君の名を再び。 α版本編完結/番外編&β版執筆中   作:ぽっぷ

13 / 32
どうもぽっぷです。
書こうと思って開いているんですが
金曜ロードショーにうつつ抜かして
なかなか進みません。
でも、今夜も頑張って更新します。


13話 ハートと呼び出し

どれもこれもおいしい、、、

初めて瀧くんの手料理を食べて

瀧くんってこんな料理作れるんだー。

たしかにイタリアンレストランで

バイトしてたけど、

私も入れ替わった時バイトしたけど

フロアだったじゃん。

瀧くんってデッサンもすごいけど

料理もすごい、、、。

私よりも、、、。

ダメ。

瀧くんの事ますます好きになりそー。

 

 

あちゃー、瀧くんの料理に

お姉ちゃんダメダメになってるぅ、、、。

たしかに瀧くんの料理は

おいしい。

男の子なのに凝った料理を作ってくれる。

以前瀧くんが作ってくれ時は衝撃だった。

しかもウチはいつもは和食中心の食事だから

洋食なんていつぶりだろの感覚。

なんやお姉ちゃん瀧くんに

目がハートになってるけど

瀧くんの事好きなの?

いつもはケンカばっかりしてるのに、、、

今日のお姉ちゃん変やわ。

お婆ちゃんや私にみられてるの

わかってへんわ。

 

 

おい三葉。

そんな目で俺を見るなよ。

婆ちゃんと四葉に見られてるじゃねーか。

おい、しれっと、

瀧くんが私のお嫁さんになったらいいなぁー

とか支離滅裂な事言うなよ。

俺は男だろ。

婆ちゃんまで若いもんはええのーとか

お茶すすりながら

言われたちまうし、

四葉なんて口がポカーンとしてるぞ。

 

 

三葉の暴走に瀧がタジタジになってる頃

役場に帰ってきた

俊樹はふるさと振興課の川田から

報告を受けた。

なに、秋祭りを高校でやりたい。

またバカな事を言っている。

なにが目的なんだ。

しかも、勅使河原から聞いた話によると

婆さんは三葉がしたいようにしなさい。

とかほざいてるみたいだ。

もう長くないのか?

しかも俺のさじ加減で決まるなんて

滑稽だ。

しかし、三葉が連れてきた男は

何者だ。

名取から聞いたところによると

この春から宮水の家で下宿しているそうだ。

とりあえず、その男と一度話して

それから聞いてみても

返事をするのも遅くはない。

川田を呼び、

立花という男に一人で町長室まで来いと

連絡をさせた。

三葉までくると自分の本心を

見透かされるような気がして

正直怖い。

 

 

川田さんから連絡を

もらったけど

なんで瀧くん一人で役場に来い。

って、そんなに私の事嫌いなの?

確かに私はお父さんが嫌い。

でも、ちゃんと私や四葉の事をみてほしい。

瀧くんは心配ないよ。

と言って一人で出てったけど、

正直心配なの。

あの時お父さんの胸ぐらに掴みかかった

って言ってたぐらいだから

今度もケンカだけは

しないでほしい。

瀧くん無茶ばっかりして

見てるこっちはハラハラだよ。

あとで様子を見に行こう。

 

瀧は唯一町長室のあかりが灯っている

役場の前に立っている。

瀧「いよいよだ。」

と意気込み

通用口から役場に入り

あかりの灯る町長室のドアをノックして

町長室にいる俊樹と対面した。

 

 

 




ぽっぷです。
予定より2時間ほど遅れました。
(ちゃっかり金曜ロードショー全部観てました。)
前半部分は三葉の暴走。
後半部分は俊樹の心情。
はたして瀧は俊樹とどう立ち向かうのか?
次回更新お楽しみにしてください


皆さまのご意見ご感想評価
よろしくお願いします

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。