魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー 作:ダラケー
1.今話から始まる話はとある企画のため、本編から完全に外れ、関わりがあまりありません。
2.とある企画のため、他作品特撮が入ってきます。
3.途中で別作品に続きを出す予定です
4.以上のことがOKの方のみ見てください
5.本編は本編で投稿します
翌日、リュイは泉がある森林に1人で歩いていた。
リュイ「………」
泉を覗き込むリュイ。
水は透き通り、底まで見え、魚や蟹などの水棲生物が泳いでいるのが見えていた。
両手で水を掬って自身の顔にかけて洗い始めた。
リュイ「ぷは…」
何回か顔を軽く洗ってポケットからハンカチを取り出して顔を拭った。
そんなリュイのいる水面から影がゆらりと現れた。
カブトガニアマゾン「ガアァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
顔をハンカチで覆い、見えていないことを確認したのか茶色い色で、4本のハサミを持ったアマゾン【カブトガニアマゾン】が水中から飛び出してリュイを挟もうとするが…。
《
リュイ「あまぞん……」
《
カブトガニアマゾンに挟まれる直前、リュイは後ろへ跳ぶと予め出していたアマゾンズドライバーのアクセラーグリップを捻り、ガンマに変身した。
ガンマ「ガアァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
カブトガニアマゾン「!?」
不意を突いたつもりだったが、ガンマに変身したリュイを見てカブトガニアマゾンは驚く。
ガンマ「ガアァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
変身したガンマはカブトガニアマゾンの頭を掴むと、巴投げで泉から陸地へ投げ飛ばした。
水中だと泳げない(まだ泳ぎは練習中)ため、水中戦に持ち込まれる前に陸地へ投げて、有利に戦うためである。
ガンマ「グルルルル!ガアァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
背中から地面に叩きつけられたカブトガニアマゾンにガンマはアームカッターを構えて向かって行く。
カブトガニアマゾン「ガアァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
向かって来るガンマにカブトガニアマゾンは身体を丸めて防御姿勢を取る。
防御姿勢を取るカブトガニアマゾンにアームカッターで斬り付けたガンマだったが堅い甲殻に傷一つ入れられなかった。
ガンマ「ッ!?」
カブトガニアマゾンの甲殻の堅さに耐えれずガンマに痛みが走る。
カブトガニアマゾン「ガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
背中を向けているガンマにカブトガニアマゾンはハサミで首と右足を挟んで持ち上げる。
ガンマ「ぐっ…あ…」
首を挟まれて息できないガンマは何とか引き剥がそうとするが片手だけしか使えず、引き剥がせなかった。
ガンマ「グッ、ガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
何とか打開しようと両足で、腹部を蹴ろうと蹴りを繰り出すが、カブトガニアマゾンは空いている残りのハサミで挟んで受け止めた。
ガンマ「がっ…あっ…」
ほとんどの四肢を抑えられた上に呼吸が出来ない状態でいるガンマは徐々に苦しさが増していく。
その時だ、ピンクと黄色い光弾がカブトガニアマゾンを強襲。
その勢いでガンマは解放されて前転して距離を取った。
カブトガニアマゾン「ギッ!」
背中を攻撃されてカブトガニアマゾンは振り向いた。
振り向いた先にはバリアジャケットを纏い、レイジングハートとバルディッシュを構えたなのは、フェイトの2人がいた。
なのは「相手はリュイくんだけじゃないよ!」
フェイト「私たちもいるから!」
デバイスを構えながらなのはとフェイトはカブトガニアマゾンに言う。
カブトガニアマゾン「ガアァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
なのはとフェイトにカブトガニアマゾンは狙いを変えて襲い掛かる。
ガンマ「おまえ…の…あいて…そっちじゃない!」
2人に襲い掛かっていたカブトガニアマゾンの後ろからガンマが起き上がった。
ガンマ「こっちだぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
叫びながらガンマはカブトガニアマゾンの背後から右腕のアームカッターを振り上げた。
カブトガニアマゾン「ガアァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
背後から来るガンマに対抗しようとカブトガニアマゾンは振り向いた。
しかし、ガンマは振り上げた右腕のアームカッターを振り下ろしはしなかった。
代わりに左手で右側にある『バトラーグリップ』を引き抜いた。
《バイオレント・ブレイク!!》
ガンマ「ウアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
バトラーグリップが引き抜いてアマゾンスピアで、カブトガニアマゾンの真ん中の腕を貫いた。
カブトガニアマゾン「ぐぎゃあぁぁぁあああぁぁぁあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
腕を貫かれ、傷口からどくどくとアマゾン特有の黒い体液が流れてカブトガニアマゾンは悲鳴を上げる。
ガンマ「ガアァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
カブトガニアマゾンを踏み台にしてガンマはいつもより高く跳躍した。
《バイオレント・ストライク!!》
跳躍したガンマはアクセラーグリップを捻り、バイオレントストライクを発動させた。
ガンマ「ハアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
脹脛部の【フットカッター】を振り上げてカブトガニアマゾンに向かって行く。
咄嗟にカブトガニアマゾンは最も硬い背を向けて防御態勢を取る。
だがガンマの狙いは背中ではない。
振り下ろされたフットカッターがカブトガニアマゾンの僅かな隙間にある首の付け根に突き刺さる。
カブトガニアマゾン「ギガ…ガア…ガギイィィィィィィィ………」
首の付け根を刺されてカブトガニアマゾンは口からアマゾン特有の黒い体液を流して倒れるとドロドロに溶けて消えてしまった。
ガンマ「はずれ…か…」
ドロドロに溶けて消えてしまったカブトガニアマゾンの肉体から外れたアマゾンズレジスターを拾い上げて、握り潰して捨てた。
戦い終えて変身解除しようとした矢先だった。
?「ようやく見つけたぞ、仮面ライダーアマゾンガンマ」
ガンマ「!?」
この場には自身となのは、フェイト以外いないはずなのに声を掛けられてガンマは振り向くと1人の黒と紫を基調とした衣服と紫色の爪が特徴の美男子が森から出てきた。
ガンマ「だれ?」
ステイシー「僕の名はステイシー。君には恨みは無いが、少し痛めつけさせてもらうよ…」
現れた美男子【ステイシー】は名乗るなり、ガトリングガン型のアイテムを出すと上部に歯車型の相手をセットした。
ステイシー「暗黒チェンジ!」
ガトリングガンのハンドル部分を回す。
《邪バーン!》
《ステー・イ・シーザー…!!》
ガトリングガンの銃口を右腕に押し当て注射するかの如く身体へ直に注入。
ガンマ「!?」
変身した青年を見て驚いていると名乗りを上げた。
ステイシーザー「暗黒のパワー…ステイシーザー!!」
突然現れた謎の青年ステイシーが変身した【ステイシーザー】は名乗りを上げたのだった。