【完結】熱血キンジと冷静アリア   作:ふぁもにか

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ジャンヌ「何か、我の人生が本格的に詰んでる気がするのだが……?」

 どうも、ふぁもにかです。今回、前話でうっかり書き忘れていたシーンを追加した結果、終わり方が非常に中途半端な仕様となっております。どこで切ればいいのか全くわからなかったんですよ、ええ。なので、キリのいい所まで読みたいと考えている人は次回の更新まで待ってから読み始めた方がいいかと思います。

 でもって。今回は中間辺りからキンジくんの一人称によるダイジェスト風味となっております。所詮新たな試みって奴ですよ。うん。まぁエピローグ回ですし、こんな感じでも特に問題ありません……よね?

※後半の内容はちょーっと閲覧注意です。ある意味で残酷描写がありますので、見る前にある程度覚悟を決めてから覗くことをお勧めします。……忠告は、しましたよ?



56.熱血キンジと第二章エピローグ(1)

 

「ほら。キビキビ歩いてください」

「む、貴様に言われるまでもないわ、神崎ヶ原・H・アリアドゥ――」

「あ?」

「……神崎・H・アリア」

 

 といったやり取りをしつつ、アリアがジャンヌを引っ張って地下倉庫を後にする中。キンジは白雪の緋緋星伽神(ひひのほととぎがみ)が天井に炸裂した影響で時折上から降ってくる瓦礫に注意を払いながらアリアの後ろを歩く。と、その隣をテクテクと歩く白雪が急にフラリと体をふらつかせたかと思うと、ペタンとその場に腰を落とした。

 

「あ、あれ?」

「ユッキー? どうした、立てるか?」

「あ、うん。何でもない、だいじょー、ぶ?」

「ユッキー!?」

「……ううん、やっぱり大丈夫じゃない。足がガックガクだよ。ひっさしぶりに本気出して動き回っちゃったからかな、うん」

 

 白雪は差し伸べられたキンジの手を借りて一度は自力で立ち上がったものの、両の足で体を支えることができずに再び床に座り込む、ふりをする。地下倉庫から地上まで徒歩で帰ることを面倒に感じた白雪は敢えて大丈夫じゃない風を装う。

 

「ねぇキンちゃん。おんぶしてってよ、ね?」

 

 白雪はキンジに向けて両手を広げてニコッと笑顔を浮かべる。そこらの男なら簡単に魅了できてしまいそうなほどの笑み。これを自分が楽をしたいがために意図的に浮かべている辺り、白雪の恐ろしさの一端が垣間見えるというものだ。しかし。白雪の思惑とは裏腹に、キンジの眼差しは心配そうに白雪を見つめるものから多分に呆れを含んだものへと変化した。どうやらキンジは白雪の演技を看破したようだ。

 

「……一応聞くけど、それは楽をしたいからか?」

「あい!」

「そこで誇らしげに返事するなよ、ったく……」

 

 自身の問いに開き直った返答をしてくる白雪を前にキンジはやれやれと言いたげにため息を吐く。その後。キンジはスッとしゃがみ込み、白雪が乗れるように「ほら、乗れよ」と背中を向ける。

 

「え? いいの? 言ってみただけだよ?」

「ここで遠慮するようなユッキーじゃないだろ? 今回の魔剣確保の立役者は間違いなくユッキーなんだし、少しぐらいの我がままは聞いてやらないとな。……それに。今日は珍しくやる気出して戦ったから、いつにも増して疲れたんじゃないのか? まぁ、あいつの電撃のせいで俺の制服ちょっと焦げ臭くなってるから、それでもいいならだけど」

「うん、うん! 全然OKだよ! ありがとね、キンちゃん!」

「どういたしまして」

 

 白雪をヒョイと背負ったキンジは先を行くアリアの後を追う。会話が途切れた二人は何も話さない。しかし。居心地の悪い沈黙ではない。白雪の体に負荷がかからないように気を遣いながら歩くキンジと、キンジを全面的に信頼して体重を預ける白雪。二人の間にはかつて人工なぎさで花火大会の開始を待っていた時のような穏やかな空気が流れていた。

