Another story of your name(10/31をもちまして完結) 作:宮水 三葉(cv:こう)
唐突に英語を並べてみました(笑)
こんばんは、こうです。
前回の話、いかがでしたでしょうか。
話が突然に飛びましたね。
自分でも思ったのですが、
口噛み酒の意味はあったのかな、なんて。
ま、まぁ、いつも通りの僕ですよ(笑)
では、お楽しみください。
外の空気は異常に冷え込んでいて
底冷えしそうなくらいだ。
となりに腕と腕を密着させてくっついてくる三葉は、
俺の体温を逃さないように守っていてくれているのかと思うくらい、
他人から見れば単なるバカップルってやつだろう。
瀧「今日はさ、なんか特別な日だよね」
三葉「当然やよ。結婚式したんやもん。」
瀧「三葉、ちょっと、いいかな」
瀧はそのまま右足を起点に三葉のカラダとくっつくようにターンして、
抱いた。
壊れそうな、でも壊したくない
消えそうな、でも消えてほしくない
そんなカラダを、今抱きかかえているんだ。
守るべきカラダを・・・。
世界で一番、心地のいい空間だ。
いつもはそう思う。
けれど、今日は違和感を感じる。婚約が成立したからなのか。
いや違う、何かが、彼女のカラダに起きているのかもしれない。
もしかしたら自分も・・・。
まどろみなのか、幻覚なのかよくわからない何かに飲み込めれていく
気がしたーー。
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気づいたら、いつも通り、あのベットでアラームを止めていて
俺は起きた。
記憶は、残っている。
あの日見た、三葉の過去を再度見た。
朝、目を覚ますと今日もまたなぜか泣いている。
その理由が分かったような気がした。
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気づいたら、いつも通り、あのベットでアラームを止めていて
私は起きた。
瀧くんと、一緒にいて、それで。
あれは、瀧くんの人生?かな。
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名前は、瀧。
瀧父:水龍の如く、たくましくなってほしいものだ
よくやってくれた、ありがとう。愛してるよ。
瀧母:まあ、元気な子でよかったわ・・・瀧、いい名前ね…
何故かそこからはぼやけている
気づいたら、私がいる。目の前に。
単語の暗記を必死にしてる瀧くんに、申し訳ないことしたなぁ。
まさか三年の時空のズレがあるなんて思ってもいなかった。
必死にバイトしてる瀧くん。
私になって困っている瀧くん。
全てがいとおしく見えるのは、たぶん、あの日から。
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屋上まで、導かれるように走った。
そして、目に飛び込んできたのは、
『まるで夢のように、ただひたすらに、美しい眺めだった」
広大な草原で、目が吸い付けられるように上を見上げた。
そして、目に飛び込んできたのは、
「まるで夢のように、ただひたすらに、美しい眺めだった」
それで、私は気づいた。
遥か昔から、私たちは。
つながっていた気がする・・・。
ここは、どこだろう。
瀧は思った。
ここは、どこ?
三葉は考えた。
導き出される答えは・・・。
『てっしー:「運命」という名の人生の転換期や!!」
瀧:って、いいそうだけど、俺もそう思う。
三葉:私もそう思う。
女神:三葉様が不治の病にかかるのと
二人の関係がリセット、いや、ないものとして扱われる
どちらを選びますか。
なんじゃそりゃ。なんで不利益、ましてや三葉は特にそういう扱いを
受けるんだよ。けれど、覚悟は決めている。
瀧:そんなの、病気にかかってもらいたくないに決まってるやろ!!
三葉:瀧くん・・・。でも、悪いけど、掴んだ手は離さないんじゃないの?
これだともう、会えなくなるんやよ?
瀧:ああ、分かっとる。
それでも、女神さんだけには言っておくよ
俺が生きてるのは、「三葉」を守るためやからな。
だから、いなくなられちゃ困るんだよ
女神:あら、瀧くんって、かっこいいわね
あなた、そんな大口たたいていらすけど、
よくそんな自信、お持ちですね
俺は、はっとした。
今まで生きてきた全てが、さっき強気で威勢を張って言った言葉が
まるで嘘のように
崩れ落ちていく・・・。
自分のカラダも滅びていく。三葉のカラダももうすぐ、
なくなってしまう、らしい。
ここにいると、ダメだ。
瀧:なんちゅう状況や!!
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瀧:はっ!!
夢か…。安堵したそのとき、
四葉:瀧お兄ちゃん~!!
懐に飛び込んできたぁ!!しかも四葉
四葉:どこ見とるの~?(苦笑
瀧;うわぁぁぁ!助けてくれぇ。
死にそうな一日の始まりである。
昨日の話、夢なのか、まだ俺には分からない。
こんばんは
と言っても、冒頭であいさつしましたね(笑)
一応、次で一通りの区切りとなります。
この話は、複雑すぎると思います、申し訳ない。
なので、次回はバッサリわかりやすく、この章を終えたいと思います。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございました。