LIBERAL TAIL   作:タマタ

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楽園の塔編
第17話: 過去の悪夢


カルーラ城下町からギルドに帰還した、ナツ達はマカロフにしつこく怒鳴られた後、建設中のギルドに滞在していた。

 

「勝ったのは俺だっつーの」

 

「テメェは枕投げ如きで全力すぎんだよ、ナツ」

 

そうやって、体の至るところに怪我をしているナツとグレイは枕投げの勝敗に関して、言い合いをしていた。

 

「なんだよ、アレ」

 

「宿で枕投げしてあぁなったんだとよ」

 

「枕投げで普通、あんな大怪我するかよ」

 

「宿の部屋は半壊らしいぜ?」

 

「オイオイ、枕投げだろ?どんな枕使ってんだよアイツ等」

 

そうやって、喧嘩する二人を見ながら、マカオとワカバが笑いながら会話していた。

 

「「ルーシィ!勝ったのはオレだよな!!」」

 

取り敢えず、まだ、ギルドは建設中のため、テントを仮設のカウンターとしていた。その椅子に座っているルーシィに勝敗を訊いた。

 

「そんなことどうだっていいでしょ?てか、あたし、いなかったし」

 

と、いつもどおりの返事するルーシィはまたむこうを向いて、食事し始めた。

 

「やめないか、二人共」

 

と、そこにエルザがナツとグレイを止めに入った。さすがのナツとグレイも対抗できずに小さく、「はぃ」とだけ返事をした。

 

「さすがはエルザだ」

 

「勝ったのは私だからな」

 

「えっ?・・・結局、エルザも勝敗を気にしてたみたいだな・・・」

 

「だな・・・」

 

止めに入ったのか、自分が勝った、と忠告したかったのか、分からないエルザの言葉にマカオとワカバはまた、笑いながら話していた。

 

「ジュビアの中ではグレイ様の勝ち」

 

と、木材の裏でグレイを輝きの目で見ているジュビア。

 

「グレイ!!もう、面倒くせぇ!!!ここで勝負だぁ!!!」

 

「いいだろう、望むところだァ!!!」

 

「馬鹿者ォォォオオオ!!!」

 

エルザは喧嘩しようとする二人を手加減しながらも、切り刻み、周りの木材、ルーシィの衣服をも切り裂いたのであった。

 

「きゃぁぁあああっ!!!」

 

ルーシィの悲鳴と観衆の歓声が響いた。

 

 

 

 

 

結局、あれから、ルーシィは自宅に戻り、シャワーを浴びてから、着替え、廊下を歩いていた。その足元には小犬座のニコラ、プルーの姿があった。

 

「もう、ホント最悪。なんで、あそこで服を斬るかなぁ・・・」

 

「プーン」

 

相変わらず、プーン、としか言わないプルーは小さな歩幅でルーシィに合わせて歩いていた。その姿を見れば、癒されるというか、とても、和やかな気持ちになれていたルーシィだったが。

 

「まぁ、いっか。あたしの部屋でゆっくり休も・・・」

 

と、言ってから扉を開けた瞬間、自分の部屋の状況に泣き叫ぶ。

 

「なんで、アンタ達がいるのよー!!!」

 

そこにいたのは豪快にくつろぐナツと魚を嬉しそうに食べるハッピー、そして、なぜか上半身裸のグレイ。その隣にリーナがいた。

 

「んなことよりさぁ、ハッピーから聞いたんだ。ルーシィ、ロキと付き合ってのか?」

 

「私もそれ聞いて来たの!」

 

「えぇ!?そんな訳、ないじゃない!いつからそんな噂広まったの!?」

 

「えぇ、だってオイラ見たんだよ。ロキとルーシィが飯処で一緒にでぇきてぇるぅ・・・」

 

「あ・・・そうだった。忘れてた。実はね・・・・・・」

 

と、ルーシィはロキが獅子宮のレオだったということの説明をした。ナツは全然、理解していなかったが。そして、いつの間にか、レオが勝手に扉を開けて、現れた。

 

「星霊だとぉ!!?」

 

「星霊だったんだ・・・!」

 

「お前、牛でも馬でもねーのにかぁ!?」

 

「よく分からないけど、そういうこと」

 

「バルゴだって人間の姿だったでしょ?」

 

と、リーナがいうが、ナツは首を横に振り、否定した。

 

「だって、アイツはゴリラにもなんだぞ!」

 

「そうだったわね・・・・」

 

と、リーナは呆れた様子で言った。

 

「ロキはね、獅子宮のレオっていう星霊よ」

 

「獅子ってアレだろ、毛がボサボサの奴だろ?」

 

「よく分からないけど、そうじゃない・・・多分」

 

