魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー 作:ダラケー
ガンマ「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
兵隊アリアマゾン『シャアァァァァァァァァァ……………』
ガンマのアマゾンズスピアが兵隊アリアマゾンを数体貫いた。
ガンマ「はぁ…はぁ…はぁ…」
あれから1時間近く戦い続けてガンマは息を荒らしていた。
いくらスタミナや体力など尋常ではあるアマゾンライダーのガンマでも倒しても倒しても倒したそばから次々に出現する兵隊アリアマゾンたちにじり貧状況だった。
シグナム「リュイ、大丈夫か?」
ガンマ「まだ…だい…じょう…ぶ…」
心配するシグナムにガンマは言う。
ガンマ(ちからが…はいら…ない…まだ…てき…いっぱい…いる…のに…しぐままと…あぎねえね…まもれ…ない…)
自身の力が徐々に抜けていくのを感じているガンマは目の前にワラワラといる兵隊アリアマゾンたちを見て思っていた。
シグナム(リュイの体力はもう限界に近いか…)
シグナム「アギト、主はやて達との連絡はどうだ?」
アギト「まだ無理だ。早くしないとリュイが…」
シグナム「分かっている。私も前に出る。お前はそのまま連絡を続けてくれ」
アギト「分かった」
シグナム「行くぞ、レヴァンティン!」
シグナムもガンマの隣に行き戦いに参加する。
はやて「うーん…シグナムとアギトの2人から連絡が全く来ないな…」
シグナムとアギトからの連絡が無いことにはやては心配していた。
はやて「まさか…何かあったんとちゃうんやろうか…」
リイン「はやてちゃん、大変です!」
はやてが心配しているとリインとザフィーラが慌てて入って来た。
はやて「どないしたんや?リュイは?」
リイン「それがリュイくんを迎えに行って帰っていたんいですか…」
ザフィーラ「途中でシグナムの声がしたと言ってどこかへ行ってしまい…」
はやて「なんやて!?」
リインとザフィーラから訳を聞いたはやては驚いた。
はやて「まさか…シグナムとアギトになんかあってリュイはそれを感じ取ったんじゃ…」
連絡の無いシグナムとアギトが何らかのトラブルに巻き込まれ、どうやったかは分からないがリュイがそれを感じ取ったのではと推測する。
はやて「こうしちゃおれんな…すぐにシャマルに連絡や!例の特効薬の出番や!」
リイン「はい!」
はやて「それとヴィータにも連絡や!直ぐに出撃出来るように伝えて!」
ザフィーラ「分かりました!」
はやての指示を聞いてリインとザフィーラは直ぐに動いた。
はやて(シグナム、アギト、リュイ…無事でいてくれ…直ぐに助けに行くからな)
3人の安否を心配しながらはやても準備を始めるのだった。