【完結】熱血キンジと冷静アリア   作:ふぁもにか

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 どうも、ふぁもにかです。今回の話には熱血キンジと冷静アリアの物語の根幹に関わるターニングポイントが存在します。なので、カナさんのアホの子モードを完全に排除した上で一層気合いを入れて執筆してみました。アホの子モードのシリアスブレイク能力の優秀さは今回に限っては邪魔にしかなりませんしね。アホの子カナちゃんは犠牲になったのだ……。



95.熱血キンジと自覚する心

 

 もはや夕日の沈みきった空き地島にて。キンジの裏拳をモロに頬に受けたカナは真横へと吹っ飛ばされて、そのまま遥か眼下のコンクリートの地面へと落ちていく。このままだとまず死は免れないであろう状態で、しかしカナは何もしないでただただ下へ下へと落ちていく。キンジに思いっきり頬を殴られたことで脳を大きく揺さぶられたことが原因だ。

 

「カナ姉ぇッ!」

 

 このままだとカナ姉が死んでしまう。ただ重力に従って落下していくカナの様子から今のカナが軽い脳震盪を起こしていることを悟ったキンジは落ちていくカナに飛びついて空中で強く抱きしめると、即座にベルトに内蔵しているワイヤーをプロペラ部分に引っかける。結果、キンジとカナはプロペラの直下3メートル付近にぶらさがることとなった。

 

(あ、危なかった。制服着てて正解だった。もし俺がここで燕尾服なんて着てたらマジでカナ姉を殺すところだったぞ。……ワイヤー様様だな、これ)

 

 キンジは燕尾服を着用したせいで落ちゆくカナを救えない己の姿を想像してブルリと身を震わせる。その後、眼前のカナの様子を見やると、当のカナは眠そうに眼をしばしばとさせていた。しきりに目を擦っているのは自らに襲いかかる睡魔への精一杯の抵抗なのだろう。

 

(……例の睡眠期が近づいていたのか、カナ姉)

 

 ふわぁ、と緊張感の欠片もないあくびをするカナ。今現在、ワイヤーを命綱に宙ぶらりんとなっている人間の行動とはとても思えないが、これは偏にヒステリアモードのせいだ。

 

 ヒステリアモードを使うと思考力・判断力・反射神経などを通常の30倍にまで跳ね上げることができるが、代わりに神経系、特に脳髄に過大な負担を加えるという副作用がある。となると、カナ姉の状態では常時ヒステリアモードを使用し続けている兄さんの脳が背負う負担はいくらアホの子モードで軽減しているとはいえ尋常でないものであり、そのため兄さんは長期間眠り続けることで神経にかかった疲労を一気に纏めて回復する手法を取っている。だから、カナ姉はこれから寝たり起きたりと曖昧な状態を半日ほど経験した後に10日前後の睡眠期へと移行するのだろう。

 

 

「強くなったわね、キンジ」

 

 と、ここで。カナはキンジの黒髪をファサと撫でながら、子守唄を歌うような優しげな口調で言葉を掛ける。今しがた力いっぱい顔を殴ったというのに、カナ姉の芸術的容姿は欠片も損なわれていない。むしろ際立っているように感じるのは俺の錯覚だろうか。

 

(あ、これはなったな)

 

 至近距離でカナの天女のごとき微笑みを直視したことでキンジの血液は一気に身体の芯へと集結し、一挙に沸き上がる。そして。キンジが抵抗しようと考える間もなく、あっという間にキンジはヒステリアモードに移行した。それは1秒にも満たない刹那の出来事であった。

 

「まさか私が負けるとは思わなかった。……ふふ。男子三日会わざれば刮目して見よ、とはよく言ったものね」

「勝ってないよ、カナ姉。俺はまだまだカナ姉より弱い。きっと、足元にも及んでいない。ただ、今回は俺の運が凄く良くて、カナ姉の運が悪かっただけだ」

 

 キンジは自身の実力を心から認めてくるカナの発言に内心で歓喜しつつ、それでも表向きはカナの言葉を真正面から否定する。実際、カナ姉と戦った場所が足場の不安定な所でない平地だったならば、カナ姉が睡眠期へと差しかかる直前でなければ、俺の突拍子もない行動に冷静に対処していれば、俺の読みがどれか一つでも外れていれば、俺がカナ姉相手に善戦し、さらには勝利することなど天地がひっくり返ってもあり得なかったことだから。

 

「そんなことないわ。運も実力のうちって言うでしょう? 戦いの過程なんて関係ない。キンジ、貴方は私を超えたのよ? 幾多の犯罪者を捕まえてきたプロの武偵に勝ったのよ? もっと勝利を誇りなさい、キンジ」

「カナ、姉ぇ……」

 

