八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

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こんばんわ!17話です

今回は久しぶりに八幡に過酷な道を歩ませます!サーセン

いわゆる縛られて、泣かされる話です・・・

ちなみにこれで47話目、あと3話で完結予定です、たぶん。

その後は別の話書くか、原作入りさせるかは考え中です。

れふぃーやたんとか書きたいんすよ。




比企谷隊の挑戦17 ランク戦の打ち上げ☆

ー 比企谷隊作戦室 -

 

比企谷隊の勝利です! そう三上の宣言がされたのを確認した大井と八幡、ひふみは手に汗を握った緊迫した状態から解放されていた

 

「ぷはっ・・・・!・・・ふー・・・よかっ・・・た」ホッ

 

ひふみは止めていた呼吸を解放し、八幡的ヒーリングオーラを放ちながらもその豊かな胸に手を置いて安堵の吐息を吐く、緊張からか少し火照った頬とその色っぽい仕草に八幡がドキンコして視線を横にずらすと

 

「北上さん・・・よかった・・・ほっ」

 

自身の身を挺して守った北上が無事二宮から逃げ切った事を確認した大井がこれまたひふみに勝るとも劣らない豊かな胸に手を置き安堵の吐息を吐くのを見た八幡はまたもやドキンコしていた。

しかし、ドキンコしたのもつかの間、八幡は勝利の安堵からか緊張から解放されたためかハチザムの影響で意識がふらふらとして来ていた。

ハチザム、それは愛する小町を守るための八幡の最終奥義である。これを使用すると、本来の実力以上の戦闘力を発揮(当社比180%くらい、たぶん)出来るようになる。しかしその代償として長時間の使用が出来ないのはもちろん、使用後に疲労から意識を失う、もしくは睡眠状態になってしまうというものだった。

今回はそれを導入し影浦と二宮に対して、相打ち覚悟で行きながらも二宮を落としきれなかったのだが・・・最強シューターの壁は厚かった。

ベイルアウトから今まで何とか意識を繋ぎとめて指示をしていた八幡だが、戦闘終了の安堵により意識を手放してしまう。

 

「あぁ・・・ほんとそれな・・・つか、わるぃ、そろそろ限界だわ・・・その辺に転がし・・・と・・・いて・・・く・・・・zzz」

 

そんな意識のシーソーゲームに敗北した八幡は立っているのも限界を迎えてしまいふらふらと倒れてしまう、そんな八幡を大井は慌てて受け止めようとした、その結果

 

 

 

ふにょん

 

 

 

 

とした音とともに大井は倒れそうになる八幡をその豊かな胸で受け止めていた。

 

「!?!?!?は、八幡さん!?!?」

 

とっさの事だった、その為大井の意思とは無関係に八幡の頭を挟む形になってしまった大井は慌ててすでに意識を手放している八幡を起こそうとしてはわはわしていた、はわはわし過ぎて顔を真っ赤にした大井は八幡を起こすことも引きはがすこともできずにはわはわしていた。

 

「・・・・・・みて・・・ないよ?」

 

発言とは裏腹に両手で目を隠しながらもバッチリと隙間から覗き見するひふみであった

 

 

「zzz・・・・」

 

そんな2人の事など露知らず、大井の谷間にダイブした八幡はすでに夢の中だった・・・

 

そんなこんなであわあわしている大井とひふみの元に戦闘終了した北上が帰還して谷間に八幡な状態を見られた大井がさらにあわあわとしたり、一旦作戦室から出ていた小町が戻りニヨニヨしながら写真を撮ったりそれにまたはわはわしたりなどなど、その後の比企谷隊の作戦室内はランク戦の勝利とは別の理由で騒がしかったとさ。

 

 

 

 

ー しばらく後 打ち上げ会場 八幡SIDE ー

 

「それでは〜比企谷隊の〜勝利を祝ってぇ〜〜??」

 

「「「「「「かんぱーーーーい!!!」」」」」

 

わいわい、がやがやと聞こえるカンパイの声、楽し気な話声に俺は動かないからだと不可解な重みを不思議に思いながらも重くかぶさっていた瞼を開く・・・・いったい何がおきているんだ・・・?

