P4 天田の強くてニューゲーム   作:エルデスト

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天田は成長期変声期共にまだ訪れてません。
だからp3天田君とほぼ同じと考えてもらっても大丈夫です。


新たなる力の覚醒

「ふあぁぁ・・・」

 

 菜々子ちゃんが欠伸をしたのを皮切りに、堂島家での細やかなお祝いがお開きになった。

 

「では、今日はありがとうございました。お休みなさい」

 

「おう、明日もちゃんと来いよ。飯作ってくれるんだろ。材料は・・・悠に頼んで買っといておく。じゃあお休み」

 

 話しているうちに悠さんも料理が出来ることが分かったので、交代で作ることになった。そして堂島さんに見送られて家の中に入る。

 

 お腹一杯になったし今日は疲れたので家の中の散策は又今度にしようと、僕用に割り当てられた部屋に入る。寮の部屋より広くて、なかなか使い後心地のよさそうな部屋だった。しかし、ずいぶんと長い間使われていなかったのか、あちこちに拭き取られず積もった埃が見られた。

 

「このぐらい広いなら・・・デッキブラシ振り回しても大丈夫だな」

 

 なんとなく呟いた後すぐに今の台詞は一般的に考えて可笑しいと気付いて、思わず笑ってしまう。影時間がなくなっても習慣というものは直らないものだな、としみじみ思った。

 それからは風呂に入って、0時まで時間があったから早速デッキブラシを振り回す。僕のもう一つのなくならない習慣、それは影時間が来ないことを確認すること。というか逆に確認しないと眠れない。だからか、僕は0時が訪れる瞬間が体内時計で分かるようになってしまった。今のように集中していても0時が来ることは直感で分かる。

 

「・・・もう直ぐ0時だ」

 

 今日もその能力を遺憾なく発揮し、振り回していたブラシを降ろす。

 

カチ(57)カチ(58)カチ(59)カチン()カチ()カチ()、・・・

 

 秒針が動く音が静かな部屋に木霊し、0時を告げた。それからも秒針は動き続け、新たな一日が始まったことを示す。それに僕は安堵を覚え、ブラシを壁に立てかけ、汗の染みついた服を着替えてベットに入る。もう訓練をする理由はもうないのに、それでもしていたのは唯単に時間つぶしなので、目的の0時を迎えたから直ぐにベッドに入ったのだ。唯でさえ疲れていたのに、激しい運動もしたからか、すぐさま夢の世界へと発っていった。

 

 

********************************************

 

 

「こ、こは・・・夢?」

 

 ベッドの中で今日の疲れを落とそうと眠りに着いたはずなのに、いつの間にか不思議な所に立っていた。辺りは霧が濃く出ていてどんなに目を凝らしても一寸先までしか見えない。音も何も聞こえず、情報というものが一切入ってこなかった。この状況に少しは驚いたが、タルタロスを上る際各自がバラバラになることが偶にあったので、それほど動揺せず冷静になって、何の慰めにもならないが、自分の状況を確認するため一応装備を確認する。まずはと腰に手をまわしてみるとホルスターがいつの間にかついていて、その中には銀に輝く銃が入っていた。

 

「しかも召喚器まで・・・」

 

 この銃は召喚器。自分の仮面、精神の鎧を纏うのを補助する為の代物。それが手元にあることに嫌な予感と懐かしさを覚え、その(召喚器)を手に取ってみた。するとホルスターの中からひらりと一枚のカードが木の葉のように落ちた。視界の端に映ったそのカードに見覚えがあったので拾いに行くと、それは懐かしい絵柄のカードだった。裏面は青を基調としたモノクロの仮面のような模様に太陽を掛け合わせたような絵柄で、表は左右に赤と白で別れている背景に、剣に支えられた天秤が描かれたカード。大アルカナ<正義>のカードだった。

 懐かしそうに目を細めていると突然頭の中に重い声が響いた。

 

 

 

“我等は汝・・・汝は我等・・・我等は汝と共に絆を育みし者(橘鈴)との心の狭間(はざま)より出でし者”

 

 

“汝、何を望みてこの世を生きるか・・・”

 

 

 不思議な声は僕に問いかけた。始めは突然聞こえた声に戸惑ってはいたが、何処か安心感を与えるような声色で、その言葉は何の抵抗も無く僕の中に染み渡っていった。余りにも抽象的で漠然とした問いだったが、答えは考えるよりも先にするりと僕の口から零れ出た。

 

「僕は! 沢山の人たちに救われた、助けられた。だから皆が守ってきたこの世界を今度は僕の手で守る! 皆の命を、彼女の意思を僕が受け継いでいく! それが真実を知り未来を生きる、僕の使命。この願いのためならば、僕は命さえ捧げよう」

 

 

 

“汝が願い、確かに受け取った・・・”

 

 

“我等は汝が願いの為、汝と共に歩まん”

 

 

“ワイルドの力の片鱗、汝に授けよう”

 

 

“かつてワイルドを制し者との絆、宇宙(ユニバース)のために役立てよ!”

