つよきす 愛羅武勇伝   作:神無鴇人

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邪魔者をぶっ潰せ!残虐無頼に悪党討伐!!(前編)

NO SIDE

 

 カップルコンテストの興奮も冷めぬ中、会場は既に格闘イベントの準備に取り掛かっている。

そんな中、当然参加する予定の乙女はというと……

 

「レオ、すまない……あそこで料理対決が出てくるとは……もっと練習しておけば…………」

 

 未だ料理の腕が原因で負けた事に気を落としていた。

 

「まぁまぁ、そんな気を落とさないで。

乙女さんの作った飯も結構美味かったから」

 

「それ以前にカニに次ぐ料理下手からあそこまでレベルアップ出来てるだけでも大したもんだ。

前までは練習してなかったからダメだっただけで、意外と今後に期待できるんじゃねぇか?」

 

「そ、そうか?……むぅ、これを機にもっと料理の修業を積むべきだろうか?」

 

 レオとスバルのフォローで乙女は取り敢えず持ち直した。

後に、乙女は料理教室に通い、見事に料理下手から完全に脱却することになるが、それはまた別のお話である。

 

「おーい、ルールブック持って来たぞーー!」

 

 そんな会話の中、フカヒレとカニが格闘イベントのパンフレットの調達を終えて戻ってくる。

それを機にレオと乙女は気を取り直して格闘イベントへ向けて気合を入れなおす。

 

 

ルールは以下の通り

 

・今回の格闘イベントは、自由参加のフリーバトル形式で行われる。

 

・我こそはと言う者がリングに上がり、一対一での真剣(ガチンコ)対決を行う。

 

・それを繰り返し、コミケが終わる1時間前にイベントは終了。

 

・終了(それ)と同時に投票が行われ、イベントにおける名勝負(ベストバウト)を決定し、選ばれたものはMVPに輝き、トロフィーと賞金を受け取るというシステムである。

(ただし、賞金は勝者と敗者に7:3の割合で送られる)

 

・なお、体力が続く限り対戦回数に制限は無し。

 

・武器はお互いの承諾の下、使用可能とする。

 

・制限時間は20分

 

 

 

「ふむ……要は戦いたい奴と自由に戦えるというわけか。ならば好都合だな……!」

 

「だね。向こうもその気みたいだし」

 

 笑みを浮かべながらレオは和人達の方へ目を向ける。

視線の先に居る和人と景一はレオと乙女を見て笑みを浮かべている。

『いつでも相手になってやる』といった挑発的な笑みだ。

 

「イベント開始が楽しみだな」

 

 銃数分後に控えた格闘イベントに、レオ達は皆胸を躍らせるのだった。

 

 

 

 

 

「まだ悩んでるのか?」

 

「あ、大和お兄ちゃん……」

 

 格闘イベントを間近に控える中、俯きがちに難しい表情を浮かべるあかりに大和は声を掛ける。

 

「出たいなら出りゃ良いじゃねぇか。

……お前が何気にしてるかは大体分かるけどよ、もう少しアイツらを信じても良いんじゃねえか?」

 

「…………」

 

 大和の言葉にあかりは沈黙する。

あかりは幼少の頃からある事情により、身体を鍛え上げ、戦闘技術をその身に叩き込んでいた。

当然強敵との闘いを求める闘士としての一面も持っている。

だがそれを表に出した事は殆ど無い。

その力を表に出す事によって今の友人達との関係が変わる事が……下手をすれば終わってしまうかもしれない事があかりは怖かった。

 

「少なくとも京子に結衣、あとちなつって娘はさっきの演舞にビビってる様子は無かったぜ。

京子なんて寧ろ格好良いとか言ってたしな。

…………安心して自分を見せてみろ。それでお前達の関係に何かあったら、俺が全部責任取ってやるからさ。

せっかくの祭だ、楽しんでいこうぜ」

 

 それだけ言い残し、大和はあかりの肩を軽く叩いてその場を後にしたのだった。

 

