【完結】熱血キンジと冷静アリア   作:ふぁもにか

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 どうも。ふぁもにかです。今回は久々の主人公キンジくんの出番ゼロの緊急事態回です。でもって、ついに! この作品の感想が100件突破しました! イェーイ! ヤター! ワキャー!(←とりあえず手放しで喜んでみる)――と、喜んではみましたが、感想が100件超えたからって何か特別企画を用意してるってワケじゃないんですけどね。ええ。こんな私ふぁもにかですが、これからもよろしくしてやってくれるとありがたいです。



20.ハイジャック裏事情

 

 時は少しさかのぼる。キンジとアリアが武藤や不知火からANA600便を取り巻くあまりよろしくない現状を知らされている、ちょうどその頃。

 

「えーと、ここはこうしてっと。それで――」

 

 ANA600便内のとある客室にて。理子はカタカタとノートパソコンを操作していた。その指さばきは常人の目には残像が残って見えるほどのとんでもないレベルであり、さらに超能力(ステルス)を使用して金髪を自在に操り他のノートパソコンのキーボードに宛がっている現在の理子は、計6台ものパソコンを同時に操作するという半ば人間離れした実力を惜しみなく発揮していた。尤も、これほどまでに常軌を逸した技量を持つ理子も武藤の卓逸したパソコン技術にはまだまだ及ばないのだが。

 

 実を言うと、理子はANA600便から脱出などしていなかった。持ち前の爆弾で一階のバーを爆発させ人一人が余裕で通れる大きさの風穴を作ったのはあくまでキンジとアリアを騙すためのカモフラージュ。理子が今もANA600便内に潜んでいるなどと思わせないためのギミック。いや、本当ならさっさとANA600便からおさらばするつもりだったのだが、土壇場になって急にANA600便の外に身を投げ出すのが怖くなり、足が竦んでしまったといった方が正解か。

 

 つまり。元々の重度の怖がりな性格の上に高所恐怖症を発症している理子に、パラシュートを使って高度何千メートルもの上空から漆黒の闇へと飛び降りるなんて真似はできなかったのだ。いくら最悪の事態を想定し、事前にジャンヌを伴って何度もスカイダイビングを通して練習を重ねてきたとはいえ怖いものは怖い。できないものはできない。ジャンヌのように「フハハハハハハッ! 天は我の手中にありいいいいいいぃぃぃぃ――」などと高らかに叫びながら遥か眼下の世界に喜び勇んでダイブすることなど無理難題もいい所なのだ。

 

 そもそも理子がスカイダイビングの練習をした時、時刻は昼間だったのだ。安全面を考慮すれば、当然のことながら夜の真っ暗闇の中でのスカイダイビングの練習などできるはずがない。よって、今回のANA600便からの飛び降りは理子にとって実質的なぶっつけ本番。理子の足がANA600便に縛りつけられるのも当然の結実と言えよう。

 

 そして。あまりの恐怖に飛行機からの飛び降りを断念した理子は即座にバーカウンターに忍ばせていた爆弾を持ち出しバーに風穴を開けた。それにより見事にキンジの目を欺いた理子は乗客の一人に眠ってもらい、彼が無駄に持っていた6台ものノートパソコンを恐るべき速さで駆使しているというワケである。平然と複数のノートパソコンを操作する辺り、探偵科(インケスタ)Aランクの肩書きはダテではない。さて。ところで、どうして理子がこんなことをしているのかというと――

 

(今600便を撃墜されると凄く困るんだよね。遠山くんとオリュメスさんに負け越したまま二人に死なれるのは嫌だし……それにボク、そもそもここ(600便)から脱出してないし。撃墜されたらボクまで死んじゃうし)

 

