攻殻機動隊 -北端の亡霊-   作:変わり種

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第1話

宇宙に散りばめられた星々は、今日もその命を燃やす輝きを何万光年離れたこの地球に届け、漆黒の夜空を彩っている。ここ、根室沖150キロの太平洋上では、新月ということもありそんな星々の輝きは際立って美しく見えたが、同時に辺りを照らすのは星明かりのみで、ほとんど暗闇に包まれていた。墨汁を垂れ流したかのような海は、白波を立てることもなく不気味に波打ち、全てを吸い込んでしまいそうに見える。

 

そんな中、一隻の船がエンジンを低く唸らせ、大海原を切り進んでいた。所々塗装が剥げ、錆びついた鋼板を剥き出しにした船体には、キリル文字で船名が書かれている。船内には何一つ明かりは灯っておらず、それどころか義務付けられている灯火すら点灯させていなかった。

 

やがて、エンジンの唸りが収まると、船は減速を始める。同時に揺れが大きくなるものの、乗り込んでいた男たちは手慣れた様子で甲板に上がると、両舷に取り付けられたクレーンを操作し始めた。もちろん、作業灯などは一切使用せず、暗闇の中で全てを行っている。

 

間もなくモーターが始動してワイヤーが引き出され、クレーンから小型の物体が海面に降ろされる。軽量なアルミニウム合金製のボディは、全体的に丸みを帯びていて、耐圧構造を意識した設計になっていた。ずんぐりとした昆虫を思わせる6本の脚と、1対のマニュピレーター。典型的な海中作業用ロボットだったが、もちろん正規のルートで入手されたものではない。

 

間もなく、両舷のクレーンが唸りを上げてゆっくりとロボットを海中に投入し始める。クラゲのように大きな泡がいくつも浮かび上がり、海面で弾けていく。途中、大波に揺られてロボットが船体にぶつかりそうになるものの、クレーンを一時停止させることで辛うじて衝突は避ける。

 

《0100、ロブスターは海に帰した。Wにシフトする。ランデブーは予定通り進行。オーバー》

 

赤外線暗視ゴーグルをつけた男が、作業の進捗を見ながら無線でそう報告した。ワイヤーが切り離され、ロボットが完全に海に沈むと、男はブリッジにサインを送る。エンジンの回転数が上がって再び船は進み出し、波を切り裂きながら陸の方へと向かっていった。

 

一方、切り離されたロボットはバラスト注水により徐々に深度を上げ、海の底へと向かっていく。ソナーが海底の地形を認識し、6本の脚を広げると、間もなく鈍い音が響いて海底に着地した。瞬く間に砂が舞い上がり視界が失われるものの、搭載された各種センサーからの情報を得て、ロボットはゆっくりと進み始める。

 

なだらかな斜面に沿って下っていくロボット。後方から遅れて着地したもう1機が後を追うように歩き出す中、ロボットは作業灯を点灯させた。深度は200メートルを越えていて、海面上に光が漏れる心配も少なくなってきたからだ。

 

暗闇が支配していた世界を容赦なく切り開くロボットに、驚いた魚がその脇を逃げるように過ぎていく。海中の視界もおおむね良好な状態に戻り、胴体に埋め込まれたカメラが周囲の状況を確認する。前方にはまだ目的のものは見えず、マリンスノーと呼ばれるプランクトンの死骸などの浮遊物が見られるくらいだった。

 

深海を進むこと30分余り。深度は300メートルを超え、潜水限界深度に近づいていた。それでも、ようやく目の前に目的の物体が見え始める。白色の作業灯が映し出す巨大な黒いシルエット。まるでクジラのようなそれは、海底にその巨体を横たえて静かな眠りについていた。全体的に流線形のその船体には至る所にフジツボがこびり付いていて、大きく拉げて崩れているところもある。奥の方には巨大なスクリューと尾ビレを思わせる舵が備えられ、見るものを圧倒させる迫力を生み出していた。

 

ロボットは周囲の海底の状態に注意を払いながら前進し、クジラのような物体の腹に当たる部分に登り始める。もう1機は後方から作業灯で照らし、バックアップ態勢をとっていた。目的の箇所まで到達したロボットは、マニュピレーターの先を変形させてノズルを伸ばし、“クジラ“の腹に押し当てる。

 

間もなく、ノズルから噴出されたウォータージェットが分厚い特殊高張力鋼板に食らいつき、徐々に切断していく。数千気圧もの超高圧に加圧されたそれには銅スラグなどの研磨剤が含まれていて、それらの研磨剤の作用によって鋼板が削り取られ、切断されるという寸法だ。

 

噴き出された微粒子と削り取られた鋼板が砂のように舞い上がり、視界が濁り始める。それでも、あらかじめ測定したデータに基づいてマニュピレーターが一定速度で動き続け、切断作業を止めることはなかった。

