野蛮な男の生きる道(第3話までリメイク済)   作:さいしん

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怪我人は休んでなさい、というお話




第37話 戦いの後はゆっくりと

「フンフフーンフーン」

 

授業を全て消化し、目的地に向かって校内を上機嫌で歩く。

 

「織斑先生、さようなら」

「ああ、さようなら」

 

すれ違う生徒から次々に挨拶され、それに応えるも頭の中では別の事を考えている。

 

「ねぇ...さっき織斑先生、鼻唄うたってなかった?」

「ええ? 気のせいでしょ。そんな織斑先生見た事ないよー」

「うーん...確かにそう見えたんだけどなぁ...」

 

普段の千冬なら生徒の前では凛とした姿勢を崩さぬよう心構えているのだが、今日は少し勝手が違ったらしい。

 

校舎を出て、運動場を抜けて行く。

 

(ふふふ...束は用事があるとかで一度基地に戻ると言っていた。更識も生徒会の書類整理で来れない、と。篠ノ之はインフルエンザを信じているため問題なし)

 

千冬は誰も周りに居ない事を確認すると―――

 

「ぃよしッッ!!!!!!」

 

右腕を空高く掲げ、大きくガッツポーズをとるブリュンヒルデ。

 

(久しぶりに恭一と2人きりの時間だ!)

 

思い返すは自分の唇を捧げた数日前の夜。

 

(恋愛に疎い恭一でもあの行為の意味する処は理解出来たはず。私の想いに気づいてくれたはずだ...他の者よりも今の私は1歩、いや1000歩はリードしている!)

 

最近では恭一の事になると、乙女思考に加え精神年齢も幼くなる千冬だった。

 

「むふふふ」

 

(しかし...この状況に甘んじていては駄目だ。うかうかしているとアッという間にアイツらに追い越されてしまう。それに口づけを交わしたからといって言葉で伝えなくて良い訳ではない...)

 

だんだんと顔が紅潮していくのが分かる。

 

 

(私は今日―――恭一に愛を告げるッッ!!!!!!)

 

 

【恭一に対する過度な抜けがけ禁止】と『恭一愛慕同盟』で決められているのだが。

 

(カドナヌケガケ? 知らんなそんなスワヒリ語)

 

今の千冬を例えるのなら

 

マラソン前に一緒に走ろうと言って開幕ぶっちぎりダッシュを華麗に決めるアレである。

 

ちなみに正式に同盟入りを果たしていない束は当然の事、箒も楯無も隙あらば同盟規則なんざ知ったこっちゃ無い、千冬と同じ穴のムジナであった。

 

(いや...待てよ? 私から言わずとも、恭一から求めてくる可能性だってあるんじゃないか...? アイツと一番早くに出会ったのは私だ。もしかしたらその時既に一目惚れされている事だって十分考えられる。)

 

自分に都合の良い解釈をしだす24歳乙女。

.

.

.

『千冬さん...僕、ずっと千冬さんが好きだったんだ!』

「駄目だっ...私達は教師と生徒なんだ。決して許されない...愛し合ってはいけないんだ...」

『そんなの関係ないよ! 僕達の愛を止められる者なんて存在しないよ!』

「ああっ...恭一っ...もっと強く抱きしめてくれッッ!!!」

『千冬さん...僕、千冬さんとちゅーしたいよ...』

「ふふふ...私の熱いベーゼで身も心もトロトロにしてやるからな...私の可愛い恭一....」

『千冬さぁぁぁぁぁん!!!!』

.

.

.

「むふっ...むふふふふふ、きょーいちぃ.....」

 

何故かショタっ子恭一との告白処か、情事まで妄想しだす千冬

 

IS学園の生徒にはとてもじゃないが、見せられる顔では無い。

世界に旋風を巻き起こした女子の憧れ『織斑千冬』のこんな姿は見られてはいけない。

しかしその心配は杞憂に終わりそうだ。

何故ならここは既に学園から離れた僻地である。

こんな所に足を踏み入れる者など限られてくる―――

 

(うわぁ...ちーちゃんの顔が『ブリュンヒルデ』から『ぶりゅんひるで』になっちゃってるよ...)

