魔法少女&仮面ライダー育成計画 〜Episode of Mirror Rider〜 作:スターダストライダー
あとがきで、ちょっとしたお知らせがありますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
ミラーワールド。
鏡の奥に広がる、この世の理を覆す世界。常識など一切通用しない世界には、常人を越える者が存在する。
一つはミラーモンスター。ミラーワールドに生息し、時折現実世界に出向いて捕食等の悪さを働く。
もう一つは、そんなミラーモンスターに唯一対抗できる力を持つ、異形の戦士。名を『仮面ライダー』、もしくは『魔法少女』。
端から見れば、人類の脅威でもあるモンスターと戦う為に生み出された存在なのだから、正義の味方と捉える者が大半だ。しかし、彼らにそんな概念はない。あるのは、己の正義を貫こうとする意志のみ。故に彼らは無条件に手を取り合わない。否、今となっては、同じ力を持つ者同士が戦う事が何時しか当たり前となっている。
誰かが言った。真実は一つだが、正義は一つではない、と。
全ては、生き残る為の戦い。或いは、己の願望を叶える為の戦い。それを彷彿とさせるかのような戦いが、今まさに行われていた。
「グァッ……!」
「……フンッ」
強烈な回し蹴りを受けて地面を転がるのは、ホワイトタイガーをモチーフとした仮面ライダー『タイガ』。そんな彼に対し、仮面越しに冷たい眼差しを向けているのは黒龍をモチーフとした仮面ライダー『リュウガ』。
リュウガ自身、さほどこの戦いに興味も無ければ、意味もなかった。ただ、モンスター退治を終わらせたまさにそのタイミングで、不意に現れたタイガが、何の前触れもなく戦いを強要してきた事もあり、仕方なしにと相手になってあげているのだが、結果はご覧の有様だった。
「その程度か。英雄になる為だか何だか知らないが……」
リュウガは倒れているタイガを掴み、その無防備な腹に拳を叩き込む。
「俺にそんな理論は通用しない。俺は英雄に興味などない。なろうと思った事もな。ここはガキの遊び場じゃない。寝言なら寝て言え。三下風情が」
「黙れぇ……!」
逆上したタイガがリュウガを振りほどき、落ちていたデストバイザーを拾って、カードデッキから取り出したカードをベントインする。
『STRIKE VENT』
「ハァッ!」
デストクローを装着した両手を振り上げて襲いかかるタイガだが、リュウガはその一手先を見据え動いていた。
『GUARD VENT』
黒いドラグシールドで攻撃を受け止め、押し返すと共に、ドラグシールドを鈍器のように叩きつけて、タイガの脳を揺さぶった後、ドラグシールドを振るってデストクローを引き剥がした。
攻め手を失ったタイガは本能的に危機を感じ取ったのだろう。尻餅をつきながら後ずさりし、近くにある橋の手すりに向かって駆け出す。
『STRIKE VENT』
そんな自称『英雄』の後ろ姿を見ながら、リュウガは右手に黒いドラグクローを装着し、右腕を後ろに引くと、すぐそばに契約モンスターであるドラグブラッカーが降り立つ。
「……消えろ。ハァァァァァァァッ!」
右腕を突き出してドラグクローファイヤーを放ったのと、タイガが手すりに足をつけて飛び降りたのは、ほぼ同時。ドラグクローファイヤーが手すりに直撃して黒煙が上がった。悲鳴のような音も聞こえた。
しばらくその爆発地点を見つめていたが、やがて半壊した橋の手すりに歩み寄るリュウガは、そこから下を覗いた。川が流れている。ファヴやシローから死亡アナウンスが流れてこないという事は、下に流れる川を利用して、直撃する寸前にミラーワールドを出たのだろう。完全には仕留めきれなかったようだ。
