八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

64 / 101
こんばんわ!すごく寒いですね!

最強寒波が到来してはや数日・・・とても寒いのですね。

毎日毎日寒い寒いと言いながら凍える日々を過ごしていますが、あれですね、スキー行きたい。

さてさて、タグにのってるキャラがほとんど活躍していない戦争編ですが、あれですね!那須とか出てくんの10巻からですしね!この辺は出番が少ないのです!だから是非もないよネ!

そんなこんなでワートリキャラがあんま出てない戦争編3話です。



比企谷隊の戦争3 原作突入するよ!

「小町~明日はなんか予定あるか?」

 

「ん?どしたん?おにいちゃん??」

 

時は防衛計画について忍田さんに話してから数日がたっていた。

そんなとある平日の夜に、俺は自宅にて愛する妹であるところの小町とのんびりとテレビを見ながらふと、明日の予定を問いかけた。オラ、わくわくすっぞ!って地味におもしろいな、こいつら・・・微妙に似てるし。

そんな事を考えながら小町を見ると、微妙な反応をしながら不思議な顔をしていた、あれ?もしかして小町って悟空しらないのん?え?ちがう?唐突な質問にたいして?あ、そうなのね。

 

「明日学校終わった後は予定あるか?最近勉強ばっかで疲れてるだろ?だからもしあれだったら気分転換に体を動かさないか?ようは一緒に訓練するかって事だな」

 

「え!?いいの!?お兄ちゃんいつも小町は俺がーとか、小町に戦闘はー・・・とかいって全然訓練させてくれなかったのに!?どうしたの!?」

 

まぁそりゃそう思うよね、いままでだったらもちろん小町に無茶をさせたくなかったり、ケガさせたくなかったりしてたから訓練とかなるべくさせないようにしてたからな、是非も無いよネ!

 

「まぁ、もちろん愛する小町に危険が及ばないようにしてたんだけどな・・・お、これ八幡的にポイント高いよな?」

 

「あーはいはい、ソウダネーポイントタカイヨー」

 

わー小町ちゃん棒読みだなー・・・・

 

「でだな?最近ひふみ先輩が入ってくれただろ?そうすると俺と北上、大井、小町とひふみ先輩となるわけだ」

 

「うんうん、今は小町、勉強を優先してるけど成績が良くなったからそろそろボーダー優先に戻そうかなって思ってるしね」

 

「おう、よく頑張ったな。大井も大満足だったぞ?」

 

エッヘン!とささやかな胸を張る小町の頭を撫でてやる。そうするとえへへ、とはにかむ小町はやっぱり俺にとっては希望の光な訳で。この笑顔を曇らせないようにしようともう一度決意するのであった。ってそうじゃなくて。

 

「で、そうなると俺と北上、大井が戦闘員だろ?」

 

「うんうん、で、小町とひふみお義姉ちゃんがオペレーターって・・・もしかして!?」

 

手のひらの指を一本一本おりおりして数えながら考えている小町は、もしや!という顔をしながら期待を膨らませた顔を俺に向けてきた。

 

「まぁ、そういう訳だな。戦況次第ではあるが、状況によって小町かひふみ先輩が戦闘に出る可能性も考慮しようかな、と思ってるわけだ。知ってるか?ひふみ先輩って超強いんだぞ?」

 

ついでに超、超、超かわいい。あと優しいし、美人だし、女神だし、おっぱい大きいし。・・・あ、ごめんね?小町ちゃん。最後のは聞かなかったことにしてもらえませんかね?え?だめ?まんま肉まんでどう?あ、いい?ありがとね。

 

「だからな、俺のファンネルでの全力戦闘が必要な場面が来たらひふみ先輩は俺のサポートで完全に塞がるからそういう場合は北上と大井のナビを小町にやってもらうことになるだろ?でもそれ以外の場面ではオペレーターが2人いる状況になるわけだ」

 

通常の防衛任務であればオペレーター2人もいらないからどっちかに戦闘に出てもらったりすることもあるだろう。試作トリガー使ってるからランク戦にも参加しないしその辺は自由自在なのだ。

だから、2人のオペレーターをそれぞれ交代で戦闘に参加してもらおう。・・・実際には今度の大規模侵攻に備えてる面もあるがな。

低くない確率で小町に危険が迫ることがわかっている以上、小町にも自衛力を身に着けさせようという魂胆もあったりして。でも迅さんの未来予測で知ったこれは本人には伝えない方がいいらしいから、それとなく対策を進めていくのだ。

つかこんなん伝えたら小町の笑顔を曇らせることになるだろうしね。そうならないように俺も全力を尽くす所存だしね。念の為である、念のため。

そんな俺の心境を知らない小町は不敵な笑みを浮かべていた。小町ちゃん?変な顔になってるわよ?

