八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・? 作:ちゅんちゅん丸
ひふみんかわいいよひふみん!
NEWGAMEのキャラはみんな可愛いからこまりますね!まったく、かわいすぎるのも考え物ですな!まったく。
そんなこんなでこれ戦闘とか何時やんの?な挑戦編です!
ー比企谷隊 隊室 八幡 SIDE-
大井が小町を勉強のために連れ出してからしばらく経ち、我が隊室には大井から伝えられた引きこもりの志岐からの紹介である代打オペレーター滝本さんが来ていた。
とりあえず俺は滝本さんをソファに座らせてお茶菓子を出したのちに、滝本さんに聞こえない位置に志岐を呼び、話を聞くことにした。
「おい、志岐さんや、お前は大井からオペレーターの紹介を依頼されたんだよな?」
俺はなるべく笑顔を意識しながら志岐に問いかける。八幡オコッテナイヨ?
「比企谷先輩、素晴らしい笑顔です。とてもドキドキしてきますね。メイドさんに笑顔で問い詰められる、とてもメニアックです!」
しかし、志岐は全く聞いていなかった・・・、そのままジト目で志岐を見つめ続けると、ポッと顔を赤らめながら視線をそらしてしまう、って、違うわ!!なんだそのヒロインみたいな反応は!!
「おい、オペレーターの紹介だよな?あの人明らかに俺とかお前とかと同じコミュ障だろ!?オペレーターできんのか??」
いやまあ目の前にコミュ障オペレーターがいるんだけどさ・・・あの人あきらかに俺や志岐よりコミュ障レベル高そうなんだもん
「私が言うのもなんですが、コミュ障レベルでは私や比企谷先輩の数段格上ですね、ちなみに男性も苦手なので今回その恰好をしてもらってます」
「おい、それ明らかにダメな奴だろ・・・・」
志岐の発言にげんなりしながらつっこむ、ちらりと滝本さんの方を見ると何やら俺のメイド服姿をキラキラした目で見ていた・・・あ、目があった瞬間ビクってして真っ赤になりながらあたふたし始めた。何あれかわいいなおい。
「安心してください、ひふみん先輩は比企谷先輩の正体を知っています。今その恰好をしてもらっているのもいきなり男の恰好で会うとフリーズして話が出来ないのでひふみん先輩の好きな格好で会ってもらったんです」
どうやら男性恐怖症?に近いらしい滝本さんは男性に話しかけられるとフリーズしてしまうらしい、だからコスプレ好きな彼女のために俺はこの格好をさせられた・・と、なにそれ?
「どっちにしろオペレーターは無理だろ・・・・」
「私同様にひふみん先輩も比企谷先輩なら話せると思いますし、オペレーターとしての技量は保証しますので、まずは一度話してみませんか?」
ふむ、志岐の表情からどうやらかなりの自信があるらしい、たしかにこいつもかなりのポンコツで男の前だと固まってしまうが、オペレーターは問題なくこなせている。ちなみに俺の前だと平気らしいが、それってなんていじめかな?
まぁそこまで言うのならばいいだろう、少し滝本さんと話そうと、志岐と共に滝本さんのところに戻る、どうやら滝本さんはまたもやチラチラと俺の服装(メイド服)を見ていたらしく、俺がそれに気づくとまたもやあたふたし始める、なんだろう、この、守ってあげたくなるような感じ・・・・大丈夫だよって言いながら抱きしめてあげたい・・・その後大井にすげぇ説教されそうだな
志岐は滝本さんの隣に座り、俺はその向かいに座った。座った瞬間ビクッとした滝本さんだが、この娘ちょっとビビりすぎじゃありませんかね?かわいいけどさ・・・?
「その、改めてはじめまして、比企谷隊隊長の比企谷八幡です。あ、この格好はですね、その・・・・」
む、改めてこの格好の事を説明するのはずいな。
「あ、あの・・・その・・・比企谷八重・・・さん・・・・ですよね?」
うむ、決して視線を合わせないようにしながらオドオドしている滝本さん・・・なんか癒されるな・・・・頑張れって応援したくなる感じだ
「あ、はい。そうです。ご存知だと思いますが一応周りには内緒にしてもらえると助かります」
「それは・・・大丈夫、です。話すのは・・・苦手・・・だから」
なんかつっこみづらいな・・・俺もあんまりこういう言い方しないようにしよう。
「あ、ありがとうございます、それで今回うちのオペレーターの代打をお願いしたいのですが・・・」
「っ!?」
え?滝本さんがびっくりしてるんですけど?志岐さんや?どうなってるのん!?そんな視線を志岐に向けると
「ふふ♪さすがは比企谷先輩ですね・・・実はだいたいの人がひふみん先輩との会話を成立できなかったのです。こうして話をした上でオペレーターの依頼をされたことに驚いているんですよ、たぶん、おそらく?」
なるほど?よくわからん。ちょっとオドオドしてるけど普通に会話してなかったかしらん?
