魔法少女&仮面ライダー育成計画 〜Episode of Mirror Rider〜 作:スターダストライダー
今作では仮面ライダーと合わせて、魔法少女も「変身」と叫びます。その方がカッコいいと思ったからです。
後、オリキャラの変身ポーズを考えるのはとても難しい。
「ねぇねぇ。どっか食べに行かない?」
「良いね。バーガーにしよっか。行きつけの店知ってるし」
翌日の夕方。バスを降りた小雪とその友人はこの後の予定を立てていた。
「小雪はどうする?」
「あ、ごめん。ちょっと用事があるから、先に帰るね」
「う、うん。じゃあまた」
「またね〜」
唯一、小雪だけは誘いを断り、早々とその場を去った。その足の速さに、2人は目を丸くしていた。
時折周りに誰もいない事を確認しながら、小雪は路地裏に入り込んだ後、再度周りを確認してからマジカルフォンを取り出し、タップした。
「変身!」
気合いを入れてそう叫ぶと、小雪の全身は光に包まれ、スノーホワイトとなった。そして高く跳躍して、ビルの屋上を転々と渡りながら、人助けの為に辺りを見渡した。
後で分かった事だが、魔法少女には1人1つずつ魔法が授けられるらしく、スノーホワイトの場合は『困っている人の心の声が聞こえる』と言う魔法だった。世のため人のために魔法を使う魔法少女を目指していた小雪にとって、正にうってつけの能力だった。
唯一の難点は、浮気がバレないか心配だ、片想いの子にどうやって告白しようか迷っている、など、スノーホワイトではどうしようもない悩みも大体の範囲ではあるが、漏らさず聴いてしまう事だった。流石にそういった事に手助けする事は出来ず、強化された身体で地道にコツコツと小さな事から解決する事にした。そういった方面の仕事は尽きる事が無かった為か、多忙を極める事になったが、元々人助けは可能な範囲でやって来た小雪にとって、多少バリエーションや活動範囲が増えただけで、さほど苦にはなっていなかった。
「♪〜」
この日も魔法によって困っている人の声を聞き、既に2件も解決したスノーホワイトは、鼻歌まじりにとあるビルの屋上で足を止め、次なる仕事を探していた。
「どこかにいないかな〜。困ってる人」
スノーホワイトは夕日に照らされながら、下界を覗き込んでいたその時だった。
『助けてぇ!』
スノーホワイトの耳に、女性の叫び声が聞こえてきた。と同時に、手に持っていたマジカルフォンから耳鳴りのような音が響いてきた。
「えっ⁉︎ これってもしかして……!」
スノーホワイトは不意に、チュートリアルで確認した事を思い返した。
「(確か、鏡の中にいるモンスターが現れるとマジカルフォンが知らせてくるって聞いてたけど、本当だったんだ……!)」
魔法少女になって初めての仕事であるモンスター退治。不安はあるが、困っている人を見捨てるわけにはいかない。スノーホワイトは迷う事なく声の聞こえた場所に飛んでいった。
その頃、帰宅途中だった大地も、マジカルフォンを通じてモンスターが近場に現れた事を知った。
「早速お出ましか……」
大地は周りに人がいない事を確認すると、近くに停められていた無人の車の前に立ち、フロントガラスに向かって左手に持ったカードデッキをかざした。すると、鏡に映る大地の腰にVバックルが装着され、現実世界の大地にも同じようにVバックルがつけられた。大地は空いた右腕を後ろに曲げて引き、握り拳を作ると、気合いを入れて叫んだ。
「変身!」
大地がカードデッキをVバックルに差し込むと、いくつもの九尾のシルエットが重なり、大地の姿は完全に九尾となった。
元々変身ポーズまでは考えて無かったが、折角ならと言うシローの助言もあって、一晩中考えた結果が先ほどの変身方法である。