 

「……帰るぞ、ユッキー。楽しい武偵高ライフがお待ちかねだ」

「――うん!」

 

 ふとキンジが思いついたように放った言葉に、白雪はニッコリと晴れやかな笑みを浮かべて一つうなずく。かくして。ジャンヌ・ダルク30世による星伽白雪誘拐未遂事件は幕を閉じた。そして。この一件を経て、何かにつけて諦めてばかりの人生を送ってきた少女は自らの意思を持って足掻くことの大切さを知ったのだった。

 

「ただいま、キンちゃん」

「おかえり、ユッキー」

 

 

 ◇◇◇

 

 

 あれから。ジャンヌ・ダルク30世による星伽白雪誘拐事件が未遂に終わってから、2日が経過した。その間、俺や俺の周りでは色々と物事が処理されていった。折角なので、記憶の整理がてら振り返ってみようと思う。

 

 

 まずは魔剣ことジャンヌ・ダルク30世の身柄について。俺たちが協力して捕獲したジャンヌは、警視庁と東京武偵局との取り決めに従って、まず手始めに尋問科(ダギュラ)の綴先生の元に引き渡された。その際、「ククッ、我が貴様ごときに話すことなどありはしない」などと言って絶対に敵に回してはいけない人物相手に積極的に煽っていくスタイルを採用していたジャンヌと、「んー。折角やし、ついこないだ中空知さんに勧められた新しい拷問方法の実験台第一号になってもらおうかな?」とニッコリ笑顔で口にする綴先生の姿が印象的だった。

 

 尋問科顧問たる綴先生による尋問の辛辣さ及びエグさをよく知っている身としては、一度ジャンヌの号泣シーンを見てしまった身としては、これからジャンヌに襲いかかるであろう展開を推測するだけで思わず同情の念を抱いてしまう。だけど、俺にはせめてジャンヌが精神崩壊しないよう祈ることしかできない。現実は非情である。

 

 ジャンヌ・ダルク30世。とりあえず、強く生きてほしい。そして、変に意地を張らないで早めに屈服した方が身のためだと速やかに理解してほしい。世の中にはいくら抵抗しようとどうしようもないことだってあるのだから。

 

 

 次は単位について。超偵ばかり狙う誘拐魔の逮捕という形でユッキー護衛の任務を終えた俺とアリアだったが、当初綴先生が提示した報酬としての1単位をそのままもらうことは叶わなかった。一時とはいえ護衛対象を危険にさらしてしまったことで単位が減らされたのだ。

 

 まぁこれは当然の処置だ。最終的にユッキーを助けられたから良かったものの、下手したら完全に手遅れになっていたのだから。武偵高の教師という職務柄、終わり良ければ全て良し、なんて言葉で今回の一連の事態を片づけるわけにはいかなかったのだろう。

 

 それでも、俺とアリアが何とかユッキーを連れ戻せたこととジャンヌを逮捕したことを評価して0.7単位をくれただけでも非常にありがたい。何せ、これで俺は二学期突入までにあと0.5単位を取得するだけで無事に進級できるようになったのだから。別に単位のために今回の依頼を頑張ったわけではないが、これは純粋に嬉しかった。この一件で気前よく単位をくれた綴先生に対する好感度がグーンと上昇したのは言うまでもない。

 

 

 続いて、今回ジャンヌとの戦闘の舞台となった地下倉庫について。地下倉庫は俺たちの戦いに巻き込まれたせいで、地下7階に保管されていた火薬爆薬の山と地下6階に鎮座されていたコンピュータ群が一部の運良く助かったモノを除いて全滅した。さらに。白雪の放った緋緋星伽神(ひひのほととぎがみ)がよほどの威力だったために地下3階にまで被害が及び、その被害総額たるや相当なものになったらしい。

 