「自分を見せろ、か……」

 

 大和の去り行く背中を目にしながら、あかりは静かに表情を引き締めた。

 

 

 

格闘イベントという名の祭まであと僅か……。

 

 

 

 

 

 だが、どんなに楽しい祭にも、それを悪用しようとする輩は居るものである……。

この戦いに目をつけた悪意は、レオや和人達の知らぬ所で確かに潜んでいた。

 

「じゃあ、俺が女相手にリングで上手くヤッてるから、お前はその隙に……」

 

「わ、分かった……」

 

 二人の色欲に塗れた男は己が欲望を満たすため……

 

 

「良い?あのポニーテールの国本って奴がリングに上がったらアンタが対戦相手になって速攻で弾を撃ち込んでやるのよ」

 

「分かってるよ。その代わり例の報酬はちゃんと払えよ」

 

 支配欲の塊に身を落とした女は自分の手を汚さずに私怨を晴らそうと動き出す……。

 

 

 

 

 

乙女SIDE

 

「皆さんお待ちかね!本日のメインイベント『コミケwithバトルリーグ』の開幕だぁ~~~!!

さぁ、我こそはと思う戦士はいざリングへ上がれぇ!!」

 

「私!私が出ます!!」

 

 待ち時間を終え、いよいよ格闘イベントが幕を開け、開始宣言と同時に一人の少女がリングに上がる。

彼女は……直江と組んでいた赤座あかりという少女だ。

彼女が一番手か……。

 

「おっと、これはいきなり可愛いファイターの登場だ。

さぁ、この少女の相手は誰だ!?」

 

「俺だ!俺がヤってやる!!」

 

 出てきた対戦相手は高校1~2年生ぐらいの男。

見たところ大した気や実力は感じられないが……。

 

(妙な不快感を感じるな……)

 

 これと似たような不快感を以前に感じた事がある。

あれはそう、橘と初めて出会い、レオを巡って争った時だ。

だがあの時とは違う……寧ろこれは生理的な嫌悪感だ。

 

「何か、嫌な目をしてるな……アイツ」

 

 レオも気付いてるようだ。

何というか……下劣な視線だ。

色欲に塗れているというか、一方的に欲情してるような……。

私を抱く時のレオとは違う。ただ他者を性欲の捌け口にしているだけのような……そんな感じだ。

 

「嫌な予感がするな……」

 

「うん、それ以上に凄い事が怒りそうな予感がするけど」

 

 確かに、あの男の不快感以上に彼女からは凄まじい力を感じる。

 

 

 

 

 

NO SIDE

 

「さぁ、いよいよ運命の初試合!果たして勝つのは赤座あかり選手か?それとも沢永泰助選手か?」

 

 格闘イベント一戦目に名乗り出た二人――赤座あかりとその対戦相手、澤永泰助(さわなが たいすけ)は、お互いにリング中央にて向き合い、睨み合う。

 

(コイツはいきなり上物だぜ!しかも女子中学生なら力づくで押し倒せる!

そしたら……グヒヒ)

 

(何かいやらしい顔した人だなぁ。今まで4~5人ぐらい潰してきた変態と全く同じ……)

 

 目の前で鼻息を荒くしている泰助を見据え、あかりは冷静に相手を分析する。

 

「あかり~~!頑張れぇ~~!!」

 

「相手は高校生なんだから無茶すんなよ」

 

(皆……私、あかりのいつもとは違う、だけどこれも本当の姿、受け入れられるかどうかは分からないけど、見ていて!!)