 

 

 

 その最後言葉の音が残響を残しながらゆっくりと消えると同時に、暖かい何かが僕の心を満たす。

 

「・・・鈴」

 

 その温かさは鈴の温もりだった。彼女が僕に力をくれたんだと、(ようや)く分かった。

 

「ワイルドの片鱗・・・。彼女には及ばないけどそれでも今の僕には十分だ」

 

 しばらくアルカナカードと召喚器を胸元で握って俯いていたが、鈴が見守っているのに無様な姿は見せられないし、それに先に進まないことには何も始まらないと赤いタイルに覆われた一本道を歩みだす。その瞬間、

 

 

“真実を求めるかい?”

 

 

 さっきの声とは違う、不明瞭で若い、でも性別は分からないような声だった。

 

 

“もし求めるならここまでおいで”

 

 

 アルカナの声は僕の内側から響いていた声だったが、今の声は霧の奥深くから響いてきた。このことから誰かがここにいることは分かったので、走って声の正体を探す。あたりを見渡していても霧のせいか何も見当たらず、いつの間にか最奥部にまでたどり着いていた。そこは一段と霧が濃い場所で、少し息苦しさを感じた。

 

「一体どこにいるんだ!?」

 

 何処にいるかもわからない何かに向けて声を荒げる。返事はなかったが、代わりに霧の中に影が浮かび上がった。

 

“君はどうしてこの町ににいるんだい? その力を持っている者がこのような所へ来る事は在りえないというのに”

 

 影らしきものは僕に問いかける。そもそもこの影が話しているのかさえも分からない。だからこそその会話の中で、今の状況を理解する為の糸口をつかむため、不思議な声に答える。

 

「僕だって好きで来た訳じゃない。命を預けあった仲間たちと離れるのは悲しいよ、今もね」

 

“そうか、なら運命の悪戯ということか。だったら君はこの地で一体何を成すのかな。さあ、君の力を私に見せてくれよ、その力を”

 

「あなたは僕を試すために呼んだという訳ですか・・・。いいでしょう!」

 

 ホルスターに刺さっていた召喚器を慣れた手つきで抜き出す。その銃口を自分の心臓がある胸の中央にに向け、何の戸惑いもなく引き金を引いた。

 

「ペルソナッ! カーラ・ネミ!!」

 

 僕の叫びと、ガラスが割れたような澄んだ音が同時に響く。青い光に包まれた僕の背後には、くすんだ赤色の角ばった体に、肩がまるで爆弾のように不自然なまでに膨れた、時の輪の外輪の意味を持つ異形の何かが現れた。そんな歪で、でも最も頼りになる僕自身のペルソナ。僕はカーラ・ネミ(僕自身)に命ずる。

 

「ジオダインッ!」

 

 影の真上にカーラ・ネミから発生した極太の雷が落ちたが、霧の為なのかなぜか当たらない。

 

「くっ、カーラ・ネミ、槍を!」

 

 僕はいつも武器である槍を自分のペルソナに預けていた。その槍は無名だが、強大なペルソナの力を宿している。そして、鈴に貰った鈴を守るための槍で、同時に形見だった。カーラ・ネミから槍を受け取った僕は影に向かって特攻を仕掛ける。小柄な体形を生かしアクロバティックな技を繰り出していくが、まさに雲を掴むようなもので掠りさえしない。苦し紛れに、ジオダインをいくつか打ち込んだがそれでも何の反応もない。

 

「クソッ、なんで当たらない!?」

 

“君の力はその程度かい? まあ、当たらないのは仕方ないよ。これは僕の影だからね”

 

「・・・」

 

“くくく、ダンマリかい? それでもいいけども。『混迷の霧』”

 

 影が何か唱えたら、霧が急に濃くなり何も見えなくなった。影も目を凝らさないと見失いそうだ。カーラ・ネミには単体にしか攻撃できないという弱点がある。ハマ系は元々命中率が低いうえに当たらないと来れば、この場では殆ど意味をなさない。となると物理(貫通)攻撃しかないがジオダインと同じで当たらないだろう。さてどうするか・・・。このままではダメージさえ与えられないと本格的に悩んでいると、さっきの言葉が脳内で蘇った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ワイルドの力の片鱗、汝に授けよう”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今なら使えそうな気がする、新たな力が。鈴が僕に残してくれた力が!