「とりあえず、お願いしてもいいですか?」
再度確認しよう、確認、大事。
「は、はい・・・!」
ハッとして正気に戻った滝本さんが元気よく(滝本さん的に)応えてくれる。うん、この人めっちゃ癒されるわ・・・・なにこの愛玩動物みたいな視線の動かし方・・・ちょっと顔を赤くしながら視線をあっちこっちに向けるとか、かわいすぎるでしょ・・・・
「ありがとうございます、それじゃあ次のランク戦お願いします。」
こうして、新たなる仲間を加えて比企谷隊の次の戦いが「あ、あの・・・・!」・・・・なにさ。
「あ、あの・・・・次のランク戦・・・トリオン体・・・のデザインを・・・・」
「・・・・・え?」
どゆこと?と志岐に視線を向けると、志岐はてへっとわざとらしい仕草をしながら俺に新たなる死刑宣告を告げる
「ひふみんとの約束で、ランク戦の代打の協力報酬として、比企谷先輩のトリオン体の隊服のデザインを自由にしていいですよって約束してます」
「うぉい!」
あやうく突っ込みながら志岐はたくとこだった・・・・っぶねぇな、いや、はたいてもいいでしょこれ、なにその約束・・・そんなげんなりした表情をしていると滝本さんがキラキラした目で見つめてくる、なにこれ、めっちゃ綺麗な目なんですけど、やばい、超キラキラしてるし、これ普段とは絶対違う理由で断れないやつですやん。
「大丈夫・・・・!・・・まかせて・・・!」
すっごいキラキラした目で胸の前でこぶしを作りながら滝本さんがめちゃくちゃかわいらしく言うが・・・・まじかぁー・・・・
「えぇ~っとその~ですね?」ムムム
「・・・・だめ・・・・かな?」
どうしようかと悩んでいると滝本さんが目をウルウルさせながら聞いてくる、くそう!こんなの、こんなの断れるわけないだろうがぁ!
「あぁ~・・・・その、なんだ、ほどほどにお願いします」
頭をガシガシと書きながら滝本さんに応えると、これまたびっくり、めちゃくちゃかわいい笑顔で「うんっ!」って頷いて八幡の心はぴょんぴょんしました、まる。
それからしばらくは戦術の確認と相手チームの動きを確認していた。
滝本さんの話し方は少しゆっくりだが、必要最低限の会話で済ませてくれるのはありがたい。
その後、起床した北上と滝本さんが自己紹介をし、北上の犬っぽさに緊張が取れた滝本さんが北上の頭を撫でるのを鑑賞していた。おかげでここ最近で荒んだ心が癒されるのであった。まじひふみんと北上と小町は俺の天使だな、うん。
いくつか確認した後にお互いのメールアドレスを交換して解散した。その際のメールが
”今日はありがとう!気合入れてナビするからね!!あと隊服もお楽しみに(^▽^)/”て書いてあった。なるほど、メールでやり取りする方がスムーズなんすね、隊服は・・・まぁ、最近では感覚がかなりマヒしてきたのでよほど変なのでも掴まされないかぎり大丈夫だろう。
こうして我が比企谷隊に新しい癒し要素が加わったのであった。
というわけでひふみん先輩のターンでした!
とりま、今後はこのまま小町が戦闘員にジョブチェンジしてひふみんオペレータールートとまさかの八重とひふみんであらたな部隊結成ルートで考え中です。もしくは全然違うことするかもですが・・・
結果は二週間後くらいの自分い聞いてください。とりあえず次回はひふみんオペレートによるランク戦です、まあ戦闘描写は毎度の通りに適当に行きますがね、ふひ。
そんなこんなでこれからもよろしくお願いします。