八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

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こんばんわ、戦争編24話です。

ぐだぐだ続く戦争編ももう少し、です。
今回は再び時間が戻りまして、小町、ひふみ、刑部姫チーム対エネドラのお話。

小町の試作トリガーが解禁されます。当然今回もガンダムネタ!
しらない人はガンダム見てね!!

という訳で、戦争編です。どぞー


比企谷隊の戦争24 小町、覚醒すりゅ

ー ボーダー本部内 仮想戦闘室 -

 

「おいおい、なんだこりゃ?どうなってんだぁ、おい・・・・?」

「フフン♪どうなってるのかしらねー?ふしぎねー?」

 

いくら攻撃してもダメージがない状況に怪訝な表情の人型どろどろマン。そんなどろどろさんに刑部さんがニヨニヨとした表情で口に片手を当てながら微笑んでいます。うわぁ・・・小町から見てもその笑顔、イラっときてポイントひくぅーい。

 

もう、見てるだけでもどろどろさんがイライラしてて、刑部さんが楽しそうなのが手に取るようにわかるのです。本当に性格わるぅーい。

 

冷静に考えると、相手のどろどろさんは今回の襲撃の中でも角付きで、ブラックトリガーという、当たり中の当たりで、正直担当したくないのですが、刑部姫さんってばそんなブラックトリガーさん相手にこの表情、普段はポンコツ美少女だけど、意外とすごい人なのかも!?

そんな小町の期待に応えるかのように、刑部姫さんのターンは続いているのです。

 

「あれー?あれれー?どうしたのかなー?ブラックトリガーさんはこんなものなのかなー?」

「くっそ、このサルごときが・・・・!」

 

へいへーい!とかいいながら戦う刑部姫さんに翻弄されまくっているどろどろさん、もう小町にはどっちが悪者かわからないよお兄ちゃん・・・・。

 

どろどろさんがどろどろになると、そこから黒い液体のようなのが、どろどろして、さらにそこからトゲがビュンビュン飛んできますが、刑部姫さんは余裕の表情で蝙蝠の群れに引き上げられながら空中に回避します。

さらに刑部姫さんが空中から両手を広げると、そこから折り紙のようなものがぱらぱらと舞い、瞬時に動物の形を作り、どろどろさんに突っ込んでいきます。

折り紙のようなもので作られたキツネやら、馬やら、蛇やらが、それぞれ本当に生きているかのように動き、どろどろさんに攻撃していきます。

どろどろさんがうざそうにどろどろして、動物達が四方八方からどろどろさんを強襲する。そんな戦闘が続いていました。

なんか低レベルな言い合いをしているなぁ・・・。

ていうかどろどろ言い過ぎてどろどろが、ゲシュペンストほにゃららしちゃってるよ・・・。え?ちがう?最初しかあってない?そんな細かい事は気にしたらダメだよ♪

それにしてもあれですねぇ・・・?

 

「うぅーん・・・。これもう小町達いらないですよね?ひふみお義姉ちゃん?他に行きませんか?」

「う、う~ん・・・・?」

 

なんかこれ、小町達いらなくない?って状況だったので、そうひふみお義姉ちゃんに問いかけますが、お義姉ちゃんは少し困ったように微笑んでいます。だって忍田さんもくるんでしょ?いらないよね?

えぇー・・・だめ?うぅーん、というやり取りをしていたら刑部さんから通信が入りました。

 

『ダメ!ダメよッ!絶対に姫をひとりにしないでね!?姫、いまにも泣きそうなの我慢しながら戦ってるんだからねっ!?』

 

相変わらず、余裕そうな表情を崩さずに泣きそうな声で無線で懇願してくる刑部さんに、器用ダナァーとか考えつつ、小町は不思議そうに問いかけます。

 

「え?でも刑部さんだけで倒せそうですよね?」

 

今は仮想戦闘モードで戦ってるので刑部さんも、どろどろさんも、ダメージどころかトリオンの消費もゼロですが、小町の目には刑部さんが有利に見えるのです。

むしろどろどろさんがたくさんの動物に囲まれてリンチされてる様を見てるとかわいそうに見えるレベル。むしゃむしゃとどろどろを食べてる動物さん達が結構グロい。

 

『無理っ!今だけなの!トリオン気にしないで戦えるからなのっ!仮想戦闘モードが破られたら姫負けちゃう!だからこまちゃんお願い!』

 

1人にしないでぇー!と余裕の表情で泣き叫ぶ刑部さんに関心した小町です。

えぇ?ホントに倒せないの?正直、小町の目にはどっちもブラックトリガーに見えるんだけど?

