八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

24 / 101
こんにちは!日常編6話です!!

少し前から職場見学に触れつつも今回も行きませんww

いつになったら行くのでしょうね?これ・・・・気長に待ってて下さいませ




比企谷隊の日常6 大井のたわわ

「それでは、本日の定例ミーティングを終了します。皆様お疲れさまでした」ペコリ

 

「「「「「「「お疲れさまです♪」」」」」」」

 

八幡厚生委員会の定例ミーティングが終了してそれぞれ那須隊の隊室から退出していくオペレーター陣を見送りながら大井は今後について考えていた。

 

「さて、そろそろ八幡さんの訓練も終わっている頃ですかね?回収してから隊室で勉強、それから防衛任務ですね」

 

なかなかのハードスケジュールである比企谷隊、それも当然で大井、北上、比企谷兄妹はすでに先の大規模侵攻により両親を失っているため生活費を稼ぐ必要があるのだ。そのため、他の隊よりも多く防衛任務を入れていたり、本部の沢村本部長補佐の仕事を手伝ったり、開発室の手伝いなどを多くこなしていた。

 

「小町さんと北上さんは夜から防衛任務がありますのでそれまで少し休憩していてください。隊室で仮眠もとって下さいね?」

 

「了解でありますっ!」

 

「は~い。大井っちはどうするの~?」

 

大井の指示に小町は元気よく敬礼して応え、北上は素直にうなずきながら大井はどうするの?と不思議そうな顔をしていた。

 

「八幡さんの訓練もそろそろ終わると思いますので回収してから隊室に向かいますね?その後は防衛任務まで八幡さんと勉強する予定です」

 

勉強しながら八幡の新隊服のデザインや職場見学の段取りも考えないとですしね、と考えながら応える大井に納得したのか北上はふわふわとした笑顔でうなずく

 

「わかったよ~♪ハッチーさんをよろしくねぇ~大井っち?それじゃあアタシたちは先に行って休んでるね~?」

 

「小町も先に行って休んでますね!」

 

「はい♪私と八幡さんもこのあと向かいますので」

 

ニコニコと笑顔で手を振りながら北上と小町を見送ると、さて、とつぶやきながら八幡がいるであろうランク戦ブースに向かう

 

「今日の訓練相手はハードでしたから八幡さんの体力が残っているといいのですが・・・」

 

トコトコと歩きながらボーダーの通路を歩く大井の前になにやら大きなゴミが3つ転がっていた。

 

「「「・・・・・・・・・」」」

 

「・・・・・・なんでしょうね?これ」

 

はて?と床に転がる3つのゴミを見ながら何とも言えない顔をしながらつぶやいていると、なにやら慣れた様子でごみを回収しにきた隊員が登場した。

 

「あ~いたいた、こんなところで伸びていたのか~そんじゃあ回収していきますかね~よっこいしょ!」

 

なれているのかゴミ1であるところの太刀川を素早く回収(片足を掴んで引きずっていた)していく出水に会釈をしながら大井が見送るとさらに次の改修業者が現れていた

 

「お~みごとに倒れてるね~♪それじゃあ回収していきますか」

 

やはり慣れているのか楽しそうにゴミ2であるところの二宮を回収(やはり片足を掴んで引きずっていた)していく犬飼にやはり何が起きているのかわからずに会釈をする大井。

 

ボーダーの通路を歩いていたら大きなゴミ(人)が転がっていて・・・いや人が3人も倒れていたというのに誰も特に気にする様子もなく、まるで恒例行事であるかのように関係のないものは通り過ぎ、関係者はそれを回収していく・・・状況を理解していない大井は頭に大量のはてなを浮かべながら最後のゴミ3であるところの八幡をみる。

 

「よくわかりませんが、犬や出水の態度からケガや病気というわけではなさそうですね・・・・とりあえず回収していきましょうか」

 