「(……まぁ、俺にはどうでもいい事だが、あのまま野放しにしていても、邪魔で仕方ないな。奴と本格的に決着をつける前に、腕慣らしに始末しておくか)」
新たなターゲットを決めたところで、マジカルフォンから活動制限が近づいている事を知らせる警報が鳴ったので、リュウガはそのままタイガと同じ事をやってのけた。
所変わって、翌日の午後。
とある大学院内の一角で、東野 智は爪をかじるような動作をしながら、一冊の文庫本を片手にブツブツと呟いていた。
「どうしてだ……! 僕はあの時、美奈ちゃんを倒したはず……。大切な人を犠牲にすれば、僕は英雄になれる……! ……それとも、まだ倒さなきゃならない奴が他にも……」
体を震わせながら、今後に策を巡らせていたその時、智の前に見覚えのない人物が現れた。スーツの上から上品なロングコートを羽織った男性だった。
「お前が、東野 智か」
「……誰?」
「おっと。さすがにこの姿じゃ分からないよな。こいつに見覚えは?」
そう言って男性が取り出したのは、緑色のカードデッキ。ここで初めて、智が僅かながら反応を見せた。
「ゾルダ、だね」
「正解」
男性……北岡 賢治はニヤリと笑いながら、智が座っているベンチの隣にあるベンチに腰を下ろした。その一方で智にはある疑問が。
「……どうして、僕の事が分かったの?」
「仕事柄でね。調査はお手の物さ。ある程度は浅倉とかに任せようかと思うけど、こっちでも潰せる奴は潰しとかないとね。こっちも早いとこ終わらせたいし」
ポケットからカイロを取り出して、手を温めながら、北岡はこう語った。
「タイガとインペラーが兄弟だったのを思い出してね。それで3番目に脱落したインペラーの素性を調べてみると、4つ上の兄貴がここにいるって分かってね。おまけに周りからは遠ざけられてる奴がいるって学校じゃ評判らしいじゃん、お前。英雄って言葉以外、何も知らないぐらいに噂になってるよ」
「あんな奴らと一緒にしないでよ。彼らには分からないのさ。英雄になる事がどれほど崇高なのかをね」
『英雄』という名のタイトルの本に目を通しながら、智は自慢を続ける。北岡は肩を竦め、学内を見渡す。
「それにしても、中々に良いキャンパスじゃん。懐かしいなぁ。俺も大学時代は楽しかったよ。夢があってさ」
「へぇ、あなたにも夢があるんだ。お金持ちって無欲だって思ってたけど」
「俺は特別なのさ。……でも、だからこそ分かった事もあるよ。無理な夢は見ない方が良い。だろ?」
「何が言いたいの?」
焦らす北岡に、苛立ちを隠せないのか、智は口を尖らせる。
「さぁね。んじゃあ、そろそろいくか。お前だって、俺がここに訪ねてきた時点で決めてたんだろ? その英雄とやらになる為にさ」
「……」
見れば、本を片手に読んでいる智のもう片方には、水色のカードデッキが握られている。2人は言葉をかわす間も無く、その場を後にして、近くにあったガラス張りの壁へと歩いて行った。
移動中、智は不気味な笑い声を腹の底から響かせてきたので、北岡は声をかけた。
「何がおかしい」
「やっぱりあなたじゃ、英雄にはなれないって思ってね」
「俺は初めから英雄になろうなんて、夢にも思ってないからね」
「そう。なら、僕が証明してあげるよ。僕が英雄である事をね」
そう言って2人はカードデッキをガラスにかざす。腰にVバックルが装着され、2人は同時にポーズを決めた。
「「変身!」」
カードデッキをVバックルにはめ込み、鏡像が重なると、それぞれのライダーに変身し、ミラーワールドへと入り込んだ。
舞台は木々に囲まれた、大学の裏手。ゾルダとタイガが距離をとって、互いに召喚機を構えている。最初に動きを見せたのはゾルダだった。マグナバイザーの引き金を迷う事なく引き、タイガに向かって連射を放つ。が、タイガもその程度で翻弄されるはずもなく、デストバイザーで弾いている。
