誤字修正。
最後まで誤字るとはなんてこった!
報告、本当にありがとうございました。
<話タイトルの元ネタ集>
本当に何も書けない状態に陥ったので話タイトルの由来について纏めてみます。主に曲名ネタです。
1. ダイヤモンドはなんとやら
これは言わずもがな。「ダイヤモンドは砕けない」。実際の金剛の様子を見れば「なんとやら」の中身が虚しくなるもんだなぁ、と思って付けています。
2. キルしてミーをと彼女が言う
これは曲名というより金剛のルー語さ加減と「キルミーベイベー」の組み合わせ。キルミーは神だし神話だと思っています。円盤?箱は売れたからノーカン。
3. 瑞は無慈悲は鶴の女王
正直適当に付けました。パロディで題名付けるのは決めていたので適当に引っ張ってきました。「月は無慈悲な夜の女王」。ハインラインですね。まだ読んだこと無いんですが。
4. ミス・スパマロットはかく語りき
これもわかりやすい。「ツァラトゥストラはかく語りき」と「モンティ・パイソンのスパマロット」。スパマロットというのはもう言うまでもなく「Spam-a lot」、スパムキチガイの提督のことを表しています。
5. ゲシュタルト栄養学
ゲシュタルト心理学より拝借。スパムでゲシュタルト崩壊してください。そういう感じで付けています。あとは栄養学的に非常に偏っていますからスパムの摂取はほどほどに。
6. 最終処理場彼女
言うまでもなく「最終兵器彼女」。最終処理場って、ゴミ溜めの彼女達を表すには持って来いの言葉じゃないでしょうか。
7. OK,ドールマスター
深く考えず「OK,コンピューター」から拝借。ドールマスターなのはドール好きという点とその気質から。
8. 彼女は大阪で生まれた駆逐艦のNEW MODELです
そこまで新しくもないんですが未来的な艤装ですよね。なんでなんだろう。そんな叢雲のこと。
9. 酒を呑む時 彼女もまた酒に呑まれているのだ
言うまでもなくニーチェ。「深淵を~」のフレーズを拝借。基本的に拝借しているものが多いのが自作品の特徴ですが、決定的にパロディパロディパロディ。
10. 死んだフラミンゴ
言わずと知れた、と言うにはそこまで知れていない、でも知ると実に馬鹿らしくためになる「死んだオウム」より拝借。フラミンゴになった理由は、ピンクだから。統合失調症患者にはピンクの象の幻覚を見るという特徴があるそうなのですが、それに近いものとしてなんとなくフラミンゴを選びました。あと鶴に微妙に近いかなー、という狙いもあり、瑞鶴の狂気の象徴としています。
11. きまぐれゆきかぜちゃん
「きまぐれあくびちゃん」から拝借。「林檎もぎれビーム!」のB面ですね。結構好きな曲です。実際雪風の設定のモチーフはその「あくびちゃん」なのですが、かなり便利なキャラクターになりました。雪風がいなくては話が終わらないのです。これは。
12. それでいいのか
筋肉少女帯「これでいいのだ」より拝借。はたして、これでいいのか?それでいいのか?、という感じですね。あまり深く考えてはいけない。やめよう。
13. 生きてあげようじゃない
筋肉少女帯「生きてあげようかな」より拝借。叢雲の居丈高さ、気高さと高慢さが表れているといいなぁ、と思います。
14. Awake to Love
これ、元ネタが分からなくて当然です。自分でも知ったのは奇跡的です。ファントムクラッシュ採用曲よりSister MAYO「Awake to Love」です。XBOXのゲームなんてメタルウルフ以外ほぼほぼ知らないです。マジで。
ここから番外編1です。
1. ジェニーは戦争から帰ってきた
「ジョニーは戦場へ行った」の逆ですね。何もかも失ったジョニーと違って、ジェニーは割とそこそこのものが残された。
2. リインカネーション・ハイ
正直タイトル付け直したいんですよね。これだけは。筋肉少女帯「カーネーション・リインカーネーション」より拝借。今の自分なら「ベンチレーション・リインカーネーション」と付けます。でもまぁ「INFORMATION HIGH」の拝借のつもりでやっていたので別にいいかと。
3. 機械と文字いっぱいの愛を!
