魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー 作:ダラケー
リュイ「………」
その日のリュイはメガーヌ、ガリュー、フリード、セインと共に合同陸戦試合を見ていた。
合同陸戦試合のフィールドはルーテシアが造った町のような建造フィールドだ。
本当はリュイ自身も参加したかったが人数的事情で我慢していた。
因みに試合は最初は互角だったがなのは、リオ、ヴィヴィオ、ルーテシア、エリオ、スバルのTeam Blueがフェイト、コロナ、アインハルト、キャロ、ノーヴェ、ティアナのTeam Redの内ヴィヴィオとスバルの仲良し
セイン「なぁなぁ、聞きたかったんだけど…あらら?」
試合を見ているとセインに声をかけられたリュイはメガーヌの方に言って隠れた。
メガーヌ「あらあら、昨日のお風呂でのことでセインのことを警戒してるみたいね~」
セイン「えぇ!?」
昨夜の侵入のことでリュイに警戒されてショックを受けるセイン。
メガーヌ「謝ったら許してくれるわよ、ね?」
リュイ「うん……」
メガーヌに言われてリュイは頷く。
セイン「その…ごめんな。少し調子に乗りすぎたよ」
後ろ髪を掻きながらセインはリュイに謝る。
メガーヌ「セインもこう言ってるし、許してくれるよね?」
リュイ「うん……」
メガーヌ「じゃあ、改めて。セインはリュイくんに何を聞きたかったのかな?」
セイン「あぁ…それは昨日のお風呂であたしの固有能力が発動しているのに何であたしが隠れてる場所が分かったのかな~って」
セインの固有能力は岩や金属などの無機物をすり抜けられる『ディープダイバー』で水中も得意としているのにも関わらずリュイはセインの場所を的確に捉え、投げ飛ばしたから疑問に思っていたのだ。
メガーヌ「そういえばそうね。なんでかしら?」
リュイ「よく…わかんない…」
セイン「よく分かんないって…もしかして勘か何かであたしの居場所を当てたの!?」
リュイ「わかんない…」
メガーヌ「それはそれで凄いわね。あら?」
リュイがディープダイバーを発動していたセインの居場所をどうやって当てていたのか分かんないままになっているとなのはとティアナが魔力を収束させ始めた。
なのは・ティアナ「「スターライトブレイカー!!」」
なのはのモード《マルチレイド》とティアナのシフト《ファントムストライク》のスターライトブレイカーをぶっぱなした。
セイン「これ…なんて最終戦争?」
メガーヌ「まぁ、
リュイ「………」
リュイ(にゃのはと…てーなとは…おもいっきり…やろ…)
っと思っていた。
メガーヌ「さぁて、皆は…」
試合状況を確認するメガーヌ。
結果は…。
フェイト:
エリオ:
ブランセル『Is it safe?』
コロナ「な、なんとか~…」
自身のデバイス『ブランセル』に心配されて言うコロナだが目を回していた。
コロナ:SLB MRをゴライアスで防御するも防ぎきれず行動不能
なのは「あーん、やーらーれーたー!」
なのは:SLB PSを相殺しきれず撃墜
ティアナ「はぁ…はぁ…はぁ…」
ティアナ:SLB MRをなんとか相殺
ティアナ「な、なんとか…残った…」
なのはのSLB MRをなんとか相殺したティアナは直ぐにフィールドの確認をする。
ティアナ「残ってるのは…あたしと…あと2人?こっちに近づいてくる!?この速度…スバル!?」
ヴィヴィオ「じゃなくてヴィヴィオでーす!!」
ヴィヴィオ:LIFE1800/3000
ティアナ「うそぉ!?何でほぼ無傷!?って来たぁ!!」
ヴィヴィオが何故あの破壊力からほぼ無傷でいられたのには理由があった。
スバル「えへへへ、見たか!
スバル:SLB PSからヴィヴィオを庇い行動不能
ノーヴェ「あー、くそ!やられた!!」
ノーヴェ:SLB MR着弾後、ヴィヴィオの攻撃で撃墜。
スバルに庇ってもらいヴィヴィオはほぼ無傷でいられたのだ。
ティアナ「この!」
魔力弾を発射するティアナだがヴィヴィオは全て回避して接近する。
ヴィヴィオ「ティアナさん、行きます!!」
ティアナ「来なくていいけど!!」
ヴィヴィオがティアナを攻撃しようとした時だ。
アインハルト「覇王…空破断(仮)!!」
ヴィヴィオに向かってアインハルトが現れて『覇王空破断(仮)』でヴィヴィオにダメージを与える。
アインハルト「ティアナさんはやらせませんよ。ヴィヴィオさん」
ティアナ「ごめん、アインハルト。さっきのでやられちゃった」
アインハルト「えぇ!?」
守ったつもりだったがアインハルトだがヴィヴィオは覇王空破断を喰らいながらも単発のソニックシューターを放ってティアナを撃墜していたのだ。
アインハルト「どうやら…私たちが最後のようです」
ヴィヴィオ「はい!行きますよ、アインハルトさん!」
最後はライバル同士の対決になっていた。
セイン「おぉ、ヴィヴィオと覇王っ子対決だ!」
ルーテシア「ライバル同士の戦いね~」
ヴィヴィオとアインハルトの戦いに盛り上がる2人。
リュイ「……」
リュイも釘付けになっているほどだった。
イリヤ「突然のミニコーナー!『リュイくんのキモチ』第3弾!作者に代わり、プリズマのイリヤが送ります!えー、今回は人数が多いのでノーヴェ・ナカジマさんとスバル・ナカジマさんに来てもらいました!」
ノーヴェ「よ…よろしく…」
スバル「よろしく~♪」
イリヤ「それじゃ早速、どうぞ!」
ぎんが:にょーえのねえね。やさしい
すばる:てーなとなかよし
にょーえ:びびおのせんせい。すばるとこえがにてる
でぃが:しぐままみたい
ういんでぃ:……げんきなひと
ちんく:ちっちゃい
ノーヴェ「にょーえって……」
スバル「あははは…ティアがてーなになってる…ってあれ?これってリュイくんから見たナカジマ家の姉妹順?」
イリヤ「らしいですよ…?」
ノーヴェ「いや…確かにチンク姉は小さいけど…」
イリヤ「あー…言いたいことは分かりますけど…うん、仕方ないじゃん」
スバル「だね~」
イリヤ「では、次回をお楽しみに!」