その軍の名は「宮永家」古くから悪霊退治を専門に行う家系・・
彼らも同じ日本人であるけど、力が強大上に国からも統治しきれない一族だった
そのために国公認で独自の活動を許されていた。
人々に害なす悪霊から力ない市民を守り続けたことから
宮永家は人々から崇められ、その名は国外にも知られる家系だった。
しかし、その快進撃も続くことなく・・突然にして現れた脅威の悪霊に敗れ
日本は悪霊によって支配されてしまった。
人々は災いの脅威に晒され、毎日が絶望で地獄の日々を送ることになった
敗れた宮永家は・・そんな市民から恨みと怒りの波に溺れ
毎日を人々から蔑まれる辛い日々を強いられていった。
国からも見放され、本当の独立軍になった彼らにとって・・
力ある者は恨みの存在でしかなかった
産まれてきた一人の少女も同じ扱いだった。
しかし、彼女はその苦難に立ち向かい
もう一度人々を光と平和な世界に導き・・散っていったのだった
ここでの登場人物の紹介(一部オリ設定含)
★宮永瑠魅花(16歳)二つ名・・GOD瑠魅花/英雄瑠魅花 ランク:LLL
好きな物:可愛い物,甘い物/嫌いな物:せこい人,悪者,下品な事
役職:海軍大臣(司令官)首相(宮永軍)ゆかりの御傍付、頭首代理
称号:スクエア,サウザンドエンブレム(千の称号の持ち主)
職業:魔法剣士/武器:杖と日本刀(短刀含)
【人物】
日本を支配する悪霊軍から日本を救った英雄
元々は不幸な少女で産んだ母親が宮永家の血筋を継いでたことでそれが少女にも継がれた。
国から切り離された彼らは独自で医療など、すべてのことをやってきていて
瑠魅花の出産も宮永家内で行われたほどだった。
瑠魅花が能力者の持ち主と知るとその場で親から引き離し、社会から抹消された
物心つく頃から数々の虐待と罵声を受け続け、生きるということを放棄していた
虚ろな瞳で人形のように部屋の隅で寄りかかってた所・・何らかの光に導かれた。
束縛の日々から解放された瑠魅花はある者から力を授かり・・
悪霊に支配された日本を救う壮絶な戦いを切り抜けていった
道中で出会った仲間と力を合わせて悪を打ち破ったが・・そこから消息が途絶えた。
今作の彼女は幽霊の存在で昔あった力も彼女たちに分け与えたが
その力は偉大な物で半減したとしても決して劣ることはなかった。
★結月ゆかり/宮永ゆかり(19歳)二つ名・・疾風のゆかり ランク:L
好きな物:音楽,甘い物,兎/嫌いな物:巨乳,胸の差別,暗い人
役職:宮永家頭首
称号:一ツ星ハンター,現代の宮本武蔵,現代のクレオパトラ(自称)
職業:二刀流剣士/武器:二刀流(正宗)
【人物】
結月組の次期組長
日本の中国と四国を統治する結月組の後継者
拠点は広島(大久野島)にあり、日本大戦では宮永軍と敵対していて
彼女自身は拠点を守る隊長を務めていた。
日本大戦では結弦東正規連合軍対反宮永軍の激戦が繰り広げられ無残に敗れた
最終的には瑠魅花率いる宮永本隊が大久野島に上陸し制圧された
ずん子,マキ,ゆかりの3人で力を合わせても傷一つけれずに生き恥を晒した。
その恨みが晴れることなく、再び瑠魅花にリベンジを果たし勝利を納めた
しかし、すべては瑠魅花の目論見で結局は宮永に籍を置き・・瑠魅花に仕えた
最初はぎこちなかったけど、次第に心を開くようになった
大戦後はボイロ学園で学び、歌手になることを目指したがマキに阻まれた。
★暁(17歳)二つ名・・水平線の暁 ランク:SSS(LL)
好きな物:妹達,海,瑠魅花さん,静かな所/嫌いな物:辛い物,子供扱いされること
役職:海軍元帥(秘書艦兼副司令官)琴葉姉妹の世話役、瑠魅花の右腕
称号:二ツ星(実力はシングルハンター)お子ちゃまレディ,大海原の母
職業:艦娘(暁型駆逐艦一番艦 暁)武器:主砲と魚雷(魔力含)錨
【人物】
元日本海軍の駆逐艦
日本海軍が建造した吹雪型駆逐艦の一番艦でその後ろに雷 電 響と続き
様々な戦乱を経て第六駆逐隊結成・・その後、様々な海域で活躍した艦である