変身し終えたのを確認した九尾は学生カバンを持って跳躍し、反応を辿った。
「た、助けて……!」
一方、住宅街の一角では犬の散歩途中でモンスターに襲われている主婦が腰を抜かして後ずさっていた。
主婦の首には蜘蛛の糸が巻きついており、それを辿った先には、顔面の中心にドーム状の器官がついた、ジョロウグモ型のモンスター……レスパイダーが迫ってきていた。
口からは糸が伸びており、そばにいた犬も吠え立てて主人を守る為にモンスターを追い払おうとしていたが、レスパイダーは全く物怖じする事なく主婦に手を伸ばした。
「やぁっ!」
だが、それを遮るように横手から現れたのは、スノーホワイトだった。体当たりしてレスパイダーを転ばせた後、主婦に駆け寄って蜘蛛の糸を引きちぎった。心の声が聞こえる魔法しか使えないスノーホワイトでも、蜘蛛の糸を千切るなど造作もなかった。
「早く逃げてください!」
「あ、ありがとう……!」
スノーホワイトにそう言われて、主婦は犬を抱いて遠くに逃げていった。
スノーホワイトはそれを確認した後、起き上がるレスパイダーを見据えて、先制攻撃を仕掛けた。
ゲーム内では何度か戦った事のあるモンスターではあったが、スノーホワイトは不安に駆られていた。何せゲーム内でモンスターと戦う時は、遠距離系の魔法を使って戦っており、今現在1つしか魔法が使えないスノーホワイトにとって、不利な仕事ではあった。
それでも戦うしかない。スノーホワイトは肉弾戦に持ち込む為に、接近してパンチやキックをかました。ところが、レスパイダーには全然効いていないのか、ビクともしなかった。
「このぉ……!」
試しにもう一度飛び上がって蹴りを入れるも、結果は同じ。荒事に不向きな今のスノーホワイトにとって、モンスターは天敵だった。
「そ、そんな……!」
動揺を隠せないスノーホワイトに対し、レスパイダーは反撃とばかりに蜘蛛の糸を吐いて、スノーホワイトの体を拘束した。
「……ゃあ!」
スノーホワイトは短く悲鳴をあげ、振り解こうとしたが、手足の自由がきかない上に、粘り気の強い蜘蛛の糸は、その程度ではどうにもならない。レスパイダーは蜘蛛の糸を掴み、スノーホワイトを引きずりながらカーブミラーの鏡の中に入り、スノーホワイトも引っ張られてそのまま鏡の中に入ってしまった。
「わっ⁉︎」
鏡を抜けたその先は、先ほどの住宅街と全く同じ風景……のように見えたが、実際には人の気配が無く、標識の文字や形は反転していた。
「ここって……」
周りの風景に戸惑うスノーホワイトだが、レスパイダーはそんな彼女を叩き倒した。
「きゃあ!」
スノーホワイトは頬に痛みを感じながら地面を転がり、起き上がろうとするが、芋虫のように這いずり回る事しか叶わない。レスパイダーは尚も追撃とばかりに蹴りを入れて、スノーホワイトをいたぶっていた。
「うっ……。痛い、よぉ……」
甘かった。人の心の声を聞いて、何かしらの手助けが出来るだけで、魔法少女としては十分だと思っていたが、よもやこんな形で大ピンチに陥るとは。戦闘に特化していないスノーホワイトは、惨めな気持ちになって、涙が頬を伝っているのを感じた。このままでは、なぶり殺しにされる。
「助、けて……!」
スノーホワイトが誰に呼びかけた訳でもなくそう叫ぶと、それに応える者が現れた。
「はぁっ!」
「グギャアッ⁉︎」
すぐ側にある家の屋根の上から何者かが飛び降りて、後方からレスパイダーを斬り裂いたのだ。レスパイダーが前のめりに倒れた事に困惑していると、スノーホワイトもようやくその全体像を確認できた。