 

やがて、ロボットが通れるほどの四角い穴が開通すると、もう1機がすかさず作業灯で照らし、内部の状態を確認する。沈んでからそこまで長い年月は経っていないため、フジツボこそ見られるものの腐食などの被害は少なく、構造の健全性も保たれているようだ。

 

切断を行っていたロボットが中に入り込み、ゆっくりと進んでいく。元々火器弾薬庫として使用されていた区画だけに、533ミリ魚雷が所狭しに専用ラックに据え付けられていて、通路は極めて狭かった。ロボットはラックを押し分けて強引に進むと、目的の物を発見する。

 

『Обращаться с осторожностью』

 

灰色の小型コンテナには白字でそう書かれていた。取扱注意を促す表示である。ロボットはそれを固定していたワイヤーを1本ずつカッターで切断し、マニュピレーターを使って慎重に持ち上げる。同時にもう1機のロボットはちょうど真上に当たる船殻を切断し始め、搬出口を開けようとしていた。

 

海上では回収に戻った偽装作業船が船尾の大型クレーンからワイヤーを伸ばし、海底のロボットの元へ固定用フックを送り込む。搬出口の切断が終わると、ロボットはマニュピレーターに備えられた吸盤状の装置で、切断した船殻が内部に落下しないよう持ち上げた。やがて、搬出口の脇にそれを仮置きすると、降ろされてきたワイヤーフックを掴み取る。

 

コンテナにワイヤーが固定され、間もなくクレーンが巻き上げを開始する。船上では慌ただしく人影が動き、回収作業の様子を固唾を飲んで見守っていた。数分かけてようやく海面から姿を現すコンテナの姿に、暗視ゴーグル越しでありながらもその場の多くの人間が歓声を上げる。

 

「これこそが、我々の世界を取り戻す鍵だ」

 

クレーンから船上へ降ろされるコンテナを見つめながら、一人の男がそうつぶやいた。やがて、コンテナは数人の男たちの手によって格納庫に移されると、自動小銃で武装した2名が重厚な扉を閉める。船は再び進み始め、新月の夜の闇に姿を消していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓の外には深い蒼に染まった空が、雲海によって形作られた水平線の彼方まで広がっていた。轟音を上げて回転する2基のターボファンエンジンは後方から高温の排気を凄まじい勢いで噴き出し、百数十トンという金属の鳥が空をはばたく原動力を生み出している。超々ジュラルミンの外板を隔てた先は高度1万メートルの世界だが、人類の誇る科学のもと与圧された機内では、たくさんの乗客が思い思いの時間を過ごしていた。

 

ここはフランクフルト発新浜行きのEA214便の機内。少佐はシートに腰掛けながら、そんな窓の外の景色をぼんやりと見つめていた。カーキ色の軍服の胸にはいくつもの勲章が輝き、これまでの自分の戦果を周囲に見せつけている。しかし、それは外面だけの虚勢なのかもしれない。自分は人が思うほど強い人間なのだろうか。そんな疑問が頭の中に渦巻いていた。

 

考えてみれば、肉体を機械に置き換えてから自分は何年生きてきたのだろう。このような旅客機に搭乗するたび、心なしか不安感に襲われる。それは幼い日のあの出来事のためなのかどうかは分からないが、鬱々とした塞ぎ込んだ気持ちになってしまう。

 

もしかすると、自分は怖いのだろうか。再び、あの悲劇が訪れてしまうことが。

 

生身の人間を凌駕する高性能なボディに身を固め、チタンの脳殻に脳と脊髄を預けても、結局は人間の本能的な恐怖心というものは抜けないのだ。同時に、それは自分自身が人間であるという証でもある。だが、自分のような立場の人間にとっては、それすらも克服すべき対象だった。

 

「少佐、聞いているのか?」

 

課長の声に、深い思考から引き戻された少佐はすぐに顔を振り向かせる。

 

すぐ隣の席に座っているのは、公安9課の荒巻課長。いま自分が所属する組織のリーダーであり、もっとも信頼できる指揮官である。旧調査部出身である彼の手腕は並外れたもので、政財界とも太いパイプを持ち、この国の闇にもメスを入れることを厭わない強い正義感を持っていた。

 

「空港に着いたら、お前は先に本部に戻れ。少し寄るところができた」

 

「穏やかな話ではなさそうね」

 

少佐がそう言ったのは、荒巻課長の顔を見てのことだった。表情が硬く、引き締まったその面持ちは、珍しく彼が少し緊張していることを示している。よほど重大な事件が起こったのだろう。だが、ニュースサイトはもちろんのこと、調べられる限りの情報源を駆使してもそれらしき事件の知らせは入っていなかった。おそらく、現段階では政府内でも極めて少人数の関係者にしか知らされていない情報なのかもしれない。

