魔法少女&仮面ライダー育成計画 〜Episode of Mirror Rider〜   作:スターダストライダー

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後編に入ります。

そして最後の方でいよいよ……。


16.女騎士は悩む(後編)

「ハァ〜……」

 

部活でクタクタになりながら、颯太は自宅までの道のりを歩いていた。颯太は大地と違ってバスで通っているわけではないので、疲労度は半端ではない。

いっそどこかで変身して自宅まで跳躍すれば早いのでは……と思い、ポケットの中のマジカルフォンに手を伸ばそうとする颯太だったが、そこで再び羞恥心がよぎって、颯太は躊躇ってしまう。

すると、彼のもとに歩み寄る人影があった。

 

「やぁ。部活で頑張ってるようだな」

「……あ、手塚さん」

 

それは、カバンを肩からかけている手塚だった。占いの仕事を終えて帰宅する途中だったのだろう。そんな彼は、挨拶をした颯太の顔を見てこんな事を言った。

 

「自分の今のあり方で悩んでるようだな」

「えっ……」

「隠さなくても良い。そういった悩みはその立場になれば誰だって抱えていそうなものだ」

「……⁉︎」

 

手塚の言い方からすると、自分の考えがバレているに違いないと、内心焦りを隠せない。

 

「誰だって疚しい事はよぎるものさ。だからまぁ、自分だけで解決出来ないような悩みは、周りからの言葉に耳を傾けるのもアリだ。俺がそうやって誰かの運命を変えようとしているようにな」

「……」

 

誰かに相談する。確かにそれが一番手っ取り早い方法かもしれないが、まだ心のどこかで躊躇う自分がいる。黙り込んで葛藤している颯太の様子を察した手塚は、ポケットからマッチを取り出し、火をつけると、颯太に向かって照らすようにかざして、その炎をジッと見つめた。颯太が目を丸くしていると、火を消した手塚はこう告げた。

 

「どうやら俺が心配するまでもなかったな」

「?」

「このまま家に真っ直ぐ帰る事をお勧めする。そこでもう一度自分自身と向き合う事になる。でも、気をしっかり持つ事を忘れるな。そうしていれば、お前はこれからも堂々としていられる」

「は、はい……」

 

言われた通りに、颯太は手塚に別れを告げて再び家に向かって歩を進めた。

そんな後ろ姿を微笑ましく見つめていた手塚だったが、不意に表情を険しくしてポケットの中のコインを見つめた。

 

「(それにしても、さっき占いで出た、『もう直ぐ俺達の運命が大きく変わる』という暗示……。颯太の件とは直接関係はなさそうだが、気になるな……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま〜」

 

玄関の扉を開けて靴を脱ごうとした時、颯太の母親が出迎えてくれている事に気付いた。何故か顔がニヤついているので、颯太は不審げに眉をひそめた。

 

「お友達、来てるよ」

「えっ?」

 

ふと足元を見ると、家族が履く靴に加えて、見た事のない靴が4足。つまり家族以外の誰かが2人来ている事になる。こんな時間に誰だろうと思いながら、階段を上がり、自分の部屋の扉を開けた先には、少年少女が座って待っていた。

ベッドの前に客用の座布団を敷いて待機していたのは、幼馴染みと親友だった。親友は2年ぶりに、幼馴染みは実に6年ぶりに迎え入れる事になるが、2人同時というパターンは初めてだ。

 

「よう、お疲れ」

「そうちゃん、お疲れ様」

「あ、あぁ……じゃなくて! 何でお前らがここに⁉︎」

 

労いの言葉をかけた、顔見知りの2人がいる事に驚いている颯太に対し、小雪は間髪入れずに本題に入った。

 

「最近さ、そうちゃんずっと同じ事考えてるでしょ、その事で」

「(ば、バレてる……⁉︎)」

 

いつになく真剣な面持ちで語りかける小雪を見て、颯太は血の気が引くのを感じた。壁にもたれている大地がこの場にいるという事は、当然彼も小雪と同じ考えを抱いているとみて間違いない。

嗚呼、終わった。全てが終わった。扉を閉め、ベッドに荷物を投げると、倒れこむように2人の前に座り込み、軽蔑の眼差しを覚悟して項垂れた。

 

「(少しは効果あったかな……)」

 

大地は黙って颯太の動向をチェックしていた。

そう、これこそが昨晩香川改めオルタナティブから教えられた、颯太を説得する方法だった。変身せずにありのままの姿同士で語り合えば、多少は警戒心が薄れた状態から彼の心情を暴き出せる。ラ・ピュセルとこれからもずっと魔法少女を続けていくために、親友の悩みに少しでも応えられるように、最善を尽くす為に今日、2人は実行に移した。

