魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー 作:ダラケー
しかし、今回はあの昭和と平成に出た幹部怪人が出ます!
ではどうぞ!
―部隊長室―
シグナムから謝罪をされたあと、朧ははやてに話をしに部隊長室にいた。
はやて「なるほどなぁ。そのジェネラル・シャドウ言う敵からリュイを守ってくれたんに心配し過ぎて何も考えられへんかったシグナムと戦うことになってしもうて、ザフィーラに気絶させられて今に至るちゅうわけかいな?」
朧「そうだよ」
今までの経緯を簡潔にまとめて確認するはやてに朧は不機嫌そうに言う。
はやて「まぁ、勘違いした本人も反省してることやし…主であるウチの顔を立てて許してや」
朧「あんたに言われるまでもなく許すよ。それより、俺が話してたシャドウはどうなった?」
はやて「あぁ、それなアンタが言うジェネラル・シャドウやけど…いまんとこどこの管理世界にも出現しとらんよ」
リイン「どこか別の世界に行ったんじゃ…」
朧「いや、奴がそう簡単に獲物を諦める訳がない」
その時、部隊長室に警報が鳴り響いた。
はやて「どうしたんや!?」
通信を繋ぐはやて。
『八神部隊長、大変です!アマゾンではない謎の怪人たちが局の病棟を襲撃して……』
通信に出た局員が話している途中で途切れてしまった。
朧「どうやら俺の出番みたいだな」
はやて「怪人たちは任せて大丈夫なん?」
朧「任せとけ。この世界にはこの世界を守る仮面ライダーがいるだろ?」
そう言って朧は踵を返して歩きだした。
?「そうはいかんぞ」
「「「!?」」」
謎の声と共に3人の目の前に揺らめく灰色壁が現れた。
はやて「なんや!?」
朧「こいつは…まさか!?」
壁が消えるとそこには一人の白いスーツを来た男性がいた。
朧「何者だ?」
アポロガイスト「我が名は偉大なる超ショッカーの幹部 アポロガイスト」
アポロガイストと名乗る白いスーツの男性。
朧「超ショッカー?聞かない名だな」
アポロガイスト「死に行く貴様らに多くは語らん。アポロチェンジ!!」
男性が「アポロチェンジ」と叫ぶと姿が変わった。
白いマントを羽織り、太陽をモチーフにしたような顔をした赤い体に、刃の付いた丸い盾と銃と剣が一体になったサーベルを持った姿になった。
アポロガイスト「仮面ライダークライム、八神はやて、リインフォースⅡ、貴様らはここで死ね!」
朧「悪いがここで死ぬ予定は無いんでな」
KAMEN RIDE KURAIM!!
朧「変身!!」
何処からか銃とカードを出して、カードを銃に装填して音声が流れると自身の頭上に上げてトリガーを引くと朧の姿が変わった。
体にバーコードに似たのが描かれた灰色の仮面ライダー―『仮面ライダークライム』に変身した。
はやてもバリアジャケットを纏い、臨戦する。
クライム「行くぜ!」
アポロガイスト「行くぞ!!」
ガンマ「ハアァァァァァァァァァァァァァ!!」
バイオレント ストライク!!
襲撃があった病棟にてガンマがバイオレントストライクで全身を黒で統一された数十人の人物たちの集団を粉砕した。
なんでこうなったかと言うと病室にてシグナムと遊んでいたリュイだったが突如病室が爆発した。
幸いリュイとシグナムは大した怪我はしなかったがシグナムが気を失ってしまい、さらに足が瓦礫に挟まって動けなくなってしまった。
助けようとした矢先に全身を黒で統一された数十人の人物たちの集団が現れて戦闘になってしまったのだ。
ガンマ「しぐまま!」
集団を粉砕してシグナムを助けようと近寄るガンマ。
ガンマ「いま…たすける…」
そう言ってシグナムの足に乗っている瓦礫を退かそうとする。
その時だった。
巨大なトランプが高速で回転しながら突っ込んで来ていた。
ガンマ「!!」
瓦礫を退かすのを中断してガンマは後ろに飛んで回避する。
シャドウ「やはり2度目は喰らわぬか」
ガンマに回避されたトランプは縦になって高速回転して人―ジェネラル・シャドウになった。
ガンマ「しゃどう…」
シャドウ「覚えていたか。だが今度は逃さん!!」
シャドウ剣を出してガンマに構える。
バイオレント ブレイク!!
ガンマはバトラーグリップを引き抜いてアマゾンブレイドにして構える。
シャドウ「行くぞ!!」
ガンマ「ガアァァァァァァァァァァァァァ!!」
両者、同時に動いた。
互いの刃が交差する。
はい、アポロガイスト登場です!
ではまた次回にてお会いしましょう!