 つまりはそういうことである。飛行機から飛び降りるだけの度量のなかった理子はもはやANA600便と運命共同体。ANA600便と一蓮托生の関係を構築してしまっている。もしもANA600便が落とされるなんてことになれば、それはすなわち峰理子リュパン四世の人生終了のお知らせを意味してしまう。なので。さっきからANA600便の真横をチョロチョロと飛んでいるいけ好かない戦闘機ごときに600便を撃墜されるわけにはいかないのだ。

 

 それゆえに。あらかじめ操縦室に盗聴器を仕掛けていたことで操縦室でのキンジたちの会話をちゃっかりと把握し、さらに航空自衛隊の関東方面司令部の人間が出張ってきた時点でビビりの本能により嫌な予感をヒシヒシと感じていた理子はいざという時に備えるために上記の通りにノートパソコンを入手した。そして。段々とANA600便撃墜が現実味を帯びてきた今、現状を打破しようと必死になって己にできることを全うしているということだ。

 

「よし。上手くいった。後は――」

 

 峰理子リュパン四世。ある時は計38台ものセグウェイコレクションを意のままに操り、またある時は26台ものルノーコレクションを自在に遠隔操作した実力はダテではない。先ほどからあることを狙ってノートパソコンを駆使していた理子は自身の目的が上手く達成できそうな状況に事態が傾いてきたことに喜色を存分に含んだ笑みを浮かべた。パァァと花が咲いたような笑みを浮かべた。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「――。――。わかった。任務を遂行する」

「……どうでしたか?」

「たった今、司令部から600便を撃墜せよとの命令が下った。さっさとやるぞ」

 

 時同じくして、航空自衛隊関東方面司令部との通信を終えた一人の航空自衛隊員はフゥと陰鬱なため息を吐く。もう一人の部下の航空自衛隊員がタイミングを見計らって尋ねると、上司の男から返ってきたのは無情にもANA600便撃墜を決定づける言葉だった。

 

「わかりました。……ハァ、なんで一般の乗客が乗ってる飛行機を撃ち落とさなきゃいけないんでしょうね。私はこんなことをするためにここまで頑張ってきたわけではないのですが――」

「言うな。仕方あるまい。大方、上は武偵ごときに航空機の着陸などできないと思っているのだろう。実際、着陸の難易度が高いのは周知の事実だからな。それに。これは上からの命令だ。例え我々が逆らった所で上は我々を切り捨てるだけだ。上からすれば代わりなどいくらでもいるのだからな。我々にできることは精々乗客の冥福を祈るのみだ」

「……それもそうですね。それでは、撃ち落しましょうか」

「あぁ」

 

 前部座席の部下の男がこの世の無常を嘆くかのように本音を漏らすと後部座席の上司の男もそれに同調する。二人の表情からは民間人の乗っているANA600便を他でもない自分たちの手で撃墜なんてしたくないという心からの思いがありありと伺えた。しかし。自分たちが所詮組織の中の歯車の一つに過ぎないことは、いくらでも替えの利く駒の一つでしかないことは重々承知している。上に逆らうなどという選択肢は端から用意されていない。ANA600便撃墜命令に従うより他はなかった。

 

「……アレ?」

「どうした?」

「き、機体をコントロールできません! どうして!? さっきまでこんな不具合なかったのに!?」

「何だと!?」

 

 部下の男がANA600便撃墜へ向けて機体をコントロールしようとして、首を傾げた。いくら力を込めても操縦桿が部下の男の意のままに動かないのだ。突如としてうんともすんともいわなくなった操縦桿。不測の事態に部下の男は無意識のうちに焦りに駆られた声を上げる。上司の男もまさかそのような事態に陥るとは思いもよらなかったのだろう、部下の男の放った言葉に驚愕を顕わにする。

 

「何が一体どうなって――」

『あ、あー。マイクテスマイクテス……コホン。えー。只今、この戦闘機はハイジャックされ、やがりまシタ』

「「なッ!?」」

 