そうつぶやきながら大井はトリオン体に換装し八幡をお姫様抱っこして自身の隊室に搬送する。絵面が大変な事になっているが気にせずに歩きだしていた・・・

 

道中に那須と会ったので状況を説明すると苦笑いしながら「いつものことだから大丈夫」とのことで安心して隊室に運ぶ。ついでにこの時那須と熊谷に写真を撮られていた八幡は後日盛大にからかわれていたとかいないとか・・・・・

 

「まったく、八幡さんらしいというか・・・本当に優秀な人なのにどこか残念なのはなんなんでしょうね?ねぇ?八幡さん?」

 

気絶している八幡をお姫様抱っこしながら現状の自分と八幡の状態に苦笑しつつ八幡に話しかける大井。もちろん気絶している八幡に応えられる訳が無いのだが、その大井の表情はどこか楽しげであった。

 

そうこうしているうちに隊室に戻ってきたが、どうやら北上と小町はすでに寝ているらしく2人並んでベイルアウト用のマットで寝ていた。

 

二人の愛らしい寝顔に鼻血を出しそうになりながらも八幡をソファーに寝かせる大井。普段は正座ばかりさせられている八幡が北上と大井、小町専用のソファーを使用するのは実に久しぶりの事であったとか。

 

八幡を寝かせてから大井は北上と小町の撮影会を一人開催する。プロさながらに様々な角度から撮影する事しばらく、ようやく満足したのかやや興奮気味の表情でムフーと一息ついてから今度は八幡を撮影し始める。以前までは北上LOVEというかクレイジーサイコレズだったが、現在の大井は普通に比企谷隊LOVEだった。ちなみにここまでの大井の行動はすべて無音で行われていた、完全に忍者のような物音の消し方だった。

 

「さて、こんなところですかね?八幡さんの写真はあとで那須お姉さま達に送るとして、私も少し休憩しましょうか、八幡さんがこれでは勉強も無理ですしね」

 

しずかに八幡の頭側に座りながらゆっくりと頭を持ち上げ自身の膝にのせる。八幡の寝顔を特等席で鑑賞しながら今後の事を考え始める。やりすぎた事はやや反省しつつ逃げない程度に八幡を追い込む算段を考える。

 

「・・・・・・うぅぅぅ・・・・・・」

 

しばらくすると静かに気絶していた八幡が苦しみ始めていた。ちなみにその時大井は八幡の今後の罰について考えていたのでちょっとビクッってしてしまった。

 

「八幡さん?」

 

びっくりしたのは置いといて心配そうに八幡の表情を見る大井、周りの反応や那須の言葉から待っていれば起きるかと思っていたが苦しみ始める八幡に不安になる大井だが・・・・

 

「うぅぅぅ・・・・チャーハン・・・・・こわい・・・・・海鮮とチョコは無理ですよ・・・・・・助けて・・・・・こまちぃ・・・・大井・・・・・」

 

すごく苦しそうにしながら意味不明なことをつぶやく八幡、何気に小町と大井の名前が出てくることにドキドキしながら落ち着かせるように八幡の頭をなで始めていた。

 

 

「なにかよくわかりませんが大丈夫ですよ?私も北上さんも小町さんもここにいますからね?大丈夫ですよ~?」

 

やさしく囁きながら頭を撫で続けることしばらくしてようやく八幡が落ち着いてきていた。

 

「ふふ・・・やっと落ち着いてくれましたね・・・それにしてもチャーハンってなにがあったのでしょう?」

 

いわゆるワールドトリガー界で有名な加古さんチャーハンである。太刀川、二宮、風間との訓練を何とか生き抜いた八幡が生きる喜びについて考察しているといつの間にか防衛任務で八幡更生委員会のミーティングに参加出来なかった加古に回収されていたのだ。ちなみに風間は防衛任務で無事だった。しかしそのことを大井は知らないため、今でも頭に大量のはてなマークを浮かべ続けていた。右手の一刺し指を頬に当てながら首を傾げる姿は大変可愛らしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・ん?・・・・ここは?」