ナツの理解しにくい質問に取り敢えず、適当に返事をしたルーシィはそろそろ、レオに退場してもうおうとした時だった。

 

「ちょっと待って、ルーシィ。みんなに渡したいものがあるんだ」

 

「火かっ!?」

 

「嬉しいのアンタだけでしょ・・・ソレ」

 

と、ルーシィはツッコミを入れていた時にはレオはポケットの中から何枚かのチケットを出した。

 

「なんだ、コレ。こんなの食えねーぞ」

 

「アンタ、食べることから離れたどうなの?」

 

「人間界に長居する事もないし。君たちにが行くとイイよ。これはリゾートホテルのチケットさ」

 

「おおおっ!!!ウマいもん食えんのか!!?」

 

「いい加減、テメェは食うことから離れろってんだ」

 

チケットを受け取ったナツとグレイ。ナツは泊まるということにあまり興味はないらしいが、食事には興味があるらしい。なので、大はしゃぎして、部屋を走り回った。

 

「さっき、エルザにも渡したんだ。事情も説明してある」

 

「アンタ、勝手に出てきてくんの止めてくれない?」

 

「僕はルーシィのピンチの時にさっそうと現れる白馬の王子様役―――」

 

「―――はいはい、分かりました」

 

「じゃ、僕はこれで失礼するよ。楽しむといいよ、旅行」

 

とだけ、言い残し、レオは星霊界へと戻っていった。

 

「んじゃ、早速、行く準備しなきゃね!」

 

「なに言ってんだ、まず宴だろ!」

 

「お願いだから、やめて。アンタ達の宴は家を壊すから・・・」

 

そして、ナツ達はやっとのことで帰宅し、ルーシィも準備に取り掛かったのであった。

 

 

 

てな、わけで・・・

 

 

 

ここは、アカネリゾート。王国でもっとも人気のある海辺の観光地である。綺麗なビーチ、高級のホテル、幸楽のパークとたくさんの絶好の観光地なのである。

 

そこにナツ達一行はレオに貰ったチケットで一時の休息を取っていた。

 

「あはははっ!!」

 

ツインテールで髪を束ね、白色に桃色の花の絵が描かれている水着を着た、ルーシィが楽しそうに笑っていた。空気の入ったボールでビーチバレーをしていた。

 

「よいしょっ、ルーシィ!」

 

「えいっ!エルザ!」

 

「ほっ、グレイっ!」

 

「おうっ!行ったぞナツ!」

 

ボールがナツの頭上に高々と飛び上がる。

 

「おらああぁ!!」

 

と、なぜか右手に炎を纏い、飛んでいくボールと同じくらいの高度まで跳躍。大声を上げながらボールに強烈な一発を叩き込んだ。そして、ボールは焼失した。

 

「だぁはっはっは!!おれの勝ちだぁ!」

 

「オイオイ、ビーチバレーになってねぇじゃねぇか、ナツ!」

 

 

 

「きゃはははっ!!きゃあぁ、あはははっ!!」

 

「おぅぅ・・・おぷぅ・・・。下ろしてくれぇ・・・」

 

海の生き物に小さなヨットを引っ張ってもらい、その爽快感を楽しむルーシィの後ろでナツが酷く酔いながら下ろしてくれと情けなく要求していた。

 

「アンタが乗るって言ったんでしょぉ!」

 

そして、ルーシィは呆れ顔でナツに言った。

 

 

 

「美味しいね、このカキ氷」

 

と、話しかけたのは桃色の苺シロップの染み込んだカキ氷を左手に水着を着たリーナだった。

 

「そうだね」

 

「オレの造った氷で食べるともっと美味しいぞ」

 

「面白いアイデアだな、グレイ」

 

と、カキ氷を食べながら畳に座り、海辺を眺めながら、ナツ達は楽しんでいた。

 

「グレイ!どっちが先に食えるか競争だ!」

 

「やってやろうじゃねぇか負けねぇぞナツ!」

 

と、言って冷たいカキ氷を猛烈に食べ始めた二人はたった数秒で。

 

「あぁぁぁ・・・頭がぁぁ・・・」

 

「ヤベッ。うぁ」

 

頭がキーンと割れるような不快感を覚え、二人は一旦、カキ氷を食べるのを辞めていた。そして、グレイはその場でうずくまり、なぜかナツは浜辺を駆け回っていた。

 

「頭がぁぁぁぁぁぁ、何じゃこりゃああああぁぁぁぁぁっ!!!」

 

ナツの悲鳴のような叫び声が浜辺に木霊していた。

 

 

 

「ハッピー見てろぉ」

 

と、言ってナツは大量の空気を吸ってから、海の中へと潜っていき、そこから勢いよく炎を噴いた。

 

「うわぁ!すごいよ、ナツ!水の中でも炎を出せるほどにまで強くなったんだ!!」

 

