君の名を再び。 α版本編完結/番外編&β版執筆中   作:ぽっぷ

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ぽっぷです。
ノリと勢いだけのパスタの国から来ましたです。
(ある戦車アニメの統帥語録より笑)
ノリと勢いで早くも8話目を書こうとしてます。
UA数がまさかの2000まであと少し。
こんな駄文を読んでくれている
みなさまに感謝しかありません。


8話 計画

さやちん「そーいえば、後夜祭って何時までなん?

早く終わって秋祭り行きたいわ。」

 

 

三葉「さやちん、もっかい言ってや。」

 

 

さやちん「なんなん三葉。だから後夜祭あと

秋祭り行きたいからいつ終わるか聞いたの。

今年の為に新しい浴衣買ったんだ。」

 

 

さやちんの何気ない一言に

瀧がひらめいた。

 

 

瀧「さやちんありがとう。

三葉、早く帰って婆ちゃんに

相談しなきゃ。

行くぞ。

時間がないんだ。」

 

 

と無理やり三葉の手を引っ張った。

いきなりすぎる瀧の行動に

 

 

三葉「ちょっと瀧くん、

えっえっ、2人ともありがと。」

 

 

いきなりの行動でさやちんとテッシーも

その場であ然として2人を見送った。

2人が見えなくなった後

 

 

テッシー「あいつら絶対狐憑きに憑かれとる。」

 

 

さやちん「テッシー言ってる事がわかったわ。

あの2人絶対変や。」

 

 

 

 

宮水家に戻る途中

誰も近くに居ない田舎道。

三葉は瀧に引っ張れながらではあるが

手を繋いでる事に舞い上がりながら

なぜそんなに慌てているのか聞いたら

 

 

瀧「三葉聞いてくれ。

3日後の後夜祭。

つまり秋祭りの日って事は。」

 

 

三葉は瀧がなにを言いたいか

わかった気がした。

 

 

三葉「、、、彗星。」

 

 

瀧「そう、糸守が消える日。

秋祭りの会場を無理やり学校に変えれないか

婆ちゃんに掛け合ってみる。

それが無理なら役場に乗り込んで

三葉のお父さんに直接掛け合うしかない。

もう時間がないんだ。

後夜祭のイベントも全校生徒と

糸守の人みんなで彗星を眺める。

これで行くしかない。

もし、ダメでもなんとかするしかない。

三葉、これは俺の為、三葉の為、

みんなの為に手伝ってくれないか?」

 

 

まさかここまで瀧が考えていたとは

この時三葉も思ってもいなかった。

 

 

三葉「、、、わかった。

そのかわり約束して?

無事に全てが終わったら

終わったら、、、。」

 

 

三葉の顔が真っ赤になっている。

瀧は三葉が俺の告白に対する

返事をしてくれるものだと思い。

瀧も口元を抑え三葉の次の言葉を

待っていた。

 

 

三葉「、、、マイケル。

瀧くんのマイケル見たい。」

 

 

なんだそれ。

瀧はズッコケそうになった。

まさかのマイケルですか。

 

 

瀧「わかったよ。

いくらでもマイケルやってあげるよ。

さっ、婆ちゃんとかに行こう。」

 

 

実は三葉は瀧が思っていた事を

言おうとしていた。

でも、あまりにも恥ずかしく

ついマイケルと言ってしまったのだ。

でも、三葉は

ある決心をする。

 

 

みんなが助かったら

その時はその時は

瀧に言うんだ。

 

 

 

「、、、私も好き。」

 

 

 

そんな事を考えるうちに

2人は宮水家の前まで帰っていた。

 




ぽっぷです。
空き時間に1話作っちゃいました。
さてこれから一葉婆ちゃんと三葉父に
立ち向かう瀧と三葉。

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