 

しばらくすると八幡が目を覚ました。眠りのプリンスが目を覚ましてゾンビにジョブチェンジしていた。そう表現したいほど目のよどみが悪化している八幡に苦笑気味に大井が微笑みかける

 

「おはようございます、気分はどうですか?」ニコ

 

そんな大井の微笑みを近距離で見た八幡は顔を真っ赤にしながらキョドリ始める

 

「す、すまんっ!!すぐにどくから!!」

 

「構いません、この後は防衛任務なのでそれまでは休んでいて大丈夫ですよ?」ニコ

 

あわてて起き上がろうとする八幡の頭を押さえながら微笑む大井。恥ずか死しそうな八幡は顔を真っ赤にしながら大井に膝枕されていた。

そんな恥ずか死している八幡に微笑みながら大井は頭を撫でつづけていた。

 

「あの・・・・・大井しゃん?その・・・これは・・・・?」

 

「八幡さんの自業自得とはいえ今日は少しやりすぎてしまいました・・・すみません」

 

「いや、それはあれなんだが・・・まぁもう少し控えめにしてもらえると助かるんだが・・・」

 

八幡の質問には答えずに撫で続けながら今日の反省をする大井に自身も逃げてしまった罪悪感からゴニョゴニョしてしまう

 

「そうですね・・・前向きに検討しておきますね?ですが今後の八幡さん次第ですね♪」

 

すごくいい笑顔で応える大井に八幡は苦笑いしていた・・・ほんとにいい笑顔だった。

 

ついでに八幡の頭は大井の膝に乗っておりその目線からは大井のたわわが・・・すばらしくハラショーしていてとても心臓に悪かった・・・・いろんな意味で悪かった・・・・

 

「それ、絶対改善しない人の言い方・・・・」

 

たわわに視線が行きそうなのを必死に逸らしながらもなんとか軽口を返す八幡に意地の悪い笑顔を浮かべながら大井は八幡に忠告する。八幡からはたわわで大井の表情は見えていないが声が意地の悪い感じであった。

 

「ふふ♪どうでしょうかね?八幡さん次第ですよ?これからも八幡さんには頑張ってもらう予定ですからね。防衛任務までまだ少し時間があります、今日は仕方が無いのでこのまま休んでまた頑張りましょうね?」

 

「・・・・・・はいよ」

 

無理に起き上がろうとしたり、逃げようとすれば大井の怒りを買うのは目に見えているため死ぬほど恥ずか死しそうな八幡だが、大井の微笑みとナデナデとハラショーなあれやこれやの誘惑に負けてそのままでいることに、最初は恥ずか死していたがしばらくすると再度の眠りについてしまう八幡であったとさ・・・・・

 

「ふふ・・・・♪あ、そういえばなんで倒れていたのか聞き忘れてしまいましたね?」

 

すでに再度の眠りについてしまった八幡をいまさら起こすわけにもいかず、なんだかもにょもにょした気持ちで防衛任務までの時間をこれからの対策や準備について考察して過ごす大井であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけで話が進みませんでしたw

ぼちぼち職場見学にふれつつ八幡を今後もいじめていきたいと思いますのでお付き合いください

それといつも感想、お気に入り登録、評価とありがとうございます!!前回のあとがきで同情して登録や評価してくれた心優しい方々にも心からの感謝を!!

これからも不器用なりに楽しんで頂けるように投稿していきますのでこれからもよろしくお願いしまっす!!

それと最近になって気づいたことですが、しばらく投稿してくるとなんか最初の頃のが気になってきますね・・・・・途中で更新停止してリメイクする方の気持ちがわかりました。・・・まぁリメイクしてもたいしてクオリティが変わらないので自分はしませんが、いろいろと直したくなりますよね・・・・そんなこんなで今後もよろしくお願いします♪

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。