 

恭一の部屋に向かう処、千冬の姿を見かけたので声をかけようとしたのだが、流石に躊躇ってしまった。

 

(あのちーちゃんをここまで魅了するなんて...キョー君ってば恐ろしい子ッッ!!!)

 

とりあえず、部屋に着くまでは話しかけないでおこうと思う束であった。

 

 

________________

 

 

 

「あー...腹減ったなぁ...クロエーまだかー?」

「ふふっ...お待たせしましたお兄様」

 

台所からクロエが料理を運んでくる。

 

「おおっ...うまそう!」

「お兄様の大好きな特上サーロインステーキです」

 

恭一は束とクロエと共に生活していた頃から怪我を負った後は肉を食べる習慣を持っており、デュノア社で暴れている頃、クロエはこうなるであろうと予測し、恭一の好きなお肉を買い求める旅に出ていたのであった。

 

「さて...食べるか」

「お待ち下さいお兄様」

 

恭一がステーキにフォークを突き刺した処で待ったが掛けられる。

 

「ん? どうしたクロエ」

「お兄様は右手の怪我がまだ完治しておりません。私がお手伝いさせて頂きます」

「...まぁいいか。それじゃあ頼むよ」

 

了承を貰うと、クロエは嬉しそうにステーキを一口サイズに切り、恭一の口へ運ぶ。

 

「あーん」

「あ~む...んぐんぐ...うンめぇ! 怪我した時は肉に限る! クロエは俺の事を本当によく理解してくれてるよ」

 

自分がデュノア社に乗り込んだ後の事をしっかりと考えてくれているクロエに恭一は感謝した。

 

「ありがとうございます。さぁもう一切れ...あーん」

「...うんっおいしい! やっぱクロエの...料理を...最高やな!」

「うふふ、言葉がおかしい事になってますよ?」

「それだけウマイってこったな」

 

そんな2人の様子を窓から覗き見る不届き者が―――

 

「ぐぬぬ...誰なんだあの娘は...」

 

歯ぎしりしているブリュンヒルデを見かねてさすがに出てくる束

 

「ちーちゃん...何してるの?」

「なっ束!? 今日は用事があるから来れないんじゃなかったのか!?」

「終わったから来たんだよ。それで、何やってるのさ?」

 

もうバレバレなのだが、敢えて突っ込むほど束は野暮では無かった。

 

「恭一の見舞いに来たのだが、見知らぬ者が部屋に居てな」

 

束も窓から覗いてみる。

 

「...扇子っ娘じゃん」

「......は?」

 

束の言葉に慌てて千冬も窓に顔をやる。

 

「はぁーい恭一君、デザートの桃が切れましたよー」

「ありがとう会長」

 

恭一のベッドの側に腰かける楯無

 

「クロエちゃんの分はそっちに置いてあるから、食べてねー」

「ありがとうございます、楯無様」

 

台所の方で洗い物をしているクロエが顔を出してお礼を告げる。

 

「さて、それじゃあお姉さんが食べさせてあげるわねぇ」

「さすがにクロエと姉ちゃん以外からソレやられんのは恥ずかしいんだが」

 

「むーっ! 怪我人は大人しくお姉さんに任せていれば良いの! ほらっあーん」

「そういうモンなのか...あー...

 

―――ちょっと待てええええええええええいッッッ!!!!!!!!!!