しばらくの沈黙の後、口を開いたのはまたしても小雪だった。

 

「ねぇそうちゃん。魔法少女を続けたいって思ってる?」

 

その声色には、颯太が覚悟していたほど軽蔑感はなかった。寧ろ労わりがあるように感じられる。無論その程度で警戒を解く颯太ではない。

 

「そうちゃんに何があったのか、何となく私も大地君も分かってる。中学生くらいの男の子なら、そういうのはよくあるんでしょ? トップスピードがそう言ってたよ」

「(ち、ちょっと待って。まさかトップスピードにも知られてるなんて……)」

 

彼女に知られてるという事は、必然的に龍騎やナイト、リップルも颯太の件が行き届いている事になる。特にこの3人は、ラ・ピュセルの正体が以前起きたN神社の祭りの最中現れたモンスター退治の際に知ってしまっているので、内心ガタガタと震え上がった。

こうなるとどこまで知れ渡っているのか、不安に押し潰されそうになった。

 

「ねぇ、そうちゃん。魔法少女、辞めたりしないよね……?」

 

表情だけでなく口調からも必死さがありふれている。この時颯太は自分が今、2人から何を問われているのかを察した。これは二者択一を迫られている。

つまり、疚しい考えを捨てるか、あるいは魔法少女を辞めるか。

もちろん颯太も決して好きで疚しい考えを抱いているわけではないのだ。これは男子中学生の本能でもあり、一種の生理現象だ。そういった意味では、何かを探るようにジッと見てくる親友だって同じ立場にある。ただ、問題はそれを小雪に対し、如何にして理解してもらえるか、だ。そもそも颯太自身も上手く説明できる訳ではない。

なので、颯太がとった行動は、頭を抱え、声を絞り出す事だった。

 

「そ、そりゃあ続けたいよ、魔法少女を。でもどうしようもないんだ」

「龍騎も、いつでも力になってあげるって言ってたし、トップスピードもいざとなったら一肌脱いでくれるって」

 

刹那、颯太の脳裏には服をはだけさせて、大きくてクリクリした目でジッとこちらを見つめてくるトップスピードの姿が投影された。が、すぐに頭の中でそれを掻き消した。

 

「……あ、後ね。揉まれれば柔らかくなるって言ってたよ」

「も、揉まっ⁉︎」

「いや、何か勘違いしてる気がするから言っておくけど、社会に揉まれれば考え方が柔軟になるって言ってたんだぞ」

「あ、あぁ、そういう意味ね……。ありがとう、大地」

 

大地からの補足説明を受けて、颯太はホッと一息ついた。……と思いきや、小雪は更にこんな事を言った。

 

「ウィンタープリズンも言ってたよ。悩み事がある時は、体を動かすと良いって」

「う、ウィンタープリズンにまで……?」

「胸を貸してくれるって」

「(む、胸を……⁉︎)」

 

瞬時に思い浮かべたのは、シスターナナの頭にコートを被せた際に目撃した、ウィンタープリズンの形のとれた胸の膨らみ。セーター越しでもハッキリと存在感を放っていたそれを貸してくれるというのか……。

 

「(い、いやいや! さすがに違うだろそれは!)」

 

颯太は心の中でそうツッコんだ。胸を貸すという言葉は何も直接的に使うだけが全てではない。そう、言い回しとして普通に使われる表現だ。何をどう勘違いする余地があろうか。

心配そうに見ている小雪と、黙って顔色を伺っている大地を見て、ある結論に至った。この2人は、自分を試しているのだ。疚しい考えが頭に浮かばないかを確かめる為の試験。もしそれが当たっていたら、まず間違いなく合格しているとは言い難い。

最早理性だけでは頭の中を抑えきれなくなった颯太は、苦しげにため息をつきながら口を開いた。

 

「……ごめん、大地、小雪。でも、自分ではどうにもならないんだ」

「どうにもならないって、お前一体……」

「諦めちゃダメだよ! シスターナナもね、悪魔にささやかれる事があるんだって」

 

もう頭の中で整理する余裕さえ失った颯太の脳裏には、シスターナナの耳元でいやらしげにささやく悪魔が彼女の服をはだけさせ、遂にはその肢体に手を延ばし……。

 

『もう一度自分自身と向き合う時が来る。でも、気をしっかり持つ事を忘れるな。そうしていれば、お前はこれからも堂々としていられる』

 

「(! そうだ! 僕は何を考えているんだ!)」

 

手塚に占ってもらってアドバイスしてくれた事を思い出した颯太は、激しく首を横に振った。

 

