって国は全て。つまり財宝のありかを示す王冠を失うと自責の念によって電流が流れてます」
「はっ?」
自責の念で電流って一体……聞き流しながら王冠を取った瞬間──
「ぎにゃぁぁぁぁ!」
文字通り電気風呂とは比較にならない電流が全身に流れてきた。
「な、な、なんじゃこりゃあぁぁぁぁ!?」
「なんということでしょう。王子様の国の思う心はそうまでして重いのか。しかし私達には見守ることしかできません」
王冠が離れたら電流がくるって冗談じゃない。 それじゃあ、誰も頼ることが出来ないじゃないか。
「ごめんシャルロット、王冠を外すと電流がくるからあげることは出来そうにない。それじゃあ」
「えぇ! そんなの困るよ」
命が大事だから諦めてくれ。シャルロットも狙っているようなので離れることにした。
「はぁ、はぁ……ここまで来れば」
テラスから外に出たので扉を開けてまたお城の室内に入って行く。
「ここで待ってて正解だった」
玄関ホールを開けると簪もシンデレラ・ドレスを着ていて王冠を狙っているのか、手には薙刀を持っている。
「悠人君、王冠を渡して」
「それは無理。これを盗られたら僕が死んでしまう」
電流を流されて感電死してね。
「私にはそれが必要なの。王冠さえ手にいれれば私のことを好きにしていいから」
「それでも渡すことは出来ない」
「王冠なんて所詮、二の次。私は悠人君さえいれば他なんてどうでも良い。私を認めてくれた悠人君だから私はあなたの物になりたいって思ったの」
「簪……」
「あなたが求める理想の女性になりたい。あなたが求めることをしたい。痛いことや苦しいことを見るのが好きなら怖いけど……悠人君がそうしたいなら耐えてみせる。だから……」
「簪ちゃんに酷いことをするのはお姉ちゃんが許しません!」
バンッ!とダンスホールに続く扉が開かれて刀奈さんが登場した。
言うまでもないがシンデレラ・ドレスの格好でランスを持っている。
「悠人君、お姉さんに王冠渡して?」
「王冠を外したら感電するんですけど」
「大丈夫よ、今は電流が流れないから安心して」
あ、ホントだ。王冠を外しても電流が出ない。
「負けない……たとえお姉ちゃんでも悠人君と一緒になるためなら私は貴女を!」
「妹と争うことは好きじゃないけど。やるからには徹底的にやるわ!」
僕を無視して姉妹同士の戦いになってしまった。
これ、あれか?『みんな、僕のために争わないで!』って言ったほうがいいのか?
言ったら言ったで負けたような気がするけど。
「おっとと……」
ステージ全体に大きな揺れが出て、足がふらついた。
地響き?
「観客側の参加が来たようね」
「か、観客?」
「これよりフリーエントリー側の入場です! さあ、みんな! 幸せになりたいなら王子様の王冠を掴み取りなさい!」
「観念しなさい山田君!」
「王子様、私をお姫様にしてください」
閉じられた跳ね橋が降りてくると観客側の生徒達が押し寄せてきた。
なんだよ、この劇……むちゃくちゃ過ぎるだろ。
剣を振り回して、銃をぶっぱなして、電流を流されて。あげくには外部から追い回される。
「ははっ、はははははは……」
──プツン。
「刀奈」
「は、はい」
「あとで覚えとけ」
今は逃げないといけないので一言だけ言って逃走する。
◇
「お姉ちゃん、今の悠人君は本気でキレてる」
「お、怒ってるの?」
「今回ばかりは流石に良くないよ」
生徒会室でお姉ちゃんが脱がされたことを聞いた悠人君の声は今までにないほど怖い声をしていた。
お姉ちゃんに聞いたら生徒会室のとき以上に怖い雰囲気を出して一夏に回し蹴りをして粛清したそうだ。
「ど、どうしよう……」
「私も一緒にやるからあとで謝ろう」
「う、うん。ごめんね簪ちゃん」
やり過ぎなときもあったが悠人君だって人間だから怒りたいこともある。
ISが使える男性操縦者とはいえ、それを除けば普通の学生で支離滅裂な演劇をやらされたら文句ひとつは言いたい。
お姉ちゃんの妹として迷惑をかけた悠人君に謝る義務がある。
「楯無さん! 一夏を見ませんでしたか!」
「こっちには来てないけど」
「逃げるのだけは得意なようですわね」
そうだ、お姉ちゃんはさっき悠人君の王冠に電流が流れないって言ってた。
つまり悠人君が傷付かないで王冠を取れる。
誰よりも……お姉ちゃんよりもはやく取らないと。
◇
「山田君、見つけた!」
ヤバいヤバいヤバい、なんなんだよこのリアル鬼ごっこみたいな逃走劇。
「一夏、一夏!」
逃げながら一夏を呼ぶが反応がなく、僕を囮に隠れているか。
まあ、僕も逆の立場なら一夏に呼ばれても無視してるか。
「見つけたぞ悠人!」
「ほ、箒!?」
一夏を追いかけていたんじゃないの?