筋肉少女帯「機械」と特撮「綿いっぱいの愛を!」より拝借。まぁ、特にひねりもなく。
4. メッセージ・イン・ザ・ボトム
スティング「Message in the bottle」より拝借。唐突に洋楽ですが気にしない。ボトムという単語を聞いてむせたかたは正解。
5. 工廠、便利をよくしてあげよう
筋肉少女帯「香菜、頭をよくしてあげよう」より拝借。ぶっちゃけパクるものにかなり困っていた時期ですね。これまたひねりなく。
6. 君よ 私で変われ
筋肉少女帯「君よ俺で変われ」より拝借。メイクアップでシャランラーみたいなノリで。
7. 労働者A
筋肉少女帯「労働者M」より拝借。Aは明石のA。もう適当すぎる。
8. 仕事場はいい塩梅
筋肉少女帯「じーさんはいい塩梅」より拝借。これも適当。
9.ここに来るための切手
筋肉少女帯「どこにでも行ける切手」より拝借。綾波レイを貞本義行に想起させた曲から一方で自分はそれを踏まえて傷だらけの瑞鶴を想起したわけです。そして、逆に「来る」として奇妙さをアピっている。
10. かってに改造してもいいの
水木一郎、あるいは特撮「かってに改造してもいいぜ」より拝借。金剛のテーマソングを決めるとすればこの曲以外にあり得ない。誰かを救えない自分に一ミリの価値も認められない彼女は、かってに改造してもいいと言ったのだ。
ここから番外編2。全体的にエモい。
1. naka kill you
凛として時雨「nakano kill you」より拝借。もうほとんどおんなじ。
2. Knife Vacuous
凛として時雨「Knife Vacation」より拝借。VacuousはVacationと似た語感の「空虚な」を探して見つけた単語です。Vacantという単語があるのできっとあると思ったんですが、思った以上に手こずりました。「さまよう刃」のパロディでもあるんだな、これが。
3. a month & 7 days despair
凛として時雨「a 7days wander」より拝借。WanderとDespairで韻が踏めるかどうか、怪しい。非常に。
4. i was musician
凛として時雨「i was music」より拝借。ミュージシャンだったよね、って話。
5. an 凝り性
TKfrom凛として時雨「an Artist」より拝借。凝り性に「アーティスト」とルビを振った伝説の作品「ニューロマンサー」から抄訳をお借りしています。凝り性なんだよ、ケイス。
6. DISCO VOYAGE
凛として時雨「DISCO FLIGHT」より拝借。空を飛ぶのがFLIGHTなら海を行くのはVOYAGEだ。みんなも歌ってみよう。歌詞を変えても多分そんなに耳障りは変わらない。何言ってるかそんなにわかんねーもんな。好きだけど。
7. Crazy nombern
TK form 凛として時雨「Crazy tampern」より拝借。呑兵衛とtampernで韻は踏めるか?踏めないか?さぁて、どうする、折部やすな。
8. Enigmatic Disorder
凛として時雨「Enigmatic Feeling」より拝借。もう韻とか関係ない。ただ、ADHDと言うのは不可解な病、というか障害ですよね。だから理解されないんだろうと思いますけど。
9. Who What What Who
凛として時雨「Who What Who What」より拝借。語順を変えたらふわふわ感がなくなった。けれど特に後悔はしていません。
10. Suilistic Fake Show
凛として時雨「Telecastic Fake Show」より拝借。もう言うまでもない。もっとバトルを派手にする予定だったのは内緒だ。お兄さんとの約束だぞ!