ゾルダはなるべく林の中から狙撃するように銃弾を放ち、敵の死角から狙い撃った。対するタイガは動き回りながら、銃口の的にならないような立ち回りを見せていた。これに対しゾルダも動き回りながら、銃弾が当たる位置まで走り続ける。タイガは木々やデストバイザーを盾にしながら、徐々にゾルダへ接近していく。銃撃戦を得意とするゾルダに、接近戦は相性が良いと踏んだらしく、アクロバティックで軽快な動きを見せて、一瞬の隙をついて、木々を踏み台にして、一気にゾルダへ飛びかかった。鋭い切れ味を持つデストバイザーが襲いかかるが、ゾルダも動きを読んで、マグナバイザーを盾にしながらタイガの猛攻を凌いでいる。さすがに経験の場数が違うとはよく言ったもので、近接戦闘になっても、タイガが優位に立つ事はない。
タイガは苛立ちを隠せないのか、段々とデストバイザーを振るう腕力が雑になってきている。激しい攻防が続く中、突如として終止符は打たれた。
デストバイザーを振るうタイガの背中に、鋭い痛みが生じた。よろめきながら後ろを振り返ると、茂みの中から小学生サイズのロボット型魔法少女『マジカロイド44』が姿を見せた。その手にはマジカルフォンから召喚したマグナバイザーが握られており、それでタイガの背中を撃ったようだ。
突如現れたマジカロイドに注意が逸れてしまい、ゾルダはマグナバイザーで殴りつけて、タイガを吹き飛ばす。そしてマジカロイドがゾルダの隣に並んで、さもおかしそうにマグナバイザーをタイガに向けた。そんな魔法少女にタイガは怒りを露わにする。
「汚いぞ……! 僕を後ろから狙い撃ちするなんて……!」
「先生1人でここに乗り込んできたと思ってマシタか? 所詮、勝てばよかろうの世界デス。卑怯だろうがラッキョウだろうが、どうぞお好きに吠えていなサイな」
「そういう事。それじゃあ、そろそろ決めるか」
『SHOOT VENT』
ゾルダの手にギガランチャーが握られ、マグナバイザーよりも大きな銃口がタイガに向けられる。タイガは畏怖して後ずさった。
「終わりだ」
「よ、よせっ!」
タイガは必死に2人のペアに攻撃の中断を呼びかけた。が、勝負の世界に、勝つか負けるかの世界にそれは通じない。
「何だ、散々偉そうにしてた割には、命乞いか? 英雄なんだろ、お前?」
「……ッ!」
「それじゃあ先生、トドメを……ノォォォォォォォォォォ⁉︎」
不意にマジカロイド44が、横手からの蹴りで吹き飛び、ゾルダを巻き込んで倒れた。2人が顔を見上げると、そこには見知った2人が。
「こいつらは俺達の獲物だと言ったはずだ。邪魔はさせねぇ……!」
「ようやく見つけたねぇ。随分と腰抜けてやがるけど。ま、いっか」
現れたのは、最恐のペアとして君臨している仮面ライダー『王蛇』と、魔法少女『カラミティ・メアリ』。元々、先日の一件を受けてゾルダよりも先にタイガを始末する、という目的でN市全域を捜索していた。そして遂に標的を見つけ、特に王蛇は体を武者震いさせながら、タイガへと近づいていく。その姿に、タイガは震えが止まらない。
「ようやく、だなぁ……! 俺をあそこまでイラつかせた礼は、たっぷりさせてやるよぉ!」
『SWORD VENT』
ベノサーベルを持った王蛇はタイガへ強襲した。だがその刃が届く前に、王蛇は何者かに弾き飛ばされる。皆が目を向けると、黒いドラグセイバーを構えるリュウガの姿が。
「悪いが、こいつは俺が殺る。昨日の続きが残っていたからな」
「お前……! 俺の獲物に手を出すなら、お前から潰す!」
立て続けに邪魔された王蛇はリュウガを睨み、ベノサーベルを突きつけた。タイガの元へ向かおうとしたリュウガはドラグセイバーで受け流しながら、そのまま王蛇と交戦を始めた。そんな2人を尻目に、メアリは不敵な笑みを浮かべる。
