野蛮な男の生きる道(第3話までリメイク済)   作:さいしん

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相手の誘いに乗る、敢えてね(本田△並感)

普通に戦わないからこうなる、というお話




第36話 報われない勝利

恭一とオデッサは拳を突き合わせると一定の距離を取る。

 

(全身装甲...)

 

「ふふっ...どうしたの? 生身の貴方はそんなに遠くじゃ話にならないんじゃない?」

「........」

 

挑発めいた表情をするオデッサ

 

(...なるほど、誘ってるのか)

 

「確かに...アンタの言う通りだ。待ってるのは性に合わん...いかせてもらうッッ!!」

 

(全身装甲なら俺の『金剛』を防いじまうのか試してやるッッ!!!!)

 

「ッッ!!!!!!」

 

間合いに入りオデッサの心臓の部分に狙いを定める。

 

「どうぞ」

 

オデッサも試しかめたいのか両手を広げて迎え入れる。

 

 

―――富田流 " 金剛 "

 

 

ズグンッッ!!!!!!

 

 

「ぐっ...ううううううう」

 

装甲で覆われた心臓部分に恭一の放った『金剛』が炸裂し、衝撃で後ろに下がるオデッサ

 

「....ちっ」

「ふっふふふふ。想像以上の衝撃よ? でも...」

 

不敵に笑うオデッサ

 

「ああ...意識を刈り取れてねぇ」

 

『金剛』―――不発

 

(しかも...何て硬さだ。連発してっと拳の方が先にイカレちまうんじゃねぇか?)

 

「あらあら...冷や汗をかいてるのが分かるわよ? 次は私の番ねッッ!!!」

 

ギュンッッ!!!!

 

一気に恭一との距離を詰め、顔面にパンチを繰り出す。

 

(当たり前だが、生身じゃ一撃でも喰らえば一気に不利になるな)

 

「このままじゃ顔に食らっちゃうわよッッ!!」

 

恭一の顔にオデッサの拳が―――当たった

 

(ッッ?! 当たったはずなのに感触が...ないっ?!)

 

恭一はパンチが当たると同時に自ら首を捩り、威力を流した。

 

 

―――九鬼流 " 燈籠流し "

 

 

首を捻ったと同時に身体も同じ方向へ回転させ、またもやオデッサの心臓部分に肘打ちを放つ。

 

「それは効かないわよ!」

 

オデッサは恭一の後ろから首絞め技『チョークスリーパー』を掛けようとするが、恭一は空かさず腕を取り、一本背負いの要領で投げ飛ばす。

 

オデッサの着地場所を既に予測をし、間合いに入るや再び『金剛』!!!!!!

 

―――を放つ前にオデッサの口角が上がるのが眼に入る。

 

(関係あるか!!!!)

 

恭一は躊躇わずに右拳を打ち込む。

 

 

ガシュッッ!!!!!!

 

 

「ぐっ..........やってくれる」

 

恭一が打ち込んだ部分の装甲が剥がれ落ち...オデッサの胸の部分が隙間無く鋭い円錐で守られていた。

 

恭一の右拳は深々と円錐の先端部分に突き刺さっており鮮血が飛び出す。

 

「ふふふ...やるのはこれからよ?」

「ッッ....ちっ!?」

 

何かを直様察知し、右へ避ける―――

 

グサッ!! グサッグサッ!!

 

「がっ...ああああああああああああッッッ!!!!!!!」

 

胸の装甲部分に装着されていた円錐が無数の触手の如く恭一を襲いかかり、瞬時に避けるも左肩、左脇腹、左太腿に深く突き刺さる。

 

『安心しなさい、武器は一切装備していないわ』

 

(くっくっ...しっかり分かってるなぁオイ)

 

オデッサの策にまんまと嵌まり、自然と笑みを浮かべる恭一

 

「あら...卑怯だって罵らないのね?」

「喧嘩だぜ? ルールに縛られた試合じゃねぇんだ。それに―――」

 

(この高揚感...これだから戦いはヤメられねぇ)