それはフォクセイバーを両手に持った九尾だった。彼がここにやってこれた理由は簡単だった。モンスターの反応を辿って探していると、カーブミラーの鏡の中でスノーホワイトがレスパイダーに攻撃されているのを目撃し、助太刀に入ったのである。
「……おい、生きてるか?」
「は、はい……」
九尾はスノーホワイトに近寄って、巻きついている糸を解いた。そこで初めて互いに顔を確認した。
「(この人。昨日からまとめサイトに載ってた人だ……。ひょっとしてこの人が……!)」
「(白い魔法少女……。なるほど、こいつが俺と同じ日に誕生した奴か)」
糸を引きちぎり、自由の身となったスノーホワイトは服にこびりついた蜘蛛の糸を払いながら、九尾にお礼を言った。
「あ、ありがとうございます! 確か、九尾……ですよね」
「あぁ。お前はスノーホワイトだったな。んでよ。お前、まだ戦えるか?」
「あ、いやその……。実は私、モンスターと戦うの、これが初めてで、まだ慣れてないと言うか……」
「そっか……」
そこで九尾はスノーホワイトの顔を見て、頬から血が一筋垂れているのに気づいた。先ほどまでの攻撃で引っかかれた際に出来た傷らしい。本人はそれに気づいていないらしく、それを見た九尾は背を向けて静かに言った。
「とりあえず、お前そこにいとけよ。後は俺がやる」
「え、でも……」
「俺はお前と違って、こういうのは3日連続だからな」
[挿入歌:果てなき希望]
そう呟くと、九尾は手に持っていたフォクセイバーを地面に突き刺し、直接レスパイダーと接近戦を始めた。
「ふっ! はぁっ!」
軽い身のこなしでレスパイダーにパンチやキックを入れて、レスパイダーを翻弄させるその姿を、スノーホワイトは呆然と魅入っていた。
「(あの人……。とっても強くて、カッコいい……!)」
『ったくよぉ』
「(!)」
『女を泣かせる奴には容赦するなって言われてるし、タダで済むと思うなよ!』
それはスノーホワイトにだけ聞こえる、九尾の心の声だった。彼はスノーホワイトの顔に傷がついた事に、少しばかり腹を立てているのだ。スノーホワイトは自然と祈るように手を合わせていた。
「はぁっ!」
「グゥゥゥゥッ!」
レスパイダーは雄叫びとともに両手の鋭い鉤爪を振り回して、九尾を寄せ付けないようにした。
「そっちがそうくるなら」
九尾はカードデッキから1枚のカードを取り出し、ベントインした。
『ACCEL VENT』
カードが読み込まれると同時に、九尾は前に駆け出した。すると、一気に加速してレスパイダーに直接拳を叩き込んだ。レスパイダーがよろけていると、別方向から追撃が。あまりの速さに、レスパイダーだけでなくスノーホワイトも驚きを隠せない。レスパイダーは反撃する間もなく、ひたすらに九尾の高速打撃を受け続けるしかなかった。
ようやく九尾が停止した時には、レスパイダーは虫の息だった。
「そろそろ終わらせるか」
『FINAL VENT』
九尾が新たにカードをベントインすると、九尾は腕をクロスして気合いを入れ、隣には契約モンスターのフォクスロードが降り立った。
スノーホワイトがその後ろ姿に見惚れていると、九尾とフォクスロードは飛び上がり、一回転した九尾の突き出した右足にフォクスロードが絡みつき、先端の尖った状態になり、そのままレスパイダーに向かって『ブレイズキック』を放った。
「うぉぉぉぉぉぉっ!」
「ギェアァァァァァ⁉︎」
逃げようとするレスパイダーだが、ブレイズキックに貫かれて爆散。フォクスロードか消えると、九尾は何事もなかったかのようにスノーホワイトに近寄った。
「か、勝ったの……?」
「おうよ」
マジカルフォンが鳴り、2人がチェックすると、マジカルキャンディーをゲットしたという情報が入った。ただし、獲得した量は九尾の方が少し多かった。
