魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー   作:ダラケー

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今回はバトルシーンありません!
ではどうぞ!


kamenrider×kamenrider

―病室―

 

リュイ「うーん…」

 

リュイは気が付くと見知ったベッドに寝かされていた。

 

シグナム「リュイ!」

 

はやて「良かった、目が覚さめたんやな」

 

リュイ「しぐまま…はやぱぱ…」

 

シグナムとはやての顔を確認するなりリュイは起き上がる。

 

シグナム「大丈夫か?どこか怪我はないか?」

 

リュイ「うん…おにーちゃんが…たすけて…くれた…」

 

シグナム「お兄ちゃん?………………ま、まさか…」

 

リュイのこの一言を聞いてシグナムは青ざめる。

 

はやて「どないしたん?シグナム」

 

青ざめるシグナムを見てはやては聞く。

 

シグナム「り、リュイ、そのお兄ちゃんは何て名前だ?」

 

恐る恐る聞くシグナム。

 

リュイ「なまえは…くらいむ…ってしゃどうが…いってた…」

 

シグナム「やっはりっ!!」

 

クライムと聞いてシグナムは立ち上がってどこかへ行ってしまった。

 

はやて「どこに行くんやシグナム!?」

 

シグナム「少し取り調べ室に!!」

 

はやて「なんなんやいったい…」

 

シグナムの行動に呆れてしまうはやてだった。

 

 

 

―取り調べ室―

 

シグナム「本当にすまなかった!!」

 

取り調べ室に入るなりシグナムは局員を外に出して朧に謝っていた。

 

朧「やっと分かってくれたか…」

 

漸く誤解が解けたと分かり言う朧。

 

シグナム「すまない。こっちはリュイがいなくなって慌てていたものでな」

 

朧「もういいよ。分かってくれたんならよ」

 

リュイ「どら…ごん…」

 

朧「ん!?」

 

シグナム「り、リュイ!?」

 

声に反応して振り向くと朧の背中を見るリュイに二人は驚く。

 

シグナム「いつからいたんだ!?」

 

リュイ「しぐままの…せなかに…くっついてた…」

 

シグナム「背中にか!?」

 

リュイ「うん…」

 

朧「おい、それよりリュイだったか?なんでこれを知ってるんだ?」

 

そう言って朧は上着を脱いで背中を見せた。

 

朧の背中には龍の紋様(首から下で両手には無い)が描かれていた。

 

シグナム(う…美しい…)

 

朧のそれを見たシグナムは魅了された。

 

シグナム「こ、これはどうしたんだ?」

 

リュイが聞くより早くシグナムが聞いてきた。

 

朧「さぁな。でも有無であり有無でも無く神であって神でも無く人であり人でも無く中途半端な存在であり中途半端な存在でも無く抑止力であり抑止力でも無く自分であり自分でも無く俺であり俺でも無く-----だからだ」

 

そう言う朧。

 

リュイ「よく…わかんない…」

 

朧の言った意味が分からないリュイは首を傾げる。

 

朧「まぁ、まだチビのお前には分かんないだろうな」

 

脱いでいた上着を再び着てそう言う朧だった。




はい、誤解が解けました~

ではまた次回にてお会いしましょう!

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