最終的には第三次ソロモン海戦で夜間中、敵艦隊に接近・・探照灯をきっかけに米艦隊の集中砲火を受け
妹達を置いて特Ⅲ型最初の犠牲艦となった。
その後は沈没した駆逐艦(暁)の魂(詳しくは乗組員の魂)が具現化し、暁が生まれた
当時の記憶はすべて残っており、沈没した地点でずっと泣いていた
守るべき妹達を残し、自分だけ先に逝ったことに酷い自責の念を抱いてたのだった。
そこに瑠魅花が表れ、暁の無念を晴らし願いを叶えたことで瑠魅花を慕った
瑠魅花のおかげで再び妹達と巡り合え、生きる希望を手にすることができた
今は琴葉姉妹の身の回りの世話と瑠魅花のために日々頑張っている。
★弦巻マキ(18歳)二つ名・・ペッパーマキ、蒼龍神マキ,だしマキ(茜が命名)ランクL
好きな物:ラザニア,ギター,jamバンド/嫌いな物:虫,酸っぱい物,怒ったゆかり
役職:陸軍大将(陸軍(弦巻)憲兵隊団長)jamバンドリーダー,ロボ研究所主任
称号:ミラクル,ドクターペッパー(研究所内)
職業:蒼竜騎士/武器:龍神槍
【人物】
弦巻組次期頭首
沖縄~九州地方を統治する弦巻組の後継者
弦巻組は突撃戦法を主流とする一族でチャリオットを主力として戦ってきた
一度動かせば止めることが困難であり、昔敵対していた結月組を苦しめてきた。
日本大戦では、結弦東正規連合で宮永軍と戦ってきた
東海地方を統治する宮永に対して距離が遠いために艦隊戦を用いて戦った
そのため、陸では結月組に武装などの提供を行ってきた。
しかし、艦隊軍は敵艦を一隻も沈めることなく敗退・・
マキ自身も自らゆかりと共に立ち向かったけど、無残に敗れた
その後はボイロ学園で勉学を学び、槍使いに憧れてハンターになる。
その際、宮永家に乗り込んで暁を人質に瑠魅花を脅し・・ゲーム世界に身を投じた
そのままダクソ2のボスである竜狩りに敗れ、取り込まれる・・(残念な子だ)
助けられたことに情を抱き、ゆかりもいるならと瑠魅花に仕えた。
★東北ずん子(17歳)二つ名・・女神ずん子,教団ずん子 ランク:L
好きな物:ずんだ餅,イタコ姐さんときりたん/嫌いな物:うぐいすあん,ずんだを嫌う者
役職:陸軍中将(陸軍(弦巻)憲兵隊副団長)暗部隊隊長
称号:ミラクル,遊撃狩,ずんだ神
職業:射手/武器:ずんだアロー
【人物】
東北組次期頭首
東北地方を統治するずんだ教司祭の娘
彼女自身もいずれは司祭となる立場だけど・・本人にその意思はなく
ずんだ餅を作り、それを布教することに強い目標を抱いている。
日本大戦時は結弦東正規連合で宮永軍と戦ってきた
宮永軍とは隣接してた為に他の組よりも激しい戦いを繰り広げてきた
ずん子自身は自陣を両親に任せ、連合軍旗頭である結月組を支援するために部隊を率いて援軍に向かった。
しかし、その策が裏目に出てしまい東北地方は制圧される上にずん子自身も敗北した
その後、東北地方が宮永家の植民地に置かれ・・ずん子自身も地元を離れることになった。
ずん子はそのままボイロ学園に入学し、弓に自信あることから弓道部で活躍・・
皆から称賛される快感に溺れ、自身の弓の腕を上げるべく師匠まで探して鍛えた
自分のおかげで弓道部が優勝したことで私が居るから救われるという自我が芽生えた。
マキちゃんの後にずん子も宮永家に乗り込むとそのまま意味不明なことを言って
ゲーム世界に身を投じ、そこからなりゆきで瑠魅花に仕えることになった。
★琴葉茜(17歳)二つ名・・鬼神の茜(生徒が命名)政治の茜 ランク:LL
好きな物:たこ焼き,葵,和菓子,ゲーム/嫌いな物:辛い物,ホラー,葵を泣かせる者
役職:元内閣総理大臣,陸軍総帥
称号:シングルハンター,鬼神,政治の革命者
職業:二刀剣士/武器:双刃剣(分離式)
【人物】
元々は未来の人物であるが・・瑠魅花によって呼び寄せられた
あっち側では総理大臣を務めていたがその名声は地に陥っていて
デモの鎮圧や官僚とのいざこざいで参っていた。
そこに瑠魅花が現れ、巧妙な交渉の末・・葵と共に過去へ赴いた
正確も昔の茜とは大きく異なり、何事にも動じない威厳ある姿だった