「……あれ? 私も?」
「どうやら関わった度合いに応じて貰える数も変わるって事だな」
九尾がそう納得すると、スノーホワイトに声をかけた。
「さぁ、戻るぞ。ミラーワールドに入られる時間も限られてるからな」
「は、はい」
スノーホワイトは未だに興奮冷め止まぬまま、九尾と共に、カーブミラーから現実世界に戻っていった。
現実世界に戻ると、辺りは夕日が沈みかけて、真っ暗な夜が間もなく訪れようとしていた。
スノーホワイトは真っ先にお礼を言った。
「あ、改めて、ありがとうございました! あなたが助けに来てくれなかったら、私、多分ダメだったかも……」
「ま、初めてじゃ仕方ないし、見た感じこういうのは苦手っぽいよな?」
「ううん……。苦手って程では……。子供の頃からそういうのに憧れてたから……」
「? 憧れてた……?」
「い、いいえ! 何でも……!」
スノーホワイトは慌てて首を横に振ると、先ほど自分達が出てきたカーブミラーに目をやった。
「チュートリアルで名前だけなら聞いてたんですけど、あの鏡の中に広がるもう1つの世界が、ミラーワールドだったんですね……」
「あぁ。信じがたいけど、こうして間近で体験してるからな」
九尾がそう呟くと、不意に思い出したように、スノーホワイトに言った。
「そういやお前、大丈夫なのか?」
「え、何が……」
「その傷」
「えっ? あ、ホントだ。いつの間に……」
九尾に指摘されて、スノーホワイトも手で触れる事で、ようやく頬についた傷に気づき、ビックリした。
頬の傷をどうしようか悩んでいるスノーホワイトを見て、九尾は周りに人がいない事を確認してから、こう告げた。
「一応元の姿に戻ってみろよ。それでも傷が残ってたら、親とか心配するだろ」
「えっ? でも……」
「同じ力を持った同士なら問題ないって話だろ? 俺も解くからさ。ちょっと見せてみろよ」
九尾の言うように、ファヴやシローによると、魔法少女や仮面ライダーには守らなくてはならないルールがあり、『一般人には正体を明かしたり、知られてはいけない』という、バトル系アニメによくある、お約束に近いものだった。これを犯せば魔法少女や仮面ライダーとしての資格を剥奪されるそうだが、逆に言えば、魔法少女や仮面ライダーの間でなら、任意で互いの承諾を得て正体を明かしても良いらしい。
その事を思い出したスノーホワイトは早速変身を解除し、小雪の姿に戻る。対する九尾もカードデッキをVバックルから外して、大地の姿に戻った。
「「……あ」」
そこで2人は初めて互いの素顔を確認する訳だが、それは決して知らない顔ではなかった。何を隠そう、2人はつい先日、バスの中で偶然出くわした関係なのだから。
「お前、あの時の……。小雪……だったか?」
「あ、はい! 姫河 小雪です……! えぇっと、あなたは……」
「榊原 大地」
「榊原君……だね。まさかあなたが仮面ライダーだったなんて……」
「お前も……。いや、お前の場合は魔法少女に憧れてたんだけっか」
「そ、それは恥ずかしいから言わないでください……!」
小雪はバスの中でのやり取りを大地に聞かれていた事を思い出して顔を赤くした。多少脱線したものの、大地は改めて小雪の顔を確認した。その頬には、変身してた時よりかは浅いが、流石に目立つほどには切れている傷があった。
「あ、やっぱり切れてる……。でもこれ位なら」
小雪が鏡を見ながらそう呟いていると、大地は胸ポケットから箱を取り出し、絆創膏を手に持つと、小雪の頬に貼ろうとした。
「わっ⁉︎ どうしたんですか⁉︎」
「見りゃわかるだろ。こいつを貼っとけば」
「い、良いですよそこまでしなくても!」
