八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

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こんばんわ!そしてあけましておめでとうございます!!

さてさて職場見学が続いていきます。

ちなみに前回登場した猫耳八幡ですが、当初の予定にはない登場のため、扱いに困っていますww
まじでどうしよう・・・まあそんな感じで予定とは違うルートを走り始めている今作ですが、これからもよろしくお願いします!!


比企谷隊の日常9 職場見学2

前回のあらすじ!

 

引っ張り続けていた職場見学が始まったよ!!

猫耳メイド服(メガネ)を装備した俺は嵐山隊と共に案内役として参戦していた、そう猫耳メイド服で。いちおう比企谷八幡の親戚で従姉の比企谷八重、19歳、好きなものはまーぼーどーふってことになっているらしい。八重(やえ)で通称はちちゃんらしい。ふむ、いらん設定だな。もう二度と出るわけないのにね(フラグ)

 

やたらと名前を聞かれたり男に群がられたけど適当にスルーしてなんやかんやと進行して今度はメガネ執事モードで参戦である。うむ、今度は女が近寄ってきた・・・・キャーキャーしないでもえませんかねぇ・・・・

こうして俺の職場見学後半戦が始まるのであった・・・・

 

 

「それではこれより皆様にも実際にネイバーとの戦闘訓練をいていただきます、先ほど私が使用したのはB級隊員用のため複数のトリガーを使用しましたが、今回皆様が使用するのは訓練用のため一つのみとなります」

 

ほんとこれな、せめて2個くらい入れた方が訓練になると思うんだけどムリかな?無理だよね、予算がないわい!って怒られそうだわ。

 

「あ、あのっ比企谷さんのおすすめはなんですか!」「それ気になるー!」「あと携帯の番号も気になりますっ!」

 

う、うるせぇ・・・・さっきまではだんまりだったのに・・・そんなに執事が珍しいですかねえ・・・個人的にはさっきの猫耳メイド服の方がインパクトあったと思うんだが・・・いや、もちろんもう二度と着たくないけどね!!(フラグ)そんな考えなど表情に出ないように気を付けながら淡々と返す

 

「そうですね、おすすめは弧月かアステロイドですね、オールマイティなトリガーです」

 

「それじゃあみんな~順番にやっていくよ~」

 

ナイスフォローだ綾辻!またもや進まなくなりそうな空気を綾辻が素敵に無敵な感じでフォローしてくれる。さすがはマドンナだ!・・・関係ないか。

 

そこから次々とネイバーに挑んでいく生徒たちを見ていく、うむ、視線がキッツイ!おかしいな、さっきまで男ばかりだったのに気づいたら今度は女ばっかりなんですけど・・・・チラチラ見ないで!こっちを見ながらモジモジして「あ、あの・・・!」とか言わないで!囲まないでぇー!!

 

そんな拷問のような時間を過ごす事しばらくようやっとだいたい終わったらしい・・・・ふぅ・・・あと少し、あと少しだけでいい、持ってくれよ俺の体と精神!!

 

一通り終わったのかまた生徒が集合すると嵐山さんが前に出てくる

 

「それじゃあだいたい終わったかな?そしたら次はランク戦をします!ランク戦とは~」

 

猫耳メイド服が居なくなったため嵐山さんの説明がスムーズになる、うむ、さすがだ嵐山さん。なんかこっちを見て超驚いてたけどもう持ち直しているみたいだ、メガネ執事モードの説明してなかったですよね・・・てへ。

 

更生委員会のメンバー以外のボーダー隊員もちょっとびっくりしながらこちらを見ている・・・まあね、俺が執事服のコスプレするとか思わないよね、普通。

なんか女子生徒の視線もやたらとこっちに来てる気がするなぁ~やだなぁ~・・・普段教室にいる時は一切視線なんか感じないのに・・・・あ、最近はそうでもないや、綾辻たちのせいでかなり針の筵だったわ。

そんなことをぼんやりと考えていると嵐山さんの話も終わったようだ

 

「~~~というわけでこれから先ほどの訓練のタイムで上位10人の生徒VS比企谷隊の比企谷隊長の対戦と正隊員同士のランク戦をしてもらう!オーダーは比企谷隊の大井隊員と那須隊の那須隊長、それと同じく比企谷隊の北上隊員と嵐山隊の木虎、最後に比企谷隊の比企谷隊長とA級1位の太刀川隊の出水のランク戦をしてもらう!」

 