 

「ふっふっふっ・・・ついに、ついに!比企谷隊のリーサルウエッポンの出番ってわけだね~!こほん、諸君!戦争だ!いや、戦争のようなしろものの始まりだ!!・・・・こんな感じかな?」

 

「お。おう・・・」

 

Oh・・・たしかにそれされたら味方の士気とかすげえ上がりそうだな。いやいや、それはそれで小町の将来が不安になるからそうゆう中の人的なネタは控えてほしいかなーって思わなくもなかったり。

ホントに、小町がいきなり「これはある種のマンハント!」とか凶悪な笑みを浮かべながら言ってたら俺もう親父と母さんになんて言っていいのやら・・・・。頼むから小町よ・・・・・・健やかに、まっすぐに育っておくれ・・・若干手遅れな予感がしてはいるがそうでないと信じたい。

 

「まぁ、そんなわけで俺は防衛任務で学校を昼で早退してるが、防衛任務後にC級隊員と訓練をする予定だからそれを手伝ってくれ。」

 

「アイアイサー!!」

 

明日の予定を理解したのか小町は元気よく敬礼をしてくれた。うん、やはり小町にはこうあってほしいものだ。

もう一度、小町の頭を優しく撫でながら、絶対に守ってみせると強く決意するのであった。

 

 

 

 

   ー 翌日 ー

 

 

「比企谷現着。防衛任務に入ります」

 

現場に到着した俺は無線で本部にいるであろう沢村さんに告げる。今日も一日がんばるぞぃ!

隣にはひふみん先輩が微笑みながら佇んでいる。そう、ひふみん先輩だ。ひふみん先輩である。HI・HU・MI・N!!

 

そのいでたちはまさに戦女神である。神々しいぜ!あと可愛い!

俺同様にひふみん先輩の姿もコスプレ姿のようになっていた。ひゅーひゅー!可愛い!!

トリオン体は赤と青を基調としたミニスカ和服、いわゆる武蔵ちゃんのような恰好でくるって話だったけど、実際にはなぜか魔女っ娘の恰好だった。なぜし・・・いや、その白い魔女っ娘の服装も生足が大胆にこんにちわしてるスリットとか大きな黒いリボンとか、魔女っ娘らしい帽子とかあとお胸の部分とかがエロくていい感じではあるが。けしからん。

とりあえずひふみん先輩にあれ?武蔵ちゃんは?って聞いたら、ファンタジアがね・・・って説明されて。よくわからないけど、あまり深くは聞いてはいけないのだろうと納得することにした。どっちにしろ可愛いからね、可愛いは正義。

 

「しかし、本当に戦闘もこなせるんですね。大井が悔しがってましたよ」

 

「ふふ、大井ちゃんも強かった・・・よ?」

 

「ほんとすごいです、綺麗で優しくて、強くて、オペレーターも出来てって尊敬します」

 

コミュ障だけどね!とか思っても言わない。紳士だからね!そんな俺のセリフに頬をうっすらと染めながら微笑んでくれる。もう!その笑顔惚れてまうやろー!!

 

「ふふ、ありが・・・と?話すの苦手だけど・・・ね?あと男の子・・・も」

 

あ、でもハチ君は別だよ!?ってあわあわしながらフォローを入れてくれるひふみん先輩。これはあれかな・・・もうこのルートで行けって事かな?え?違う?知ってた。

それからも他愛のない話?のような単語の応酬をしながら防衛任務をこなしていく。二人っきりでね!!ここ大事。

 

ちなみに本日、ホントは違うB級部隊が防衛任務につく予定だったのだが、様々な事由により任務に入れなくなり、代打として比企谷隊にお鉢が回ってきたのであった。

ひふみん先輩との戦闘面での連携の確認をするのにちょうどよかったので、ならちょうどいいかな、という感じで、俺とひふみん先輩はピンチヒッターを了承した。学校も早退出来たしね!

 

学校早退出来たしっ♪て喜んでみたけど、その代わりに仕事をしている事に関しては触れてはいけない。しっかりと現実から目を逸らす事も時には大事なのである。比企谷ハチマン!約束どおり、社畜になりにきました!ってか!ははは・・・・泣きたい。

 

結局現実と向き合ってしまい意気消沈してしまった俺を励ますようにひふみん先輩が俺の頭をよしよししてくれてすっかり全回復していた。さすが魔法使いひふみんだぜ。あれ?僧侶枠じゃないから回復できなくね?

