八幡とわーるどとりがー・・・八幡ってB級なんだぜ・・・?   作:ちゅんちゅん丸

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こんばんわ、10話です。

なんだかんだで10話です。思ったよりSSの投稿が楽しいです

へっぽこなあれやこれやですが、読んでる方から優しい反応がくるのは嬉しいものですね・・・ありがとうございます!

節目の10話ですが、これからもよろしくおねがいします♪

少し慣れてきたんで次回から俺ガイル原作に少しだけ絡もうと思います、時系列的にね!しょうがなくね!!少しだけね!!

そんでもって少しづつキャラも増やしていこうかなって思います♪



八幡の戦い~大井、ツンデレる~

前回の続き!!

 

1、防衛任務夜の部を終えた八幡は深夜に帰宅したものの、ほんの少しの睡眠で最愛の妹にたたき起こされる

 

2、朝食を食べるが、そこで最愛の妹に試練を与えられる(小町ヘルプ使用可)

 

3、道中いろいろといじられ、精神的に削られる、ついでに道行く人に超睨まれる

 

4、昼食事に那須にバカップル的なことをされ恥か死ぬ。

 

5、休めない休憩は終わりをつげ、新たなるガイアの試練が始まった(大井、北上参戦)←今ココ

 

 

そんなこんなで昼食を終え、午後の部に出発しようとしたところに大井と北上がチーム八幡に合流していた、2人もこれから休憩らしく、そのまま八幡達の隣のテーブルに座っていた。

 

ガイアよ~とかつぶやいて思考放棄し始めた八幡を放置して女性陣は話し始める

 

「こんにちは、大井さん、北上さん」

 

「今日は買い物?相変わらず仲いいわねー」

 

「こんにちは!大井先輩!北上先輩!」

 

「やっほー♪昨日の防衛任務でけっこうがんばったからご褒美に大井っちと買い物にきてるんだ~♪」

 

「こんにちは、那須お姉さま、熊谷お姉さま、それと日浦さんも、それと・・・」

 

「あ、こんにちは!大井さん、北上さん、小町は比企谷隊のオペレーターで、そこの比企谷八幡の妹の比企谷小町っていいます!!」

 

那須、熊谷、日浦が挨拶をし、北上、大井が返すが、小町は名前などは聞いていたが直接の面識はなかったためにこやかに自己紹介をする。

 

「おぉ~ハッチーさんの妹さんか~♪北上だよ、よろしく~♪」

 

「そうなんですか、はじめまして大井です。よろしくお願いしますね、小町さん・・・・・・・・ん?小町?どこかで・・・・?」

 

そんな小町の自己紹介に北上はにこやかに応え、大井も同じく返すが、小町、というワードにひっかかる・・・・が小町の続くトークによって流されてしまった

 

「はい!よろしくですよ~♪いや~お二人とも綺麗でかわいいですね~♪ハイパーズの噂どおりですね~♪」

 

「いや~なんていうか、その、照れるな~・・・」

 

「ふふ、ありがとうございます♪お姉さま方や日浦さん、小町さんもとても魅力的です♪・・・ところで皆さんも買い物ですか?」

 

「ええ、比企谷君と小町ちゃんと私たちでね、よかったら大井さんと北上さんもどうかしら?」

 

「みんなでお買い物しましょー♪いいよねっおにいちゃん♪」

 

当然この流れになった場合に八幡には選択肢は残されていなかった・・・・というより現実逃避していたためよく聞いていなかった。

 

「ん?あぁ、いいんじゃね?・・・よくわ「「やったー♪」」・・・・・」

 

よくわからんけど、と続けようとする八幡に小町、日浦がかぶせる

 

「わぁ~よろしくね~♪」

 

「ふふ♪よろしくお願いします♪」

 

小町、日浦が元気いっぱいに喜び、北上、大井が買い物の仲間になった!八幡の精神的継続ダメージが増加した!!

 

「んん!?これもしかしてまずった?」冷や汗ダラダラ・・・

 

今更ながらにまずい流れになったことに気づいたが、もう八幡にこの流れを止めることは不可能だった・・・なんなら最初から無理だった。

 

「ちなみにこれから比企谷君の服を見に行って、それからみんなの服を~って考えてたんだけど2人はどうかな?」

 

「おぉ~ハッチーさんの服か~確かにかっこいいから服とか見るの楽しそうだね~♪」

 

那須の質問に北上が応えるも、まさかの腐り目には触れずに純粋にかっこいいと評価していることにこの場の全員が驚愕していた。

 

「北上さん!?ま、まさか・・・そんな・・・・」

 