 

「こ、小町ー・・・?大井ー・・・・・?すまん・・・・俺、まだ疲れてあれだから・・・・もう少し静かにしてく・・・・・れ?」

 

んん?なんかおかしくね?俺は未だ回らない頭と動かないからだに現状の把握が出来ずにいた。

おかしいな・・・んん?ええ・・・・っとなんだっけ?

 

「あ、お、おはようございます、八幡さん」

 

「おぉ・・・おはよう?・・・・どした?」

 

ようやく視界がクリアになってきた俺は動かない体を不思議に思いながらも視線をめぐらすとそれに気づいたに大井が赤い顔で挨拶してくれたのだが、ん?なんで赤いん?かぜ?

 

「い、いえ・・・・・なんでもありません、なんでもありませんからね!?オボエテナクテヨカッタ・・・・」

 

「どした?何を覚えてないんだ?つかここどこ?なんか騒がしくね?」

 

なにかに縛られてるかのように動かない体は無視して現状を確認する、確認、大事!

 

「!?いえ、気にしないでください、こちらの話ですので、ちなみに今は・・・・今は何でしょうね?打ち上げ?祝勝会?そんな感じです?」

 

大井もよくわからないのかよ・・・

 

「んで?なんで俺の体縛られてるの?しかも北上が抱き付いて寝てるし・・・・ナニコレ?」

 

「もちろん逃げないようにですよ?あと、北上さんは二宮さんに追いかけられたのが怖かったらしく、帰って来てからずっと八幡さんに抱き付いて泣いていたんです、少し前にやっと泣き止みまして・・・・あのスーツ野郎を海の藻屑にしてやろうかと思いましたよ☆」

 

プンプン!としながらもまぁ今の私ではまだ無理ですけどね、ふふ、と微笑む大井にドキコンしながらもやたらと近い北上の寝顔にもドキコンドキコンしつつ、逃げられないように縛られている現状にドキコン×3していた、やだ、八幡の心臓が大変だわ!!

 

「そうなん?え?逃げられないようにってこれから何されるん?俺・・・・つかなにそれ?俺の天使泣かせるとか生きる価値なくね?天罰与えなきゃだな、あのジンジャースーツマン二宮さんめ、絶対許すまじ・・・・ぜつゆるだわ」

 

・・・と、言ってみたもののまぁ無理ですよね・・・なんかほぅ・・・ていながら静かに切れてる二宮さんが容易に想像出来たもんその後粉々にされるまで余裕。

 

「まぁ、それは今後の課題として、まぁもうすぐ縛られている理由はわかると思いますよ?」ニコッ

 

「え、なにそれ、ホント怖い、そのすごい良い笑顔が逆に怖い、超怖い・・・助けて・・・」

 

「八幡さん、だんないよー♪」

 

うんうん、しおりちゃんかわいいよね、由乃ちゃん、だんないよー♪って・・・・・ちがう!!これから俺に良くないことが起きようとしている、逃げなければ!!

 

そう覚悟した俺だが、大井がニコニコしながらだんないよー♪と俺の口を塞ぐ・・・ついに発言の自由まで・・・タオルを口にまかれた俺はふがーとしかしゃべれなくなってしまった。はは・・・笑えるだろ?これもう何回目かわかんないんだぜ?

 

くそう!トリガーオンしようにも大井が俺のトリガーを回収しているのかトリオン体に換装できねぇ!!つかなにこの縛られ方、全然動けないんだけど!?すげえ!!・・・じゃなくて!

 

そんなこんなで俺が縄と大井と格闘している事しばらく、そろそろ近すぎる北上のご尊顔に俺のアイビスがメテオラしそうになるのをカメレオンしながらバックワームしてしばらくすると、ついにその時が訪れてしまったようだ・・・なに言ってるかわかんねぇな。

さっきからやたらと騒がしかった方に視線を向けるとなにやら小町が司会進行をしつつ、何かのゲームが始まるようだ

 

やだ、八幡ちょう嫌な予感☆

 

「それでは~明日の八幡(の所有権)は君だ☆大ビンゴ大会をはじめまーす♪」

 

「「「「「「「「いえーーーー♪」」」」」」」」

 

やだー・・・なに言ってるかイミワカンナイー・・・・・っべー

 

「それでは景品の説明です!!1位の方にはー?どどん!!なんと!1週間八幡!!」

 

「「「「「「「おぉーーー」」」」」」」」

 

いやそれ意味わかんないから!たぶん使いッパシリに使える的な奴だろうけどその言い方だと八幡になれる的に聞こえるから!!お兄ちゃん小町ちゃんの受験が心配だわ・・・・あと、この後の俺の扱いも心配だわ・・・

 

「第2位にはー?お兄ちゃんに命令できる八幡チケット3枚、もしくはC級隊員から希望の多かった1番弟子の権利をプレゼント!!」

 

「「「「「キターーーー!!!」」」」」」」

 

「ふふがっ!!ふがふが!ふがががふが!!(大井!助けて!ほどいてくれ!!)」

 

まずい、逃げないとだめだ!逃げないとだめだ!はやく・・・・北上が起きてしまわないように慎重に、しかし全速力で逃げなければ・・・・いやいや、そんなん無理やん、絶対逃げたら北上起きるやん、つまり逃げられないやん・・・・うわぁぁぁ・・・・万策尽きたーーーー!!

弟子とか無理!!無理だから!!俺は必死になって大井と小町に向かって首を横にふるふる・・・・ふるふると全力で否定のサインを送る、小町と大井は笑顔でうなずいてくれた

 

「八幡さん、だんないよっ♪」

 

デスヨネー・・・・大井さん、それ気に入ったのね・・・

 

「今、お兄ちゃんの許可も出ましたので2位~4位までの3人の方をそれぞれ1番弟子、2番弟子、3番弟子とします!!」

 

デスヨネー・・・・・って3人!?一人だけでなく3人!?無理です!絶対無理ですぅーーーー!!

 

しかし、残念ながら俺の必死の抵抗もむなしく、その後もやたらと俺にいろいろさせたりしたりするような、俺の人権が完全に無視された景品が発表されていくのであった・・・・グスン

つか俺のサインって需要あんのか?あ、そういえば那須と出かけたときになんか書かされたなぁ、一応あんのか?

他にも俺のシャツや写真、え?ホントにいるのそれ?なものが続き、いつでもランク戦券が発表された際に今までのとは違った歓声があがる

 

「よぉーしよし、それをまってたぜー!!」

 

「ふん、それは俺の券だ」

 

「おもしろいな」

 

あれあれー?なんか今、カゲさんとか二宮さんとか太刀川さんの声が聞こえた気がするぞー?ええー?俺どんだけむしられちゃうのー?つかこっわ!なんでさっきまで戦ってた隊のメンバーまで普通にいるんだよ!!意味がわからないよ・・・そしてさっきまでの景品に二宮さんが当たってたらどうすんだよ!?とか思ってたらその辺は選択できるらしい、なるほど、良心的ですね、俺以外に・・・・

 

「うーん、ハッチーさん・・・・スキーー・・・・むにゃむにゃ・・・・」

 

おおぅ・・・・・・北上さんや、それはあかん、あかんやつやでー・・・・・ドキドキしちゃう

 

こうして比企谷隊の勝利に終わったチームランク戦の打ち上げは、八幡の多大なる心労により大いに盛り上がるのであった

 

 

 

 

 




というわけで打ち上げ編でした。はは、今回も無理やりすぎたかな・・・・ゴメンナサイ。

俺TUEEな八幡しか認めねぇ的な方は見てないとは思いますが、この世界の八幡はそこそこです、ついでに言うと自分が書いた最初の目的は那須さんにハチの巣にされる八幡を書きたかったから、ただそれだけのために書いていたのにいつの間にかそれなりの量になっていました。いったいどこで道を間違えてしまったのか・・・オカシイナー

思い返せばハーレム書きそうになったり、女装させたりいろいろ踏み間違えまくったものです、ゴメンナサイ。二次創作だからゆるしてください、便利な言い訳だ・・・・

特に人気欲しくて書き始めたわけでは無かったのですが、なんだかんだで誤字報告や感想、お気に入り登録ありがとうございます!自己満足で書いてるとはいえ見てる人の反応があるというのは嬉しいものです。評価も順調に下がってるようでして、ええ。ほんと暴走しすぎてすみませんでした!

この後は個別ルート書いて、俺たちの戦いはこれからだエンドの予定?です、たぶん。もう少しおつきあい頂ければと思います。

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