 

 一方でリング脇で応援する京子達に対し、あかりはしっかりと覚悟を決める。

 

「レディー……ファイト!!」

 

 そして宣言される開始の合図(ゴング)。

それと同時に真っ先に飛び掛ったのは泰助だ。

 

(まずは胸を揉んで……)

 

「丸見えだよ……」

 

 開始早々に胸を狙う泰助の動きを即座に見切ったあかりは楽々とこれを回避。

そのままの勢いでカウンター気味に泰助の鳩尾にパンチを入れた。

 

「ウゲェぇっ!?」

 

 自分より二周りは小さい女子からの思わぬ強烈なパンチを全くの無防備状態で喰らった泰助は胃液を吐き出しながら後退さる。

 

「今のは手加減してあげた方だよ。

何考えてるか知らないけど、下らない事やらかす前に荷物まとめて消えなよ。

でなきゃ…………潰すよ」

 

 普段は絶対見せない絶対零度の目を見せながら、あかりは腹を押さえて呻いている泰助を見下ろす。

 

「こ、こ…の……ガキィィッ!!」

 

 けれども年下の、しかも少女に痛い目に遭わされた事に安いプライドを傷付けられた泰助はあかりの忠告を無視して襲い掛かってくる。

 

(中学生のガキだから優しくしてやろうと思ってたら調子に乗りやがって!!

先に痛い目見せてから押し倒してやる!!)

 

 逆ギレ同然に泰助は再びあかりに襲い掛かり、あかりの身体を掴んで持ち上げてマットに叩きつけようとするが……

 

「忠告は聞くもんだよ、変態さん……!」

 

「へ?…………うぎゃっ!?」

 

 それは一瞬の出来事だった。

泰助があかりを投げ飛ばそうとしたその刹那、突如として二人の体勢が入れ替わった。

そして、あかりはその小柄な身体には似つかない怪力で泰助の身体を持ち上げ、そのまま泰助をマットに叩き付けたのだ。

 

「赤座流・順逆自在の術……」

 

 呆然とする泰助と観客に聞こえない程のトーンであかりは静かに呟いた。

 

 

 

 

 

(な、何だよ泰助の奴!やられっぱなしじゃないか!?)

 

 観客の中に紛れながら、澤永泰助の相方である少年、伊藤誠(いとう まこと)は内心毒吐いていた。

本来の計画なら泰助が試合中の事故を装って対戦相手に猥褻行為を行っている内に自分は観客の中から適当な女性の下着を盗撮するという算段だった。

しかし、予想に反して泰助は対戦相手の女子中学生に手も足も出ずにやられているだけという情けない結果だ。

しかもあかりの言動から察する限り、あかりは既に泰助が何をしようとしていたかを察している可能性もある。

そうなれば共犯者である自分の立場も危うい。

 

(こうなったら、盗撮だけ済ませて逃げよう。泰助は見捨てるしかない)

 

 かなりせこい事を考えながら誠はカメラを仕込んだバッグを持って適当な女を見定める。

 

 

 

「一体、何が起きたの?」

 

「恐らく返し技……それも、超スピードの。

相手の勢いと自身の気をミックスしたスピードであそこまでの速度を出せたんだろう」

 

「ああ、だけど、本当に凄いのはそのスピードでアレだけ鮮やかに返し技を決める事が出来た事だな」

 

「あの一瞬でそんな事を……和人君達以外にもそんな事出来る人が居るんだ」

 

 一方で和人達は試合の様子を見ながら思い思いに口を開く。

 

(居た!上玉二人発見!!

……眼鏡の娘は立ち位置的に難しいから、あのロン毛の美人にするか)

 

 そんな中、誠は明日奈に目をつけ、背後からゆっくりと忍び寄る。

そして背後に立って盗撮用に用意した携帯のカメラをセットしようとするが……。

 

「……何をしている?」

 

「っ!?」

 

 突然の出来事に誠は反応出来ずに硬直し、瞬く間に和人に腕を掴まれてしまう。

 

「ナニヲシヨウトシテイタ?」

 

「ひっ!?」

 

 凄まじい覇気と怒気に気圧され、誠は情けない悲鳴を上げる。

 

『パパ、ママ!この人、携帯のカメラを起動しています!