最初は、関り・・特にゆかりとの衝突が多くぎこちない雰囲気が続いた。
しかし、瑠魅花やみんなのフォローもあって雰囲気が一変
長年築いた経験で陸軍もまとめ上げて世界3位の力を示した
今までとは違う風が今もこれからも吹き続けていくのであった。
★琴葉葵(17歳)二つ名・・静穏の葵(生徒が命名)毒舌葵 ランク:L
好きな物:姉,和菓子,料理,ゲーム/嫌いな物:姉を泣かせる者,独りぼっち
役職:空軍総帥,元防衛大臣,元外務大臣
称号:シングルハンター,静音の姫,一粒の雫,人類の敵,羊の皮を被った悪魔
職業:忍者/武器:風魔手裏剣(二丁)双刀花鳥風月
【人物】
上記同文
瑠魅花の交渉によって、姉と共に過去に赴いた妹
誰よりも姉のことを尊敬、崇拝している重度のシスコン
言葉も昔の葵以上に毒舌であり、姉以外を人間と思っていない。
その影響で周りからは敵視されていて、お抱えの部下もうんざりされていた
役職を武器に様々な難問を突き付け・・茜も頭を抱えるレベルだった
元々、茜の政治は悪い物ではなく・・葵の外交が影響で疲弊していった。
現世でも口の悪さからゆかりと喧嘩をし、問題ばかり起こしていた
我慢に耐えられなくなった茜の折檻である程度の遠慮を覚え
少しずつみんなの協力で更生していった。
正確に問題があっても・・軍関連は茜以上の秀才で空軍を世界2位に昇らせた
葵のことを悪く思う空兵も存在するが・・葵を好いていた空兵の補助で保っている
心配するところはあるけど、そんな葵を皆はこれからも信頼し続けている
★紲星あかり(15歳)二つ名・・時を駆けるあかり,流星のあかり ランク:SS
好きな物:甘い物,動物,星空,/嫌いな物:苦い物,虫,暴力
役職:陸軍中佐(硫黄島憲兵隊隊長)
称号:ミラクル,夜空の流れ星,時を駆ける少女
職業:ガンスリンガー/武器:マグナム7(二丁)
【人物】
元々この時代の子ではなく・・未来から来たと本人は言う。
話によれば、早朝に硫黄島を警備していた憲兵が倒れてる子を見かけ介抱した
外傷とかはなく、島民の子で熱中症の影響で倒れてたと皆が解釈した。
しかし、彼女が居た場所は立ち入り禁止区域で軍人以外は入れない場所だった
恐らく・・遊んでるときに迷い込んだのではと議論は様々挙げられた
すべては彼女が目覚めたときに聴取しようと決まった。
彼女救出から三日後・・ようやく目覚めた彼女に早速事情を聞いた
話を聞いてくうちに聴取に応じた憲兵隊は疑問に思った。
話によれば、「今は何年ですか?」「ここはまだ日本領土ですか?」と
わけのわからん話をしていたので大人をからかってるのかと皆が思った
しかし、彼女の目は偽りを言ってるようには見えず・・ずん子さんが呼ばれた。
夕方頃に暁さんを引き連れてずん子憲兵団副司令長官が到着した
到着早々にあかりと面会し、様々な事情を聞き・・話が終わったのは夜9時過ぎだった
長時間の聴取に疲れ果てたあかりちゃんを休ませると早々に会議が始まった。
会議は夜中まで続き、彼女は未来から来た子と話は決まり
経験上でも陸軍に属してたことから、このまま硫黄島の守備隊に加えられた
彼女の才能はすぐに発揮をし・・半年で憲兵隊の下士官に任命され
現在では、一個師団を指揮できるまでの権限を手にしたのだった。
一度は解放された日本であったけど、すべてまで消し去れてなく・・・
残った残党が日本各地に点在していた。
彼らは指揮する者がなく、自由自在に暴虐の限りを尽くしていた
生前の瑠魅花も可能な限り悪霊を滅してきたけど
最低限・・すべての元凶を打ち破ることに成功したに過ぎなかった
だけど、統治する者が居なくなった悪霊などそこまでの脅威ではなかった
日本政府はこの打開策を次々と作り上げると悪霊の数も徐々に減っていった
瑠魅花のおかげで人々に希望が沸き上がっていった
これがきっかけで宮永家の信頼と評価も戻り、瑠魅花は神様として崇められた
平和な日々は遠いけど、実現できないわけではない・・
皆が皆、そんな世界を実現させるために頑張っていったのであった