「そうちゃん?」

「おい、大丈夫か?」

「う、うん。大丈夫だ、問題ない」

 

颯太が苦笑いしながらも、必死に自我を保ち続けた。それを見た小雪は大地に目を向け、大地は頷いて上半身を前に突き出した。そろそろ仕上げの時だ。そう確信した大地はシスターナナに教えられた対処法を忠実に伝えた。

 

「シスターナナが教えてくれた。心に悪が芽生えそうになった時にどうしたらいいかをな」

 

そこでわざとらしく咳払いした後、こう言った。

 

「疚しい事が頭に浮かんだ時は、自分の母親の顔を思い浮かべてみろってな」

「(うっ……!)」

 

大地に言われた通りに母親の顔を思い浮かばせると、胸の内側であれだけ荒れ狂っていた嵐が瞬く間に静まっていくのを感じた。荒げていた呼吸も、跳ね返っていた鼓動も、全てが平常の数値を取り戻した。

 

「どう? 効果あった?」

 

小雪が表情を和らげて聞いてきた。

確かに効果はあった。……が。

 

「(こ、これはこれでキツいものも……!)」

 

そう思いながらも2人を少しでも安心させる為に弱々しい笑みを浮かべながら、颯太は2人に向かって頷き、「もう大丈夫だ」と告げた。実に冷めた気持ちで自分自身を客観視しながら。

 

「これからも一緒に魔法少女できるね」

 

小雪は涙を浮かべながら、喜びを露わにした。颯太も作り笑いで喜んでいると、大地が小声で話しかけてきた。

 

「……中々大声では言いにくいけどさ」

「……はい?」

「お前アレだろ。何か絶対ヤラシイ事考えてただろ。自分の姿の事かもしれないけど」

 

何となく見てて分かったよ、と呟く大地の目の前で、颯太は卒倒しかけた。小雪以上に大地は分かっていたのか。颯太は目眩がしそうになったが、すぐさま大地がこう言った。

 

「もし当たってたら謝るけどさ……。っていうか、そんな事でお前を嫌うわけないだろ。俺だって時々目のやり場に困る事はあるけどさ。いちいち気にしてたら気が滅入っちまうぞ。もっと堂々としてろよ。ま、何かあったらフォローぐらいはしてやるよ」

 

小雪は興奮しているため、2人の会話に気付いていない。

そんな中で大地は拳を握って軽く颯太の胸に当てた。それを受けて、颯太は憑き物が消えていくのを感じた。そしてようやく颯太にも笑みを浮かべるだけの余裕が戻ってきた。

 

「(そうだ。スノーホワイトに考えを悟られる前に、堂々としていればよかっただけなのか)」

 

何ともシンプルな解決策を見つけ、安堵の表情を浮かべる颯太。

が、悩みが解消して一件落着となったのもつかの間、マジカルフォンからモンスターの出現を知らせる警報が流れた。

 

「! そうちゃん! 大地君!」

「「!」」

 

3人は表情を引き締めた。

そして部屋を出てすぐ近くに置かれていた鏡に向かって、大地はカードデッキをかざし、小雪と颯太はマジカルフォンを手に持った。

 

「「「変身!」」」

 

[挿入歌:果てなき希望]

 

大地はカードデッキをVバックルにはめ込んで九尾に変身。小雪と颯太はマジカルフォンをタップしてスノーホワイト、ラ・ピュセルに変身した。そして3人は鏡を通じてミラーワールドに突入し、現場へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンスターが出現した現場では、一足先にライアが到着して戦っていた。

 

「ふっ! ハァッ!」

 

ライアが戦っているのは、サル型のモンスター『デッドリマー』だった。デッドリマーは取り外し可能な尻尾を手に持ち、銃としてライアに攻撃した。おまけにデッドリマーは額にある第3の眼からレーザーで照準を合わせて狙い撃っている。さすがのライアも1人では苦戦を強いられていた。

こちらも武器を使用して戦うしかない。そう思ったライアがカードを取り出そうとした時だった。

 

「「ハァッ!」」

 

突然デッドリマーの背後から飛び蹴りが炸裂し、デッドリマーは地面に伸びた。そしてライアの傍らに降り立ったのは九尾とスノーホワイトだった。どうやら2人が同時に飛び蹴りを入れたようだ。

 

「オォッ!」

 

更に上空からラ・ピュセルが降下してきて、デッドリマーに向かって剣が振るわれた。デッドリマーはギリギリのところで回避して起き上がると、銃口を4人に向けた。

 

『SWORD VENT』

 