なんで僕に変更したんだ?
「一夏が見つからないのは仕方ない。こうなれば悠人の王冠を!」
「一夏さんとの同室のためです!お覚悟を!」
「あんた達は一夏が好きなんでしょ! アタシ達の彼氏なんだから引っ込んで!」
「悠人と一緒の部屋は私となんだから!」
「本当なら同じクラス以外に同室も進言したがIS学園からは拒否された。しかし、楯無さんの権限ならば!」
「悠人君との同室……アニメ、ゲームを毎日……」
「お姉さんからは逃げられないわよ~?」
一年専用機メンバーと刀奈さんにも追いかけられる始末。
勘弁してくれよ全く……。
「捕まえたっと」
曲がり角を走っていたら腕を捕まれてセットの下に引きずり込まれ、口を手で押さえられる。
「むがっ……」
「はい、静かに。ここで騒ぐとバレるッスよ?」
もし、見つかったらまた鬼ごっこをしないといけないので僕を捕まえた人の言うことに頷いて拘束されたまま黙っている。
「こっちに来るッスよ」
「あの、あなたは」
「まあまあ、私は先輩に言われて君を捕まえるよう言われたから。王冠には興味ないから安心するッスよ」
良かった。王冠を目的に捕まえたのかと思って警戒していたがこの人は信用出来そうだ。
女生徒の指示に従ってセットの下から移動する。
◇
「ここならもう大丈夫ッス」
女生徒の後ろをついて行き、着いた場所はアリーナの出入口でどうやらフィールドから離れていたようだ。
「フォルテ、捕まえたか?」
「ちゃんといますよ」
僕を捕まえるよう命令した生徒は拘束した生徒の頭一個分、大きく高身長で長い金髪をうなじで束ねている。
赤のリボンを付けてるから三年の先輩のようだ。
拘束した生徒は簪ほどの身長で長い黒髪を三つ編みにしていて、黄色のリボンを付けている。
「助けてくれてありがとうございます。えっと」
「オレは三年のダリル・ケイシー。アメリカの代表候補生でヘル・ハウンドの操縦者だ」
「私はフォルテ・サファイア。楯無と同じ二年生でギリシャの代表候補生。先輩と同じように専用機持ちッスよ」
「山田悠人と言います。一年一組の副担任の山田真耶先生の弟で」
頭をさげてお礼を言おうとしたが……。
「ケイシー先輩、その……制服のボタンはちゃんと着けないと胸が……見えて」
ふと、ケイシー先輩の格好を見て視線を反らしてしまう。
ケイシー先輩の制服はボタンを外して大胆に胸元を見せつけている。
刀奈さんと同じ大きさほどの巨乳か?