「ふおぉぉぉぉぉぉ!?まさかのお兄ちゃんをストレートにかっこいいっていう人がいるなんて!!是非!お姉ちゃん候補に!!」

 

北上の爆弾発言に大井は驚愕して震えだし、小町は感動のあまり北上を急遽おお姉ちゃん候補にランクインさせていた。

 

そんな中、八幡はというと・・・・

 

「天使や・・・天使がおる・・・・かわいい・・・・・っは!いかんいかん、プロのボッチだぞ、俺は・・・・正気に戻れ、俺!!」ブツブツ

 

と、北上にノックアウトされかけていた・・・・

 

「へぇ~・・・これは面白くなりそうね~?ねぇ?玲」ゴゴゴ

 

「ふふふ・・・そうね、くまちゃん、これは楽しくなりそうだわ・・・」ゴゴゴ

 

「ふわぁ~さすがです!八幡先輩!!」キラキラ

 

そんな八幡を楽しそうな目で熊谷と那須が見る。これから降りかかるガイアの試練が八幡を襲うのであった・・・・

 

 

ー服屋にてー

 

「それでは~これより、第一回、誰が一番お兄ちゃんを輝かせるか大会をはじめまっす!!」

 

「「「「「わぁー!!」」」」パチパチ

 

そんな小町の号令のもと八幡の着せ替え大会が始まった。

 

「じゃあまずは茜ちゃんから!!」

 

「はいっ!八幡先輩!これ着てください!!」キラキラ

 

「あ、あの・・・・小町ちゃん?日浦?これ、めちゃくちゃ恥ずかしいのだが・・・・」

 

「ダイジョーブダイジョーブ!!イケルヨーイケルヨー」

 

「だめ・・・・ですか・・・・」グス・・・

 

当然ながら八幡が抵抗を試みるが、小町が適当にごまかし、日浦が泣きそうになることで退路が断たれる。

 

「ぐぬぅ・・・はぁ・・・わかったよ・・・似合ってなくても笑うなよ?八幡泣いちゃうからね?」

 

そんなこんなで美少女が集団で待っているなか、ボッチの着せ替え大会が始まるが当然八幡は泣きそうだった・・・・

 

「うぅ・・・・ど、どうだ・・・・?」

 

最高にキョドりながら日浦セレクションの服をきた八幡にそれぞれが感想をいう

 

「うん、比企谷君とても良いと思うわ♪」

 

「うんうん、ちゃんとした服着れば結構良い感じじゃない」

 

「おぉ~♪ハッチーさんカッコいいよ~いいねぇ~しびれるねぇ~♪」

 

「そ、そんな・・・北上さん・・・・くぅ!少しは認めていますが、やはり殿方は危険だわ・・・」

 

北上の言葉で大井の八幡に対する好感度が少しづつ下がっていることに誰も気づかずに、八幡の着せ替えショーはしばらく続いたのだった・・・

 

「うぅぅ・・・・お兄ちゃんもうお婿に行けない・・・・恥ずかしい!」

 

着替えるたびに那須、熊谷、北上がやたらと大絶賛するために、ちょっと調子に乗っていた八幡は、着せ替えが終わって移動するタイミングになって我にかえっていた・・・・黒歴史に入りそうなくらい恥ずかしくなっていた。最後の方は八幡自身かなりノリノリになっていたのだ・・・

 

「本当に似合ってたんだから恥ずかしがらなくたっていいじゃない、比企谷も気に入ったからその服かったんでしょ?」

 

「うぅ・・・そうなんだが、こんなイケメンご用達の服を目が腐っている俺が着ても、あいつ調子にのってキモーイとか言われちゃうじゃん・・・・」

 

「そんなことないよ~ハッチーさんカッコイイよ~♪」

 

「そうです!八幡先輩はちょっと目はきついですが、すごくカッコイイですよ!!」

 

「お、おう・・・そんな事言ってくれるのはお前らだけだよ・・・ありがとうな・・・・」ナデナデ

 

落ち込んだり、恥ずかしがったりする八幡を励ます北上と日浦はまるで駄目なお兄ちゃんを励ます妹のように見えた、そのため当然のように例のスキルが発動し、2人の頭を撫でる・・・・

 

「「えへへ・・・・♪」」

 

こうして自動お兄ちゃんスキルの被害者は増えるのであった・・・・そんな3人を見ていた那須と熊谷はあるプランを提案する。

 

「たしかに比企谷の目はきついからね~もう少し中和?出来れば少しは自信がつくんじゃない?」

 

「そうね・・・比企谷君、眼鏡とかどうかしら?」キラン

 

「ほほう・・・・これはこれは・・・・小町的にもありです!!早速いきましょ~!!」

 

「え!?ちょっと!?まだ俺のターンなの!?ちょ!!メガネは、メガネだけはやめてぇ~!!」

 

大井、北上勧誘の最初の頃に眼鏡をかけC級に変装して大井と北上に接触したことがあるため、この場で眼鏡をかけるのはよろしくなかった。

 

そんな八幡の必死の抵抗もむなしく・・・・

 

「メガネかけてるお兄ちゃん、大好き♪」

 

小町の一言で決着がついてしまっていた、そんな必死の抵抗(笑)ではなんの抵抗らしい事も出来ず、メガネショップにたどり着いてしまった・・・

 

ぐぬぬ、とかいやしかし、だのとつぶやく八幡を放置して各々が物色しはじめるる

 

「それじゃあ・・・・小町はこれで!!」メガネ装着

 

「私はこれにします!!」メガネ装着

 

「うーん、あたしはこれかな?玲は?」メガネ装着

 

「そうね、私はこれにするわ」メガネ装着

 

「北上さんにはこれが良いと思います♪」北上にメガネ装着

 

「じゃあ大井っちにはこれかな~♪」大井にメガネ装着

 

「「「「「「どう?似合う?(いますか?)」」」」」」

 

「お、おう・・・まあいいんじゃね?・・・むしろみんなすっげえかわいくてびびるわ」

 

後半のセリフは心の声が漏れた結果である、本来の八幡には当然似合ってる、だのかわいい、といったセリフなど言えるはずも無いが、6人からの一斉攻撃には耐えられず、思っていたことがそのまま口に出てしまった

 

「「「「「やったね♪」」」」」

 

「あ、ありがとうございます、、、」

 

八幡の心の声によりにこやかにハイタッチを交わす中、大井だけは真っ赤になってうつむいていた・・・男からまっすぐにかわいい、と言われたことなどほとんどなかったため、思わず照れてしまっていた・・・・とてもキュートだった。

 

「「ふわぁ・・・・大井さん(先輩)かわいい(です)・・・・・」」

 

「いや~ハッチーさんやるねぇ♪大井っちが男の人にこんな顔するなんてびっくりだよ~♪」

 

「え・・・?もしかして今の声に出てたん?・・・・・・もうヤダ、帰りたい・・・・」

 

そんな照れている大井のあまりのかわいさに日浦と小町はくぎ付けになっていた、北上はほほえましくなり、八幡は恥ずかしすぎて帰りたくなっていた、今日はベットでバタバタする仕事が大変そうである。

 

「「ふふ♪まあまあ♪」」

 

当然そうはさせずと那須と熊谷が両サイドから八幡を捕獲する。何も言わずに完璧に八幡の逃げ道を塞ぐさすがのチームプレーである。

 

「か、かわいいって・・・・はっ!!い、いえ・・・その・・・べ、別に殿方にかわいいって言われても嬉しくありませんからね!?わ、私は北上さん一筋ですから!!そ、その・・・・」ゴニョゴニョ

 

「「「「「「「か、かわいい・・・・」」」」」」」

 

普段の大井からは想像出来ない態度である、思わず全員の声が一致してしまうほどの破壊力だった。

 

「ふぉぉぉぉぉぉ!!・・・ツンデレが・・・大井さんかわいすぎです!!是非お姉ちゃん候補に!!」

 

そうして北上に続いて大井も小町的お姉ちゃん候補にランクインするのであった・・・

 

「わ、私の事はいいですから!ほ、ほら!比企谷さんのメガネを選ぶのでしょう!?あ、これなんかいいんじゃないですかね?これ、すごく似合いますよ!!」八幡にメガネ装着

 

「「「「「あ」」」」」

 

小町、那須、熊谷、北上の声が重なる。図らずも大井が選んだメガネは八幡がC級に変装していた時と同じデザインのものだった、そしてその瞬間、大井の中でパズルのピースが埋まり始めていた・・・・

 

「ほ、ほら・・・・とてもよく似合って・・・・ん?メガネ?・・・・アホ毛アンテナ・・・・こまち・・・・」

 

「あ、あの・・・・大井?その・・・・非常に言いにくいのだが・・・・」カオマッカ

 

「少し黙ってください・・・・小町・・・・メガネ・・・・まさか・・・・ん?どうしたんですか?顔赤いですが?」

 

「うわぁ!八幡先輩の眼鏡姿かっこいいです!!それに大井先輩すっごく大胆ですね!!」

 

「や~やるねぇ~大井っち~♪」

 

「うふふ・・・比企谷君大胆ね♪」ゴゴゴ・・・・・

 

