八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・? 作:ちゅんちゅん丸
今回にて大規模侵攻を終了します。
次回からはその後の話を何話かやっていきまう。
俺TUEEもチートもないよと言いながら最後まで比企谷隊大活躍の戦争編。
他の隊はどうしたとか思うかもですが、あれです。新型の相手をしてたんす。
という訳で戦争編です。どぞ!
― 基地付近 -
「ファンネル!フルバースト!!」
「アステロイド」
敵の指揮官を前に、俺とひふみん先輩はならんで立ちながら攻撃態勢に入る。これあれね、なんか主人公とヒロインっぽくね?とか思ったりして。
まずは開幕の挨拶だ。俺のメイン、サブのファンネルを使ったフルバーストと、ひふみん先輩も同じくアステロイドをフルで放つ。互いに弾幕を張るのが主目的なので、威力を抑え、数を重視した攻撃を行う。いわゆる三雲の低速散弾を高速化した感じだ。
四方八方からせまる20機のファンネルの射撃に正面から迫るひふみん先輩のアステロイド。敵の指揮官も苦虫をかみ殺したような表情である。そりゃね!さすがにこの組み合わせでの弾幕射撃はうちの変態アタッカーどもでも回避不可の自慢の一品ですからね!そう簡単にはかわせませんぜ!まぁ、普通に防がれてるけどね!だがそれでいいのだ。俺達の目的は鳥ガードを削る事。ガンガン削って小銭の音がしなくなるまでジャンプさせてやんよ!いや、これは違うな。
しかし、俺達のちくちく攻撃をものともしない新型はそんなへなちょこ効きませんよ!と言わんばかりにこちらにまっすぐに突撃してくる。
ふっ・・・あまいな・・・・マッ缶の2歩手前くらい甘い。こっちはもう、本部前なんだぜ?
「第六駆逐隊、参・上!!」
「なのです!!」
「ハラショー」
「俺も混ぜてくれよな!」
新型5体に対して第六駆逐隊と米屋が戦闘状態に入った。
ちょこまか動く駆逐隊に新型が翻弄されて、その隙にうまいこと米屋が攻撃を加えている。まったく、小学生は最高だぜ!って感じだ。いや、あいつら小学生なのかわからんけど。
でもこれで数の優位はこっちになった。
「こじ開ける!大井!!」
「はい!!」
新型をうまい事第六駆逐隊と米屋におしつk・・・任せる事が出来た俺達は当初の予定通りに指揮官とゲート美女に攻撃を集中させる。
「対策済みというわけか・・・」
「隊長・・・」
こいつらの対策はとにかく細かい攻撃を息つく暇もなく撃ち続ける事だ。大きい攻撃はゲートで返されるから、小さな攻撃で十分なのだ。そして、そこからできた隙間に大井が滑り込んでいく。
「海の藻屑となりなさいな!」
「くっ!アレクト―ルの情報が伝わっているとはいえ、斬撃をくらうのは久しぶりだな」
「いっくよー!」
「させません」
大井の斬撃にひるんだ指揮官に北上がアイビスを構えるが、それをゲート美女がゲート&ニードルアタックで妨害してくる。
やはり、ゲート美女は北上を警戒しているようだ。それなら話は簡単だ。
「ひふみ先輩、作戦継続です。このままあいつらの注意を俺達に釘付けにします。小町、ゼロを起動だ」
「わか・・・った!ゼロシステム・・・スタンバイ」
「ゼロ起動します!」
陽動が成功しているのを確認した俺達は作戦の最終局面に入る。
ひふみん先輩がヴェーダを小町に使う事で、小町はゼロシステムを起動させる。
起動時間は短いものの、ゼロの未来予知は強力だ。確実に北上から譲り受けたビームキャノンを当ててくれるだろう。
「お兄ちゃんやばいかも!」
当ててくれるだろう・・・・え、だめ?防がれる未来しか見えない?まじで?