あ、あれ?なんか予定と違うくない!?なんか俺の名前が2回くらい聞こえた気がするんすけど・・・つか比企谷隊全員参戦かよ・・・・おかしいな、予定だとあとはニコニコしてれば終わりって聞いてたのに・・・

 

えぇ~・・まじでやんの~って視線を綾辻と大井に向ける・・・大井がすげえいい笑顔で笑っている・・・・ア、ハイ。やれってことっすね・・・もうあいつが隊長でいいんじゃないかな?いや、今よりひどいことになりそうだから駄目だな。え?これのデザインどうすんの?このまま?って視線を向けると今度は綾辻がカンペを出す・・・なになに?SAOモード?いつもの隊服じゃ・・・あ、だめっすか、ハイ。

 

「それじゃあ上位10人隊比企谷隊長の対戦を行う!!ちなみにハンデとして比企谷隊員にはスコーピオンとバイパーのみ使用可とする!1対10だが比企谷、いけるよな?」

 

「かしこまりました。問題ありません」

 

「はは、お手柔らかに頼むよ」「っべー、ぱないっしょ!」「ふん!あーしぜったい負けねーし!」

 

うん、なんかクラスで見た事ある人達ばかりだな・・・F組率高すぎない??

 

他にもなんかJ組のやたらめったら美人さんがはいったりなぜか平塚先生まで入っていく・・・あれ!?あの人白衣だけど生身でやる気なのん!?

 

「それでは・・・比企谷、抜刀!」

 

ポーズをとりながら執事モードからSAOモードに換装する、その際にうさみんの無駄トリガー技術の粋を集めたコートをはためかせる機能が働いていいかんじに「ヴァサァァ!」って感じにマントがはためく。うん、まじ超無駄。これにトリガーホール2個分使うってわけがわからないよ・・・・

ついでにその瞬間またもや大井がごっついカメラで激写している気がするがキニシナイ。ついでにまわりもやかましいけどキニシナイ。

 

「メガネイケメン執事が今度はキリトきゅんに!!」「さすがだな・・・メイドからGGOとくれば執事からSAOも納得のいくチョイスだ・・・悪くない」「っべーまじっべーっしょー!」

 

うん、キャーキャーやかましいし2人目はもうこないだからどこに向かってるのかわかんねえし、3人目はさっき対戦室に入った人とは別の人なんですかね・・・?

 

「では行ってまいります」

 

そうして対戦室に入ると綾辻のアナウンスが聞こえる

 

「それでは比企谷隊長対総武選抜チームの対戦を行います」

 

そうして始まるランク戦?のようなもの、たしか使っていいのはバイパーとスコーピオンか・・・転送されたフィールドは総武高校の周辺らしい、俺は解りやすくグラウンドの真ん中に移動して選抜チームを待つ、移動すんのめんどいしね・・・そうこうするとまるで水戸黄門のように囲まれる俺。え、いいの?そんなに簡単に囲んでも・・・どうしよう・・・今すぐバイパーで一掃出来そうだけど少しは対戦っぽくした方がいいよね

 

「やぁぁぁぁってやるぜぇ!!」「やっちまえー!!」「イケメン死ね!!」「僕の計算によると・・・」

 

とそれぞれ鬼のような形相で突っ込んでくるモブ達4人を適当にあしらいながらバイパーを設置していく・・・ふむ、金髪イケメンとか縦ロールたちは様子見しているみたいだな、まあ1人相手じゃそう何人も一度に攻撃できないしね。

そう考えながら円を描き回避を続ける、そしてその円を中心に向かうように少しづつ小さくしながら螺旋を描いていく・・・中心に達した瞬間にモブに右手のスクリューアッパーを食らわせながら叫ぶ

 

「飛竜昇天破!!」

 

「「「「な、なにぃぃぃーーー!?」」」」

 

それと同時に螺旋軌道上に設置していたバイパーを起動させる、もちろん弾道は中心にむかって螺旋を描き、中心に達した瞬間に竜巻のように上空へ放たれる。それにより絡んできていたモブ達が竜巻に巻き込まれるゴミのように吹き飛んでいった。

 

「さて、次はあなた達の番です、申し訳ありませんが時間が押してきてしまいましたので少し本気でやらせてもらいます」ペコリ

 

「え・・・・?」「っべー・・・」

 

大技に時間をかけすぎたせいで少し時間が押してしまった、綾辻から早急に、というオーダーが入ったのですぐに終わらせるべくとりあえずさっきの大技を見ていてボーっとしてるクラスメートらしき人達を切る。

 

「これで、6人。あと4人ですね」

 

残りは金髪イケメンとJ組の美人さんと縦ロール、平塚先生か。つか先生、ラスボス感出しながらコートはためかせないでよ・・・ちょっとかっこいいとか思っちゃったじゃん。

とりあえずバイパーを放つ、それっぽく適当に当たればいいなーって感じで、当然全員避けるが・・・あ、先生に当たった、気絶した。そりゃ生身じゃ避けれねぇよ・・・あんた何しに入ったんすか

 

「・・・・これで7人」

 

「くっ・・・!!強い」「あーしが負けるわけが!」「・・・・・」

 

なんかイケメンがこれまた劣勢になりながらも勝利をあきらめていない主人公の顔をしていたので瞬時に肉薄して手足を切り裂いて蹴とばす、おーとんでったなー・・ついでに縦ロールさんはバイパーを全方位から飛んでくるようにして逃げ道を無くして倒した。

 

「これで9人残りはあなただけですね」

 

「・・・・」

 

なんだろうこの美人さん、すごくきれいだけどさっきからすごく無表情なんすけど・・・・まあいいや、と一気に距離を詰めて切り裂こうとするも・・・防がれた!?

 

「・・・・・やりますね」

 

「昔護身術として武術をいくつか習っていたのよ、でも貴方の速さには正直まいっているわ、今のもさっきまでのを見ていたから何とか対応できたけど・・・・」

 

そう話しながらも何合か打ち合う、さすがにこちらの速度についていけないのか少しづつ劣勢になる美人さん。そうして一瞬のスキをついて美人さんの腕を飛ばしてその隙をついて決着した。うむ、普通に強かった。

 

フィー終わった終わったと思ったが、まだもう一戦しないとかーっと思い直す。やだなぁーめんどいなぁー。

 

そうして対戦室からでるとまたもやキャーキャー言われる。もう堪忍してかーさいぃ・・・視線が辛いのぉ・・・・そう嘆いていると(表情は涼し気に、大井と小町の鬼の特訓によるものである)大井と北上がやってきた

 

「おつかれ~、ハッチーさん♪」

 

「お疲れ様です、八幡さん。さすがですね、あれだけの人数を鮮やかなお手並みでした。まあ最初のは少し余計な気もしましたが」

 

「おう、サンキュな。次はお前たちの番だ、2人とも格上相手だが頑張れよ」ポンポン

 

そう言い微笑みながら2人の頭に手をのせポンポンする、おっと、うっかり普段の口調になってしまった、やはりオートスキルが出る時は難しいな。

・・・うん?なんか周りが静かだな・・・なんか女子が顔を赤くしてポーッとしているが・・・まあいいや

 

「うん!ハッチーさんあたし頑張ってくるよー!!」フンス!!

 

「私も、八幡さんの期待に応えられるように頑張ってきますね」フンス!!

 

2人には格上相手だから難しいかもだが是非勝って欲しいものだ。気合十分とばかりに胸の前で両手で握りこぶしを作り意気込んでいる。うむ、かわいい。ちょっと顔を赤くしているけどかわいいは正義である。あと先ほどの大井と北上を見ていたのか男子生徒達も顔を真っ赤にしてポーッとしていた、気落ちは解る。だがお前らのような有象無象におれの天使達はやらん!!そんな思いを視線に込めておく、うむ、ビビってくれたようだ。あれ?ちょっと顔を青くしてるな・・・やりすぎたかな・・・

 

「なんだか妹を見守るお兄さんみたいで素敵♪」「あの鋭い視線がたまらない♪」「罵ってほしい!」

 

うん、なんかやばいのが聞こえた気がするが気づかなかったことにしよう・・・ハチマンキコエナイ。

こうして八幡達の職場見学は続く・・・・

 

 

 




と、そんな感じでまさかの次回に続くパターンに!くそう、やっぱり中途半端に原作に絡むとめんどいな・・・

ちなみにメガネ執事八幡の正体には総武校の生徒はあれ?なんか聞いたことがある気がするレベルですらほとんどいないがイケメンとか腐女子はあれ?もしかしてくらいには気づいてるって感じです、ボーダー組は名前を聞いてメガネ八幡を見て驚愕しながら気づいてる感じですね。

今回の職場見学でやたらと好評だった猫耳メガネメイドとメガネ執事八幡にボーダーもこれ広報に使えんじゃね?って思ったり思わなかったりするそうな・・・

そんなこんなで最初の頃の超漠然とした超いい加減なプロットとは調布と田園調布くらいの違いが発生している今作です

それといつも感想、お気に入り登録、評価ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!!

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