 しかし。カナはキンジの言葉をさらに否定し、まるでキンジを包みこむような包容力あふれる視線とともに語りかける。カナの一言一言はストンとキンジの胸に落ち、心に瞬時に染み渡っていく。相手に疑問一つ抱かせずに自身の言葉を受け入れさせるカナの言動を前に、カナ姉の言葉はまるで魔法だとキンジは心の奥で呟いた。

 

(そっか。そうだよな。俺は確かに、カナ姉に勝った。これは事実なんだ)

「……これなら、キンジがこれだけ強くなっているのなら……第二の可能性を信じてもいいのかもしれない。一度は切り捨てた希望にもう一度縋りついてもいいのかもしれない。アリアを、あの子を、殺さなくてもいいのかもしれない。フフッ、それって何て素敵な未来なのかしらね」

「じゃ、じゃあ――」

「ええ。アリアは殺さない。キンジに第二の可能性があるとわかったから」

「そっか、良かった。……って、第二の可能性?」

 

 キンジはカナがアリアの命を狙わないとしっかりとした声色で明言したことでホッと安堵の息を吐く。続いて、カナの零した意味深な言葉につい首を傾げるキンジだったが、カナはキンジの疑問には答えずに言葉を紡いでいく。

 

「うん。私のいない間に、キンジはとっても強くなった。悔しいことだけれど、イ・ウーは外でも人を育てるのね」

「……カナ姉は、イ・ウーにいたんだよな? その、アンベリール号沈没事故の後から、ずっと」

「ええ。そうよ。巨悪の巣窟たるイ・ウーを潰すためにね。でも……イ・ウーは遠かったわ。私一人の手には余るものだったみたい」

 

 カナは再び笑みを浮かべる。疲れ切っていながら、しかしどこか安らかな笑みを浮かべる。まるで今にも目の前から消失してしまいそうなほどに弱々しい笑みを形作るカナの姿が、キンジの中でかつての、雨に打たれる中で「どうして」と連呼していたアリアの面影と重なった。

 

 カナ姉はもう限界なのか、今にもまぶたを閉じようとしている。もはや抵抗を許す気のない睡魔に身を委ねようとしている。現在進行形でまどろみの中にいるカナ姉にどこまで届くかはわからないけど……せっかくの機会だ、少し言わせてもらおう。今俺の中で形になっている言葉はきっと、ヒステリアモードになっている今でないと言えないものだろうから。

 

「カナ姉。カナ姉はさ、きっと疲れたんだよ。イ・ウーで何があったのかは知らない。何が原因で、アリアを殺すなんて結論になったのかは知らない。……けど。けどさ。俺、頑張るから。何とかして、カナ姉がアリアを殺さずに済むようにしてみせるから。次にカナ姉が目を覚ましたら、今までカナ姉が悩んでいたことが全部ただの悪い夢だったんだって思えるようにしてみせるから。だから、今は、今だけは何も考えないで、ゆっくり眠っていてくれ。後のことは全部俺に任せて、楽しい夢でも見ててくれ」

「キン、ジ……」

「おやすみ、カナ姉。いい夢を」

 

 キンジはヒステリアモード特有の優しい声音を引き連れてカナの耳元でソッと囁く。対するカナはわずかにエメラルドグリーンの瞳を開けてキンジを見やり「……ん」と小さく返事をしたのを最後に、スッと目を瞑り次の瞬間には安らかな寝息を立て始める。全てをキンジに託して眠りに就いたカナに先までの大人びた様子はなく、あたかも幼子のような無邪気な寝顔を見せている。

 

 

「……さて。頑張るか」

 

 そして。カナの無防備な寝顔を見つめて、キンジは一つの決意を胸に宿す。何があったのかわからないけれど酷く疲れてしまっているカナ姉のために、俺が憧れていた――誰よりも強く、正しく、カッコよかったカナ姉をもう一度取り戻すために全力で頑張ろう。そんなキンジの強い思いを含んだ決意の言葉は風に乗って虚空に消えていくのだった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 ――夢を、見ている。

 

 

 それはまだ幼いキンジの夢。

 トテトテと私の後をついてくるだけだったキンジの夢。

 

 

 あの頃。私にとってのキンジは命に代えてでも守るべき大切な者でしかなかった。

 いえ、ついさっきまで私のキンジに対する認識は同じものだった。

 

 だけど、キンジは凄く強くなった。

 私がいなかった半年の間に何があったのかはわからないけれど。どれだけ修羅場を乗り越えてきたのかはわからないけれど。

 

 いえ、強くなってるだけじゃない。何かしら? 背丈はそんなに変わってないはずなのに、とても大きくなったような、カッコよくなったような、男らしくなったような、そんな気がする。

 

 ……これなら武偵高でモテモテだったりするかもしれないわね? だとしたら、キンジの姉としてこれほど誇り高いものもないわ。あ、でも、キンジがモテモテなら、キンジが悪い女に惑わされないように私がしっかりしないといけないわね。

 

 ふふふ。義のことも、イ・ウーのことも何も考えなくていい。自分の好きなことを、好きなだけ考えるだけでいい。こんなにも気楽な気持ちでいられるなんて、一体いつ以来だったかしら?

 

 

 

 

 ……あぁ。久しぶりにいい夢が見れそうだわ。

 ありがとう、キンジ。貴方は私の、自慢の弟よ。

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 十数分後。ワイヤーを手繰り寄せて宙ぶらりん状態から抜け出したキンジは今、カナを背負って家路に就かんと歩いていた。もちろん、キンジのヒステリアモードは既に解除されている。

 

 結局。キンジはただいま絶賛睡眠中のカナを自身の住む男子寮へと連れ帰ることにした。とはいえ、ここで誤解しないでほしいのは別にキンジがカナをお持ち帰りしてあんなことやこんなことをしようとしているわけではないということだ。あくまでカナがどこを拠点にしているかをキンジが知らないがゆえの一時的な措置である。

 

(まさかこうしてカナ姉をおんぶする日が来るとはなぁ……)

 

 キンジはですぅすぅと深い眠りに就いているカナの寝顔を目だけでチラッと見つめつつ、複雑な感情に身を委ねる。まだ俺が小さい頃によくこうしてカナ姉に背負ってもらってたなぁなどと、在りし日の出来事を脳裏に思い浮かべて「立場逆転するなんて想像もしなかったよ」と一つ呟く。

 

(にしても、何か納得いかないなぁ……)

 

 キンジはテクテク歩みを進める中でおもむろに眉を潜める。キンジが今考えていることは、自分がカナ姉の提案を拒否した上にカナ姉の行動の妨害に走った理由についてである。

 

 

 さっきは『アリアを見捨てるにはあまりにアリアと仲良くなりすぎた』だとか『アリアの死もアリアの血でその手を汚すカナ姉も許容できない』だとか『まだ何もやらかしていないアリアが殺される理不尽が許せない』だとか『アリアの死で心にポッカリ穴が開く体験なんてしたくない』だとか、そういった理由でアリアを殺そうとするカナ姉を止めようとしたものだと思っていた。

 

 だけど、今改めて考えてみると、どうもこれらの理由はしっくりこない。確かにそれも理由なのだろう。けどそれはあくまで理由の一部分で、どれも理由の根幹だとは思えない。とてもカナ姉の崇高な意思に真っ向から対立するに足る根拠になり得るとは思えない。

 

 

 じゃあ、なんで俺はアリアを守ろうとしたのだろうか。カナ姉が悩みに悩んだ末に出したであろう苦渋の決断に悪の烙印を押しつけてまで、アリアの味方でいようとしたのだろうか。

 

 ……少なくとも正義感でないのは確かだ。倫理的にどうのといった心情でもない。なら、どうして。どうして遠山キンジはカナ姉よりもアリアを選んだのか。どうしてアリアに生きてほしいと、死んでほしくないと思ったのか。どうしてまだ初めて会ってから三ヶ月程度しか経っていない相手にそこまでこだわったのか。

 

 

「――あぁ、そうか」

 

 考えに考えたキンジはふと、とある答えにたどり着いた。答えは、実に簡単だった。なぜ今の今まで気づけなかったのかが不思議なくらいに単純明快なものだった。

 

「俺、アリアのこと、好きなのか」

 

 キンジは思わず立ち止まり、呆然と呟く。意味もなく中空に視線を向けたまま、キンジはその場にたたずむ。それだけ己の導き出した結論が自身にとって衝撃的だったのだ。

 

 

 いつから。一体いつから俺はアリアのことを好きになっていたのだろうか。

 初めてあった時からか? それとも雨の降りしきる中、アリアのパートナーになると決めた時か? いや、それよりもっと後からか?

 

 わからない。アリアを好きになった時期がまるでわからない。でも、実にしっくりくる。

 そうだ。俺はアリアが好きだから、一人の異性として守りたいと思ったから、だから家族に銃を向けてまでアリアを守ろうとしたんだ。たったそれだけのことだったんだ。

 

 

「……なるほどなぁ、道理で」

 

 と、ここで。アリアへの恋心をはっきりと自覚することで自身がカナに歯向かった真の理由を知ったキンジの脳裏にふと、以前神崎かなえに言われた言葉が次々とフラッシュバックしていく。

 

 

――変わるさ。というか、好きな異性のタイプなんてそれこそ好きな食べ物以上にコロコロ変わるモノの筆頭だぞ?