まぁいいか、可愛いからね!

 

『2人とも、来るわよ!』

 

ひふみん先輩とコントのような、そうでないような事をしていると沢村さんから通信が入る。さーて、お仕事お仕事~。しかし続く沢村さんの発言によりそんな事を考えている場合ではなくなっていた。

 

『近くに民間人がいるみたい!急いで!!』

 

急いで!って・・・座標的に警戒区域内なんすけど?なんで民間人いるんすかね・・・?とか思うものの、そうも言ってられない。民間人ももちろんだが警戒区域の外周付近であるのでどちらにしろ急がないとだ。

 

「了解!ひふみ先輩、俺が先行します!後方支援お願いします!!」

 

「わかっ・・・た!」

 

フンスと可愛くうなずくひふみん先輩を確認した俺は、ファンネルの追加機能の一つを起動する。

最初こそブレードモード、射撃モード、シールドモードのみだった俺のファンネルだが、強化の結果により、追加機能であるところのスラスターモードが追加されたのだ。

いわゆるあれだ、高機動パッケージ。腰回りや背中に展開したファンネルからバーニアが噴射され、勢いよく飛び出していく。ハチマン・ヒキガヤ、行きます!!

 

民間人が付近にいるのであれば最速でつく必要がある。そのため、トリオンの消費量を気にせず全速力で飛翔していく。その速度はグラスホッパーでの移動の比ではない速度になっていた。もう誰にも遅いなんて言わせないぜ!スロウリィ!?俺がスロウリィだと!?みたいな屈辱はうんざりだ!

 

「速く、誰よりも速く・・・!」

 

正直別にそんな早さにこだわりは無いんだけどね?これ使えるようになった時にたまたま近くにいた黒江に自慢したら韋駄天の方が圧倒的に早くて、その時にドヤ顔されてグヌヌってなったのは記憶に新しい。遅いですねって言われて例のやり取りをしてちょっと楽しかったのは内緒である。

いわゆるブラックサンダー!ぐ、ぐわぁぁぁぁ!!ホワイトチョコ!ぐわぁぁぁぁぁみたいなとこまで出来たら最高だった。あれ?微妙に違うか?まぁいいか。そんなトリックとかジョーカーの事を考えている場合じゃない。急がなくては!

 

「もう少し・・・あと少し・・・!たのむ、間に合ってくれよ!!」

 

ラストスパートだ!瞬殺のぉーーーー!ファイナルブリッドォーーーーー!!!

 

「見え・・・・た!」

 

数は、バムスターが2体か!1体の口には何かが咥えられてる!?くそ!まだ距離がある!ここからの攻撃では民間人に被害が出る可能性が!確実に、一撃で撃破できる距離まで接近しなくては!

ようやく目視できる距離になったとはいえまだ距離がある、ほんの数秒が果てしなく遠く感じる・・・くそ!間に合わないのか!?

 

「もう・・・少し・・・・・・へ?」

 

ようやく射程に入った俺はバイパーのトリオンキューブを展開し射撃体勢に入ったが、思わず変な声が出てしまった。

 

「え・・・?へ・・・・!?」

 

思わず俺が気の抜けた声を出してしまったのも仕方ないだろう。

ようやくしっかりと把握できる距離まで来たところで片方のバムスターが吹き飛んでいた。あれは・・・三雲か!?口にくわえられていた少年が投げ出されていた。・・・・ここまではいい、いやボーダーのルール的に全然良くないけど、いい。

問題はもう一体のバムスターが爆散していたのだ。え?ってなるのも仕方ないだろう。しかもやったのは見た記憶のない白髪の少年だったのだ。・・・えー・・・・。

 

「あーえー・・・っと、大丈夫か?」

 

「あ・・・・先生・・・・・」

 

「ん?誰だ?」

 

ようやく現着した俺はなんと聞いていいのやらという感じでとりあえず三雲に確認すると、三雲はいたずらが見つかった顔をして、もう一人の白髪の少年はのほほんとしていて・・・あー・・・これなんかメンド臭い予感がビンビンするなーって思いましたまる。

 




という訳で、原作突入しました。

ようやく白髪の少年を出せたぜー。・・・一言しかしゃべってないけど。

しかし、ホントこれワートリ感無いなぁー・・とか思ったりして、ひふみんひふみんやりすぎ警報が発令中ですが、好きだから仕方ないよね!あと原作開始らへんて那須さん出しづらいなぁーとか思ったりして。

まぁもうちょっとしたら那須さんもがんがん出していきたいなぁと思いますのでこれからもよろしくお願いします!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。