 

刑部さんの試作トリガー百鬼夜行は、トリオンで生成した折り紙を様々な形状に形作り、それをコントロールするというもの。なぜ折り紙なのかと聞いたら姫としてのたしなみと言われたのを思い出す。どうやらいつもの姫様ぶったムーブをこなしているらしいのです。

バイパーどころか合成弾すら軽く凌駕するほどのトリオンコントロールを求められるこの複雑怪奇なトリガーは、刑部さんの趣味というか、姫様ムーブによるものか、折り紙を自在に操作し、攻撃、防御、変化と組み合わせての囮等と様々な形で使用できる、まさに変幻自在なトリガーなのです。

ちなみに小町には無理でした!お兄ちゃんとひふみお義姉ちゃんは少し時間をかければ何体か作って操作する事も出来たけど、刑部姫さんはそれを一瞬で作り上げてしまいます。しゅごい!

 

百鬼夜行の名の通り、数多くの動物型を作成していき、作成されたその動物達は、それは本当に折り紙なのかと疑いたくなるくらい、自然な動きで攻撃したり、刑部さんの援護に入ったりと多彩な能力を持っているのです。

そして、何よりもすごいのが、この動物達がまるで生きているかのように操作する刑部さんが、普段がポンコツ過ぎて全然すごい人に見えないところだったりして。小町は涙が止まりません。

折り紙おって、動物作って、コントロールとかすごすぎる。と最初に聞いた時は、刑部さんすごい!しゅごーい!とか思った小町です。まぁ、その後で、自分で動くのめんどいから蝙蝠作ってそれで飛んだり、馬作ってそれで移動してたらうまくなったとか聞いてがっかりしたものですが、それでもすごいと思う。小町的にポイントは微妙だけど。

例のごとく、試作トリガーである百鬼夜行もトリオン消費が激しいけど、仮想戦闘モードの現在ではそれはもうバンバン作りまくる刑部さん。

壁際に退避してその様子を観察している小町とひふみお義姉ちゃんからは、動物の軍勢を引き連れた胸が大胆に見えている、改造ミニスカ巫女服?のようなものを着ている刑部さん対、どろどろ液体になるどろどろさんというよくわからない絵面がとってもシュール、に見えました。まる。

 

『ねぇっひふみん!?姫ってば結構頑張ってるんだけど、そろそろいいでしょ!?』

 

泣きそうな声で通信を飛ばしてくる刑部さんに小町はどうですか?とひふみお義姉ちゃんに問いかけますが、ひふみお義姉ちゃんは無情でした。

 

「うぅー・・・ん、あと、ちょっと?・・・・がん・・ばれ?」

『うわぁーーん!!ひふみんのばかー!コミュ症ーーー!巨乳ーーーー!!死んだら今年のコミケットいけないじゃないーー!!』

 

少し困ったような表情で刑部姫さんを応援するひふみお義姉ちゃんが可愛すぎると思うのです。

それにしても、刑部さんの演技力がすごい。通信だとこんな感じになのに、どろどろさん相手には余裕の表情で煽りまくりですごい。よく見ると足が小刻みに震えてるけど。頑張ってください!

そんな感じでフレーッフレーッって応援していると、訓練室の仮想戦闘モードが解除されてしまいました!な、なんですとぉー!?

 

「はっはぁ!これで無敵モードは終わりかぁ?」

 

いつの間にかどろどろさんによってこの部屋の仮想戦闘モードが解除されてしまった!い、いつの間に!