「それじゃあ、そっちがじゃれあってる間に、あたしが代わりに遊んどいてやるよ。それで良いだろ?」
なぁ、タイガ。蛇のような目つきを見せるメアリは、マジカルフォンをタップしてベノサーベルを握る。逃げようとするタイガだが、メアリに首根っこを掴まれて引き戻され、メアリの猛攻をその身に受けた。叩きつけるようにベノサーベルを振るい、時折腰のホルダーから取り出したのはマグナムからも火を吹かせる。タイガは次第にボロボロになり、腕の擦り傷から血が流れて地面に垂れる。
地面に横たわったタイガがメアリに足で踏みつけられたのを見て、蚊帳の外だったゾルダに動きが見られた。1枚のカードを取り出し、マグナバイザーにベントインする。
『FINAL VENT』
ゾルダの前に、契約モンスターであるマグナギガが出現。
「アッハッハ! どうしたんだい坊やぁ! そんなんじゃ、いたぶりがいがなくてつまんないんだよ! このあたしをムカつかせたんだ。それなりに覚悟してもらおうか?」
「グ、ウゥゥゥゥゥ……!」
興奮気味のメアリは、ゾルダの動きに気づいていない。マグナバイザーをマグナギガの背中に接着させようとしており、パートナーも横で銃口の先を見ていた。地面に横たわるタイガに、その彼を踏みつけているカラミティ・メアリ。そのすぐそばで火花を散らしながら剣を交えている王蛇とリュウガ。
「4人まとめて、あの世に逝きなよ」
準備が整い、マグナギガの身体中にある、あらゆる銃口が光り始めたと同時に、真っ先に異変に気付いたリュウガが、王蛇を押し退けて攻撃の範囲外へと駆け出した。遅れて他の3人もゾルダに視線を向けて、ハッとなった。
銃弾やレーザービームの雨が降り注ぎ、4人は必死に駆け出す。ゾルダの必殺技『エンドオブワールド』は、そばにあった大学の校舎に直撃し、その爆風を諸に受けた4人は吹き飛ばされ、絶叫は轟音にかき消された。
後に残ったのは、跡形もなく瓦礫の山と化した、ミラーワールド内の校舎と、僅かに残った木々だけだった……。
ガラスの壁から飛び出してきた4つの人影。強制的に変身が解かれ、智は地面に叩きつけられ、浅倉と奈緒子は壁にもたれた。リュウガの変身者と思しき男性も、壁に手をつけて息を荒げている。そんな4人の元へ、同じく変身を解いた北岡と真琴が近寄った。
まだやるか? そう語りかけてくるような表情を見せてくる北岡や真琴を見て、智は悪態を吐くように、体を震わせながら立ち上がる。
「何なんだよ……! こんな事、ありえない……! 僕は、英雄なんだ……! 選ばれた人間なんだ……! 光希を、美奈ちゃんを倒せた僕が、こんな奴らに、英雄とは程遠い奴なんかに……! 僕は、認めない……!」
「……アァ?」
智の言葉を聞いて怪訝な声をあげたのは、口から血を流す浅倉だった。そして何かを察したのか、不敵な笑みを浮かべながらこう話した。
「……おい、お前」
「?」
「……ミナエルを殺ったのは、俺達だぜ」
「⁉︎ 何、言ってるんだよ……! だってあの時、僕がこの手で……!」
「じゃあ聞くけどさ。あんた、あいつの最後を見たのかい?」
「……!」
「あたしらはちゃんと見たよ。口を金魚みたいにパクパクさせて、泣きながら命乞いしてる姿をね」
奈緒子の言葉に、何も言い返せない智。彼女の言う通り、智自身はミナエルが死亡する瞬間をこの目で確かめたわけではない。斬られた羽の付け根から血を流しながら逃げようとするミナエルの後ろ姿は覚えている。捕まえようとしたが、モンスターに妨害されて、気がつけば見失っていた。致命傷を負っているのは分かっていた為、間も無く息絶えるだろうと、タカをくくっていた。
だが、もしあの時点でまだミナエルには息があり、本当の意味でトドメを刺した者がいたとしたら……? つまり、最終的に彼女の息の根を止めたのが、実は目の前の2人だったとしたら……?