 まさかの事態を前に上司の男が顔を強張らせつつ、原因把握に努めようと冷静に考えを巡らせようとした時、唐突に二人の戦闘機パイロットの耳に機械音声が響き渡った。不意打ちと言わんばかりに二人の鼓膜を打ってくる機械音声。二人は驚愕のあまり目を見開き、思わずといった風に驚きの声を漏らした。遥か上空を飛ぶこの戦闘機に何らかの手段を使って接触してきたことや機械音声のハイジャック宣言もそうだが、二人を最も驚かせたのはその機械音声そのものだった。

 

 二人はプライベートにおいてそれぞれ武偵の知り合いを持っている。それゆえに武偵の天敵とも言える存在である武偵殺しの模倣犯の犯行のやり口を、犯行の際に使われる特徴的な機械音声を知っていたのだ。何かと『やがる』という助動詞を語尾に使っているにも関わらず、時々やけに下手に出る機械音声についての情報を偶然手に入れていたのだ。

 

「……この機械音声、まさかあの武偵殺しの模倣犯!? それに今ハイジャックしたって言いましたよね!?」

「バカな!? この戦闘機の制御権を奪われたというのか!?」

『はい。制御権は奪われ、やがりまシタ。操縦桿が動かないのもボクの仕業で、やがりマス。無駄な抵抗はし、やがるなデス。誰かと通信を繋ごうとしやがれば即刻墜落させ、やがりマス。嗚呼。大人しくしやがっていても結局は墜落させ、やがりマスガ』

 

 機械音声の正体を最近巷を騒がせている武偵殺しの模倣犯と断定し驚きのままに声を荒くする二人に、機械音声は何でもないことのように戦闘機墜落宣言を口にする。あまりに淡々と言葉を続ける機械音声を前に二人は背中に氷塊をすべり込まされたかのようなゾワリとした感覚を感じていた。これが武偵殺しの模倣犯なのかと二人は戦慄を隠せなかった。

 

「――ッ!? くそ、なぜだ!? なぜ武偵殺しの模倣犯がこんな真似をする!? 武偵しか殺そうとしないんじゃなかったのか!? そもそもこんなことをして何の利益があるというのだ!?」

『その辺に関しては全てノーコメントで、やがりマス。……ごめんなサイ。不甲斐ないボクをどうか許してくだサイ。本当に答えられ、やがれないんデス。答えたらボクの命が色々と危なくなり、やがりそうデスシ。ごめんなサイ』

 

 武偵殺しの模倣犯の目的の見当がつかずに疑問をそのまま叫ぶ上司の男に対して、疑問をぶつけられた当の本人は謝罪の言葉を最後に通信を一方的に断ち切った。その後まもなく、戦闘機は部下の男の操作なしに急な角度で乱高下したり無意味にツイスト回転したりと危ないことこの上ない動きを見せる。いつ空中分解してもおかしくないレベルの危険度MAXな飛行を繰り広げる。それは機械音声の主が戦闘機の制御権を完全に奪いとっていることの何よりの証明だった。

 

「くそッ!? 高度を低下させられている! このままでは海に墜落してしまう!!」

「うわあああああああああああ!!」

 

 武偵殺しの模倣犯の遠隔操作により、戦闘機が海に向かって急降下させられていることに本格的に命の危機を感じた二人の航空自衛隊員はたまらず緊急脱出装置を作動して戦闘機から脱出する。かくして。戦闘機のもたらす脅威がANA600便に及ぶことはなくなったのであった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「……祟らないでくれると、ボク嬉しいナ」

 

 一方。複数台のノートパソコンを使うことで戦闘機の遠隔操作に成功し、ボイスチェンジャーの代わりに持ち前の変声技術を駆使していつもの機械音声を再現してみせた当の理子(本物の武偵殺し)は戦闘機のパイロット二人が緊急脱出装置を利用して脱出したことをしかと確認した。その際、フルフルと体を小刻みに震わせながら、「あの二人死んだりしないよね? 大丈夫だよね?」と二人の安否を案じる独り言を漏らす辺りが何とも理子らしい。さすがに緊急脱出装置まで使えなくするほど理子は鬼畜ではないのである。