スカートも太ももがばっちり見えるほど短く、ハイソックスでガーターベルトも付けて挑発的な色気を出している。
「先輩、山田君は男の子だからその格好は目に毒ッスよ」
「悪い悪い、三年は女子しかいないクラスで誰も言わないからいつもの格好にしてた」
サファイア先輩に指摘され、ボタンを付け直すがボタンがギチギチと悲鳴を上げている。
「後輩坊主。オレの胸はしっかり見たか?」
「えっ?その……バッチリと」
「エロガキが。そんなのだとぐいぐい押してくる女に食われるぞ?」
わざと腕を組んで大きく膨らんだ胸を見せつけるが夏休み前にとっくに食べられましたよ。
「お前を呼んだのはちょっとした世間話だ。前にお前と織斑先生の弟、楯無とその妹の試合を見に行ったがトリッキーな戦い方をしてたな」
「正攻法で勝てる確率がゼロに等しかったので。先輩からして意見はあります?」
「発想は悪くない。パートナーが撃ったミサイルをわざと撃つのは普通ならおかしい奴だと思われるが誘爆を巻き込ませてダメージを与える。これは私も考えなかった」
「元ネタは敵がミサイルを撃ってきて、当たる前に銃やビームを撃って迎撃するシーンですよ。ロボット系のアニメではよくある展開です」
「そのことで聞きたいことがある」
「聞きたいとは?」
もしかしてケイシー先輩もロボット系のアニメとかを見ているのかな?
IS学園は全生徒、寮生活だから外泊するにも書類を提出しないといけないので自然とアニメやゲームに熱中してしまうのもおかしくない。
「あの後、襲撃したISはお前が一人で倒したのか?」
「先輩、まだ気にしての? 学園最強の楯無がいたからあの人がやったに決まってるでしょう」
「まあ、ちらっと見た程度だがお前が襲撃したISに向かって飛んだのを見た」
「な、なんで……」
待て待て、これは誘導尋問だ。
誘導尋問とは曖昧なことを言って相手が自爆して情報を聞き出す方法だとラウラから教わった。
「どうした?」
「いえ、なんでそれだけで僕が倒したと思ったのですか?たしか教員以外は避難しているはずです」
「避難したふりをしてこっそり忍び込んでアリーナの様子をみたのさ」
「ダウト、それも嘘です。あのときはアリーナに続く道のりと遮断シールドは閉ざされています。解除されたのと同時に教員が来まして、襲撃したISは無力化されました」
僕と簪対一夏と刀奈さんのタッグマッチについて聞いたと思えば襲撃したガンダムについて聞いてきた。
何が目的なんだ?
『第4アリーナのロッカールームにて未確認ISが出現!白式が交戦中!』
「姉ちゃん、未確認ISって」
『専用機持ちは直ちにISを展開!ボーデヴィッヒと更識姉は織斑の救援。篠ノ之とデュノアはナタル。凰とオルコットはイーリ。山田と更識妹はクラリッサをリーダーに各代表の指示に従って哨戒につけ。ケイシーとサファイアはツーマンセルで行動しろ』
専用機持ち用のプライベートチャンネルから襲撃があることを通達され、僕やケイシー先輩とサファイア先輩はそれぞれの専用機を展開した。
「襲撃があるらしいから、またあとで聞くぜ」
「たまにでいいから会いにきてくれると嬉しいッスよ。じゃあね」
二人はそのまま空へと飛翔して僕から離れていく。
今回の襲撃もガンダムなのか?
理由はわからないが僕を共犯者だと思わせるために企てているかもしれない。
「一夏はロッカールームで戦っているんだよね」
白式にはビーム兵器があるから仮に襲撃した相手がPS装甲持ちの機体でも対抗は出来るが一人で倒せるか分からない。
「刀奈さんとラウラが一夏を助けに行ってるから大丈夫なはず」
はやく簪とクラリッサさんに合流しよう。
フリーダムのスラスターを吹かして空へと飛び、合流ポイントへと向かった。
今回の学園祭はクラリッサ、ナタル、イーリがいますので代表をリーダーに三人一組で行動します
ダリルとフォルテもいますからIS学園側は一国家を壊滅出来る戦力を有してます
ただし敵側も戦力が増加している事をお忘れなく