「そうさ。トドメを刺したのは、あたしらさ。自分でパートナーを殺った気になってたんだろうが、残念だったね」
せせら笑う奈緒子には目も暮れず、智は髪を掻き乱して、錯乱し始める。
「そんな……! そんなはずない……! 彼女は、僕が倒さなきゃいけない人なんだから……! 僕が、英雄になる為に……!」
「諦めろ。他を当たれ」
浅倉がさもつまらなさそうに呟いたのを聞いて、智がこれでもかと睨みつけるが、その手で何人もの命を奪ってきた事のある男に、その程度の威嚇は通用しない。
しばらく睨み合う両者だが、不意に智が何を思ったのか、笑い始めた。その目線はもう5人には向けられておらず、不気味なものを残す形で、後ずさりながらその場を後にした。
「……フン。これ以上は無駄だな」
リュウガの変身者である男性も、興味を削がれたらしく、特に言い残す事なく背を向けて歩き出した。
残されたのは、因縁で結ばれている2組のペア。浅倉は、標的としていた智の事など気にも留めず、北岡を睨みつけた。
「所詮、奴は小物だ。後でもどうにかなる」
「そういう事だな」
「……やるか。今ならケリをつけてもいい頃だぜ」
「……お前、怪我してるみたいだな」
北岡の言葉を受けて、真琴が浅倉に注目すると、確かに彼の腕からは血が流れている。出血の量も決して少なくない。
「気にするな。この程度でぶっ倒れるほど、俺はヤワじゃねぇ……!」
「だと思ったよ。んじゃま、やりますか」
そう言って再びカードデッキを懐から取り出そうとする北岡。が、何を思ったのか、再び元の場所へ仕舞い込んだ。その主な原因として、浅倉がよろめいて、膝をついた事が挙げられる。奈緒子はパートナーの方を振り向く事なく、北岡の行動に訝しむ。
「……やっぱやめとくか。何かそういう気分じゃないしさ。今のお前を殺ったって、達成感ないし。どうせ殺るなら、本気のお前を倒した方が、よっぽど自慢になるだろうからさ」
「……フン。いちいちムカつかせる」
「んじゃ、決着はまたの機会に、って事で。お互い疲れたしな。真琴、家に帰ったらお茶を淹れて」
「了解です」
そう言って2人は背を向けて、2人から離れた。浅倉も頭に血がのぼって追いかけようとしたが、眩暈と同時に倒れ込み、そのままいびきをかいて寝込んでしまった。
いつも通りの彼を見て、やれやれと呆れる奈緒子。
「……どいつもこいつも、イかれた奴らばかりだね。ま、そうでなきゃライダーも魔法少女も務まらないだろうけどさ」
自分を逆らい、煩わせ、ムカつかせる奴は、誰であろうと潰す。そんな彼女なりの『正義』を胸に秘めて、中年女性はポケットから取り出した、コンパクトの中の小さな鏡に写る自分の顔を見て、フッと笑みを浮かべた。
久々にリュウガを登場させましたが、思ったより出番短かったような……。まぁ、お気になさらず。またすぐに登場させますから。
そして、私事ですが、以前から申し上げていたように、そろそろハーメルンで新作を出そうと考えており、ようやく形に出来そうなので、その旨をお伝えします。
タイトルは、『結城友奈は勇者である 〜勇者と武神の記録〜』です。見てお判りのように、『ゆゆゆ』を原作とした、オリキャラを交えてのストーリーとなります。間も無く2期も放送されますので、タイミング的にはこの辺がいいかと思いまして。とはいえ、先ずは『鷲尾須美の章』から始めていく方針です。『結城友奈は勇者である』も、龍騎やまほいくに引けを取らないぐらい、凄い作品です。興味のある方は是非そちらも読んでみてください。コメント等も随時募集してます。
なので、この作品の投稿頻度も多少は下がってしまうかもしれませんが、なるべく同時並行で頑張っていこうと思っていますので、これからも応援よろしくお願いいたします!