「へぇ・・・・比企谷、わかってんでしょうね?」ゴゴゴ・・・

 

「ふぉぉぉぉぉ!!いいよ!!お兄ちゃん!大井さん!!小町的にポイント高いよー!!」

 

「そ、その・・・大井・・・・近い・・・・・」

 

八幡にメガネを掛けた姿勢のまま考え始めていたため、大井の顔が急接近していたのだ。それに気づいた大井は当然、さっきの比では無いくらい顔を真っ赤にして慌て恥じめる

 

 

「・・・・・!!!こ・・・・これは・・・・違うんです・・・・・アンテナが・・・殿方で・・・・比企谷さんが・・・・・きゅう」

 

「うおっと・・・・気絶しちまったか・・・・・つか、バレなかったのを喜ぶべきか近くで顔を見て気絶されたことを傷つくべきか・・・・」

 

目の前で羞恥のあまり意識を手放してしまった大井をオートスキルで介抱しつつ複雑な心境になる八幡に北上がやさしく声をかける

 

「や~ハッチーさんごめんね~♪アタシも大井っちもあんまり男の人の知り合いいないからさ~免疫がない?っていうかね~とにかくごめんね~」

 

「あれま、これはちょっとからかいすぎちゃったかな~」

 

「そうね・・・こんどみんなであやまりましょう」

 

「うぅ・・・反省です・・・」

 

「しょうがないか・・・じゃあお兄ちゃん、小町達はちょっと早いけど帰るね!ちゃんと大井さんと北上さんを家まで送るんだよ!!」

 

「はぁ・・・・まあ無理やり起こすわけにもいかねぇしな、北上、すまないが道案内頼めるか?」

 

熊谷、那須、日浦が大井と八幡をからかいすぎたことを反省し、小町も仕方ないか、と今日の買い物を終了し、大井を家まで送るように八幡に指示する。

当然シスコンとオートスキル持ちの八幡に断るという選択肢はないため送ることにする。が、一人で大井をおぶっていれば職質待ったなしなので北上の同行を依頼する。

 

「う~んさすがにそれは悪いよ~大井っちが起きるのを待つから大丈夫だよ~?」

 

「気にすんな、これも小町の教育でな、ここで大井を置いて帰ったら小町に晩飯抜きにされちまうからな」

 

「うんうん、ご飯どころか家にいれないよ~」

 

さすがに申し訳ないのか断ろうとするも八幡の捻デレシスコンオートお兄ちゃんスキルと小町の援護射撃により北上も八幡の好意に甘えることにする

 

「う~ん・・・それじゃあハッチーさんお願いするね?那須さんたちもごめんね~今度また買い物行こうよ~」

 

「「「もちろん♪」」」

 

「それじゃあお兄ちゃん、大井さんのことちゃんと送ってあげてね♪」

 

「大井さんと北上さんのことよろしくね!比企谷君♪またお買い物行こうね♪」

 

「しっかり送りなさいよ~またね!北上さん!」

 

「八幡先輩。北上先輩またお買い物行きたいです!」

 

「おう、おまえらも気を付けて帰れよ、そんじゃあ北上、行くか」

 

「りょうかいだよ~よろしくね♪ハッチーさん♪」

 

それぞれと別れの挨拶をして帰路につく北上と八幡、そして八幡の背中には大井が安らかな寝息をたてていた・・・・

 

こうして休みの日と書いた八幡の試練の日は八幡にいくらかの黒歴史を追加し、大井と北上の好感度を変化させ、大井の意外な一面を見たことで幕を閉じようとしていた・・・

 

 

後日、那須隊へのお礼の品を遅れながらも購入した八幡が那須隊に真っ赤になりながらプレゼントを渡したり、気絶して送ってもらったことを謝罪しにきた大井がかわいかったりしたため、またもや八幡心の声が発動したりしていたのはまた別の話。

 

 

 

 

 

 




ふははははは!!大井ッちが好きだ!!ツンデレの大井ッちが好きだ!!でも那須さんの方がもっと好きです!!・・・いや、大井ッちの方が好きかも!?・・・・どっちも好きです!!

ちなみに北上様は戸塚とかと同じで違う枠組みですね、那須さんと大井ッちが好きで、小町と北上は天使枠です。

難攻不落となっていた大井ッちの攻略難度を下げすぎたせいで一気にちょろいんというか自動お兄ちゃんスキルの犠牲者というか・・・・バランスむずかしいね!!

さてさてこれで10話終わりました、ふん!べ、べつに暇で仕方ないから次の話も見てあげるんだからねっ!っていう方。ご褒美です、ありがとうございます!これからもお付き合いいただければと思いまっす♪

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