 

「げっ...織斑先生」

「なにをやっている更識楯無...そのような羨異な行為を私が見過ごすとでも思っているのか!!」

 

(ちーちゃん、ほんとにかわったなぁ)

 

「それに書類整理はどうしたんだ?」

 

千冬の当然の問いだが

 

「恭一君に会うために速攻で終わらせました!」

 

楯無は胸を張って応える。

恭一に会うため早く仕事を終わらせたい楯無は以前と違い、超が付く程真面目に生徒会の仕事に取り掛かるようになった。

そのため副会長である虚は妹である本音に度々『生徒会長偽者説』を説くのだが「うん、そーだねー」と聞き流され続けている。 

 

 

________________

 

 

 

「...それで、この少女は誰なんだ?」

「クーちゃん自己紹介しちゃってー」

 

束の言葉にクロエは立ち上がると

 

「クロエ・クロニクルと、束お姉様に名付けてもらいました。遺伝子強化試験体の失敗作として焼却処分を受けた私は束お姉様と恭一お兄様に助けられて以来、共に生活させてもらっています」

 

クロエのある言葉に千冬が反応を見せる。

 

「遺伝子強化試験体....」

「ちーちゃんのクラスにもいるでしょ? えっと、名前なんだっけ? キョー君教えてー」

「んー? ドイツの...アレだ。ドイツの...ぉー...シャウエッセンだ」

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

恭一苦し紛れのギャグも見事にスルーされる。

 

「...確かに何処と無くラウラに似ているな」

「私は失敗作です。彼女が唯一の成功例と言えるでしょう...ですが」

 

千冬の指摘にクロエは暗い顔をして応えたが

 

「今の私はとても幸せです」

 

笑顔でそう言ったクロエは太陽のように眩しかった。

.

.

.

「それでだ。傷の具合はどうなんだ恭一」

 

あれだけの傷を負ったのだ、心配そうに伺う千冬

 

「肩、脇腹、太腿の傷はもう塞がってますよ。まぁ痛みは残ってますが。右手はもう少し掛かりますかね」

 

その言葉に面々はホッとする。

 

「それにしても...恭一君にここまで傷を負わせたって言えば良いのか、大企業がこの程度しか傷を負わせられなかったって言えば良いのか...何だかリアクションに困っちゃうわね」

 

つい苦笑いの楯無に千冬も同意する。

 

「確かに、な。デュノア社はどうだった? 恭一」

「そうですね...面白い人に会えましたよ。あの人と交えられただけでも行った価値がありましたね」

 

「「むっ...」」

 

楽しそうに話す恭一に、千冬と楯無の心が少しざわついた。

IS企業に乗り込んだのだから、当然戦った相手は女性である。

その事を知ってるが故、ついその相手に嫉妬してしまっていた。

 

「気になるなぁ...恭一君にそこまで言わせるって普通に凄い事よね」

 

楯無のように声には出さなかったが、千冬も同じ事を思ったのだろう、少しソワソワしていた。

そんな2人の様子を眺めていた束の眼がキラリと光る。

 

「そう言うと思っていた! クーちゃん、アレを用意したまえ! 束さんはアレを用意する!」

「畏まりました、お姉様」

 

束に言われたクロエは何やら機材を備え付け出す。

指示した本人は台所へ向かって行った。

 

「「「 ??? 」」」

.

.

.

「ジャンジャジャーン!! 今からキョー君の活躍っぷりを皆でシアター鑑賞したいと思いまーす!!」

 

クロエが用意していたのは、映画館などで使用される映写機であり、束が用意していたのはポップコーンとコーラだった。

 

「...恭一と話の相手との試合が観れるのか?」

「恭一君が傷つく処は観たくないけど、戦ってる処は確かに観たいなぁ」

「...俺は正直嫌なんだが」

 

多数決を採った結果4vs1により上映が決定された。

.

.

.