しかも、音が鳴らないように細工しているようです!!』

 

 視聴覚双方向通信プローブからユイの指摘が飛ぶ。

それを聞いた直後に和人は誠を組み伏せ、同時に携帯を押収する。

 

「キサマ、アスナヲトウサツシヨウトシテイタノカ!?」

(訳:貴様、明日奈を盗撮しようとしていたのか!?)

 

「ひぃぃっ!!ま、待ってくれ!

これはアイツに、泰助に頼まれただけなんだ!!」

 

 口調が変わる程の怒りを込めた視線と殺気をぶつけられた誠は一気に萎縮し、自分と泰助の共犯関係を自白した。

 

「お、俺は命令されてやっただけなんだ!頼む見逃してくれ!!」

 

 恥も外聞も無く命乞いする誠。

だがそんな彼を見つめる和人の目はどこまでも冷ややかだった。

 

「実行してる時点で、お前も同罪だ!!」

 

「ふぐぇぇぇっ!!!!」

 

 和人による怒りの鉄拳は誠の顔面を打ち据え、誠の鼻と前歯をへし折ったのだった。

 

「景一、警備員に連絡してくれ」

 

「もうした。すぐに来るそうだ」

 

 

 

 

 

「あ、あの馬鹿!何喋ってんだよぉ!!」

 

 共犯関係を暴露され、泰助は毒吐くが周囲からの視線は真っ白だ。

このままでは警備員が呼ばれて捕まってしまうのは時間の問題だろう。

 

「試合に託けて性犯罪?アイツ最低だな」

 

「そんな事しそうな面構えだと思ったぜ」

 

「っていうか顔キモイし~~」

 

「ぐ……ぐ……ち、畜生ぉぉ!!!!」

 

 周囲からの陰口に自棄になった泰助は突如向きを変えてリングの外に飛び出して逃げようとする。

いや、ただ逃げるだけではない。泰助の逃げた先に居るのは……

 

「え!?ちょっ、何……」

 

 泰助の視線の先に居るのは京子。

泰助は逃げるついでに京子を押し倒して唇を奪おうとしているのだ。

だが、しかし……

 

「お団子バズーカ!!」

 

 目の前で友人に猥褻行為を働こうとする泰助にあかりは左右両サイドで結っているお団子ヘアのお団子部分を取り外してそれを泰助目掛けて投げつけた!

 

「ぶぎゃあぁっ!!!?」

 

「「「やっぱり着脱式!?」」」

 

 投げ付けられ、泰助の歯をへし折ったあかりのお団子に、ごらく部メンバーは思わず声を上げる。

実はあかりのお団子ヘアは鉄球を仕込んだ付け毛であり、あかりはこれを暗器として使用しているのだ。

 

「……ねぇ、今京子ちゃんに何しようとしたの?

っていうか、ナニをしようとしたよね?ねぇ!?」

 

「ひ、ひぃぃ……」

 

 今の今まで絶対に見せる事の無かったあかりからの殺気が泰助の心臓を鷲掴みにする。

 

「京子ちゃんに酷い事しようとしたよね?それで京子ちゃんが傷ついたらどう責任取るつもりだったのかな?」

 

「ひ、ひぃぃぃ!!!!た、たた、助け……」

 

「絶対に許さない……!!」

 

 圧倒的なまでの殺気に泰助は恐怖し、無様な悲鳴を上げて逃げようとするがそれを許すあかりではなかった。

あかりは逃げようとする泰助の首根っこを掴み、空いた右手には燃えるような赤い気を纏わせる。

 

「忍法・火炎蛍……!!」

 

 直後にあかりの右手から炎が吹き荒れ、おびえる泰助を瞬く間に火達磨にして見せた。

 

「ギャアアアアアア!熱ぃ!!熱ぃぃぃっぃいいいい!!!!」

 

 衣服に燃え移る炎に泰助は絶叫し、パニックに陥ったのだった。

 

 

「ちょ、ちょっと!あ、アレは流石にやばいんじゃ……」

 