 

ゾクッ

 

圧倒的有利に見えるオデッサに言いようもない悪寒が走る。

 

「...まだ私の心臓を狙ってくるのかしら? 貴方の右拳はもうボロボロ...また打てばそろそろ骨が砕けるわよ?」

 

「愚問だな、言ったろ? 俺は最後まで俺を貫かせてもらうッッ!!!!!!!!」

 

恭一がオデッサに向かって駆け出す。

 

「そう...せめてもの手向けよ。もう一度向かえ入れてあげる」

 

そう言い、最初と同じく両手を広げて恭一の拳を待つ。

 

(『無極』を使うなんざ何年振りだ...悪く思うなよッッ)

 

《人間は全力を出しているつもりでも常に余力を残している。しかし人間は非常事態に直面した時、思いがけない力を出す事が稀にある。数瞬ではあるが、故意にその余力を100%近くまで引き出す事を可能にさせる》

 

 

それこそが―――富田流 " 無極 "

 

 

間合いに入るッッ!!!!!

恭一は身体全身を捩り、右腕を捩り溜める―――

この瞬間、右手に『無極』顕現!!!!!!

 

(さっきまでと拳を放つ前の動きが違う!?)

 

オデッサは異変に気づくがもう―――

 

(骨ならいくらでもくれてやるッッ!! そのかわり―――)

 

「貴様の魂を俺にくれええええええええッッ!!!!!!!!」

 

全身の捩りを右拳に一点集中させ、相手の心臓へ抉り込むッッ!!!!!!!

 

 

――― " ハートブレイクショット " + " 無極 "

 

 

ドグンッッ!!!!!!!

 

 

「あぐっ......かっ...はっ.........」

 

(くるっ....しい、息が........身体が...動かない?!)

 

「へっ...『金剛』と違って今のは意識を刈り取る技じゃねぇ...相手の時間を奪い取る技だ......」

 

(何を言ってるの....動けっ....動きなさいよっっ!!! このままじゃ殺られてしまう!!!!!!)

 

キュゥゥゥ......ン

 

「えっ......」

「ふう...運が良いなアンタ。シールド切れだ。もう動けるだろ? まだやるかい?」

「....いいえ、私の負けね。貴方の覚悟、確かに受け取ったわ」

 

(シールドが切れて無かったら渾身の一撃を無防備なまま無条件で食らっていた....)

 

想像し、ゾッとするオデッサ

 

無傷の者が敗北を宣言し

左半身、右拳を血塗れにした者が勝利を告げられる。

 

「俺はこのままデュノアの親を殺しに行く。アンタ達はここに居てくれ。デュノアの事に関してはその後、話す。いいな?」

「いや...良くないですね」

「ええ、全くもって良くないわ」

 

恭一の言葉を否定するマッシュとオデッサ

 

「...どういう事だ?」

「貴方がこれから行う事は誰にも決して褒められない殺人です」

「だからこそ、1人で背負わせるワケにはいかないわね」

 

 

―――私達も共に、修羅に堕ちましょう

 

 

________________

 

 

 

「クソっ!!! まだ連絡はつかんのか!?」

「貴方は本当に役立たずね! 何とかしなさいよ!」

 

束のハッキングによって閉じ込められた状態のデュノア夫妻は言い争っていた。

 

「社長...お迎えに上がりました。マッシュです。ロックを解除しますので後ろへお下がりください」

「おおマッシュ! さっさとせんか!」

「ふんっ...ようやく出られるのね」

 

ドアのロックが解除されると、部屋に入ってきたのはマッシュとオデッサ...そして血だらけの少年だった。

 

「誰だこの小汚いガキは...」

「.......」

 

フィリップ・デュノアが怪訝そうに聞くが

 

ゴキッ....

 

「えっ.....? フィっ...フィリップ? アンタ何したのよ!?」

 

恭一は何も答えずエレン・デュノアに近づく。

 

「なっ...なによ? マッシュ!! オデッサ!! こっコイツを止めなさい!!!!」

 

「「.......」」

 

しかし、2人は何も言わない。

 

「やめっ...近づくんじゃないよ!! ひっ....やめなさッッ」

 

ゴキリ...

 

 

『フィリップ・デュノア』『エレン・デュノア』両夫妻は恭一にあっさりと頚椎を捻り殺され生涯を終えるが、権力を継いだ『シルバーバーグ』兄妹により事故として処理される事となる。

 

 

________________

 

 

 

「それじゃあ、あとは手筈通り頼みますよ」

「ええ、お任せ下さい」

「本当に治療していかなくて良いの? その...私がやったんだけど、凄い傷よ?」

 

オデッサは恭一の怪我の具合から心配そうに聞く。

 

「大丈夫ですよ、外に仲間を待機させてあるんでその人に任せますから」

「そう...もう一度だけ、これだけは言わせて恭一君。貴方のおかげで私達は救われたわ。決して明るみには出来ないけれど、貴方は私達のヒーローよ」

 

オデッサは感極まったのか涙を浮かべて感謝の言葉を述べる。

 

「私からも心からお礼を言わせて頂きます。本当にありがとう恭一君」

 

マッシュも深く頭を下げて感謝の念を示す。

 

「気にしなくて良い、楽にいきましょうや」

 

そう言って恭一は正面ホールを抜け、デュノア社から出て行った。

 

「...今すぐシャルロットちゃんに連絡する? 社長」

「いえ、今の日本の時間帯は真夜中です。早朝に連絡しましょう」

 

「もう一度...会えたら良いわね。恭一君」

 

オデッサとマッシュは、しばらくの間、恭一が出て行った扉を見つめていた。

 

 

________________

 

 

「はぁっ....はぁっ.........や、やべぇ.....」

「キョー君ッッ!!!!!!!!!」

 

恭一の姿を確認した束は全力で抱きとめる。

 

「全部終わらせてきたよ姉ちゃん...俺は少し休むわ.....」

「ここからなら......基地よりもキョー君のプレハブ小屋の方が近い!!!!!」

 

恭一をロケットに乗せ、生命維持装置を繋げると大急ぎで目的地を入力する。

 

ゴォォォォォッッッ!!!!!!!

 

「あとは....ちーちゃんに連絡しなきゃっっ」

.

.

.

『もしもしッッ!! ちーちゃん!?』

「束か!? 恭一は無事なのか?!」

 

束の緊迫した声に千冬と、そして説明を受けていた楯無に緊張が走る。

 

『生命維持装置を繋げてるから命に別状は無いけど、治療するにはロケットの中じゃ狭すぎるんだ! 今、キョー君の住んでるあの小屋に向かってるから!!!!』

「くっ....分かった。私と更識も向かう!!」

 

「お、織斑先生...恭一君は...恭一君は大丈夫なんですか!?」

「.....命に別状は無いらしいが、生命維持装置に繋がれているらしい」

「そん....な...」

 

思わず肩を震わせてしまう。

 

「今、束が恭一の部屋に向かって来ている。私は行くが、お前はどうする?」

「私も行きます」

.

.

.

「ちーちゃん!! 扇子っ娘!! キョー君を運んで! 束さんはナノマシン注入機を取り付けるから!!」

 

ロケットから飛び出しそう告げ、大急ぎで準備に取り掛かる。

 

「恭一ッッ!!!!!!!!」

「恭一君ッッ.......」

 

千冬と楯無は恭一の傷付いた身体を見て動揺してしまうが、すぐに気を引き締めベッドへ運んでいった。

.

.

.

