Another story of your name(10/31をもちまして完結)   作:宮水 三葉(cv:こう)

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2016年、映画界の歴史が変わりました
新海誠監督最新作「君の名は。」が1ヶ月満たさずして100億円の興行収入を突破。
熱狂的なブームは今もなお続き、日本各地を始め、海外でも上映されています

そんな僕も、君の名は。の大ファンです
1度は見たことがある方に、もう一度見て欲しいと思っています。そこで、今回このような形で書かせていただく運びとなりました。

...皆様、はじめまして、こうです。
文章を作るのが苦手ですが、頑張りますので、どうぞよろしくお願いします

追記
タイトル変更しました


第一話 覚醒

...ジージージージー(携帯のアラーム)

 

ポチッ、とアラームを止める

 

...「ふぁぁぁ」

 

今日もいつも通り飯を作ろうと体を起こす。

しかし、なぜか、左の頬が痛い。

怪我をしたつもりはないのに大きな絆創膏を付けているのは、何故だろう。鏡を見て私は思った。

 

「え?」

 

鏡に映っているのは紛れもなく、あの瀧くんである。

声を出せばわかるだろうが、私は鈍感すぎてすぐには気づかなかった。そういう所、瀧くんに似ている。それよりも瀧くんになれたことが何よりも嬉しかった。

 

「これが瀧くんの温もりかぁ」

 

気づいたら、三葉お手製の枕(プレゼント)を抱きかかえていたなんていうのは

誰にも言えない。 ふと、ダイニングの方から声が聞こえる。

 

「瀧、もういくぞ」

 

そうか。父がいたんや、と心の中でつぶやく。

四葉がいたら

「お兄ちゃん、なにしとん?」

って言われただろうなと少し残念に思えてしまった。

 

少し考えて「いってらっしゃい」

と言ったはいいものの、朝飯が作られているのか不安になって、ダイニングに走った。気にしているのは飯当番だ。父だったらいいのだが...。

 

走り始めるとわかる。体つきがよく、とても俊敏な動きができる。

マイケルを踊ろうとしたけど、僕にはそんな技術は無かった。

 

「飯が...ない...!?」

 

呆然と立ち尽くす私。人生で1度も飯と言える飯を作れた覚えはない。

 

「何かないかなー?」と聞いてみたが、もちろん父がいないので返事は無かった。

 

「学校に行って早飯にしよう」

 

そう思った時、携帯がなった。

 

「T,U,K,A,S,A...?、司か。」

 

なんで英語なんや?と考えてしまったが、

ひとまず内容を読むことにした

 

「お前、まだ家か?」

 

瀧くんの父の名前は、知らないのだが、性格は穏やかであった。学校に遅刻してもいいから行かないと怒る、というのは当然だろう

 

司に返す言葉が浮かばない。家だよ、なら遅刻だし

途中だよと言えば、まるで迷子のようだと思われる。

スルーしよう。

そこで、私は地図を開き、神宮高校目掛けて走っていく方向音痴で有名な僕は、酒に酔った人のように何度も道に入り直し、やっとの思いでついた。

腹はもうペコペコである

 

「よっ!」

 

司の声を聞いて安心したが、あまりの安心感にちびってしまった。

 

「飯行こうぜ」

司は私を引っ張って屋上まで連れ出した。そこにいたのは、もちろん、あいつだ。

 

「道に迷った!?」

ふたりが揃えて言った。そりゃ、そうなるよな。と思いつつ、方向音痴なんで、と開き直っていた。

 

「話聞いてたか?」と唐突に言われる。

気づいたら卵コロッケサンドが差し出されていた。

 

「ありがと」と言って頬張る

 

うん、旨い。そして、声が出てしまう

 

「私、いま幸せやなぁ」

 

ふたりがいきなりこちらを見つめる。

なんか変な事言ったか、としばらく考えた後、

 

「俺幸せや」と言い直した。

 

そういや、バイトあるな、と思ったが、三葉の食べたパンケーキを食いたくなった。

 

「カフェ行かね?」「カフェ行かねぇか?」

 

完全にハモった。

 

カフェに行って気づいたが、このあたらしいほうだ。

 

「パンケーキ一つ」と頼んで、ソッコーで食べて

バイトに...。

 

完全にひかれている。高すぎたな。まあ、いい。それより...

 

「私のバイト先の場所どこのイタリアンレストランやっけ?」

 

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こんにちはこうです

これから二日に一話18時に投稿していくと思うので、よろしくお願いします

投稿のない時もありますが、多忙のためご了承ください

最初のうちは理解頂けないところもあるかと思いますので今後に期待ください。

始めたばっかりなので分からないところもあります。

コメントしていただけるとうれしいです

お読みいただき、ありがとうございます




次回、三葉に、異変が!?

お楽しみに!


P.S.
私=こう

理解しづらくて申し訳なかったです

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