GOD EATER~アラガミ(女)になった青年と逆行する特異点~ 作:ユーベル
あんまり代わり映えしないけど。
ソーマとお別れしちゃった…
もう会えないけどお月様から見守っているよ…
でも…
寂しいな…
ソーマ達ともっと一緒に居たかったな…
もっともっとお話したかったな…
もっともっと色んなコト体験したかったな…
もっともっと色んな歌聞きたかったな…
「え?何で
お姉さん誰…?
何でシオのコト知っているの…?
「ああ、そういえば自己紹介していなっかたね。私は”ルインフォース・バーミリオン”。あなたの居た世界とは近くて遠い可能性によって分岐した世界に住まうアラガミに転生し本物の神さまに至った者よ」
可能性によって分岐した近くて遠い世界…
それって平行世界!
「結論達するのはや!」
特異点の情報量さまさまです
これであってる?
「しらん」
ショボーン
とことで、その平行世界にいけるの?
「いけるよ」
つれってって!
「ちとおちつけ」
ゴスン!
痛い…
というか神機で殴らないでよね!!!!
「もう一発逝く?」
ごめんなさい
「あなたがこれから行く場所について説明と注意点なんかをするわね。まず一つ目、その世界にはあなたが存在している。二つ目、イレギュラーなゴッドイーターとして活動してもらう。神機はこちらで用意したわ。あと、腕輪の色は白ね。三つ目、エリックという人物を死の運命から逃してほしい。四つ目、時間的にはエリックとソーマ、新人の合同実戦の時に転移する。以上よ」
神機ってさっき私を殴ったやつ?
「ちがうちがう、そっちの箱。マニュアルは中に入っているから。それとその車両は持って言っていいから」
ありがとう
「どういたしまして。ああ、ひとつ言い忘れてた」
なにを?
「名前と容姿。そのままだとはじかれるよ。こっちで勝手に決めさせてもらったけど」
うん、いいよ
「いいんかい…。まあいいや、容姿については後で手鏡で確認してくれ。で、名前は大神シルイン」
大神シルイン…
良い名前、ありがと
そして、さよなら
「ええ、さよなら。がんばって」
ここから始まるのは人として生きることを決めた神と神を食らうものたちの物語である。
「あ、家のシオはソーマを押し倒したみたい。そのままヤッちゃえ」
オイオイ……(-_-)Ⅲ
誰かこいつ何とかしてくれ…
「っち、つまらんこのヘタレは。飲み物の中に媚薬混ぜてやろ、アラガミにも聞くヤツ」
だれか~!
神機使いよんできて~!
ヤバイコト考えている人がここに居ま~す!
というか絶対阻止じゃ~!
「いいじゃねいか。あいつらもヤルトコまで逝っちまえばよ」
字がちが~う!
つうか黙れ酔っ払い!
ヘビースモーカー!
万年発情馬鹿ップル夫婦!
「ひどい!」
サクヤさ~ん!
これに首輪つけといてくださいよ!
ツバキさ~ん、この馬鹿お願いします。
「ああ、わかった」
「ちょっ!姉う…………ウギャアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ」