魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー   作:ダラケー

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はい、SOURさんとのクロス最後です!

エピローグと合体させているんで長いですがよろしくです!

ではどうぞ!


kamenrider×kamenrider

―ガンマVSジェネラル・シャドウ―

 

時空管理局の病棟区の通路にてガンマとジェネラル・シャドウが剣劇を繰り広げていた。

 

気を失って動けないシグナムを戦いに巻き込まないために巧くシャドウを人気のない通路にまで誘導したのだ。

 

シャドウ「ふん!」

 

ガンマ「があっ!!」

 

シャドウはガンマの斬撃を回避しつつ隙にシャドウ剣でガンマの胸部の中心を突いてダメージを与えた。

 

シャドウ「ふむ…見事に誘導されてしまったな」

 

周りを見ながらガンマに言うシャドウ。

 

ガンマ「ここから…ほんばん…」

 

アマゾンブレイドを仕舞、構えるガンマ。

 

シャドウ「よかろう。来るがいい!!」

 

シャドウ剣を構えて言うシャドウ。

 

ガンマ「ウオアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げながらガンマはシャドウに向かっていく。

 

 

 

―部隊長室―

 

アポロガイスト「ムン!!」

 

クライム「オラアッ!!」

 

はやて「ハッ!!」

 

部隊長室では超ショッカーの幹部 アポロガイストと仮面ライダークライム、そしてはやてによる銃撃戦が繰り広げられていた。

 

はやて「ハッ!」

 

アポロガイスト「アポロマグナム!!」

 

はやて「きゃっ!!」

 

はやての魔力弾を盾―『ガイストカッター』で防いだのと同時に銃と剣が合体した対戦車兵器・アポロマグナムのカウンター攻撃が決まった。

 

アポロガイスト「ここまでのようだな。八神 はやて」

 

アポロマグナムの剣部分を向けるアポロガイスト。

 

クライム「ハアァッ!!」

 

ATK RIDE BLAST

 

そこへクライムのブラストがアポロガイストを強襲した。

 

アポロガイスト「ぬぅ…流石は異世界の組織を壊滅させている仮面ライダーだな。だが!」

 

指を鳴らすとはやてとクライムの前にアポロガイストが現れた時の壁が現れた。

 

「「「アクマイザー!!」」」

 

サーベルを持った悪魔に似た姿をした3人の怪人とが現れた。

 

はやて「なんや!?」

 

クライム「アクマイザーのザタン、イール、ガーラかよ…」

 

アクマ族の戦士『ザタン』『イール』『ガーラ』に驚く。

 

ガーラ「ヌアァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

クライムとはやてが驚いている内にガーラが迫ってきた。

 

クライム「ったくしょうがねぇな」

 

そう言ってクライムは何処からか1枚のカードを取り出してクライムドライバーに装填した。

 

KAMEN RIDE ZERO

 

トリガーを引くとクライムの姿が変わった。

 

灰色のバーコードのような姿から色透明のような祭司の姿をした仮面ライダー『仮面ライダーゼロ』になったのだ。

 

アポロガイスト「なに!?」

 

はやて「姿が変わった!?」

 

クライムの姿が変わったのを見てアポロガイストやはやては驚いた。

 

ゼロ(クライム)「ハッ!」

 

ガーラ「ぐおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゼロ(クライム)のパンチを喰らったガーラの腹部が貫かれて爆発した。

 

「「ガーラ!?」」

 

ガーラが殺られてザタンとイールは驚く。

 

ゼロ(クライム)「もう一丁行くぜ」

 

そう言ってクライムは2枚目のカードを出してクライムドライバーに装填した。

 

KAMEN RIDE RAIF

 

はやて「また変わった…」

 

朽葉色身体とマントを纏った魔法使いのような風貌をした仮面ライダー『仮面ライダーライフ』になった。

 

ザタン「おのれ!」

 

イール「キエェェェェェェェイ!!」

 

サーベルを構えてザタンとイールはライフ(クライム)に向かっていく。

 

ライフ(クライム)「はあぁぁぁぁ………」

 

足に力を入れるライフ(クライム)。

 

その足元には魔方陣が展開されていた。

 

ライフ(クライム)「はあぁぁぁぁ!!」

 

「「ぐおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

 

ザタンとイールが目の前まで来た瞬間、回し蹴りを繰り出すと二人の体に魔方陣が移ったかと思いきや爆発した。

 

クライム「ふぅ…ん?うおあぁっ!!」

 

クライムに戻った瞬間、アポロガイストのガイストカッターが強襲してきた。

 

アポロガイスト「少々驚いたぞ。貴様がディケイドと同じ力を使うとわな。アポロマグナム!!」

 

クライム「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

続けざまにアポロマグナムを喰らってクライムの体は吹き飛び、部隊長室の窓ガラスを突き破って外に放り出された。

 

アポロガイスト「貴様を殺すのは奴を倒した後だ」

 

そうはやてに言うとアポロガイストはクライムが突き破った窓から外に飛び降りた。

 

 

 

朧「ぐっ…」

 

アポロガイストが地上に降り立つと変身が解けた朧が倒れていた。

 

リュイ「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そこへ朧の隣にリュイが吹き飛ばされて来た。

 

シャドウ「とう!!」

 

アポロガイストの隣にシャドウが着地した。

 

アポロガイスト「ジェネラル・シャドウか」

 

シャドウ「貴様はアポロガイスト!?なぜここに!?」

 

アポロガイストがいることにシャドウは驚いた。

 

アポロガイスト「あのお方の命令で貴様の救援に来たやったのだ」

 

シャドウ「くっ、余計な真似を…」

 

アポロガイスト「まぁいい。そろそろ止めを刺すとしよう」

 

二人に止めを刺そうとアポロガイストとジェネラル・シャドウが近付いてくる。

 

朧「おい、リュイ…まだ戦えるか?」

 

リュイ「うん…まだ…まだ…たたかえる…」

 

朧「そうか…」

 

朧の問いに答えるとリュイは立ち上がり、それを見た朧も立ち上がった。

 

シャドウ「なぜだ!?なぜまだ立ち上がる!?」

 

立ち上がったリュイと朧にシャドウは驚く。

 

朧「お前ら悪党には分かんないだろうな。こいつは例えその身に流れる血が化け物と一緒でも…暖かく迎えてくれる大切で大好きな居場所と人たちがいる、それを守る為ならどんなに攻撃されても立ち上がる!戦える!それがこいつ…仮面ライダーアマゾン ガンマ、『八神 リュイ 』だ!」

 

アポロガイスト「貴様…いったい何者だ!」

 

アポロガイストがそう言った時、朧は上半身の服を脱いで龍を見せた。

 

朧「龍に魅せられ、龍と共に戦う通りすがりの仮面ライダーだ!」

 

ガンマ

 

リュイ「アマゾン!!」

 

朧「変身!!」

 

KAMEN RIDE KURAIM COMPLETE

 

立ち上がったのと同時に二人はガンマとクライムに再び変身した。

 

しかしクライムにいたっては姿が少し変わっていた。

 

姿はいつもの灰色のバーコードのような姿だが胸部に『ウロボロス』『ディアック』『ディメント』『ジオーネ』『ライフ』『シェイク』『トランス』『ソウル』『ムゲン』の順にカードが配置されている姿―『仮面ライダークライム コンプリートフォーム』だ。

 

アポロガイスト「悪足掻きが…来い!!」

 

指を鳴らすとアポロガイストとシャドウの後ろに壁が現れて消えると全身を黒で統一された人物たちが数百人はいた。

 

クライム「ショッカー戦闘員か…雑魚が何百いようと関係ないがな。行くぜ!」

 

ガンマ「うん!」

 

全身を黒で統一された人物たち―数百の『ショッカー戦闘員』にクライムとガンマは向かっていく。

 

アポロガイスト「行け!」

 

ショッカー戦闘員『イーッ!!』

 

同時にアポロガイストの指示でショッカー戦闘員も二人に向かっていく。

 

ショッカー戦闘員『イーッ!!』

 

数十体の戦闘員の足元が火を吹いて上空に飛翔したかと思いきやガンマとクライムに向かっていく。

 

地面に着弾すると爆発した。

 

特攻型の戦闘員のようだが二人はそれをすり抜けていく。

 

クライム「ハッ!」

 

ATK RIDE BLAST

 

一番早く動いたのはクライムで、向かってくる戦闘員たちに向かって拡散型の弾丸を発射し一気に何十人の戦闘員たちを葬った。

 

ガンマ「ハアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

バイオレント ストライク

 

クライムの後ろからガンマが跳んで来てバイオレントストライクを放って更に何十人の戦闘員たちを葬る。

 

バイオレント ブレイク

 

ガンマ「ウオォォォォォォォォォォォォ!!」

 

バトラーグリップを引き抜いてアマゾンサイズにするなり片っ端から戦闘員たちを切り裂いていく。

 

クライム「オラァッ!!」

 

クライムは拡散型と一点型を駆使して戦闘員たちを倒していく。

 

アポロガイスト「おのれ…」

 

シャドウ「やはり戦闘員では話にならんか…」

 

次々に倒される戦闘員たちにアポロガイストとシャドウは呆れていた。

 

アポロガイスト「我々が手を下すか。アポロマグナム!!」

 

シャドウ「トランプカッター!!」

 

アポロガイストのアポロマグナムとシャドウのトランプによる『トランプカッター』が戦闘員ごとガンマとクライムを襲う。

 

爆煙が辺りを包む。

 

アポロガイスト「くたばったか…」

 

ガンマ・クライム「「うおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

二人を倒したかと思いきや爆煙を突き破るようにガンマが跳躍し、クライムがクライムドライバーを構えていた。

 

バイオレント ストライク

 

FAINAL ATK RIDE KURAIM

 

ガンマ・クライム「「ハアァァァァァァァァァァァァ!!」」

 

ガンマのバイオレントストライクとクライムの『FAINAL ATK RIDE』がシャドウとアポロガイストのそれぞれに向かっていく。

 

シャドウ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

アポロガイスト「ぐっ…くぅ…ぐがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

シャドウはバイオレントストライクを喰らい吹き飛び、ガイストカッターでガードしていたアポロガイストだが威力を抑えきれずシャドウと同じ位置まで飛ばされた。

 

シャドウ「ぐおぉぉぉ…まさかこのジェネラル・シャドウが負けるとはこの一戦に悔いはなし……」

 

一旦は立ち上がるがそう言い残してシャドウは再び倒れて爆散した。

 

アポロガイスト「おのれ…仮面ライダー…覚えていろ…超ショッカーは不滅だ!超ショッカー、超バンザーイ!!」

 

アポロガイストも立ち上がるがそう言い残してシャドウ同様爆散した。

 

クライム「やったな」

 

ガンマ「うん」

 

クライムに言われてガンマは頷いた。

 

 

 

―エピローグ―

 

シャドウとアポロガイストの襲撃から数週間後、朧が異世界へ渡ることになった。

 

はやて「ほんま助かったで。ありがとうな」

 

朧「礼ならよしてくれ。俺は俺のやることをやったのだけさ」

 

シグナム「いや、お前がいなければ私たちはシャドウたちに負けていただろう」

 

朧「ったく、素直に気持ちは受け取っておくぜ。あ、そうだリュイ」

 

リュイ「ん?」

 

朧「ほれ」

 

赤い石を投げ渡した。

 

リュイ「これ…なに?…」

 

受け取った石を見ながら聞く。

 

朧「そいつはいつかお前がピンチになった時に役立つ物だ。肌身離さず持っとけよ。じゃあ皆又何処かで相見えよう!」

 

と言った瞬間に朧の姿は消えてしまった。

 

恐らく別の世界に行いったのだろう。

 

シグナム「仮面ライダークライム、神崎 朧か…不思議な青年でしたね」

 

はやて「せやな。通りすがりっていうより風来坊やね」

 

リュイ「また…あえるかな?」

 

シグナム「きっと会えるさ」

 

はやて「せやで。なんたって通りすがりやからな」

 

再会を楽しみにするはやてたちだった。




はい、これにてクロスは終了になります!

クロスしましたSOURさん、ありがとうございました!

ではまた本編にてお会いしましょう!

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