11. 朝景の記憶
凛として時雨「夕景の記憶」より拝借。時雨には珍しい日本語タイトル。まぁ英語タイトルと言うにも怪しいんですが。
12. Back on your Feet
これだけは別。BoomBoomSatellites「Back on my feet」より拝借。川内の好きなアーティストって実はこのバンド。今更ですが、川島道行氏の冥福を祈って。あとは某パロディ絵より着想しています。意味としては、まぁ「戻っておいで」という那珂ちゃんからのメッセージってとこかな。
ここから本編2です。
1. 帰れなくなったヨッパライ
「帰ってきたヨッパライ」より拝借。死んじまっただ、じゃないのがミソ。家に帰るはずの彼女が出鼻をくじかれて、という感じに。まぁここで再登場の伏線を張っておいたのは神の一手だったかなぁ、と。女提督を艦娘化させるかさせないかの分水嶺でしたね。
2. SISTER VIOLET
筋肉少女帯「SISTER STRAWBERRY」より拝借。坂神紫苑を表す言葉があるとすればコレかな、と。あとは本当なら牧師や神父が請け負う懺悔の聞き手として。
3. 大湊警備府異状なし
「西部戦線異状なし」より拝借。まぁ、まんまですよね。
4. 夜殴る
筋肉少女帯「夜歩く」より拝借。これもまんま。というか書くのが面倒になりつつあります。このリアルタイム感を味わって欲しい(KBTIT並感
5. トリフィドの光を背に生きる
筋肉少女帯「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」より拝借。二人だけは光に背を向けて。だから生きていける。
6. いびつな恋のメロディ
いろいろなバンドがこのタイトルを持っていますが、ここは一つだけしか指定しません。筋肉少女帯「小さな恋のメロディ」より拝借。というかそれ以外この流れではあり得ない。
7. そして人生は終わる
筋肉少女帯「そして人生は続く」より拝借。本当に適当なんですが、ここで一旦引きを作るならこのタイトル以外になかったかなぁ、と思います。こういう時パロディに徹頭徹尾拘ると「これ使いたいな」というインスタントな感覚でタイトルが決まっていきます。逆に「やべぇよパクるものがない」と困るのも一面ですが。
8. どんな面下げて戻ってきた
筋肉少女帯「新人バンドのテーマ」より、一節を拝借。「どの」ではなく「どんな」なのはまぁ、「どんな顔になったのか本当に気になるから」ですね。つまり坂神提督の思っていることでもある。
9. 私の命の全てを君にやる
筋肉少女帯「僕の歌を全て君にやる」より拝借。「命をあげるよ」でもまぁ良かったと思うんですが、筋肉少女帯をモチーフの大部分にしているんだからここはコレしかないでしょう。告白のような何かのシーンでコレが流れると最高にエモいと思わんかね。
10. 最後の一日
筋肉少女帯「最後の遠足」より拝借。「最後の聖戦」でも良いかもしれません。瑞鶴の最後の一日です。そして確かに皆の聖戦でもある。
11. 超釈迦。
筋肉少女帯「釈迦」、「大釈迦」より拝借。釈迦を超えて大釈迦、ならば大釈迦を超えるならば?じゃあ「超釈迦」だ、なんて軽いノリで決まりましたが、歌詞も引用しています。筋少リスナーならまぁ、なんとなく引っかかるかな、とわざとやってます。いい人、好きになっちゃっていいじゃない。そして雪風にそれを言わせることは決めていました瑞鶴を突き落とすような形で言うはずだったんですが、そういう感じでもなくなりました。ただ諭すように。だって雪風はきまぐれな神様以上だから。
12. Always Look on the Bright Side of Life
フィナーレ。モンティ・パイソンの同名曲より。絶望のかすかな世界へ逝った彼女へ。言うことは特にありません。
と、こんな具合に主に筋肉少女帯をパクリながらタイトルとストーリーは作られていきました。最近マジで書けないのでこういうのでお茶を濁すわけなんですが、筆者としてのコメントを付けつつこういう紹介をするのも悪くないかな、と思っちゃったりしたわけよ、ちょんちょん。まったくちょんちょんな話。
それじゃあ、こんどこそおさらばです。
繰り返しますが、本当に幸せな連載でした。ありがとうございました。