『がっ...ああああああああああああッッッ!!!!!!!』

 

今流れているモノは恭一が左半身に傷を負った場面である。

 

「....今の攻撃、更識は避けられたか?」

「正直厳しいですね。ISに乗った者と生身で戦うなんて想定してませんから、咄嗟の判断が果たして生身である事を考慮して動いてくれるのか....」

「仮にISを纏っていたのならシールドを加味して相討ち、若しくは腕や武器・楯でガードするって処か」

 

(ムキになって相手の懐に潜り込みすぎた結果か...私もあの場面なら恭一と同じだっただろうがな)

.

.

.

(ああ...嫌だ。そろそろアレがきちまう)

 

画面内の熱闘に、既に展開を知っている束を含めた4人は食い入るように映像を観ている。

恭一以外は―――

 

『貴様の魂を俺にくれええええええええッッ!!!!!!!!』

 

オデッサの心臓部分に恭一の右腕が捩り込まれる場面である。

 

「貴様の魂を俺にくれええええええええッッ!!!!!!」

 

束が待ってましたと、真似をする。

 

「恭一お兄様、カッコ良いです!! さすがですッッ!!」

 

自分の兄の勇姿に喝采を上げるクロエ

 

「キャーッ!!!! なになに今の!? もっかい! もっかい観ましょうよ!!」

 

ファンの如きリアクションの楯無

 

「..........かっこいい.....」

 

女の顔になる千冬

 

「...だから嫌だったんだ」

 

がっくり項垂れる恭一

 

自分の戦いを見直す事に関しては恭一も大賛成である。

改善点を見つけられる機会であるし、選択肢を増やす事も可能になる。

が、それはあくまで恭一が戦い中に何も言わなければの話である。

 

恭一は戦いに飲めり込むと、つい劇画チックな事を口走ってしまう傾向がある。

戦っている最中は良いのだが、冷静になり後から思い出して頭を抱えて叫ぶタイプだった。

 

「ううっ...恥ずかしすぎる」

 

布団の中に顔を隠す、そんな恭一を皆が微笑ましく見ていた。

 

 

________________

 

 

「むっふっふ~、キョー君の戦っている処は何回観ても良いねぇ」

「ハイ...素晴らしいです」

「こう...なんて言うか、体が疼いちゃうわね」

「確かに...血が滾る」

 

このまま4人で鍛錬しちゃおうか?

 

そんな話まで出てきだした処で恭一もベッドから起き上がる。

 

「ん? どうしたのキョー君」

「いや、俺もそろそろ鍛錬再開しようかなって思って」

 

「「「「 却下だよ(です)(ね)(だ) 」」」」

 

「いやもう身体動かしても平気なんだって」

 

そう言い扉に向かおうとする恭一だが束が待ったを掛ける。

 

「駄目だよキョー君。確かに見た目は治ったかもしんないけど、痛みは残ってるんでしょ? それに右手はまだ完治してないんだよ?」

 

正論を言って聞かせようとする束であったが

 

「怪我を負った時の事を想定した鍛錬も必要なんだって」

「駄目だって言ってるでしょ!! 言う事聞きなさいキョー君!!」

 

プンスカ怒る束にさすがの恭一も引き下がるしかなかった。

 

「....分かったよ。姉ちゃんにそこまで言われたらな」

 

ようやく諦めたようで千冬と楯無はホッと胸を撫で下ろす。

 

がっくりと地面に顔を下ろした恭一、が―――

 

 

「...シッッ!!!!!!!!」

 

 

束の顔面に向けてハイキックをかますッッ!!!!!!