「かっかっかっ!こんなの楽勝だっつーの!」

 

とは言ったものの、炎というよりは火で、威力もかなり弱まっていた。しかも、その火が―――

 

「熱っ!!オイ、コラッ、ナツ!!熱いじゃねーか!!!」

 

「当たる奴が悪ぃんだよ!!グレイ!!!」

 

「んだとぉ、コラァッ!!」

 

と、叫んでグレイはあっという間に海の水を凍らせていく。

 

「おっと、危ねぇ!」

 

だが、ナツは海から飛び出して、間一髪で避けていた。

 

「ちょっ、ちょっとグレイ。こっちまで来てるからッ!!!」

 

あっという間にルーシィや大勢の旅行客が凍り付けにされていた。しかし、ルーシィの後ろで煌く野獣のような怒った目が気配だけで感じられたルーシィは嫌な予感を感じとった。

 

「これほどの迷惑を・・・。ナツ、グレイ!!」

 

エルザの怒声が氷にヒビが入るほど響き渡る。

 

「ひぃ、エ、エルザ!!」

 

「あいぃぃ!!」

 

なぜか、ナツはまたハッピーの口癖が移る。

 

「私が許さんぞぉ!!!」

 

と、言いなぜか、黒い水着から鎧へと換装。そして。

 

「はああぁぁぁあぁぁっ!!!」

 

あっという間に氷もろとも、ナツ、グレイ、そして、なぜか、ルーシィの水着を切り裂いた。

 

「きゃあぁぁぁぁっ!!!」

 

「あがぁぁっ!!」

 

「ぎゃぁぁあぁっ!!」

 

「ふっ、これからは気を付けんだぞ、グレイ、ナツ」

 

「なんで、こうなるかなぁ・・・」

 

と、いつもどおりに暴れまわったナツ達であった。そして、その姿を笑いながら見守るハッピーとリーナの姿があった。

 

 

 

そして、現在はリゾートホテルの部屋のベランダにある白と青のビーチチェアに寝転び、太陽の日差しを浴びていたエルザの姿があった。

 

「(それにしても、楽しい一日だった)」

 

今日という日に満足しているエルザはやがて、目を閉じているうちに静かに眠っていた。

 

 

 

 

 

そこはどこか、暗い洞窟のような場所。辺りには目をみはるほどの見張り役の兵たちが、奇妙な魔物を連れて、自分を見張っている。

 

両手には手枷がはめられ、服は汚れた汗が染みているワンピース。決して綺麗ではなく柄もないただのワンピースだった。

 

目の前には怒声をあげる人間と威嚇をし続ける奇妙な魔物。

 

その姿に泣き叫ぶ緋色の髪をした少女。

 

目の前で自分を庇って死んでいく老人。

 

そして、変わってしまった青髪の少年。

 

 

『エルザ・・・この世界に自由などない』

 

 

その言葉だけが最後に告げられた。

 

 

 

 

 

ゆっくりと息を整え、まるで、絶望したかのような表情で額の汗を拭うエルザ。自分の状況を理解するのには然程、時間は要らなかったが、まだ体が震えているような気がする。

 

「・・・ハァ・・・ハァ・・・・・・ハァ・・・」

 

何度も、息を吐いては吸い、その場で立ち上がった。

 

「いつの間にか、寝てしまっていたのか」

 

そう独り言を呟くエルザはどこか真剣な眼差しで飛び去っていく数羽の鳥を夕日に重ねて眺めていた。

 

「エルザー!!あれ、まだ水着なの?」

 

と、駆けてきたのか少し息が漏れているルーシィがいた。その姿はいつも間にか、ドレスになっていた。

 

「地下にカジノがあるみたいなんだけど、エルザも行かない?ナツとグレイとリーナはもう楽しんでるよ」

 

エルザはすぐさま、換装し、一瞬にして紫色で赤い花柄のドレスを身に着けた。

 

「さっ、行こ行こ!エルザ!」

 

 

 

一方、ナツは魔導スロットのボタンを連打し、子供のようにはしゃぎながら叫ぶ。

 

「来いぃ!」

 

「頑張れぇ!」

 

スロットが動き始め、左から順に止まっていく。そして、止まっている数字は7。次に止まったのも7だった。

 

「あっ、行けるんじゃない!」

 

「うぱー!」

 

「来い!7だぞ!」

 

そして、スロットは3、4、5、6となり、7に止まった―――かに見えたが、ナツとハッピーの夢を奪うかのように8になった。

 

「「なぁぁぁ!!?」」

 

「あらら・・・」

 

「だぁぁぁぁぁ!!!ふざけんなぁぁぁぁ!!!」

 

と、怒ってボタンを何度も乱暴に叩き始めた。まるで、その後ろ姿は幼稚のようだ。

 