 

――まぁ何にせよ、今の少年がアリアのことなど眼中になくとも未来のことは誰にもわからないってことさ。

 

――でも、それでも私は少年とアリアがゴールインすると思っている。私のよく当たる直感がそう告げているのでな。

 

 

「ハァ、未来のことってホントにわからないもんだなぁ。俺、少なくともロリコンじゃなかったはずなんだけど……」

 

 キンジは神崎かなえの言葉通りの展開になりつつある現状にため息混じりの言葉を放ちながら、何となしに空に目を向けてみる。すると。己の気持ちに気づいたキンジを祝福するかのようにキラリと流れる二つの流れ星が、そこにはあった。

 




キンジ→特に意味のない所でヒステリアモードを発動させちゃう熱血キャラ。ヒステリアモードの無駄遣いに定評がある模様。年上のお姉さん好きだと思っていたのにアリアに恋心を抱いちゃってる自分自身に酷く困惑している。
カナ→久しぶりに安眠の境地へとたどり着けた男の娘。いつの間にやら頼もしくなったキンジを前に好感度急上昇中。

 というわけで、95話終了です。今回はカナさんが本格的にメインヒロインの座を牛耳ろうとする話とキンジくんがアリアさんへの恋心を自覚する話の二点セットでお送りしました。

 でもって。実を言うと、この展開に踏み切ることに決定したのは人気投票でアリアさんが見事に一位を取ってくれたのが直接的原因だったりします。……ま、要するに。あの人気投票はアリアルート・ユッキールート・りこりんルートの狭間でどれを選んだものかと悩んでいたふぁもにかによる「キンジくんの嫁は誰がいいですか?」との問いかけだったというわけなのだよ!

 (; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)


 ~おまけ(その1 ネタ:カナの考える可能性一覧)~

カナ「……これなら、キンジがこれだけ強くなっているのなら……第二の可能性を信じてもいいのかもしれない。一度は切り捨てた希望にもう一度縋りついてもいいのかもしれない」

第一の可能性:誰もが見惚れる美女なカナは突如イ・ウー壊滅の画期的なアイディアを閃く。
第二の可能性:キンジが颯爽と現れてご都合展開で全部もれなくどうにかしてくれる。
第三の可能性:どうにもならない。現実は非情である。


 ~おまけ(その2 後日ネタ)~

神崎千秋「ルシルの館をご利用ですか? でしたら、こちらにお座りください。……何かお悩みですか? 何なりと申し上げください(またか、また来やがったぞ遠山の奴。こいつの悩み、俺の心をゴリゴリ削ってくるから聞きたくないんだけどなぁ。絶対兄絡みの話だろうし)」
キンジ「……先日、俺は兄さんを殴ってしまいました」
神崎千秋「それは、兄弟喧嘩をしたということですか?(あれ? もしかして案外まともな悩み? 喧嘩して険悪になった兄との関係を元に戻したいとか、そんな感じの悩みだったりする? これ期待してよかったりする?)」
キンジ「……喧嘩、そうですね。喧嘩です。兄さんと俺とで譲れないものがあって、それで喧嘩をしてしまいました。それで、俺は兄さんの顔を殴りつけてしまったんです! いくらあの場で殴っとかないと負けそうだったからって、他にも兄さんの首を絞めて意識を刈り取ったりレオぽん人形を人質にしたりとか、後はどさくさに紛れて組み伏せたり服を剥いだりすれば兄さんに痛い思いをさせずに勝てたかもしれなかったのに! よりによって! 俺は兄さんの芸術品のように美しい顔を殴ってしまったんです! あんな強く殴ってしまって、後遺症でも残ったら、それこそ麻痺や記憶喪失が起こってしまったらもう死んで償うしか――あ、その時は食事からお風呂まで俺が兄さんの生活を手取り足取りしっかりサポートすればいいのか! フ、フェハィハ~ハェゥ。中々に名案じゃないか、冴えてるな俺……って、バカか!? 何を考えている!? 一瞬でも兄さんの後遺症を期待するなんて弟失格にも程があるぞ!? くっそ、なんて穢れてるんだ俺は。こんな穢れきった心を持つ俺に兄さんと顔を合わす資格なんてあるわけないじゃないか。や、やっぱり俺には死んで償うしか道はないというのか? ――いや、待て。SHUKKEだ。SHUKKEがあるじゃないか! そうだ、SHUKKEしよう! SHUKKEして頭も心も清らかにすればいつかまた兄さんと会う資格を取り戻せるはずだ! ……ということで、占い師さん占い師さん。SHUKKEするならどの寺院がオススメですか?」
神崎千秋「…………………まずは永平寺にでも訪れてはいかがでしょうか?」
キンジ「わかりました! それでは早速行ってみます!」

 キンジがログアウトしました。

神崎千秋「もうヤダこのアルバイト(←死んだ目をしつつ)」

 ここのキンジくんがカナさんを殴っておきながら平然としていられるわけがない!(正論)

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