どういう事!?ってひふみお義姉ちゃんに聞くと、どうやらこのどろどろさん、どろどろするだけじゃなくて、気体にも変化出来るみたい。それでスイッチを操作したらしいのです。ひ、ひきょうな!

仮想戦闘モードが唐突に終了したため、刑部さんがめっちゃ動揺してます、無敵モードが終わった瞬間にビビり始めるとか、小物感がぱないですよ・・・。

ひふみお義姉ちゃんの解析終了までもう少し、でも、なんとかなるかな?

 

「旋空弧月」

 

部屋の天井付近の壁をぶち破って突入してきた忍田さんがそれと同時に旋空を放ちます。やったね!これで勝つる!!

ずばずばと旋空がどろどろさんを細切れにしていく間に着地した忍田さんがイケメンに見えました。いえ、もちろん元々イケメンだと思うのですがね?

どことなくすっきりした表情の忍田さんに、ストレス発散してくださいとか思ってしまいます。

 

「よく足止めした。刑部姫くん」

「あれ?ご苦労だったな、は?姫もう休んでいいよね?」

「私が切る。刑部姫君は援護だ」

「あれ?姫の仕事もう終わりでしょ?帰って良いでしょ?え?だめ?ですよねー・・・・はぁ」

 

どことなくうきうきしてる忍田さん、いくら切っても再生するどろどろさんにテンションが上がってるのでしょうか?どろどろさんが少しかわいそうに見えてしまう不思議。

忍田さんの隣ではかえりたいなぁーとかつぶやきながらも健気に動物達を作成していく刑部さん。どうやら鳥型の動物を大量に作って気体化したどろどろさんを吹き飛ばす戦法のようです。なんだか動物達がポケモンに見えてきました。

 

貴様のような奴を倒す為、我々は牙を研いできた。とか、すごくかっこいい事をかっこいい表情で言っていますが、小町の耳には副音声でひゃっほう、切り放題だぜ。的なのが聞こえてくる不思議。忍田さんの心労が伺えます。

 

「はっ!おもしれぇ、やってみやがれ!!」

 

と言いながらどろどろさんがどろどろしたりビシビシとトゲを飛ばしたりして忍田さんを攻撃しますが、刑部さんの動物に妨害されたり、ひょいひょいと忍田さんに避けられたり、切り落とされたりしつつ、時たま飛んでくる旋空に切り刻まれていきます。うわぁ・・・・文字通り、手も足も出ないとはこの事を言うんですかねぇー。

これもう小町の出番ないですよね?っていうか、これ小町足引っ張るだけじゃね?って思ってしまいます。一生懸命訓練したけど、まだまだだなぁ・・・。

 

「忍田さんってほんとにぱないですねぇ・・・。ちょくちょくお兄ちゃんが泣かされて帰ってくるのも納得です」

「うん、でも・・コマちゃん、じゃないと・・倒せないかも?」

 

今の小町ではとても能力不足で援護にも入れないほどの高レベルな戦いを見て沈んでいたところにひふみお義姉ちゃんがそう言ってきました。

確かに試作トリガーを使えば援護くらいは出来るかもだけど、このままいけば倒せそうですよ?と。言うとひふみお義姉ちゃんが説明してくれました。

 

それは、相手のどろどろは無敵なのではなく、体内で伝達脳と供給機関を移動させたりダミーを作ったりして的が絞れないんだとか。レーダーに映るようにはしてあるけど、破壊する度に新しいのが作成されて的を絞れないのだそうです。

さっきからすごい勢いでズバズバとダミーを切ってる忍田さんですが、それでも全てを切る前にダミーを複製されてしまい、破壊スピードが足りないらしいのです。

なら刑部さんは?と聞くと、気体化への対応で動物達を作成し、援護に徹していないと、だそうです。、そしてひふみお義姉ちゃんはブラックトリガーの解析で動けない。つまり?

