八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・? 作:ちゅんちゅん丸
基本適当な妄想の垂れ流しの今作ですが、毎話ふと思いついたら2~3時間かけてポチポチしてかいてるためあまり細かい設定は考えてないのですが、最近は結構慣れてきたんじゃね!?って思い始めている昨今です。
そんな今作ですがいつも感想、評価、お気に入り登録ありがとうございます!
八幡更生委員会の本気により八幡の心にちょっとしたトラウマを植え付けたその後は大変だった。
5限を任務扱いでサボっていた各員は何食わぬ顔をしてその後教室に戻り何食わぬ顔をしてそのまま授業を受けて何食わぬ顔をして放課後を迎えていた。
その後数々の視線から目を背け続けてようやっと帰れるばいとか考えている八幡の元にさらなる試練が与えられる。その試練を与える人物は当然のように八幡のクラスに再度強襲してきたのだ。
「さて、八幡さん、帰りましょうか?」ニコニコ
「さ~てかえりましょ~♪」ニコニコ
授業の終了とほぼ同時に大井、北上が教室に参上→教室内はザワザワと騒ぎ始める→八幡またもや注目されげっそりする→クラスメイトの綾辻、氷見、宇佐美が八幡を連行する→またもや教室内が騒然とする(今日一日繰り返されたのに飽きずにっべ~って騒いでいた)→八幡またもや泣きそうになる(涙目)→教室から出ると八幡更生委員会のメンバーの他にも学校に在籍するボーダー隊員のほとんどが待っていた→八幡が泣き崩れる 完!
そうして八幡の帰宅?ボーダーへの出社イベントは朝の護送よりもさらに人員を厚くして行われた結果八幡はさらにげっそりしていた
「どうしてこうなった・・・・・」
それからの出来事は八幡のトラウマランキングでもなかなか上位に食い込むくらいのトラウマだった。
学校からボーダーまでの道のりを朝の警護を数段上回る超VIP待遇で送迎されるという状態で朝以上に注目を集めていたのだ。
ぞろぞろとボーダーの隊員により護送されている八幡の内心は嘆き悲しんでいた、気ままな一人の時間を奪われ今日一日中周りからの視線に晒されていた心はずたずたであった。
「八幡さんの自業自得です!まったくもうっ!」プンプン
「すごいね~ハッチーさんは人気ものだね~♪」ホワホワ
八幡のお昼の逃走にちょっと、そこそこに、かなり激おこな大井はプンプンとかわいらしく怒りながら過剰なまでに人員を補強して八幡を完全包囲していた
「う、うれしくねぇ・・・・つうかマジで俺入隊して1年そこそこの冴えないB級隊員でしかないんだが?なんでこんなことになってんだよ・・・・」
もちろん八幡護送計画に協力しているボーダー隊員のほとんどが小町にお願いされたためである。
「そんなことはどうでもいいですから、今日の訓練を開始しましょう」
「そ、そんなこと・・・・・」ショボーン
いつの間にかボーダーについていた八幡達はいつの間にか解散していた警護組にまばらに挨拶をしながらランク戦ブースに向かう。
「今日はね~たちかわさん?って人に訓練してもらうんだって~♪ハッチーさんがんばってね~♪」
「え・・・・・あの戦闘狂の・・・・?」
ニコニコ笑顔でいつも通りに八幡と手を繋ぎながら歩いていたら北上が今日の晩御飯の話をするかのようにさらっと告げるその相手に八幡はげっそりしていた。太刀川慶、それは戦闘狂で一人だけおかしなポイントを所有している変態アタッカーである。あとひげでダメ人間。強い以外にいいとこのない男だった。
「はい♪私と北上さんは那須お姉様たちと訓練してきますので八幡さんはしっかりと訓練してくださいね?ちなみに今日の訓練相手は太刀川さん、二宮さん、風間さんです、しっかりとポイント稼いでくださいね?」ニコ
「いやいやいや、無理だろ、そんなボーダートップクラスの相手にポイント増やせとか無理だから!」
ボーダー内でもトップの実力をもつ相手とランク戦をしてポイントを増やせと比企谷隊の女神は八幡に課題を出す。とてもにこやかだった。
「確かに私や北上さんでは難しいですが、八幡さんならきっと勝てますよ♪それにポイント差がありますからもし全敗しても大丈夫ですよ・・・・たぶん。まあ小町さんは怒るとおもいますが・・・・・まあポイントうんぬんは冗談ですので頑張って強くなって私と北上さんと小町さんを守って下さいね?」
冗談です♪と言いながらかわいらしく微笑む大井に胸がきゅんきゅんしている八幡。なんだったらサービスでウインクもついてきていたりとサービス満点の大井ととなりで両目をつぶっている北上。たぶん大井の真似をしてウインクしようとしていたが、失敗していた模様でその微笑ましい様子にさらにぴょんぴょんしてやる気がフルチャージされていた。
「よう、比企谷!ランク戦やろうぜ!!」
ひげコートにそう言われた瞬間フルチャージされたやる気が一気に減少したそうな・・・・こうして八幡の戦いは始まった・・・・