 結果。財政的に深い痛手を負った武偵高サイドはその莫大な額を全額ジャンヌに払わせることにしたそうな。まぁ、地下7階の火薬類が総じてダメになったのはジャンヌが地下7階に海水を流し込むという暴挙に打って出たのが原因だと考えると、この判断はある意味で順当といえる。その他の被害は7割方ユッキーの責任なのだが、そこは犯罪を犯した方が悪いということでジャンヌに残酷な現実を受け入れてもらう他ないだろう。ユッキーにはお金に苦労する人生なんて送ってもらいたくないしな。

 

 しかし。いくらイ・ウーの一員として裏社会に生きる人間とはいえ、はたしてジャンヌが押しつけられた負債を全額清算できるほどにお金を持っているのかは甚だ疑問である。もしもジャンヌが日頃から金使いの荒い人間で今現在手元に纏まった額のお金を残していないのだとしたら、気の遠くなるような額の借金を背負うことになるのかもしれない。……重要なことだからもう一度くらい祈っておくか。ジャンヌ・ダルク30世。とりあえず、強く生きてほしい。

 

 

 あと、ジャンヌの電撃を思いっきり喰らってしまった俺だったが、怪我は大したことなかった。何らかの行動を起こす度に体のあちこちが痛みを訴えこそしたものの、幸いにも入院を必要とするレベルではなかったらしい。加えて、ユッキーがちょくちょく能力を使って回復してくれたために怪我はすぐに完治した。ユッキーの能力様々である。ちなみに。戦闘中に頭を強く打ってしまったということでアリアも念のために病院で検査をしてもらったのだが、何かしらの障害が!? ……何てことはなかった。無事で何よりである。

 

 そして。諦めることを止めて久々にやる気を出し、ジャンヌと対等に渡り合うために本気で暴れ回ったユッキーはというと、あの戦闘の後に酷い筋肉痛を発症し、寝込むことになった。普段はダラダラ~っと生きているユッキーなだけに、これは当然の結実と言えよう。むしろ、普段のあの体たらくでよく戦闘中にあれだけ機敏に動けたものだ。あれも星伽巫女補正の賜物なのだとしたら末恐ろしい限りである。

 

 

 ……まぁ、こんな所か。で、そんなこんなでアドシアード最終日。未だ筋肉痛から解放されていないために時折「あぅぅ……」とか「ぅうぃ……」とか「ぃえぁ……」などと奇妙なうめき声を上げるユッキーを背負って俺がやって来た場所は、アドシアードの閉会式が行われる会場である。キョロキョロと視線をさまよわせてようやく席が二人分空いている場所を見つけた俺はユッキーを下ろし、その隣に腰を下ろす。と、その時。4人の男子生徒で構成されたバンドが派手に演奏を始める。今まさにアリアの晴れ舞台が始まろうとしていた。

 

 

 ◇◇◇

 

 ――時は少々さかのぼる。

 

 

「なッ……!?」

 

 綴に連れられ、とある一室へとやって来たジャンヌは絶句した。いや、面食らったといった方が正しいか。その部屋は時計だらけだった。全面ガラス張りの広い部屋。上を見ても時計。下を見ても時計。右を見ても時計。左を見ても時計。時計時計時計。辺り一面時計一色。どこを見ても時計ばかりの世界。もはや驚かない方が無理な部屋だ。見た所、主に存在するのは鳩時計と掛け時計、腕時計、デジタル時計の4種類のようだ。

 

「何だ……この異質な部屋は?」

「ここはな、尋問科Sランクの中空知さん考案のおニューの尋問部屋や。中空知さん曰く『時計部屋』やってさ。……さて。今からここで貴女が持ってる情報、洗いざらい吐いてもらうから。覚悟してや、ダルクさん」

 

 形や大きさがバラバラな時計だらけの部屋を見渡し、わなわなといった風に疑問の声を漏らすジャンヌに背後から綴が軽く説明する。それから綴はジャンヌに向けてニンマリと笑みを見せる。綴をよく知る者であれば一目散に綴から逃走するであろう微笑みだ。