 パーカーのポケットに入れていた正義のアルカナカードが淡くブルーに輝きだす。僕は無意識にカードを手に取り、顔の前に突き出した。使い方は初めてペルソナを手に入れた時のように、何となくだが分かっていた。躊躇せずそのままそれを手放すが、青い光に包まれたアルカナカードは万有引力の法則を無視して、何の支えもなしに宙に浮かんだ。召喚器を持つ腕をまっすぐ前に伸ばし、射線上にそのカードがくるようにし、万願の思いを込めて召喚器の引き金を引いて打ち抜く。弾は出ないはずなのに、カードは砕け散ってその欠片が肥大化し別の形を成す。

 

「ペルソナチェンジッ! 来い、ソロネッ!」

 

 カーラ・ネミが虚空に消え去ると同時に、カードの欠片が一つとなって車輪に黒いテルテル坊主が磔にされているようなペルソナが現れた。

 

「ソロネ、マハンマオン!!」

 

 そのペルソナは横に一回転し、前方に聖なる輝きを放つ巨大な魔方陣が現れ、札のようなものが透明な壁にくっ付いているかのように宙に浮いていた。

 

「洗い殺してやる!」

 

“ちょっと待った!それは流石に困るよ!!”

 

 ハマブースターの影響か、一段と輝きを増した魔方陣の光は、一気に弾け飛んだ。その光が消えて周囲を確認する。相変わらずの霧で何も見えなかったが、影の姿が見えないので少し力を抜いた。

 

“ふう、危なかった・・・。あと少しで殺られるところだったよ。でもまさかペルソナを複数使えるとは・・・。全く君は驚かしてくれるね。でも、ワイルドほどの力ではないか。使えるのは・・・正義のアルカナを持つペルソナだけということだね。それも愛がなせる業ってことかな”

 

「! お前、何を知っている!」

 

“真実というものはいつでも嘘の中に混じっているものさ。この霧も真実を阻む霧。真実を知りたければ自分が信じる道を進むといい。そして自分の力で見つけ出すんだよ”

 

 影の姿が無くとも声だけが響ている。意味深な言葉を言われ、問いただそうと口を開くが途端に体中から力が抜け、床に突っ伏してしまう。

 

“今は何もわからない。だから何かを知るために進むんだ。真実を求め続ければいずれまた会えることでしょう。その時まで待っています”

 

 その言葉を聞いたのを最後に、僕の視界は闇に包まれた。

 

 

 

********************************************

 

 

 

 

ジリリリリリリリ

 

「うう・・・」

 

 小鳥たちの囀り・・・じゃなくて目覚ましの音を耳にして目が覚める。むっくりと上体を起こし、寝ぼけた頭を掻きながら目覚ましを止める。ぼんやりとしていると夢の内容を思い出し一気に覚醒する。

 

「あいつは!」

 

 素早くベットから飛び出して周囲を確認するが、当然のごとく敵などいない。そのことに安堵し、乱れたベットを直そうと戻る。すると、枕元に鞄に入れいたはずだった召喚器と正義のアルカナが置いてあった。驚きながらも迷いなくそれらを手に取る。するとカードがまるで嬉しそうに薄く輝き、虚空へと溶けて消えた。カードの輝きを受けて召喚器も銀の鈍い光を放っていた。

 

「あれは夢じゃなかったんだな・・・。鈴の力が、心が僕の中に眠っている。アルカナカードはその力の証」

 

 なんだか涙が出てきそうになったが、意地でも泣くまいと懸命に堪える。ふと、今日は入学式があることを思い出し慌てて準備をする。

 

「あ、朝ごはんの材料無いや。・・・仕方ない、堂島さんに頼むか」

 

 真新しい制服に着替え、必要な荷物だけを持って堂島家に向かう。しかし外は土砂降りの雨が降り注いでいて、目の前とは言っても傘を持っていないから濡れることは必須だろう。それでも行かねばならないと、持ち前のスピードを生かして走る。走ったからかそこまで濡れずに済んだ。インターホンを鳴らし、出てきた堂島さんに食料事情を話すと笑顔で迎えてくれた。

 居間には堂島さんと菜々子ちゃんがニュースを見ながら朝食を摂っていた。

 

「そういや何も買ってなかったな。余りもんしかないが育ちざかり奴が増えたからな、多めに買ってあったんだ」

 

「すいません、いろいろとお世話になってしまって。それと言いにくいんですが、傘もないので貸してもらえませんか?」

 

「ああ、それがな・・・」

 

「おはようございます・・・」

 

制服を着た悠さんが眠そうな顔をして降りてきた。

 

「ああ、悠か。おはよう」

 

「おはようございます。お邪魔させて貰ってます。というか起きるの遅いですよ。急いで朝食食べちゃってください」

 

「ああ。そうだな。初日から遅刻する訳にはいかない」

 

「高校生なんですからしっかりしてくださいよ、悠さん」

 

「そうだ悠、お前傘持ってるか?」

 

「いえ、持っていないですけど。もぐもぐ、何でですか?」

 