「倒しきれないっぽい!」
チーン!え、まじ?っていう俺の視線に小町が泣きそうになりながらうなずいている。まじかー・・・。
「それなら、ゲート美女のトリオンを削る方向で撃ってくれ」
「動物の森さんじゃなくていいの?」
「あっちは周りのキューブで自己再生出来るから後回しだ。まずはゲートを止める!」
「了解!フォーメーション、ブルーディスティニーでお願いします!」
え?なにそれ?って思う俺をよそに、小町の指示に大井と北上、ひふみん先輩が同時にはいっ!と答えていた。
どうやら俺以外のメンバーでひそかに訓練していたフォーメーションがあるようだ。
ま、まぁ?俺のファンネルって結構ランダムに飛び回るから連携しずらいのは認めるけどさ・・・疎外感を感じてしまう。あれ?目から汗が・・・。
「お兄ちゃん・・・・!」
「・・・・・お、おう」
牽制射撃を行いながらしょんぼりしていると、小町からテレパシーが送られてきた。
感じる・・・アホ毛を介して、みんなの、小町の思いを感じる・・・・ファンネルが連携に邪魔なんすね、さーせん。
小町の意思を感じ取った俺は、小町のアホ毛から俺のアホ毛に送られてくる指示通りにファンネルを飛ばす。
まぁ、小町が視線でひふみん先輩に合わせろって言ってただけなんだけどね!俺にニュータイプの素質は無いし、カテゴリーFでもないのだ。あほ毛で感じるなんて無理。言ってみただけだ。
「ハチ・・・君」
「合わせます」
「アステロイド」「ファンネル」
まずは正面から、俺とひふみ先輩によるアステロイドとファンネルの攻撃により正面の防御を薄くする。
これまでの連携と同じように、俺達がこじ開けた空間に大井が突っ込んでいく。
「死ねぇっ!」
「効果的ではあるが、そう同じ手がなんども通じると思うな」
かいくぐった大井の斬撃をマントとその下に隠していたハチのような虫軍団で防ぐ指揮官。
そのまま大井に虫が押し寄せてくるが、大井はディフェンサーを起動して虫を防いでいく。が、展開したシールドが端からキューブに変換されていってしまう。
「お前のトリガーは優秀だが、基点となるビットをつぶせばいい」
「おのれ・・!畜生使いの分際で・・・!」
指揮官の宣言通りにビットを狙われる大井。それでもここで下がる訳にはいかないと俺とひふみん先輩が弾幕を張りつつ大井の周囲の虫や鳥を撃墜していく。それにしても大井さんや、さっきから口悪すぎない?
俺と大井とひふみん先輩の3人がかりでも敵の指揮官一人を倒せない、ゲート美女は指揮官のそばで北上を警戒しているようで。先ほどから俺達の攻撃を防御するでもなく警戒のほとんどを北上に向けている。だからこそ、この一撃が通るのだ。
俺はひふみん先輩とうなずき合う。タイミングはーーー今。
「「メテオラ」」
俺とひふみん先輩の同時攻撃により、指揮官とゲート美女の視界を奪う。ここからだー
大井が指揮官に切りかかり、俺とひふみん先輩が指揮官とゲート美女へと半々で攻撃を放つ。こちとらあらかじめ視覚支援を受けてるんだっつーの!煙幕の中でも良く見える!
「くっこざかしい真似を!」
「隊長!」
ここで、これまで牽制のみに徹していた北上が攻撃態勢に入る。俺から受け取ったアイビスを臨時接続した北上が声を上げる。
「ふぉいや~~!」
北上の声に反応したゲート美女さんはとっさに北上のフルチャージの射撃を想像したのだろう。指揮官と共にゲートで回避する。そして・・・
「トリガー臨時接続・・・・発射!」
その回避先を予見していた小町がゲートから出てきたところをB級部隊にチャージしてもらっていたビームキャノンで打ち抜く。
やったか!?とかフラグを建てないようにしっかりと注意する。これで倒せないのはわかっている。どこまで削れるかが問題だ。
「ここまで追い詰められたのは久しぶりだ・・・見事だ」
「・・・すみません、隊長・・・」
おっ予想以上だな。ゲートさんの左手が根本から無くなっている。指揮官のほうも片手と片足にそれなりのダメージが入っている。それなりに動きずらくなっているし、トリオンもガンガン漏れてる。押すならここだ!
「「アステロイド」」
「ファンネル!」
北上は臨時接続していたアイビスを手放してひふみん先輩と同時に攻撃をし、俺はファンネルを放ちながら接近していく。知ってるんだぜ?お前はキューブで回復できるが、その間攻撃が出来ないだろう?だから、回復させねぇよ!!
「小町!」
「小町にお任せ!」
北上とひふみん先輩による牽制射撃により、指揮官の動物の森は大分さみしくなってきている。
北上と大井はもう数十秒もすればトリオン切れでベイルアウトするだろう。だから、ここが最後のチャンスである。
俺と小町、大井はアイコンタクトをとると俺と大井が連携し、指揮官に近接戦闘を仕掛け、小町はゲートさんの懐に飛び込んでいく。
ひふみん先輩と北上により、周辺の動物を削り、その隙に俺と大井がそれぞれ切りかかっていくが、さすがは指揮官である。それでも倒しきれず、決定打を入れることができなかった。
大井はもはやディフェンサーを展開するほどトリオンが残っていないため、スコーピオンのみ、俺はファンネルとスコーピオンで攻防をしつつ、大井のフォローをする。しっかし、こいつ、マジで硬いな!
横目で見ると小町がゲート美女を追い込んでいた。もとより接近される事がなかったであろうゲート美女だが、どんな攻撃も、死角からだろうが、なんだろうが、今の小町をとらえる事は難しいし、ゲートでショートジャンプをしてもすぐに小町が切りかかってくる。やりずらいってもんじゃないだろう。
そんな優勢な小町だが、欠点である起動時間の限界まではあとわずかである。北上と大井がベイルアウトして、小町のゼロが限界に来た時までに倒しきれなかったら、こちらには勝機はなくなってしまう。
「くそっ!倒しきれねぇ・・・」
「お、おのれ・・・・!」
「なかなか良い駒だ。ミデンの兵よ、ここまで健闘するとは思わなかったぞ」
くっそむかつく!なんだこの超上から目線!まぁ、俺達総出でかかっても倒しきれないどころか押され始めてるから上から目線も仕方ないんだけどね?
大井も俺と同じ気持ちなのか、見るからにイラついてらっしゃる。ひぇぇ・・・これすべて終わった後が怖いんすけど!?でもそんな大井もすでに右手がふにゃふにゃにされており、もはや戦闘継続は困難になっている。
だが、うちの堕天した女神がこのまま大人しく落ちるわけが無いのだ。
「畜生使いの分際で・・・、調子に乗らない事です」
「無駄なあがきを・・・・なに!?」
言葉遣いがべらぼうに荒くなってる大井さんが、玉砕覚悟で飛び込み、それを指揮官がマントとハチ軍団で防ぎそのまま大井に虫をけしかける。このタイミングでは大井はかわせない。
そう指揮官が油断した、その隙をつくように、大井の体ギリギリのところを北上のアステロイドが通り過ぎ、そのまま指揮官を貫いていた。
「ふっ油断大敵です。八幡さん、申し訳ありませんが、後はよろしくお願いします」
「ふふん♪あたしと大井ッちにかかればってね!でもこっちも限界だよ、後はよろしく~」
最後にデカい一撃を入れる事が出来た大井と北上がそれぞれベイルアウトしていく。
おう、後は任せろ。と答えながらさらに指揮官との距離を詰めていく。大井と北上のラストアタックにより、指揮官のどてっぱらに風穴があいた。回復さえさせなければ!
「このまま決めさせてもらう!ファンネル!」
「チっ!おのれ!煩いぞ」
俺の残りのトリオンも、小町のゼロもあと少しで限界を迎えてしまう。だからこそ、ここですべてを出し切る!
