魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー 作:ダラケー
ディエンド「士、また僕の邪魔をする気かい?」
ディケイドにディエンドは言う。
ディケイド「お前が言うな。まだ戦いのゴングは鳴ってねーんだぞ?」
ディエンド「それがどうしたの?早めに優勝候補を潰せば僕が有利になるし、何より…」
ガンマの描かれたカードを見せるとディケイドは「はぁ…」とため息をついた。
ディケイド「またお宝か?」
ディエンド「そ、この子はどの世界のライダーのも当てはまらない未知数の力を持ってるからね」
ディケイド「はぁ…いい加減にしろよ、海東」
ディエンド「僕のことをよく知ってる君なら分かってると思うけど…すべてのお宝は僕が戴く!!」
そう言ってディエンドは発砲する。
ディケイド「はッ!!」
発砲されたディケイドは専用武器である『ライドブッカー』のソードモードでディエンドの攻撃を斬り落とす。
ガンマ「しぐまま…!」
ディケイドとディエンドが戦っている隙にガンマはシグナムたちと戦っているイクサ、斬鬼、レイの方に向かっていく。
ライア「デアっ!!」
ガイ「オラァ!!」
ディエンドの銃撃を防いだディケイドにライアとガイが襲い掛かった。
ディケイド「お前らにはこいつで相手をしてやるよ」
そう言ってディケイドは1枚のカードを出すとディケイドライバーのバックルを開いて挿入した。
【KAMEN RIDE RYUKI!!】
カードを挿入するとディケイドの姿が変わった。
バーコードをモチーフにした姿から鉄仮面のような顔で、左腕に装備されているガントレットタイプの召喚機―『
【ATTACK RIDE STRIKE VENT!!】
龍騎(ディケイド)「こんがり焼けろ、エイ野郎!!」
龍騎に変身したディケイドは新たにカードを挿入すると龍騎のストライクベントで発動させた。
龍騎の契約しているミラーモンスター『ドラグレッダー』の頭部を模した右手甲から放たれる火炎がライアを包み込んだ。
ライア「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ストライクベントを喰らってライアは爆発・消滅する。
ガイ「くっ!!」
ライアが倒されたのを見てガイは新たなカードを出した。
龍騎(ディケイド)「させるかよ!」
【FINAL ATTACK RIDE RYU・RYU・RYU・RYUKI!!】
カードを出したガイを見て龍騎(ディケイド)はドラグレッダーを召喚して飛び、空中で1回転するとドラグレッダーの火炎に乗って加速した飛び蹴りのような技―龍騎の
ガイ「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ディエンド「やるねぇ、士」
ディケイド「まだこんなもんじゃないだろ?」
ディエンド「あぁ、そうだね」
構える両者、その時だった。
?「光家秘伝・笑いのツボ!!」
2人の首に親指が押されて、ツボを突いた。
ディケイド・ディエンド「「あははははははははははははははははははははははは!!」」
ツボを押されて2人は急に笑い始めた。
変身が解除される程に…。
ディエンドの変身が解除されてイクサ、斬鬼、レイの3人も消えた。
士「お、おい…はははははは、夏みかん!お前…ははははははははは!!」
夏海「2人揃って周りに迷惑をかけすぎです!」
士と海東の笑いのツボを押した張本人の女性―『光 夏海』は言う。
夏海「ごめんなさい、私の仲間がご迷惑を…お詫びとは何ですが手当をさせてください」
相手が消えて困惑しているシグナムたちに夏海は言うのだった。