魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー 作:ダラケー
hunting 30
ヴィヴィオ「あ、おーい、リュイくーん!」
次元航行ターミナルにてヴィヴィオが合流してきたリュイとシグナムに手を振っていた。
シグナム「すまない。少し遅くなってしまったか?」
ノーヴェ「いえ、時間ピッタリですよ」
?「あ、この子がリュイくん?」
やや巻き毛な青いショートヘアと翠色の瞳の女性『スバル・ナカジマ』がリュイを見て言う。
リュイ「……」
スバル「あれ?意外とシャイ?」
ティアナ「知らない人に声かけられたからビックリしただけでしょ」
オレンジ色のロングヘアーをした女性『ティアナ・ランスター』が言う。
スバル「あぁ、そうか。初めまして、私はスバル、スバル・ナカジマ。ノーヴェのお姉さんだよ」
ティアナ「私はティアナ、ティアナ・ランスターよ」
リュイ「……」
ヴィヴィオ「大丈夫だよ。2人ともいい人だよ」
リュイ「やがみ…りゅい…です…」
ヴィヴィオに言われてリュイはヴィヴィオの後ろから出て来て言う。
ノーヴェ「それじゃあカルナージに…」
『しっぱーつ!!』
シグナム「リュイ、きよつけるんだぞ」
リュイ「うん…いって…きます…」
シグナムに言われてリュイは言う。
無人世界 カルナージは臨行次元船で約4時間、標準時差は7時間。
1年を通して温暖で大自然の恵み豊かな世界である。
メガーヌ・ルーテシア「「みんないらっしゃ~い♪」」
カルナージでの目的の場所に着くとカルナージに住む『メガーヌ・アルピーノ』とその娘『ルーテシア・アルピーノ』が出迎えた。
メガーヌ「みんなが来てくれて嬉しいわ。食事もいっぱい用意したからゆっくりしてってね」
スバル「ありがとうございます!」
コロナ「ルーちゃん!」
ヴィヴィオ「ルールー、久しぶり!」
ルーテシア「うん、ヴィヴィオ、コロナ。リオは直接会うのは初めてだね」
リオ「いままでモニターだったもんね」
ルーテシア「うん、モニターで見るより可愛い」
リオの頭を撫でながらルーテシアは言う。
リオ「ほんとー?」
ルーテシアに撫でられて、リオは嬉しそうにしていた。。
ヴィヴィオ「ルールー、こっちにいる2人がメールで話した」
アインハルト「アインハルト・ストラトスです」
リュイ「やがみ…りゅい…です」
ルーテシアに挨拶するアインハルトとリュイ。
ルーテシア「ルーテシア・アルピーノです。ここの住人で14歳よ」
ルーテシアも2人に挨拶する。
コロナ「ルーちゃんは歴史にすっごく詳しいんだ」
ヴィヴィオ「そうそう、歴史の本とか沢山あるんだよね」
ルーテシア「まあね」
スバル「そういえばエリオとキャオは?」
メガーヌ「そろそろ帰って来ると思うけど…あ、来たわ」
スバルが聞くとメガーヌがこちらに向かってくる2人の人物を指さした。
エリオ・キャロ「「おつかれさまでーすっ!!」」
薪を持って来ているのは『エリオ・モンディアル』と『キャロ・ル・ルシェ』の2人だった。
フェイト「紹介するね、2人とも」
キャロ「キャロ・ル・ルシェです」
エリオ「エリオ・モンディアルです」
アインハルトとリュイに自己紹介する2人。
ルーテシア「因みに1人ちびっ子がいるけど3人で同い年よ」
キャロ「何ですと!?1.5cmも伸びたのに!!」
ルーテシアの意地悪の言葉にキャロは怒る。
これにアインハルトは驚いていたがリュイはリインやアギトの事例があるのであまり驚かなかった。
アインハルト・リュイ「「!?」」
気配を感じて振り向くと一体の獣人がいた。
身構える2人。
ヴィヴィオ「あ、アインハルトさん、リュイくん違いますよ!」
ルーテシア「この子は私たちの大事な家族の召喚獣 ガリューよ」
アインハルト「し、失礼しました!」
リュイ「ごめんなさい…」
勘違いしていたことを謝る2人。
メガーヌ「さて、お昼前に大人のみんなはトレーニングでしょ、子供たちはどこに遊びに行く?」
ノーヴェ「やっぱりまずは川遊びかなと。お嬢も来るだろ?」
ルーテシア「うん!」
ノーヴェ「アインハルトとリュイもこっち来いな」
アインハルト「はい」
リュイ「うん…」
なのは「じゃ着替えてアスレチック前に集合しよう!」
チビッ子ズ『はいっ!』
ノーヴェ「こっちも水着に着替えてロッジ裏に集合!」
大人組『はーいっ!』
それぞれのいく場所を決めて言う。
しかしヴィヴィオたちの方はリュイに関して、あることが分かってしまうのだった。