 

「さて。遠山くん。オリュメスさん。ボクはひとまず君たちのサポートに回ることにするよ。たとえこれからどれだけ多くの戦闘機がやってきたとしてもしっかり制御権をジャックする。たとえこれからどのような妨害工作が仕掛けられたとしても、絶対にANA600便の撃墜なんてさせないように陰ながらサポートする。だから、さ。機長と副機長をしっかりと眠らせちゃったせいで起こし方が全然わからないボクがこんなこと言うのはおこがましいと自分でも思うけど――ちゃんと着陸成功させてよね。ここで死ぬのなんて、ボクはゴメンだよ?」

 

 理子は首を振って航空自衛隊員二人を意識の外に追いやることで気持ちを切り替えると、操縦室にいるであろうキンジとアリアに向けて言葉を紡ぐ。その発言内容とは裏腹に、今の理子は二人がANA600便の着陸に失敗するなどとは全く思っていないように見える。

 

 二人がどれだけの逸材なのかを理子はよく理解している。二人との戦闘を通してその身に思い知らされることとなった以上、今の理子は二人の凄さを重々承知している。

 

 遠山キンジと神崎・H・アリア。二人は武偵ランクでは表せない何かを持っている。そのことを理子は今回の戦闘を経て漠然とだが認識した。そもそも。二人がただの強襲科(アサルト)Sランク武偵なら、以前成り行きでSランク武偵のみで構成された実力者チームと相対し、結果として複数対1を制したことのある理子が二人相手に負けることはなかっただろう。

 

 それはともかく。前に理子が二人の個人情報を事細かに調べた際、二人に目ぼしい航空機の操縦経験は見当たらなかった。精々、アリアの小型機の操縦経験があるくらいだ。普通に考えれば、ロクに大型航空機を操縦したことのない武偵二人がANA600便を無事に着陸させられるとは誰も思わないだろう。着陸のリスクを考えた政府やら防衛省やらがANA600便を撃ち落とす旨の判断をするのもわからない話ではない。あくまでANA600便に乗り合わせた乗客の命を完全に無視すればだが。

 

 だけど。先に述べた通り、理子はキンジとアリアには他の人が持ちえない特別な何かがあるとの直感にも似た思いを抱いていた。そのことが理子に二人なら無事にANA600便を着陸させることができるといった、一見根拠のない確信を抱かせるのだ。

 

「あ、そういえばボク、今日の12星座占いで最下位だったような……だ、大丈夫だよね。今日のラッキーカラー黒だしね。キャビンアテンダントの制服も黒だし、うん。きっと大丈夫……だよね?」

 

 理子は今朝テレビ番組で見た12星座占いのことをふと思い出したことで唐突に何とも言いようもない不安感に駆られてしまう。先まで心底で抱いていた確信がいとも簡単に揺らいでしまう。じわじわと胸の奥からこみ上げてくる不安に怯えつつ、武偵ランクなどでは測れないキンジとアリアのポテンシャルに望みを託す理子であった。

 




理子→高所恐怖症なビビりさん。武藤には及ばないがそれでも十分機械チート。戦闘機だってジャックできる。12星座占いを割と信じている。
航空自衛隊員二名→いい人補正が入っている。

 りこりん復活。陰でちゃっかり活躍するの巻。確かにりこりんは逃走に成功しました。だが。しかし。ANA600便から逃走したとは一言も言ってません。敢えてそれっぽく描写しただけです。意図されたミスリーディングって奴です。『りこりんの出番もきっとここらでしばらく打ち止めでしょうね』と前々回のあとがきで記しましたが、決して断定はしていません。つまり、ここでりこりんを出しても何ら問題はないというワケなのですよ。かかったなポッター! フッフッフッ、ハァーハッハッハッハッハ!! ……はい。調子乗りました。ごめんなさい。