放たれた弾丸を器用にかわしつつ、九尾はフォクセイバーを出して、デッドリマーに斬りかかった。

その間に、ライアはラ・ピュセルの顔色を伺った。その姿からは、普段通りの凛々しさが感じられた。

 

「悩みは解決したみたいだな。良い顔をしている」

「やっぱり君の占いは本物だね、ライア」

「俺の占いは当たるからな」

 

ラ・ピュセルは笑みを浮かべると、大剣を持って九尾の援護に回った。ライアもそれに続いて駆け出し、スノーホワイトは3人を見守った。

 

「ラ・ピュセル、その武器使わせてもらう」

 

『COPY VENT』

 

ライアがカードをベントインすると、ラ・ピュセルの持つ大剣からシルエットが飛び出て、ライアの手に全く同じ大きさの大剣が握られた。どうやら対象の武器をコピーする能力のカードらしい。

 

「ハッ!」

「ふんっ!」

 

ラ・ピュセルとライアが息のあったコンビネーションでデッドリマーを斬りつけ、翻弄させた。いかに射撃が得意なデッドリマーでもここまで動き回られると、どうしようもない。一旦この場を退こうとして、素早く飛び上がった。

 

「逃がすか!」

 

『ADVENT』

 

だがそれを許すはずもなく、九尾はフォクスロードを召喚し、デッドリマーを羽交い締めにさせた。デッドリマーはなす術もなく落下し、地面を転げ回った。

それを見たラ・ピュセルはチャンスと捉え、ライアに頼んだ。

 

「ライア! エビルダイバーを!」

「分かった」

 

『ADVENT』

 

ライアは言われた通りにエビルダイバーを召喚。トドメをラ・ピュセルに任せる事にした。ラ・ピュセルはエビルダイバーの上に乗っかり、指示を出した。

 

「エビルダイバー! そのまま一気に進んで!」

 

エビルダイバーもそれに応えるかのように一旦上昇してから一気に急降下してデッドリマーに突進した。

ラ・ピュセルは向かい風に耐えながら、両手で大剣を力強く握った。

 

「ウォォォォォォォ!」

 

ラ・ピュセルは吠えながら大剣を横に構えて、エビルダイバーと共にすれ違いざまにデッドリマーを横一直線に斬り裂いた。その姿はまるでライアの必殺技『ハイドベノン』を彷彿とさせるものだった。

デッドリマーは奇声をあげながら爆散。ラ・ピュセルがエビルダイバーから降りたと同時にマジカルフォンが鳴り響き、マジカルキャンディーを獲得した事を告げた。

 

「やったぁ!」

「やっと、らしくなったな」

「ありがとう、エビルダイバー!」

 

ラ・ピュセルがエビルダイバーにお礼を言うと、フォクスロードと共にそのままどこかに飛び去っていった。

その後、一同はハイタッチしてから、3人は颯太の家に戻る事にした。靴も置きっぱなしでいきなり帰ってしまったら颯太の家族をビックリさせてしまう。

 

「それじゃあ、また今夜!」

「……あ、そうだ」

「? どうかしたんですか?」

「……いや、何でもない。また会おう」

 

ライアは何かを言いかけたが、途中でやめてしまったので、3人はそのままその場を後にした。その後ろ姿をライアはジッと見つめていた。

 

「(まぁ、今はラ・ピュセルの件も解決できたんだ。気にする必要もないか)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから3日後の夕方。

いつものように自宅に戻った大地は、神社の仕事を手伝う為に、仕事着に着替えようとした。

 

「(……そういや、今度新しい魔法少女が入るってシローが言ってたな。っつーか増えすぎじゃないか? そんなに魔法少女とか仮面ライダーとか量産できるもんなのか、あのゲーム)」

 

ぼんやりとそう考えていたその時、ベッドに置かれていたマジカルフォンからシローの立体映像が現れた。

 

「シロー……?」

『諸連絡だ。今夜開催されるチャット会に、魔法少女や仮面ライダーは全員参加してもらいたい』

「何でだ?」

 

大地が思わずそう聞き返すと、シローはいつになく真剣な雰囲気を醸し出すように告げた。

 

『重大発表があるからだ。それも、今後の君達の活動に関わる、とても重要な内容だ』

「……重大、発表?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法の国の使いであるシローから告げられた、重大発表をするという知らせ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれは、N市で活動する全仮面ライダー及び魔法少女の運命を大きく動かす事になろうとは、この時、一部を除いて誰しもが知る由も無かった……。

 

 

 




さすがに連日投稿は疲れますなぁ……。

さて、お膳立てとなる話はここまで。もうお分かりになったかと思いますが、次回から本当の戦いが始まります。

お楽しみに。

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