「いや、今日は雨が降ってるんだ。でも家には予備の傘が一本しか無くてな。お前ら丁度学校が近いし、今回は同じ傘に入ってもらえねえか?」

 

 学校が近いというか、隣接している。悠さんは八十神(やそがみ)高校に転校、僕は九十九(つくも)中学校に入学することになっている。名前から見ても関係があることはすぐ分かる。実際に九十九中学校を卒業した殆どの人は八十神高校に入学している。

 

「僕がお願いしている側なので、なくても仕方ないと思っています」

 

「もぐもぐ。いや、流石にずぶ濡れで行かせるわけには行かない。んぐん、一緒に行こうか」

 

「なら、そうさせて貰います。あ、もう時間がやばいですよ。食べ終わったようですし、行きましょうか」

 

「そうだな、じゃあ菜々子、叔父さん行ってきます」

 

「行ってきます」

 

「おう、二人とも頑張って来いよ」

 

「おにーちゃんたち、行ってらっしゃい!」

 

 そういって、堂島家を悠さんと一緒に出る。傘は堂島さん用だったのか、黒い大きな傘だった。余裕があるとまではいかないが、肩がはみ出るなどということはなかった。それでも土砂降りだからズボンがびしょびしょになることは免れない。少し早足になりながらも、他愛のない話をしながら登校した。その途中にゴミバケツに頭を突っ込んでいる不思議な人がいたが、互いに目を見合わせスルーした。

 家からは八十神高校のほうが近かったので僕が傘を預かることになり、帰りにここで待ち合わせする約束をして靴箱で悠さんと別れた。

 僕の方もすぐに学校に着き、教室を確認をして入る。辺境の学校だからか、周囲は殆どの人が知り合いのようで友達なのか、同じクラスになれたことに喜んでいる人もいる。

 

「ねえねえ、真夜中テレビって知ってるー?」

 

「知ってる知ってるー! 運命の人が映るってやつでしょ?」

 

「なんか最近『やまのまゆみ』って人が不倫したんだってよ。お前、『やまのまゆみ』って知ってるか?」

 

「山野真由美だろ、なんか議員秘書の生田目とかいうやつと不倫したアナウンサーってニュースで言ってたぞ」

 

 いろんな雑談が耳に入ってくるが、僕には関係がないのでスルーする。

 席順は名前順のようで、僕は『天田』なので一番前だった。そこに座り、入学式まで時間を潰す為今持っていた本を読みだす。僕は割と早い時間に来たので、少しずつ騒がしくなってきた。顔を上げてなんとなくあたりを見渡すと、後ろの席の子が声をかけてきた。

 

「ねえ君、君。何読んでるの? もしかして本が好きなのかい?」

 

 その男の子は青みを帯びた髪色をしていて、前髪が片目を覆っている。パッと見静かそうな子だが、積極性があるみたいだ。

 

「これは・・・ちょと」

 

 い、言えない! 恋愛小説だなんてとてもとても・・・! ブックカバーをしているから外見からじゃ分からないけど、中まで覗き込まれたらバレる!

 動揺し、慌てて本を隠す。でも、どっからどう見ても不自然なわけで、

 

「あ、知られたくなかった? もう学校で何読んでるんだよ。俺は有里湊。宜しくな、えっと・・・」

 

「天田、天田乾。こっちも宜しく。本自体はまあ、好きだよ。ジャンルは何でもいけるんだけど今読んでいたのがその・・・」

 

「おーい、席に座れー。入学して浮かれてるのはいいが程々にしろよ」

 

「あ、先生来た。あとでな天田」

 

 先生が簡単な自己紹介をし、生徒たちもそれに続く。勿論僕が一番なわけで、

 

「天田乾です。最近この町に越してきました。よろしくお願いします」

 

「有里湊。宜しく」

 

 結構適当だな、挨拶。殆どの人が知り合いだから、挨拶なんて適当でいいのかな。そんな感じでクラス全員の挨拶が滞りなく終わる。そのあと丁度入学式が始まる時間だったようで、ぞろぞろと移動が始まる。どこの学校でも校長の話が長いのは変わらなく、疲れた。やっぱり桐条さんは特別だったようで、此処の生徒会長はごく普通の人だった。だらだらとした入学式が終わり、帰宅する準備をする。その際、有里が一緒に帰ろうと誘ってくれたが、変える方向が真逆だし悠さんと待ち合わせしていたので、その話はお流れとなった。

 

 学校を出ると雨は止んでいて、傘は必要なかった。しかし約束している以上、行かなければと思い八十神高校に向かった。

 

 

 

 

 

 この町に死者が現れたことに気づかずに。

 




p3主人公の有里湊とこの作品の有里湊は別人です。ペルソナに覚醒しません。ややこしくなりますから。
唯名前考えるのめんどくさかったんです。丁度名前近かったし。

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