 

「詳しい話はわしが本部に戻ってから行う。いまのうちに全員に召集をかけておけ」

 

「分かったわ」

 

海外出張の疲れをまったく感じさせずに、課長はそう指示を出した。ドイツで開かれた各国公安関係者が集まる会議に出席し、2泊3日のハードスケジュールをこなしたとは到底思えない。さすがは、荒巻課長といったところだろう。

 

少佐は言われた通り、9課の全員に召集を掛ける。休暇で休んでいる課員からすれば溜め息くらいは付きたくなるだろうが、このようなことは9課では日常茶飯事だった。それに、課員の多くもそれを見越して休日も自主的に本部まで来ていることも多いのだ。

 

『ベルト着用のサインが消えました。お客様は席をお立ちになり、化粧室などをお使いいただけますが、乱気流に備えて席にお座りの際にはベルト着用をお願いします。また、当機はあと30分ほどで着陸態勢に入ります。お早めにトイレなどをお済ませください』

 

電子音とともにランプが消え、何人かの乗客がベルトを外して席を立つ。新浜到着まではあと1時間近く。日本海上空を飛行しているため、たびたび揺れがあるものの、飛行は概ね安定していた。

 

航空法の改正により、機内でもほぼ無制限にネットワークに接続できる今の時代。多くの乗客もネットに繋がり、絶えず情報を摂取し続けているのだろう。QRSプラグを座席の端末につなげたまま、ぼんやりしている様子の乗客が多く見られた。自分もネットに繋がろうと思えば繋がれるのだが、情報収集といってもできることが限られている。

 

そのため、少佐も目を閉じて気を楽にしていた。休息は取れる時に取っておかなければ、ヒューマンエラーなど危険なトラブルに繋がってくる。特に、自分のような職業の人間にとってはそれが捜査上で重大な見落としに繋がったり、下手をすれば命取りにもなりかねないのだ。

 

課長もリラックスした様子で新聞に目を通したり、手帳を読んだりしている。通りかかったキャビンアテンダントにコーヒーを頼み、テーブルに置いてしばしば口をつける。近頃は航空機内でありながらも、サービス向上により並みの喫茶店以上の品質のコーヒーが飲めるようになっていた。しかも、機内で鈍くなる味覚を補うために、やや濃いめに淹れられているという。

 

そんな中、目を閉じた少佐が眠りに落ちようとしていたとき、突然突き上げるかのような揺れが襲ってきた。それでもわざわざ気に留める程でもなく、騒ぐ乗客もいないようだ。一応周りを見回したものの、乱気流か何かだろうと結論付けた少佐は、再び目を閉じようとする。

 

しかし、今度は突き落とされるかのような急降下が始まり、課長のテーブルにあったコーヒーが勢いよく吹っ飛んで倒れた。通路を歩いていた乗客も転げ落ちて椅子や壁に打ち付けられ、鋭い悲鳴が機内に響く。キャビンアテンダントの手から離れたワゴンサービス用のワゴンが暴走し、通路を凄まじい速さで進んでいく。間一髪で乗客にはぶつからず、壁に激突して事なきを得るが、これはただ事ではない。

 

少佐の解析では、この数秒間の間に機の高度は100メートル近く落ちていた。乱気流ならば説明はつくが、この挙動は乱気流のそれと明らかにかけ離れている。瞬時に少佐は目の前の客席に埋め込まれた液晶モニターの端子にQRSプラグを刺し込んだ。本来はネットをはじめ、映画や音楽、それにゲームなどを楽しむためのものだが、同時に機内の制御システムにも間接的につながっているはずだ。

 

防壁を突破し、すぐに機のコントロール状況を確認する。やはり、乱気流などではなかった。操縦桿の操作により、コックピットから意図的に引き起こされたものだったのだ。こうなると、コックピット内で何らかの緊急事態が起こっている可能性が濃厚だろう。

 

「少佐!何が起こっている!?」

 

「分からないわ!ただ、これはコックピットからの操縦によるものよ。何かまずいことになっているかもしれない。今からコックピット内に突入してみる」

 

一瞬収まったかのように思えた揺れは、再び激しくなる。振り回すかのように左右に揺れ、体が強力なGを受ける。絶叫に近い叫びを上げ、乗客はもはやパニックに陥っていた。泣き叫ぶ子どもの声が響く中、その場でうずくまる乗客や懸命に遺書を書こうとする乗客の姿もある。

 

脳裏にあの出来事が蘇る。窓から見える赤い炎と、乗客の叫び。立ち上がろうとした少佐の動きが止まる。このままあの時のように、全てが失われてしまうのだろうか。何もできないまま、自分は死んでしまうのかもしれない。