 

「クッ、ククッ。何を言うかと思えば……銀氷の魔女(ダイヤモンドダスト・ウィッチ)たるこの我が貴様の尋問に屈するとでも思っているのか?」

「お、さっきも思ったけど随分と自信満々やなぁ。ま、威勢がええのはええことや。でも、あらかじめ言っとくけど……早めにリタイアした方がええよ? これ、下手したらホンマに気が狂いかねへんから」

「む? どういう意味だ?」

「そのまんまの意味や。何せ、やたら尋問方面に特化した中空知さんが言うには、この時計部屋は『人を手っ取り早く狂わせる』をコンセプトにした部屋らしいからなぁ。かく言ううちもこの部屋の概要を聞いた時はこれからこの部屋の被害者になるだろう人たちに思わず同情したもんや」

「人を手っ取り早く狂わせる、か。……クククッ、中々面白そうではないか」

 

 ジャンヌは綴の言葉に肩をフルフルと揺らして不敵な笑みを浮かべる。しかし。綴はわずかながら震えているジャンヌの声色から、ジャンヌがこれから自分がどうなるのかについて不安を覚えていることに目ざとく気づいた。

 

(ま、その気持ちはようわかるよ、ダルクさん。人間ってのは未知のものが怖くて怖くて仕方あらへん生き物やもん。ましてや、今のダルクさんは武器も超能力(ステルス)も使えへんしなぁ……)

「そんじゃ、早速尋問……あ、あー、そういや今日は色々と大事な用事が立て込んどるんやった。うちとしたことが、すっかり忘れとったわ」

「?」

「仕方あらへん。尋問は明日に延期や。それまでの間、ダルクさんはここに待機しときぃ」

「ッ!? 待て、ちょっと待て!? こんなキチガイ染みた部屋で我を一日待たせる気か、貴様は!?」

「大丈夫大丈夫。飲食物はそこのテーブルの上にちゃんとあるし、トイレもそこの金の鳩時計の所にあるから。安心してや、ダルクさん」

「そういう問題じゃ――」

「ほな、また明日」

 

 必死さの伺えるジャンヌの制止の声を無視して綴は時計部屋を退出し、鍵を閉める。この瞬間、ジャンヌは多種多様の時計がひしめく異様極まりない部屋に一人取り残された。それから、きっかり1分後。何の前触れもなしに一つの時計が、時を刻み始める。それを契機に上下左右の全ての時計が連鎖的に時を刻み始めた。

 

「ッ!?」

 

 ジャンヌは今まで止まっていた時計の秒針が動き出したことにビクリと肩を震わせて周囲に警戒の眼差しを向けるも、何も起こらない。ただ時計の秒針が一定の速度で音を立てて動くだけだ。

 

「な、何だ。この程度か……『人を手っ取り早く狂わせる部屋』などと言うから何が起こるかと思えば、ただ時計が動くだけか。思ったより大したことないな。むしろ拍子抜けだ。この分だと、我の心配は杞憂だったようだな。クッハハハッハハハハハハッ!」

 

 しばらく警戒し続けていても何も変化が起こらないことにホッと安堵の息を零したジャンヌは心の底から哄笑する。その間も針時計の秒針がチッチッと動く音が継続的に響く。デジタル時計が一秒ごとにピッピッと機械音を上げる。それぞれの時間が微妙に合っていないのか、秒針の動く音が折り重なって不協和音を奏でる。

 

「うるさい……うるさいうるさいうるさい……」

 

 ジャンヌの状態に変化が訪れたのは数十分後のことだった。時計の秒針が各々音を立てて動く中、ジャンヌはあまりの不快さに眉を潜めていた。ふと鳴り続ける秒針の音を煩わしく感じてからというもの、ジャンヌは秒針の音が気になって気になって仕方なくなってしまったのだ。何か思考をしようにも、秒針の音がそれを巧みに阻害する。あたかも頭の中を箸か何かでぐちゃぐちゃにかき回されているみたいで、気持ち悪かった。気味が悪かった。