「良いから、ジッとしてろ」
大地にそう言われて、小雪は何も言い返せぬまま、傷を覆うように絆創膏が貼られた。
「明日までには治るだろうな。魔法少女とか仮面ライダーだったら、怪我の治りも普通の人よりは早いらしいから」
「あ、ありがとう、ございます……」
小雪は再び頬を紅く染めて、お礼を言った。あまり面には出さないようだが、本当に優しい性格の男の子だ。スノーホワイトは直感的にそう思った。
それから大地は側に置いてあった学生カバンを手に取り、その場を立ち去ろうとした。が、その前に小雪が彼を呼び止めた。
「あ、あの……!」
「?」
「こ、こんな事頼み込むのも変だと思うんですが……。もしよろしかったら、これからも私と一緒に活動していきませんか?」
「お前と……?」
小雪からの提案に、大地は彼女の顔を見つめた。自分でも何故こんな提案をしたのか分からない小雪だったが、幼なじみの男子となかなか会えない今、異性の彼ともっと一緒にいれる機会が欲しい。そう思った時には既に口に出していた。
「私、人の心の声が聞こえるっていう魔法しか持ってないから、今日みたいにモンスターと戦うにはまだ1人じゃどうしようもなくて……。だから、もう少しだけでも良いから、戦える仲間がいて欲しいんです。それに、私の魔法があれば、榊原君もマジカルキャンディーをたくさんゲットできるようになるから、どうかなって……」
「ギブ&テイクってやつか……」
大地はしばらく唸りながら考え込んでいた。確かに、彼女には1人でこれからもモンスターと戦えるという保証はない。むしろまた大怪我するかもしれない。反対に小雪の心情としては、きっと断られるだろうなという思いでいっぱいだった。先日出会い、同じ力を持った者同士とはいえ、ほとんど赤の他人である彼が承諾してくれる根拠がない。
……と思っていた矢先、小雪の予想に反して、大地は目を逸らしながら呟いた。
「……まぁ、断る理由も無いし、お前がそうしたいってんなら、別に良いけど……」
「! 本当⁉︎」
小雪は驚きながらも、共闘してくれる事に喜びを隠せなかった。
「じ、じゃあ! また明日この場所に集合するって事でも良いかな⁉︎」
「あぁ。良いよ。この辺なら家も近いし」
「ありがとう、榊原君!」
「大地で良いよ。俺も小雪って呼んでも良いか? どうせならその方が良いし」
「もちろん! これからもよろしくお願いします! 大地君!」
「あぁ。こちらこそ。それじゃまたな、小雪」
「うん! また明日会おうね、大地君!」
互いに手を振ると、2人は背を向けてその場から歩いて離れた。
「(そういえば、大地君の制服って、そうちゃんと同じ学校のものだよね? もしかしたら知ってるかもしれないし、明日聞いてみようかな?)」
小雪はそう思いながら、夕飯を食べる為に一旦活動を中断して家路に着いた。
一方、大地も目の前に見える、N神社の鳥居に目をやりながら、先ほど出会った小雪の事を考えていた。
「(……何でだろうな。これから先、誰かとつるむなんて考えた事なかったのに。何であいつをほっとけなかったんだ……?)」
自分でも解明できない疑問を抱きながらも、彼は石段を登りきり、早速神社の手伝いに励んでいった。
因みに、2人は互いの事を考えながら夕食を食べていた際、いつの間にか顔が赤くなっていたらしく、両親達からその事を指摘されて恥ずかしい想いをしたのだが、それはここだけの話にしておく。
考えたら、無印編ではスノーホワイトやシスターナナみたいに、自力での戦闘に不向きな魔法少女って多いですね。逆に戦闘向きなのはリップルにラ・ピュセル、それからカラミティ・メアリぐらいですよね。
次回は16人目の仮面ライダーが誕生!