 

 

「....ッッ!!!」

 

待ってましたと言わんばかり束はしゃがみ込んで躱し、そのまま爆発的な脚力で加速させ、構えと共に肩口から押し出すように恭一を吹き飛ばす。

 

「酔鉄山ッッ!!!!!!」

「ちぃっ!!!!」

 

束から喰らった衝撃を左腕で受け止め、勢いを殺すためにザッと後ろに下がる。

 

「今だよクーちゃんッッ!!!!」

「ハイッッ!!!!!」

 

体勢を崩しかけている恭一に向かって跳躍しそのままの勢いで飛び蹴りを仕掛けるクロエ

 

「!? あぶっ....ラアァッッ!!!!」

 

顔に当たる直前にバク宙で躱しながら、上空の最高点に達した処でクロエの腹に足先蹴りをブチ込むが掌でしっかりと受け止められる。

 

そんな光景にようやく置いてきぼりを食らっていた2人が止めに入る。

 

「いやいやいやいや!!!! なっ何してるんですか束さん! クロエちゃん! 恭一君!!」

「急に何のアクション映画かと思ったぞお前ら...」

 

千冬と楯無にとっては異常な光景。

しかし、恭一と束とクロエにとってはこれが日常。

 

「いつもの事だよ、ちーちゃん。キョー君ってばいっつも怪我したら、完治するまで大人しくしてくれないから私達2人で無理やり止めるのが恒例なんだよ」

「そういう事です千冬様」

 

話している間も決して恭一からは目を離さない。

 

「俺は鍛錬をするって言ってんだよ。押し通らせてもらうぜ」

 

そんな恭一に対して束は嗤う。

 

「なぁにを言ってるのかなキョー君....こっちは4人だよ?」

「4人ですね」

 

「「 は? 」」

 

束とクロエはこう言っているのだ。

お前ら2人もこのアホを抑えるの手伝え、と。

 

「いやっ...だからもっと穏便に済ませましょうよ! ねっ恭一君も!」

「確かに4人が相手じゃなぁ.........」

 

(ホッ...分かってくれたかな?)

 

「...少なすぎるよなぁ?」

 

不敵にそう宣い高々と嗤う。

そんな恭一の姿につられるように束も嗤う。

クロエはあくまで無表情を貫く。

 

「.....ムカッチーン」

 

さすがに楯無は今の言葉でプライドを大きく傷つけられたようだった。

 

「......面白い」

 

千冬も嗤っていた。

 

 

恭一を追い求めひたすら己を磨き続けていた世界最強の名に恥じぬ『織斑千冬』

5年もの間、毎日のように恭一と手合わせし続けていた千冬以上の強さを誇る『篠ノ之束』

恭一と束に遅れないように必死に鍛錬し続けている『クロエ・クロニクル』

前者の3人にはまだ劣るとは云え、それでも間違いなく世界でも屈指の実力者である『更識楯無』

 

 

" 前門の虎、後門の狼 " というレベルでは無かった。

 

 

「分かってるの恭一君? 君は今右手も使えないし、痛みもあるのよ?」

 

これは楯無の純粋な優しさから出た言葉だったが

 

 

「くっくっ...もっとハンデが必要かい?」

 

 

その言葉が戦いの合図となった―――

 

 

________________

 

 

 

「きゅう~~...........」

 

グルグル目を回し、ぐでーんと垂れパンダ状態の恭一

残念でもないし当然の結果である。

 

「はぁっ....はぁっはぁっ.......ぐっ...ちかれたよー....」

 

束は腰に手を当てて大きく息を吸う。

 

「.....今のクロエは起き上がる事を拒否します」

 

垂れパンダ2号のクロエと

 

「はあっ....はっ..はっ.....はぁ.....アイツを倒すのにいったい何分掛かった?」

 

束と同じようにゆっくりと息を整える千冬に

 

「.....じゅっぷんくらいかとー」

 

垂れパンダ3号の楯無であった。

 

「束さん達の勝ちだよー、大人しくしてようねぇ」

「うむむむ...ぁぃ」

 

まだ起き上がれない恭一の頬をぷにぷに突っつき勝利宣言する束だった。

 

なんだかんだ身体を動かした事で火照りが治まった5人はこの後、夜が更けるまで大いに談笑を楽しんで1日を過ごしたそうな。

 




また恭一様が敗北を知られておるぞー!!

戦いの後くらいまったりしとけって言ってんだYO!!!!!

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