 

一瞬浮かんだそんな考えを振り払い、彼女は猛然と通路を駆け抜けた。

 

高度は急速に落ち、最初は1万メートルだったのが5千メートルまで下がっていた。このままの勢いで落下すれば、あと30秒足らずで機は海面に激突し、木端微塵に砕け散ってしまうだろう。

 

目の前にワゴンカートが迫る。一時的に上昇運動に変わった機の揺れによって、一度機首側の壁に激突したカートが戻ってきたのだ。高出力義体といえども、飲み物などを満載した100キロ以上のカートに撥ねられればただでは済まない。天井すれすれまで瞬時に飛び上がった少佐は、軽やかな身のこなしでカートを躱す。

 

そのままコックピットのドアに取り付こうとしたところで、激しいGが襲い掛かり、体が後ろへ押し戻された。転げ落ちそうになる中で、少佐は椅子の根本に掴まって必死にこらえる。揺れが収まった一瞬の隙をついて、彼女はコックピットのドアに再び取り付くと、身代わり防壁を通したQRSプラグを差し込んだ。

 

テロ対策のために防壁は分厚く、さすがの少佐でも突破に手間取ってしまう。張られている2重の攻性防壁を徐々に切り崩し、解除コードを手に入れた少佐はすぐに扉を開かせる。

 

警報音が鳴り響くコックピット内では、副操縦士と思われる一人が血まみれの状態で倒れていて、隣の席の男が目を血走らせて操縦桿を握っていた。機長らしいが、とても正気の状態とは思えず、叫び声を上げて操縦桿を前後左右に無茶苦茶に引き回している。

 

「何をしている!やめろッ!」

 

そう叫ぶものの全く聞く様子を見せない男に、少佐はすぐに飛び掛かった。人間とは思えない獣のような唸りを上げ、相手も必死に抵抗する。暴れる男の体を押しのけ、力づくで操縦桿から両腕を引きはがしたものの、あろうことか男は少佐の右腕に噛みついてきた。尋常ではない力で噛み千切ろうとする男に、少佐はやむを得ずそのまま男の頭ごと右腕を操縦席の椅子に叩きつける。

 

後頭部から派手に頭を打ち付けた男はようやく沈黙し、少佐は操縦桿を力の限りに引き上げる。機首が徐々に持ち上がるものの、早くも海面が目の前まで迫っていた。対地接近警報が耳障りな警告を発し、機は海面まで20メートル近くまで迫る。

 

「上がれぇっ!!」

 

叫びながら操縦桿を引き続ける少佐。ようやく機首が上を向き始め、下向きに押しつぶされるかのような急激なGがかかり始める。機が上昇に転じたところで、少佐は機体にかかる負担を減らすために操縦桿をやや押し戻した。そして、そのままオートパイロットを起動させる。

 

何とか危機は過ぎ去ったようだ。

 

隣には血まみれの副操縦士と、気絶している機長が倒れている。副操縦士の方は首から大量に出血しており、生存は絶望的だった。機長は一応加減はしたものの、頭蓋骨骨折の恐れもあるので調査できるのは病院に送った後になるだろう。もっとも、監視役を付けておく必要がありそうだが。

 

少佐は右腕の痛みに顔をしかめる。ベージュ色の軍服は裂け、傷は皮膚の被膜をも貫いていた。自分の特殊義体の被膜を突き破るような力など、普通の人間に出せるレベルではない。機長は何かのウイルスに冒されていたと考えるのが妥当だが、それにしても異常なレベルだった。

 

溜め息をついた少佐。足音とともに後ろから数人が駆けてくる。

 

「な、何だこれは!お前、手を上げろ!」

 

1人の男が拳銃を構えて、少佐にそう言った。私服ではあるが拳銃を持っているということは、警察が搭乗させているスカイマーシャルだろう。後ろではキャビンアテンダントたちがあまりの光景に固まっている。

 

少佐は指示に従って手を上げ、静かに歩き出した。ちょうどその時、キャビンアテンダントをかき分けて課長が姿を現す。突然現れた老人に怪訝そうにしていたスカイマーシャルだったが、身分証を見せられた途端すぐに敬礼した。

 

「銃を下ろせ、彼女はうちの課員だ。あと、すぐに航空管制に連絡して最寄りの空港に緊急着陸させろ。大至急だ」

 

機内ではなおも悲鳴や泣き声が聞こえていていた。多くの乗客が負傷し、重傷者も何人か出ている今の状況のままというのは、決して望ましいことではない。一刻も早く着陸しなければ、命にかかわる者すらいるだろう。

 

少佐は機長や副操縦士をキャビンアテンダントたちに任せると、静かに操縦桿を握った。

 

 

 




2018/10/2 誤字等一部修正

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