 観客席でごらく部メンバーの一人である結衣は燃え盛る泰助の姿に結いは戸惑いがちに声を出す。

 

「心配するな。アレは気で作った人工の炎。あかりの意思に応じて温度と燃やす範囲は制限される。

見た目と熱さは派手だが、火傷とかは殆ど無い筈だ。

基本的にあかりはは優しいからな、二度とこんな事出来なくする程度に懲らしめるぐらいで済む」

 

 そんな結衣にフォローを入れたのは大和だ。

大和の言う通り泰助は派手に燃やされて入るものの、実際に燃やされているのは衣服のみであり、身体に残るような火傷は負わないようにあかりは上手くコントロールしている。

(勿論その気になれば泰助の全身を丸焼きにする事も可能だが、あかりはそこまで冷酷ではない)

 

 

そして……

 

 

『キャアアアアアア!!!!』

 

「うわ、小っさ……」

 

「俺の弟より小さいぞ……」

 

 泰助のちんまりとした恥部が観衆の前に晒された。

 

 

「ほらな。火傷とか殆ど無いだろ?」

 

「本当だ。良かった、どんなに強くてもあかりが優しい事に変わりは無いんだ。

……でもこの光景は見るに耐えられない!」

 

「凄い!あかりって実はヒーロー!?

でも早くあの変態(泰助)どうにかして!!」

 

「あかりちゃーん!今日は今までに無いほど目立ってるよ!

だからその汚い汚物(泰助の○○○)をどうにかしてぇ~~~!!」

 

 今まで知らなかったあかりの一面に驚きつつも、あかりの本質(優しさ)は変わっていない事に京子達は安堵し、泰助の裸体にドン引きしつつもあかりを応援したのだった。

 

 

 

 

 

「ひぃぃ……く、来んな!!もうやめてくれぇぇ~~~~!!

頼む!後生だ!!殺さないでくれぇぇ~~~~!!!!」

 

 服を焼かれて全裸にされ、心身共に痛めつけられた泰助はガタガタと震えながら命乞いをする。

そんな泰助を見下ろし、あかりは先程までの殺気を消して口を開いた。

 

「もうこんな事しない?」

 

「しない!絶対しません!!」

 

「約束する?」

 

「約束します!だからもう勘弁してくれぇ!!」

 

「そう、ならこのまま大人しく警備員さんに捕まりなよ」

 

 問いかけに答える泰助に、あかりは背を向けて立ち去ろうとするが……。

 

「こ、の……クソガキがぁぁぁっっ!!!!!」

 

 そんなあかりに泰助は往生際も悪く背後から襲い掛かる。

だがあかりの表情には驚きも焦りも無い。あるのはただ呆れだけだ。

 

「チャンスあげたのに……あかり懲りない人って嫌いだよ」

 

「ふがぁぁぁぁっ!!!!」

 

 襲い掛かってくる泰助の下あごにあかりの蹴りが叩き込まれ、泰助の身体が上空高く浮き上がった。

 

「そういう人には、きっつ~い、お仕置きしないとね!」

 

 目に再び怒気を取り戻し、あかりは服の中から掌サイズの導火線が付いた球を取り出し、それを上空の泰助目掛けて放り投げた。

 

「この特性花火爆弾でね!」

 

 そして、花火爆弾は綺麗な花火を咲かせた……起爆地点は泰助の股間で。

 

「ギギャアアアアアアアアアアッ!!?」

 

「言ったでしょ。絶対に許さないって」

 

 悶絶する泰助の汚い断末魔を背にあかりは今度こそ本当に背を向けてリングを降りたのだった。

 

これより数分後、澤永泰助と伊藤誠は警備員に捕まり、二人揃って警察に引き渡されたのだった。

 

 

○赤座あかり―澤永泰助●

決まり手・花火爆弾

 

 

 




もう気付いている人も多いと思いますが、
伊藤誠と澤永泰助はSchoolDaysからのゲストキャラです。

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