魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー   作:ダラケー

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hunting 31

リオ「あたしいっちばーん!!」

 

ヴィヴィオ「あ、リオずるーいっ!」

 

川辺に来たヴィヴィオたちは川までかけっこしていたらしく言う。

 

ヴィヴィオ「アインハルトさんとリュイくんも早く来てくださーいっ!」

 

振り向いて2人を呼ぶヴィヴィオ。

 

ノーヴェ「ホレ、呼んでるぞ」

 

呼んでいるヴィヴィオにノーヴェはアインハルトとリュイに言う。

 

アインハルト「ノーヴェさんできれば私は練習を……」

 

ノーヴェ「まぁ、準備運動だと思って遊んでやれよ。それにあのチビたちの水遊びはハードだぜ」

 

ニッと笑いながらノーヴェは言うとアインハルトは半信半疑のまま川に入った。

 

リオ「あ、アインハルトさんどーぞーっ!」

 

ルーテシア「気持ちいいよ~♪」

 

入ってきたアインハルトにリオとルーテシアは歓迎する。

 

しかしリュイとクリスだけは入らなかった。

 

ノーヴェ「ん?いいぞ、お前も行ってきて」

 

そうノーヴェがクリスに言うと、クリスはジェスチャーで伝えてきた。

 

ノーヴェ「なに?『外装(オーバー・コート)がぬいぐるみなので濡れると泳げなくなります?』……大変だな、お前も。で、リュイは何で行かねーんだ?」

 

外装がぬいぐるみであるクリスは泳げないと分かり、今度はリュイに聞いた。

 

リュイ「およいだ…こと…ない…だから…およぎかた…わかんない……」

 

ノーヴェ「あぁ…なるほどな。ならアタシが教えてやるよ」

 

リュイ「うん…」

 

泳ぎ方が分からないリュイに泳ぎ方を教えると言うノーヴェ、しかしその30分後…。

 

リュイ「けほっ…けほっ…」

 

四つん這いになって、リュイは噎せていた。

 

ヴィヴィオ「だ、大丈夫?」

 

噎せてるリュイを心配するヴィヴィオ。

 

リュイ「うん…だい…じょう…ぶ…」

 

ノーヴェ「ま、まさかあそこまで泳げないとは……」

 

濡れた服を絞りながらノーヴェは言う。

 

理由はノーヴェはリュイに泳ぎを教えていたがなんとリュイは全くと言っていいほど泳げず、川に流されてしまったのだ。

 

しかもリュイが流れたのは川の中でも流れが早くノーヴェが助けに入ってようやく追い付いたくらいだ。

 

アインハルト「ともかくリュイくんが無事で良かったです」

 

リオ「一時はどうなるかと思ったよ~!」

 

コロナ「うん!」

 

アインハルトたちもリュイを心配して言う。

 

ヴィヴィオ「リュイくんに何かあったら大変だよ~!」

 

そう言うヴィヴィオだが…。

 

ノーヴェ(ってか…もしリュイに何かあったらアタシが八神家の皆さんに袋叩きに合うからな……)

 

リュイがあのまま流されて、行方不明になっていたらと思うと八神家…主にシグナムに何をされるかと想像すると恐怖以外に何物でもないと思うノーヴェだった。




シグナム「ん!?」

はやて「どないしんや?シグナム」

シグナム「いえ、今リュイが溺れたような感じが…」

シャマル「随分と具体的ね…」

リイン「ヴィータちゃんがなのはさんに処け…お話しされて入院中ですからね」

アギト「心配にもなるよな…」

ザフィーラ「だな」

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