魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー   作:ダラケー

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hunting 32

なのは「行くよ、ティアナ!」

 

ティアナ「はい!スバルも準備OK?」

 

スバル「準備万端!」

 

フェイト「大丈夫よ」

 

互いに準備完了を確認しあうなのはたち。

 

なのは「それじゃあ、対アマゾン撃退作戦を開始…」

 

ガンマ「ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

フェイト・ティアナ「「!?」」

 

なのは「ほえ!?」

 

ゴングを合図に構えた瞬間、なのはの後ろからいきなりガンマが現れてアームカッターを振り上げていた。

 

アームカッターで来ると分かっているなのははレイジングハートで防御に回ろうとするがガンマはそれを百も承知であった。

 

バイオレント・ブレイク!

 

なのは「なっ!?」

 

アームカッターで攻めると見せかけてガンマは、もう片方の手でバトラーグリップを引き抜いてアマゾンスピアを出した。

 

ガンマ「ヌアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

引き抜いたアマゾンスピアを振るいガンマはなのはを吹き飛ばした。

 

ガンマ「ふうぅぅぅ……」

 

なのはを吹き飛ばしたガンマは近くの屋上に着地して次の獲物に狙いを定めた。

 

フェイト「ティアナ、スバル!!」

 

ティアナとスバルが次の狙いだと思ったフェイトが叫ぶがそれはガンマの方が一枚上手であった。

 

ガンマ「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ティアナとスバルを攻めると見せかけてフェイトに狙いを定めていた。

 

フェイト「えぇ!?」

 

自身を狙っていることだと分かって驚いたフェイトは反応出来なかった。

 

ティアナ・スバル「「フェイトさん!」」

 

ティアナとスバルがフォローしようと近付くが…。

 

ガンマ「ホッ!!」

 

フェイト「きゃっ!?」

 

ティアナとスバルがフォローに入ろうとした瞬間、なんとガンマは直前でフェイトを踏み台にして落として狙いを変えた。

 

しかも、足にかなり力を入れていたのかフェイトは勢いよく地面に叩き付けられた。

 

スバル「ティア!」

 

ティアナ「オーライ!」

 

狙いを変えてくるを分かっていたスバルはティアナに言う。

 

ティアナ「シュート!!」

 

ガンマに向かって拡散攻撃(クラスター)で攻撃しつつ爆煙でガンマの視界を奪う。

 

スバル「おおおおおおおおおおおおっ!!」

 

視界を遮られたガンマの死角からスバルが蹴りを入れに来る。

 

ガンマ「ヌアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

迫り来るスバルの蹴りをガンマは受け止めて掴んだ。

 

スバル「うそっ!?」

 

受け止められた上に捕まれたスバルは驚く。

 

ティアナ「スバル!?」

 

爆煙が晴れてスバルの状況を見たティアナも驚く。

 

ガンマ「ウウォォォォォオォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

スバル「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

掴んだスバルをガンマはハンマー投げのハンマーのように振り回した。

 

ガンマ「あ…」

 

スバル「あーーーーーーーーーれーーーーーーーーーーー…………」

 

何周かしてスバルを掴んでいた手を滑らせてしまって離してスバルは遥か彼方へ飛んでいった。

 

ティアナ「す、スバルゥーーーーーーーーー!?」

 

飛んでいった友人の名をティアナは叫ぶ。

 

ガンマ「…あ、ウアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ティアナ「しまっ…!?」

 

スバルに呆気にとられている間にガンマがティアナを蹴り飛ばした。

 

ガンマ(やりすぎた………かな?……)

 

訓練で少しやり過ぎたかと思うガンマであった。


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