 

「だから、コマちゃんが、倒すの」

 

いつものおどおどした感じではなく、瞳に強い決意を宿したひふみお義姉ちゃんはまっすぐに小町を見てきます。

綺麗な、とても綺麗な瞳に見つめられた小町はこんな状況なのに、結婚して欲しいな、とか場違いな事を考えてしまいました。これが比企谷家の遺伝なのでしょうか?でもそんな余計な事を考えてしまっても、やる事は決まっているのです。

 

「ひふみお義姉ちゃん・・・わかりました!小町、がんばるであります!」

 

だから小町はビシっと敬礼を決めて覚悟を決めます。

ビシっと敬礼した小町にうなずいたひふみお義姉ちゃんはすばやくヴェーダを操作していきます。

 

「コマちゃん。これから、ゼロを、起動させる・・・ね?制限時間は・・・3分」

「はい、大丈夫です」

 

ひふみお義姉ちゃんの言葉にうなずくと、小町の目を守るようにバイザーが展開されます。

小町の試作トリガーは時間制限があるのです。3分以上は脳に負担がかかるそうです。なので、3分で決着をつけないとです。

 

「ヴェーダのリソースを・・・全て、コマちゃんに」

「ふぐ・・・よろしくお願いします」

 

続くひふみお義姉ちゃんの言葉にヴェーダからの情報が脳に直接送られてきます。これが、試作トリガーの能力のひとつ。・・・少し頭痛がするけど。

 

「リンク・スタート・・・ヴェーダとのリンク、完了。ゼロシステム起動します」

「ではでは~♪教導隊所属、比企谷小町、いっきま~~す!」

 

そしてひふみお義姉ちゃんが告げる起動のセリフと同時に小町の試作トリガーゼロシステムが起動する。

起動と同時に小町の視界、思考が切り替わっていきます。

 

ゼロシステム。これは比企谷隊の試作トリガーの中でも最後に作成されたお兄ちゃん曰く、最強のトリガー。

その能力は、未来予知。セクハラエリートのような能力なのです。

でも、セクハラのと違い、このゼロシステムにはいくつかの制限が付いてしまうのです。

まず一つはゼロで一つのトリガーホールを使用している為、必然戦闘に使用できるトリガーが1つのみとなってしまう事。

もう一つが、ヴェーダとのリンクを前提としている事、その為、使用時にはヴェーダの能力を全てゼロにそそぐ必要があるのです。

そしてもう一つが使用者への負担、ヴェーダによる莫大なデータと戦況予測から推測されるそれは予測を越えて、予知のレベルとなる。しかしそれを直接脳に送り込むため、脳への負担が大きいのだそうです。

でも、だからこそ、今回の敵相手には小町とゼロは勝利への最後の布石となるのです。・・・たぶん。

 

「!小町君!・・・そうか!」

 

小町の参戦に気づいた忍田さんですが、小町がゼロを使っているのを見てうなずいてくれました。

本来なら小町では足を引っ張ってしまうだけです。ですがゼロシステムを起動した今は忍田さんが切りやすいように、どろどろを切ったり、ダミーを切る援護は出来るのです。

 

「あぁ・・・!?なんだ?どういうことだぁおい?」

 

小町が参戦するのを見ていやらしい笑みを浮かべたどろどろさん。でもその笑みはすぐに歪んでいきます。

ゼロの未来予測により、小町への攻撃はもちろん、忍田さんへの攻撃も小町が都度忍田さんと刑部さんに伝えたり、切り捨てたりすることで、まったく当たらなくなり、こちらの攻撃がズバズバとダミーを切り裂いていくのですから歪むのも当然なのです。

 

忍田さんに、右、下、右、右、旋空、旋空、からの~?上、X、下、B、L、Y、R、A、と伝えつつ、間に刑部さんに風を起こしてもらい気体化を押し戻します。その間にもちろん小町もカカロット・・・じゃなくて、どろどろさんを切ったり、切ったり、も一度切ったりとどろどろさんを徹底的に切りまくりんぐします。

 

「どうなってんだクソ!雑魚トリガーの分際で!!」

「貴様の敗因は我々の前ではしゃぎすぎた事だ」

 

ダヂバナザァーーン!!って感じで叫ぶどろどろさんに忍田さんがかっこよく決め台詞を告げて最後のダミーを切り捨てました。そう、最後に残った反応こそ、ダミーではなく本物のはず。小町も本物がほしい・・・・・。

じゃなくて、それで倒せるはずだったのですが、土壇場でどろどろさんはダミーから弱点を外していました。こすぅーーい。

 

どろどろさんがまたもやどろどろして忍田さんに攻撃するのをまたもや小町が隠しコマンド的な感じで回避予測して伝えます。上、X、下、Bほにゃらら・・・・・できた!