「惜しかったわね。ナツ」

 

「1000J入れたんだぞォ!!なんでなにも起こらねぇんだあぁぁ!!」

 

「1000Jも入れたの!!?アンタ・・・ホント馬鹿ね・・・」

 

「お・・・お客様、困ります」

 

と、従業員がナツをていねいな口調で止めに入る。

 

「だって、7に一回、なったじゃねぇかぁ!!!酷ぇなぁ!!」

 

「ナツ、うるさいから・・・」

 

 

 

「ったく、うるせぇな。ちょっとは静かにできねぇのかよ、アイツ等は」

 

「グレイ様」

 

急に話しかけられたグレイは少なからず驚き、声がした方を見る。そこにいたのはジュビアだった。

 

「お、お前は・・・」

 

「ジュビア、来ちゃいました」

 

「誰だった・・・かな・・・。すまねぇ、思い出せねぇ」

 

「そんなっ・・・」

 

グレイの予想だにしない反応にジュビアは深々と落ち込みながら言った。

 

空の運命(スカイデスティニー)で・・・」

 

「あぁ、お前か!すっかり忘れてたってなんでいんだよ!?ん・・・その首飾り・・・」

 

と、グレイは金色に光る妖精の尻尾(フェアリーテイル)のギルドマーク形の首飾りがあった。

 

 

 

「だぁ、もう、カジノなんて2度とやんねーぞ!」

 

「あい!」

 

「そこまで怒らなくてもいいじゃない・・・」

 

「7で止まったんだぁ!」

 

「もういいでしょ!いい加減に・・・」

 

そういいかけたリーナだったが、不快感に見舞われ、声が表情を一変させた。

 

「どうした?リーナ。晩飯、食いすぎたか?」

 

「そんなんじゃないってば!」

 

「待ちな、ボーイ&ガール。1つイイ事、教えてやるゼ。男には2つの道しかねぇのサ」

 

「カッ・・・カクカクぅ!!?・・・なんだか、よくわかんねぇけど俺にはいっぱい道あんぞ?」

 

と、好奇心多性にいうナツはどこかズレている。

 

「ダンディに生きるか・・・止まって果てるか・・・・・・だゼ」

 

次の瞬間、男の腕が銃に変形した。そして、あっという間に距離を詰められ、銃口がナツの口元に当てられた。

 

「がっ・・・」

 

「なにをする気!?」

 

「ナツー!」

 

「エルザはどこにいる・・・だゼ」

 

 

 

一方、グレイはジュビアとカジノの端にあるバーで会話をしていた。

 

「そんでよぉ、妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入りてぇのか?」

 

「はい。ジュビア、入りたい」

 

グレイはジュビアに敵性を無くし、普段の態度で会話していた。

 

「グレイ・フルバスター?」

 

「ん・・・?」

 

と、振り返った瞬間、ガタイの大きな男が立っていて、目に魔法陣が現れ、あっという間にバーが吹き飛んだ。

 

 

 

その頃、エルザとルーシィはカードでギャンブルを楽しんでいた。しかも、エルザの強運が何度も勝利へと導き、どんどんと稼いでいた。

 

「また、勝った!」

 

「ふふ・・・今日は運が良いな」

 

黒い肌が特徴の青年がディーラーを退かし、代わりにトランプを手早くシャッフルすると、エルザの前に立ち、言った。

 

「だったら、特別なゲームをしよう。ルールは簡単・・・」

 

そうやって、少し不気味なオーラを放ちながら、5枚のカードをエルザとルーシィの前に素早く投げ捨てた。そのカードに示されていたのは

 

D E A T H

 

そう示されていた。そう死を意味する。

 

「・・・なに、死?」

 

「そう正解」

 

ルーシィ、エルザともに緊張感が高まった。少なからず驚いている二人の前で青年は不敵な笑みを浮かべ、告げた。

 

「命賭けて遊ぼぉ、エルザ姉さん」

 

「・・・ショウ・・・っ!!?」

 

エルザは目の前にいる黒肌で金髪の青年がショウという名で呼ぶ。

 

「・・・ショウ?知り合いなの?」

 

そう訊いたルーシィはエルザの顔をみて思わず飛び退いた。

 

その顔はなんだかとても悲しそうで驚愕していた。体が震え、手に持っていたカードを落とした。その表情はルーシィには信じがたい表情であった。




楽園の塔編に突入ですねー!文字の関係もあって少し微妙なところで終わっちゃいました。もう少し後らへんで終わりたかったのですが。なんだか、リーナの出番が少なすぎなような気がしてならないのですが、やっぱり少ないかな・・・。と、まぁ、雑談はこの辺にして楽園の塔編!頑張っていきたいと思います!

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