「ふぃぃぃぃぃ....これでもう大丈夫だね。後は回復を待つのみだよ~」

「全く...心臓が止まるかと思ったぞ」

「ううっ...こんな事なら私もついて行けば良かった...」

 

何にせよ、3人はようやく一息ついた。

 

「それで...デュノア社はどうなったんだ?」

「うん...目的は果たしたよ。デュノア夫妻は殺して、マッシュ・シルバーバーグが新たに社長の座に就いた」

「.....そうか」

 

それだけ言うと千冬は黙った。

楯無も悲しそうな顔をしたままであった。

 

「そうそう、分かってると思うけどキョー君がした事はフランスの糞餓鬼には内緒だからね?」

「.....まぁそうだろうな」

「恭一君は決して褒められた事をした訳じゃないけど...それでも、やるせないわね」

 

「どれくらいで完治する?」

「キョー君は回復力も高いし3日もあれば十分かなぁ」

「たまにはゆっくり休むのも良いだろう...コイツは今まで生き急ぎ過ぎていたからな」

「うん...そうだね」

 

 

________________

 

 

 

翌日の朝―――

 

(あれ? デュノア社からの連絡...? 定期連絡はまだのはずなのに)

 

「はい...シャルル・デュノアです」

『シャルロットさんですか、マッシュです』

.

.

.

「ええっ!? お、お父さんとお母さんが...事故死?!」

 

(う、うそっ...一昨日、一夏達にバレたばかりなのに...こんな偶然って)

 

「僕は...僕はどうなるんですか?」

『我々は社長夫妻のやり方には反対していました。これよりは正式にシャルロットさんの後ろ盾として『シルバーバーグ社』と名を改めて支援・保護を行うつもりです』

 

マッシュの言葉に耳を疑う。

 

「それって...僕は...」

『シャルロットさん...貴方はもう男子の振りなどしなくて良いのです。貴方を苦しめる者はもう存在しません』

 

(はは...こんな事ってあるんだ。嬉しくて涙が出てきちゃうや)

 

『あっれー? シャルロットちゃん泣いてるのー?』

「オデッサさん!?」

『ふふふ、今の私は副社長よ! 話の概要は兄様から聞いたね? 詳しくは私から説明するけど、大丈夫かしら?』

「はい、未だに信じられませんけど...あっ一夏? 僕ね!!―――」

 

シャルロットが嬉しそうに一夏に話す。

それを聞くと一夏も胸を張って応える。

 

「ほらな? 俺の言った通りだ。何とかなるって言っただろ?」

「えへへ...本当だね!」

 

『...シャルロットちゃん、貴女正体がバレてたの?』

「えっ...はい。つい最近に」

『詳しくその時の事を話してくれないかしら?』

「は、はい...実は―――」

.

.

.

『なるほど...それで、貴方が織斑君ね?』

「はっはい!」

『貴方はシャルロットちゃんを守るって言ったそうだけど、具体的にどうやって守るつもりだったの?』

「えっ...それは...」

『まさかIS学園の特記事項を利用して3年の間に何か考えようなんて巫山戯た事を思ってたんじゃないでしょうね?』

「そっ、そうですけど....」

『糞餓鬼が...社会舐めてんの? IS学園はね、色んな企業や国家の支援で成り立ってんのよ? ウチの会社も当然その1つよ。そんな私達がシャルロットちゃんを呼び戻すよう学園に連絡したら拒否なんか出来るわけないでしょうが』

 

その言葉を聞いてシャルロットは青ざめていた。

 

(僕は...何て甘い考えに走ってたんだ.....)

 

オデッサは話しながら先日の恭一との約束を思い返していた。

.

.

.

「俺がここに来た事はデュノアには絶対に内緒にしてくださいよ?」

「あら、良いのかしら? 手段は褒められないけど、貴方はシャルロットちゃんの人生の恩人なのよ? 自分のためにここまでしてくれたって分かればきっとシャルロットちゃんは恭一君に惚れるわよ~?」

「はっ...好かれるためにしたワケじゃないんでね。それに、こういうのは本人にバレないからカッコ良いんだよ」

 

その時の恭一は果てしなくドヤ顔だった。

.

.

.