俺達がここで指揮官を食い止めている間にも戦況はこちらに傾いている。周辺の残党は残りわずか、ここで俺達が負けても後援の味方がすぐにくるはず。だから、ここだ。ここが使いどころだ。
「はっ!煩くて結構。千葉の兄妹愛、見せてやんぜ」
「なに!?」
シスコンを極めた先にある奥義・・・・ハチザムを使う!横で小町がゼロの限界が近いのか、苦い顔をしながら小町はそんなでもないけどね、とか律儀に突っ込んでくるが。照れ隠しだと信じる。
もはや後の事を考えなくてもいい状況で俺は加速した思考を全力で使い指揮官を追い詰めていく。
最初の頃の半分くらいまで削った動物共と、指揮官へのここまでのダメージにより、一気に俺が優勢になる。後詰めの指示を宇佐美経由で連絡しつつ、ひふみん先輩がこじ開ける空間で俺とファンネルが暴れまわっていた。
「ばかなっ!?」
加速した俺に驚愕したのだろう、指揮官が信じられん・・・とつぶやいている。
戦いの中で進化した系主人公っぽく見えたのか?俺は不敵にニヤリとかえしてやる。
「ヴィザ爺がやられただと・・・!?」
・・・・こいつだけは絶対殺すって思った。そう決意すると同時に空閑からすぐに援護に入ると連絡があったが、それまでにこいつだけは絶対倒す、絶許だ!
前後左右から10機のファンネルを展開して、鳥の隙間を縫うように攻撃をし、更に俺自身もその射撃を回避した先に回り込むように接近してスコーピオンで連撃を加える。
当然、スコーピオンも虫軍団によりキューブ化されるが、そんな事お構いなしに、さらにファンネルで攻撃。と終わることのない連続攻撃を加えていく。通常状態よりも思考が加速した今、敵の指揮官には動物を増産する隙も、回復する隙も与えない。
「オラオラオラオラオラオラぁーー!!」
「ぐぅ、ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーー!!」
加速する思考の先に見えた勝機に俺は咆哮を上げ、斬撃を加速させていく。さらに加速する俺の連撃についに、今度こそ指揮官が動揺をする。ここだ!
「スラスターON!!」
「なにっ!?」
「ちぇいさーーーー!!」
指揮官が隙をみせる、俺はファンネルを展開して、指揮官に組み付いたその瞬間。
今まで隠れていた三雲がレイガストをスラスターで射出し、指揮官と、俺のトリオン体を貫いた。ぐはぁ!
さらに俺はトリオン体が解除される前にファンネルを射出して俺と共に指揮官を串刺しにする。これぞ自爆戦術。テンさん死なないで攻撃である。・・・違うか。
トリオン体が強制解除された俺と指揮官はそのままにらみ合いながらバックステップで距離を取る。
「はっ!千葉の兄妹愛の前ではブラックトリガーも無力だな」
ベイルアウト機能の無い俺は生身で戦場に立つという正気を疑いたくなるような状況だった。超怖い。これ新型がきたら真っ先に殺されちゃう!しかし、そんな雰囲気など、おくびにもださずに敵の指揮官を挑発する。ちょっとひざが笑ってるくらいは勘弁してほしい。
「おのれ・・・・!!」
めっちゃにらんできて超怖いが、これで撤退せざるおえないはずだ。
もはや小町もゼロを停止させてゲート美女から少し離れたところでひふみん先輩に介抱されている。おそらくゼロの使い過ぎで気を失いかけているのだろう。ふらふらしているのが見える。
こっちももう戦闘継続は出来ない。たのむ、ここで撤退してくれ!!