一方その後大井と北上は那須隊の作戦室に来ていた
「すみません、お待たせしてしまいましたか?」
那須隊の隊室に入ると八幡更生委員会のメンバーがほとんどそろっていたため謝罪して席に着く大井と北上。
「まだ時間前だから大丈夫よ、大井さん。少し早いけれどそろったみたいだから始めましょうか?」
大井の謝罪に大丈夫と微笑みながら那須がつげると他のメンバーもうなずく。
「コホン、それでは八幡更生委員会の定例ミーティングを始めたいと思います」
パチパチパチパチ
大井の開催の合図に委員会のメンバーが拍手をする。みなとても楽しそうであった、訓練という名の八幡更生委員会の定例会が執り行われていた。
「まず、本日は八幡さんの護衛お疲れさまでした。案の定逃走を図りましたが、まあ想定内ですね。それと今回の件で皆様もお気づきでしょうが、今後は学校での八幡さんへの不当な評価を改善していくのを優先項目に追加したく思いますがどうでしょうか?」
パチパチパチパチ
「ありがとうございます、それでは数学の成績改善と並行して八幡さんの評価を改善することを優先していきます、小町最高顧問、なにかありますか?」
「はい♪じゃんじゃんやっちゃってください!!」
「ありがとうございます、それでは今後の活動ですが、休み時間等はメンバーがそれぞれコミュニケーションの練習として話しかけて下さい」
大井の話に綾辻が挙手する。大井がどうぞ、と言うと綾辻は立ち上がり質問する。
「今日みたいに人数が多いと逃走する危険性があるよね?当番?みたいなのを決める必要があるかな?」
「そうですね~ごみいちゃんは視線を浴びるのが苦手なので一人か二人の方がいいかもですね♪」
綾辻の質問に小町がそれあるっ!っといいながら肯定する。学校での出来事を思い出しているのか各メンバーも苦笑いしていた
「では、ローテーションで決めましょう、次に八幡さんの評価改善に来週行われる職場見学を利用したいと思います」
大井の提案に今度は熊谷が挙手して発言する
「でも、今の比企谷じゃあ逆に絡んでくる人が居そうな気がするけど?F組のちゃらちゃらしたのとか縦ロールとか」
「フフン♪こんなこともあろうかとっ!!宇佐美お姉さんの出番だね!!」
「私にお任せください」
熊谷の当然の疑問に宇佐美と志岐が勢いよく立ち上がる
「その問題に関してはこのお二人にお願いする予定です、詳細は詰めていく必要がありますが、志岐さんがデザイン、考案した隊服とうさみんのメガネ効果を使います」
「「「「「「「「なるほど」」」」」」」
大井の提案に全員が納得顔である、SS界でおなじみの眼鏡イケメン八幡効果を使うのである。このサイドエフェクト(新)を使うことにより腐り目がごまかされルックス的な問題は解決である
「後は職場見学までにある程度比企谷君のコミュ障を改善して人前で話せるようにしていくわけね?」
うんうんとうなずきながら那須が今後の動きについて発言する
「そうです、小町さん経由で忍田本部長と交渉してあります。当日は比企谷隊も嵐山隊と協力して職場見学の進行をしていく予定です」
「なるほど、生徒会役員にしてボーダー隊員、さらに嵐山隊と共にいれば評価を改めざるをおえないですね」
クールに氷見もうなずく。欲を言えば八幡にもう少しポイントがあればボーダーでも木崎レイジに次ぐ二人目のパーフェクトオールラウンダーという箔もつくが、それは致し方ないだろう。
「後はおそらく何人かと対戦させれば十分だと思います。そういうことで各員は八幡さんが逃げ出さない程度に休み時間に会話の練習をさせつつ、志岐さんと宇佐・・・うさみんさんは八幡さんのトリオン体の改修をお願いします。」
「「「「「「「了解」」」」」」」」
大井の最終確認にそれぞれいい笑顔で答える、もし万が一この場面を八幡が見ていたら全力で逃げだすだろうな~とか考えながら北上は昼寝に移行するのであった。
というわけで職場見学に向けて八幡更生委員会がさらに活躍していきます!
これから八幡はどうなってしまうのでしょうか!?そしてそのままハーレムルートに入るのでしょうか!?今のところ未定です。3日後くらいの私に聞いてくださいw
そういえば、少しずつ不器用ながらも更新して、少ないながらも評価をもらったり、感想もらったりといつもありがとうございます♪特に感想はにやにやしながら見ていますwそうして最近気づいた事実・・・・・あれ?平均評価下がってる???
そう、まさかの戦いながらも退化しているという・・・・・あれ?おかしいな・・・・・少し慣れてきたかなーって思ってたのに・・・・まぁそういうの欲しさにやっているわけではないので気にしてはいませんが、そんなしょうもない自分に少し笑ってしまった昨今でした。
そんなこんなで少しづつ退化している今作ですがこれからもよろしくお願いします♪