君の名を再び。 α版本編完結/番外編&β版執筆中   作:ぽっぷ

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ぽっぷです。
最近更新が遅くなっているので
頑張って今日は朝から
書いていきたいと思います。




21話

役場を出て

すぐに私は瀧くんに文句を言いながら

ポカポカ叩いた。

 

三葉「瀧くん。なんでお父さんに

ほんとの事言ったの?

あの人絶対信じてないよ。」

 

 

理由は簡単だ。

あの人はたくさんの苦労と苦悩を

抱えていきてきたんだ。

それにお父さんの仮説の

言葉にも信用してもいいと

俺は思ったからであった。

自然に出た言葉を三葉にいった。

 

瀧「あるべきようになるから。」

 

普段の瀧が言う言葉ではなかったが

三葉にはしっくりときた。

なぜか安心する言葉でもあった。

 

 

 

宮水家にもどると

今日は四葉の食事当番だった為

晩ごはんの準備ができていた。

今日の献立は

いつもの宮水家で出てくる

野菜と魚が中心の和食の献立であった。

食事中、

四葉からコンテストについて

話を三葉にブッ込んできた。

 

 

四葉「お姉ちゃん、さやちんから聞いたよ。

優勝したんだって、おめでとう。

しかも、瀧くんの告白にOKしたのー?

やるー瀧くん。」

 

 

いきなりのブッ込みに

味噌汁を飲んでいた2人は

吹いてしまった。

 

 

三葉、瀧「「四葉なんて事言うのー。」言うんだよ。」

 

 

見事なハモりに四葉も確信した。

 

 

四葉「お姉ちゃんしかも、

私が衣装提供した巫女の衣装だったのに

さやちんとの交換したんでしょ。

それって瀧くんにウエディングドレス姿

見せたかったんじゃないの?」

 

 

その言葉に三葉は顔を真っ赤にして

反論した。

 

 

三葉「だいたいあんたがなんでアレ提供

してるの? 私引いた瞬間絶対あんたが

仕込んだ物だと思ったわ。

ここで巫女してるのに

わざわざ文化祭まで着たくなかったから

さやちんに変わってもらったの。

瀧くんに見てもらいたくて

着たんじゃありません。」

 

 

言い切った時さらに顔を赤くしたので

これはあながち四葉の言う事も

間違ってはないようだ

 

 

四葉「瀧くん、こんなお姉ちゃんで

いいの?いつもぽわーとしてて、

うすぼんやりなところがあるのよ。」

 

 

これでもかと言うように

三葉の事を見下すように

四葉は言った。

 

 

瀧「それがまた三葉のいいところ。

あいつといてなぜか安心するんだ。

それに自分の中に開いていた穴を

三葉が埋めてくれたんじゃないと

思っているから。」

 

 

瀧がなんの事を言っているのか

わからなかった四葉は

まぁ好きにしたらいいと

思った。

しかし、この2日でなにが

あったのかと言うぐらい

2人の間に大きな変化があったには

違いないが

まさか未来で運命の再会を

した2人が

8年前に来た2人とは四葉には

永遠にわからない話だ。

 

終始和やかな食事が

終わり瀧と三葉で

食事の片付けをしている時

祖母一葉から

話があると言われた。

 




ぽっぷです
今回は少し甘めに味付けしましたが
少し足らない仕上がりになってしまいました。

皆様のご意見ご感想評価等
よろしくお願いします

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