君の名を再び。 α版本編完結/番外編&β版執筆中   作:ぽっぷ

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昨日勢いだけで
書いて失速気味のぽっぷです。
なんて言ってられません。
UA数、お気に入り数が昨日より
ますます増えてる事にびっくりです。
みなさまありがとうございます。


5話 ひとときの安息

三葉「ここどこ?」

そこはあたり一面美しい草原の真ん中で

横には瀧がまだ気持ち良さそうに

眠って居た。

 

 

ここはおそらくユメの中、、、

そうあくまでも三葉のユメである。

 

 

普段はカッコよくて、

でも子供っぽいところある

それでいて仲間想いの瀧を見ていて

三葉はここは自分のユメだからと

気持ち良さそうに眠っている

瀧の頭を持ち上げ

自分の膝に置いた。

そして優しく瀧の髪を撫でながら

 

 

三葉「瀧くんのおかげで私、

たとえどんな事があっても

生きて生きて瀧くんと再会したいと

思っとったよ。

やっと、瀧くんに再会できた。

でも、また糸守におる。

今度は瀧くんと一緒に困難を

乗り越えられると思っとるよ。

その時は、あの時答えられなかった

返事をするね。

、、、私もあなたが好き。」

 

 

瀧は気持ち良い匂いに反応し

目が覚めた。

そこは広い草原の真ん中、、、

なぜか三葉が俺に膝まくらをして

気持ち良さそうに

頭を揺らしながら眠っている。

気持ち良い匂いは

草花の匂い以上に

三葉の髪の匂いだ。

シャンプーの香りと

女の子独特の甘い匂い。

それが瀧の鼻孔に反応したのだ。

 

 

こんな幸せな事があるのか

瀧はこれがユメだとしても

天にも登る想いだ。

そして瀧は三葉が

眠っている事をいい事に

三葉に対する想いを

呟いた。

 

 

瀧「やっと出逢えた。

お前が生きてくれて感謝してる。

あの時、御神体がある山で

初めてお前に逢ってから

俺は確信したんだ。

、、、お前が好きだ。

勢いでお前の手に

好きだと書いてしまったけど、

いま目の前にいる

三葉、

お前を見て改めて想うよ。

、、、お前が好きだ。

これから3度目の

糸守の試練が始まるけど

必ずお前を守ってやる。

今度こそ、

手ではなく直接お前に伝えるよ。

、、、好きだ。と。

そして元の世界に帰れたら、、、。

たとえ離ればなれになったとしても、、、。」

 

 

瀧が呟いた終わる時

三葉は瀧にココロの中で呟いた

 

 

三葉「待ってるよ。ずっと。」

 

 

実は違うユメだと思っていたが

ユメの中でも繋がっていた。

 

 

気持ち良く眠っていたが

なにやら瀧が呟いているのに

気づいた三葉は

眠っている振りをして聞いていた。

 

 

「、、、今度こそ

お前に伝えるよ。

好きだ。と。」

 

 

この言葉を聞いて

三葉の頭は沸点を超え

再起不能と化した。

 

 

最後に瀧が言った

たとえ離ればなれになったとしてもの

返事として胸の中で答えると同時に

周りが真っ白になっていった。

チリーン、チリーン

と風鈴の優しい音色が耳の奥に響いた。

 

 

 

さやちん「ちょっと三葉、三葉ってば」

 

 

はっと三葉が気がつくと

さやちんに揺さぶらていた。

顔が真っ赤のまま

目を覚ました三葉は

瀧を見た。

先に目を覚ました瀧は

顔が真っ赤なのを

手で頬を覆っていた。

 

 

やっぱり同じユメだったんだ。

三葉はさやちんの心配している声が

聞こえないほど

瀧への気持ちが溢れかえっていた。

 

 




ぽっぷです。
なかなか甘い話ならず
書き直して
なんとか完成しました。
ユメネタとしてこれから甘い要素を
含めながら物語を進行できればと
思っています


みなさまのご意見ご感想あれば
よろしくお願いします

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