「ここまでだ、こっちはもう自陣前だ。今の俺達にあんたらを追撃する余裕はないが、すぐに増援が来るぞ?撤退してくれるならありがたいんだが?」
ありがたいどころか是非是非帰っていただきたいところだが、ここは強気で行く。
実際、すでに空閑がすぐそこまで来てる。万が一ゲート美女が戦闘態勢に入ったとしてもあいつに任せておけば問題ない。三雲もひふみん先輩と合流してるし、第六駆逐隊と米屋も残りは新型1体のみ。
「いいだろう・・・今回はこちらの負けだ。まさかミデンの戦士にここまでやられるとは思わなかったぞ・・・」
「はっ!そいつはどーも」
「貴様の名を聞こう」
「・・・・比企谷八幡」
「比企谷か・・・俺の部下になる気は?お前なら俺の右腕になれるだろう」
「断る」
「そうか、残念だ」
全然残念そうじゃないんですけど?なにその次は絶対殺すって感じの目は・・・。
もう来ないでくれませんかね!?そんな俺の視線を理解しているのか、不敵に笑い返してくる指揮官。
「俺の名はハイレイン、次は比企谷、お前を殺してやろう。」
「そりゃ勘弁だ」
「ミラ、撤退するぞ、ヒュースは予定通りここに置いていく」
その言葉と共に、ゲート美女と指揮官がゲートの先に消えていく。
なにやら最後に気になるセリフを言っていたがそれどころではない!俺はゲートが消えるのを見届けると、ひふみん先輩に支えられている小町の元に走る。ええい、トリオン体じゃなくなったから走るのが遅い!!
「小町!!」
「は~・・・い、小町だよ・・・。」
ふらふらしている小町を俺は抱きしめる。
「小町、大丈夫か!?」
「だいじょばない・・・お兄ちゃんは?・・てかなんでトリオン体壊されてるのにベイルアウトしてないの・・・」
ゼロを使いすぎた事による後遺症で頭痛がひどいのだろう、しかめっ面で答える小町。そのまま今度は俺に詰問してくる。あ、その表情はゼロによる頭痛じゃなくて俺によるものですか、え?半々?すみません・・・。
「ま、まぁ、ほら。それはあれだ。とりあえず小町は休め。ゼロの後遺症がひどいんだろ?」
「お兄ちゃんのせいでさらに頭痛がするんだけど?・・・まぁ、でも・・・あとで・・・・せっきょ・・う・・」
おおう・・・気を失う直前まで俺を問い詰めるとは、さすがは小町だ。ちがうか?
まぁいいや。それよりも問題は・・・。
「ひふみ先輩、三雲」
「な・・・に?」
「はい」
俺は真剣な表情を2人に向ける。そんな視線を向けられた二人は緩んでいた表情を引き締める。
「すまん、俺も、もう限界・・・ハチザムの影響が・・・」
「くす・・・わかっ・・・た」
「え?え!?」
小町に休めって言った手前で大変申し訳ないが、俺もトリオン切れとハチザムの影響で、もう意識を保ってられそうになかった。
そんな俺のセリフにひふみん先輩は笑ってうなずき、三雲はよくわかってないのか頭にはてなマークを浮かべている。すまん、ひふみん先輩に聞いてくれ・・・あ、でもひふみん先輩もしゃべり疲れてるや・・・・ごめん。たぶんその、なんだ?大井に聞いてくれぃ。
そう言いたいのはやまやまだが、俺の意識はすでにほとんどブラックアウトしていた。
ふらりと倒れそうになる俺をなんだかとても柔らかくて、いい匂いのするなにかに受け止められる。とても安心するそれに俺は意識を失っていく。
「ふふ・・・お疲れ・・様。ハチ君」
最後になにか聞こえた気がするが意識を失っていくおれにはその声が聞こえなかった。
そして、俺達の戦争が終わった。
という訳で戦争編27話でした!
大規模侵攻が終わり、次回はその後のお話。
ランク戦編はやらないけど。トータル100話になるまではなにかしら番外編を書きたいなと思っていたりして。
ちなみに、細かいところつっこみだすとキリがない大規模侵攻ですが、いつものようにヘーフーンという感じで流してもらえると助かります。
Q、新型多くない?
A,性能を原作より下げて、その分数を増やしています。北上の一撃で大量撃破が書きたかったんや。
Q,他の隊員は?
A,新型が大量にいたからその対応です。三輪の特級戦功は消えた。
Q、比企谷隊いろんなとこにいきすぎじゃない?
A,ワープです。
Q,なんで八幡トリオン回復したん?
A、きよひーのブラックトリガーの能力です。
と、個人的に無茶したな、ってとこはこんな感じです。他にもあるかもですが、笑って流してください。レプリカいなくなってないとかあるけど、流してください。
それでは次回、大規模侵攻終了ごのお話です。
あと少しお付き合いいただければと思います。