 

「よくよけたなぁ・・・だが、そこは風下だぁ」

 

忍田さんからトゲが生えるのを見てニヤニヤ勝ち誇っているどろどろさん。小町の存在が忘れられてる気がするのは気のせいかな?これがステルスヒッキーなのかな?まさか小町も使えるとは・・・。

 

「教えてくれよおれの敗因ってやつをよぉ?」

 

油断です。超油断してるどろどろさん。そんなどろどろさんに向かって刑部さんの動物達が強襲します。

 

「こんな雑魚で倒そうってかぁ?」

 

そう勝ち誇りながらズバズバどろどろと吹き飛ばされる動物達の影に隠れて小町が切りかかりますが、それも予想通りだったのか、どろどろさんが小町にもどろどろを向けてきます。

 

「とろいぜ!!」

「そうだね、でも小町はお兄ちゃんの妹なんだ。だから、ここで負けられない」

 

なぜか小町を見て小学生は最高だぜっ!て叫ぶどろどろさんの攻撃をゼロの未来予知により回避しつつ、最後の反応、弱点部分をすれ違いざまに切り裂きます。

 

「あと、小町は中学生です。」

「なん・・・・だと!?」

 

ぴしぴし、ちゅどーんと爆発してトリオン体が解除されるどろどろさん。それと同時に小町のゼロも解除します。

ふぅ・・・制限時間内に倒せてよかった。

 

その後、どろどろさんのすぐそばにゲートが開いたと思ったら、中からショートカットの美人さんが出て来て、どろそろさんと口論をしてとなんやかんやしてたらどろどろさんが死んでました。

途中から、戦闘能力の低い小町とヴェーダを展開しているひふみお義姉ちゃんを守るように刑部さんが動物の森、じゃなくて百鬼夜行を展開していたので詳細がわからないのです。

 

その後、忍田さんにしこたま褒められた小町。MVPだね!っぶい♪

刑部さんのおかげなんですっていったらすごい怪訝そうな顔して刑部さんを見た忍田さんに、刑部さんが泣きそうになりながら姫、がんばったのよ?だから、休みちょうだい?って言って、却下されてとそんなやり取りをしていると、ひふみお義姉ちゃんが小町のそでをちょいと軽くつまんできました。うん、いちいちかわいいな!

 

「ハチ君と、北上ちゃんと、大井ちゃんが危ないかも」

 

戦闘が終了した後、外の戦況を確認していたひふみお義姉ちゃんが告げたのは我が比企谷隊のピンチでした。

どうする?と告げるひふみお義姉ちゃんに小町は笑顔で告げるのです。

 

「もう、まったくしょうがないんだから、ごみいちゃんは。ほんとに小町がいないとだね!あ、今の小町的にポイント高い♪」

 

ってね。さて、お兄ちゃんの自慢の、出来る妹小町が援護に行きますよーっと。

こうして、小町とひふみお義姉ちゃんはお兄ちゃんの援護に向かうのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




という訳で、戦争編でした。

試作トリガー”ゼロシステム”はガンダムウイングに出てくるのです。
これにより、北上、大井、小町がガンダムウイングネタで、ひふみがダブルオー、八幡が宇宙世紀のガンダムを参考に装備を作っています。
現時点で対人最強は小町、防御は大井、攻撃は北上、情報戦はひふみ、八幡は器用貧乏に。
やはりここの主人公の扱いはどこか切ないのです。

ちなみにヴィザとヒュースは原作どおりです。
次回からは玉狛逃亡戦、つまり、最終決戦です。

というわけで、次回もよろしくです。

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