「べっ...別にもうシャルルは救われたんだから良いだろ!?」

「ちょっ、ちょっと一夏!? すっすいませんオデッサさん!!!」

『...いいわ、気にしないでちょうだい』

 

(ふん...これじゃあ、恭一君も報われないわね。これ以上話してたら気がおかしくなりそうだわ)

 

『それじゃあ、シャルロットちゃん、まったね~』

「はっはい! 本当にありがとうございます!!」

 

 

 

「...一夏、どういうつもりなの?」

 

シャルロットは先程までの笑顔から打って変わり、一夏を強く睨む。

 

「へっ...なにが?」

 

解放されたと云うのに、なぜ怒っているのか一夏は分からないでいた。

 

「一夏も僕と一緒にオデッサさんの話聞いてたよね? 僕が親から辛く当たられていた時も、庇ってくれた人だって! それにオデッサさんは1人になった僕を保護してくれる会社の副社長だよ!? そんな人に何であんな反抗的な態度取っちゃうのさッッ!!!」

 

実の母を亡くし、父もこの世から去り、天涯孤独となったシャルロットをシルバーバーグ兄妹は保護し、支援すると約束してくれた。

事の真相を知らないシャルロットにとって、彼らは善意で自分の未来を守ってくれる恩人である。

逆に言えば、いつ気まぐれで切り捨てられてもおかしくない状態でもある、とシャルロットは思っている。

それ故、一夏の不遜な態度はさすがに黙っていられなかった。

 

「わ、悪かったよ...」

 

こんなに激昴するシャルロットは初めてであり、一夏も軽率な発言だったと謝る。

 

「それに...ううん、やっぱりいいや」

「なっなんだよ? 気になるだろ」

 

この前の恭一に対する言動も注意しそうになったが、自分にそんな事を言う資格は無いと思ったのか、結局言い淀んだままだった。

 

 

________________

 

 

 

「では、今日の授業はこれまでだが...昨日も言った通り渋川はインフルエンザにかかって休んでいる。看病しに行こうなんて思うなよ? 感染して学園全体に被害が広がられては困るからな。分かったなら返事をしろ」

 

千冬の迫力に皆が震え上がる。

 

「「「「「はっ...はい!」」」」」

 

「それではまた明日だ。以上、解散!!」

.

.

.

「くっ...渋川、不甲斐ない私を許してくれぇ....」

「箒さん、大袈裟ですわよ? 織斑先生の言った通り、感染してしまう恐れがあるのですから仕方ありません事よ?」

「しっしかしぃ...しかしだなぁ.....うおぉぉぉぉ.....」

「いや、うおぉぉぉって、言われましても」

 

肩をがっくり落とす箒をセシリアが慰めていた。

 

(織斑先生が嘘を言うワケないか。デュノア社と恭一が休んでるのはやっぱり偶然だよね)

 

「あら、デュノアさん? 考え事かしら?」

「ううん。何でもないよ、食堂に行くなら僕も行ってもいいかな?」

「ええ勿論ですわ」

 

(...神様って本当にいるんだね!)

 

セシリアに腕を引っ張られて行く箒を共に慰めながら食堂へ行くシャルロットの表情にはこれまのような陰りは消えていた。

 

 




オデッサ姉さん強すぎィ!!!(驚愕)

装甲を真正面から破る事に固執してなきゃもっと簡単に倒せてたんですけどね。
しぶちー、最近作者の言う事聞いてくれないからね。

シャルロットのルート解説

①箒がもしも恭一に胸の話を指摘しなかった場合
恭一はシャルロットに何の後ろめたさも感じないので、落とし前をつけない事になる。
そうなるとシャルロットは、一夏が言う「何とかなる」はずも無く、本国から急かされて一夏のデータを送り、それがバレて逮捕。もしくは祖国で薄い本展開。というBADEND確定ルート

②一夏の部屋で恭一の手を取り立ち上がった場合
恭一がシャルロットの心意気に共感し、共に成長していくルート。
このルートのシャルロットは、「自分の未来は自分で切り拓く事」を目標とし、箒と共に強者の道を歩み、同じく恭一に惹かれていく所謂、王道ルート

③本編
恭一が影で全て解決してしまったルート。
これがシャルロットに今後どう影響するのかは今の処不明。

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