 

 それからしばらくして。ジャンヌは耳障りな時計の音を止めようと手当たり次第に時計の電池を抜いて機能を停止させたり時計を投げ飛ばして壊していく。だがしかし。無限と言っていいほどに時計の存在するこの時計部屋において、ジャンヌの抵抗は焼け石に水に過ぎなかった。

 

(何もッ、考えられない。今は何時だ? あれからどれくらい時間が経った? 明日っていつだ? ……我はあと、どれだけ耐えればいいのだ? わからない。わからないッ――)

「うぅぅ――あああああああああああああああああああ!!」

 

 終わりの見えない状況に耐え切れず、ジャンヌは遂に喉から声を上げる。ギュッと目を閉じて視界から時計をシャットダウンし、両手で耳を塞いで床を転げ回る。しかし。不協和音は止まらない。それどころか徐々に音量が大きくなっているようにすら感じられる。加えて。目を閉じているにもかかわらず、ジャンヌのまぶたの裏に時計がくっついたまま離れてくれない。それら一つ一つがじわりじわりと確実にジャンヌの精神を破滅へと追い込んでいく。ジャンヌ陥落はもはや時間の問題と化していた。

 

(頼む、止まれ! 止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!! 何でもいいから止まってくれ! もう嫌だ! 時計の音なんか聞きたくない! 誰かッ、誰か助けてくれ! 止めてくれたら何でもするから――)

 

 ジャンヌはガンガンと脳内に響き渡る時計の不協和音を前に時計の音が止まることを切に願う。だが、そんなジャンヌをあざ笑うかのように、ジャンヌに追い打ちをかけるように、無駄に大量に置かれてある時計たちの目覚まし機能が一気に起動した。

 

「~~~ッ!?」

 

 部屋にこだまするアラーム音という名の爆音。予想だにしなかったまさかの事態にジャンヌはガッと目を見開くとともに声にならない悲鳴を上げた。

 

 

「……ホンマ、えげつなさが半端やないなぁ。さっすが、安心と信頼の中空知さんクオリティやで」

 

 そして。同時刻にて、ジャンヌが精神崩壊への道を着々と歩む様を別室のモニターから眺めていた綴は若干引きつった表情で本音を漏らすのだった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 数時間後。綴は時計部屋から絶賛気絶中のジャンヌを回収し、尋問を開始した。その際、綴の「またあの時計部屋に放り込んでもええんよ?」との一言だけでジャンヌは己の持つ情報の隠ぺいを完全に放棄し、綴から聞かれたことに対して正直に答えていったのだとか。哀れジャンヌ。

 




キンジ→白雪と何だかいい感じになってる熱血キャラ。主人公してるとも言う。
アリア→今回、たった16文字しか話さなかった子。これでも一応メインヒロインである。
白雪→キンジにおんぶしてもらった怠惰巫女。その際、ちゃっかり「あててんのよ」を実行しているものの、キンジの卓逸したスルースキルの前では効果が見られなかった模様。
ジャンヌ→中空知さん考案の時計部屋の記念すべき犠牲者第一号。武偵高から莫大な借金を背負わされた実に哀れな子でもある。とりあえず、強く生きてほしい。
綴先生→エセ関西弁かつ既婚者な尋問科(ダギュラ)顧問。同じ尋問科(ダギュラ)のよしみで中空知さんと結構仲が良かったりする。

Q.なんで今回はおまけがないんですか?
A.ジャンヌちゃん時計部屋送りのネタが元々おまけ用だったからです。思ったより文字数が増えたということで本編に昇格させた弊害ですね、すみません。

 ということで、第二章エピローグの前半部分たる56話終了です。……それにしても、ここ最近、おまけのネタが全然浮かばないんですよねぇ。ここ7,8話のおまけのネタもあくまで随分前に思いついたのを忘れない内にとメモってた奴ですし、どこかにネタ転がってないかなぁ……。

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