ただの旅人と愉快な仲間達が異世界から来るそうですよ 作:神崎優
「何考えてるのですかユウさん!?」
「いやー・・・・それは・・・・その・・・・」
「サウザンドアイズに入るのですか!?」
「そこは白夜叉に頼んでノーネームに行く命令出してもらえばいいから」
「何故こんなことをしたのですか!?」
「・・・・・・作戦?」
「この御馬鹿様!!」
ハリセン(鋼鉄)で叩かれる。
メッチャクッチャイテェ!!
「さて、黒ウサギどうする?試練のクリアの報酬は?」
「皆様の
「なっ!?明らかに専門外なのじゃが・・・・しかもこの人数・・・・まぁ良かろう」
「ギフトってどんな事が書かれるんだっけ?」
「ズバリ!皆様の力などが書かれます!」
「・・まじ?」
「マジです」
「・・・・俺クリアしてないからギフトは無理だな」
「安心しろお前も対象だ」
「ゑ?」
「さぁ受けとるがよい!!」
白夜叉が手拍子をすると九人全員の上に一枚のカードが現れた。
十六夜はコバルトブルー色のカード。
飛鳥はワインレッド色のカード。
耀はパールエメラルド色のカード。
ユウは白と金の二色の混ざったカード。
ロウウィは紫と緑の二色の混ざったカード。
零はスカイブルー色のカード。
ヤマトは茶色のカード。
レオンは藍色のカード。
ミーレスはリーフグリーン色のカード。
「皆様良かったですね!」
「何これ?」
「ギフトカードですよ」
「お給料?」
「お中元?」
「お年玉?」
「賄賂?」
「全部違いますし、最後おかしいでしょう!」
それぞれが書かれていた内容は、
飛鳥は“威光”
耀は“
「じゃあ俺はレアケースだな」
「なんじゃと?」
白夜叉が十六夜のカードを覗いて見ると、
十六夜のカードに書かれていた内容は“
「
ギフトを鑑定するのは“ラプラスの悪魔”の力によって分かるのだがそれでも分からないギフトだというのだ。
「むぅ・・・・お主達はどうじゃ?」
ユウ以外の五人がカードを見せると、
ロウウィのギフトは“
「なんじゃこの能力」
「いいじゃん」
零のギフトは“
「お前これはどういう事じゃ?」
「ハッハッハ」
ヤマトのギフトは“
「・・・・変態?」
「違う!!」
レオンのギフトは“
「お主怖いな」
「ロウウィを消すためだ」
「だからなんでだ!!」
ミーレスのギフトは“
「お主が一番強いんじゃないか?」
「いや全然」
「さて、後はユウだけじゃな」
「・・・・見ないで?」
「命令見せろ」
「このやろう!」
「抵抗するな」
「分かった分かったほらよ」
ユウのギフトを白夜叉が受けとると、
ギフトには“
「
「あ、バカ!言うな!」
「お主はこんなギフトを持っていながらわざと負けたというのか!!」
「いやー・・・・まぁ」
「この馬鹿者が!!」
黒ウサギのハリセン(鋼鉄)でまた叩かれた。
「イッタァー!!!」
「なんですかそれ強いのですか?」
「うむ・・・・面倒なギフトじゃ」
「え?」
「頭イテェ~」
これが俺達の力ですw