 余談ですが、実はこの第一章『熱血キンジと武偵殺し』で一番書きたかったシーン(カオス部門)堂々の第一位はこの辺だったりするんですよね。ようやく執筆できてホントに良かったですよ。ええ。


 ~おまけ(その1 19.5話:NGシーン ※りこりん大好きっ子は閲覧注意)~

理子「うぅ。誰かパソコン持ってる人いないかなぁ。何だか嫌な予感がするんだよなぁ(←アセアセ)」
理子「ここの人はどうかな?(←ガチャ)」
20代の男「ふぉっ!?(ビクリッ)」
理子「……(あ、この人ノートパソコン6台も持ってる。てことは、この人を眠らせれば万事解決――)」
20代の男「――き」
理子「き?」
20代の男「キタァァァァアアアアアアアアアアア!!」
理子「ひぅッ!?(ビクッ)」
20代の男「キター! 可愛い子キター! キタコレ! マジでキタコレ! 確かにミクたんみたいな可愛い子が三次元に出てきてくれたらって考えたけどまさかこんなに可愛い子が僕に会いに来てくれるなんて思わなかったお!」
理子「え、えっと……(←オロオロ)」
20代の男「ね、ねぇ。君の名前、何て言うの?(←爛々とした瞳で)」
理子「え、っと……み、峰理子です(あれ? なんでボク、真面目に答えてるんだろ?)」
20代の男「そっか。理子たんか。理子たん可愛いよ理子たん。あぁ。何て可愛いんだ理子たん! 理子たんをprprしたいお! ハフハフしたいお! クンカクンカしたいお! で、でも、その前に。まずは理子たんを僕なしじゃ生きていけない体にしないとね。大丈夫。痛いのは最初だけだから――(←理子ににじり寄りながら)」
理子「ひ、ひぃぃいいいいい!?(ゾワリッ ←涙目りこりん)」
20代の男「理子たぁぁぁんぅぅううわあああああああああああああああん!!(←理子に急接近)」
理子「こ、来ないでぇ!!(ズガン! ←理子が傍にあった酸素ボンベで男を頭から殴りつけた音)」
20代の男「……ご、ご褒美、ありがとうございま――グフッ(←気絶)」
理子「あ……(やり過ぎちゃったけど、死んでないよね? ちゃんと生きてるよね? それにしても……何だったんだろ、今の人……って、考えるのは後! とにかく今はこの人からパソコンを借りないと――)」


 ~おまけ(その2 ネタ:もしもりこりんがきちんとANA600便から飛び降りていたら)~

若手操縦士「……それもそうですね。それでは、撃ち落しましょうか」
ベテラン操縦士「あぁ」
??『――させませんよ』
若手操縦士「えッ!?」
ベテラン操縦士「なッ!?(今の声は一体!? というか、そもそもどうやって我々に接触を――)」
レキ「私は一発の地対空ミサイル。ミサイルは破滅を導くもの。闇も、絶望も、運命さえも。打ち砕けないものなど存在しない。いかなる概念も、ミサイルたる私を前に総じて無力と化す。……撃ち抜け。さすれば、道は開かれん――(←ミサイル発射)」
ベテラン操縦士「くそッ! 地上から攻撃された! このままでは海に墜落してしまう!!」
若手操縦士「うわあああああああああああ!!(←緊急脱出装置発動)」
レキ「キンジさんを倒すのはこの私です。他の誰でもありません。抜け駆けは許しませんよ?(←カロリーメイト(チーズ味)をポリポリ食べつつ)」

 ……どうやってパイロット二名に接触したのかとか地対空ミサイルで戦闘機落とせるのかとかいった細かいツッコミはなしでお願いします。それでも納得いかない方々はウルスパワーすげー、マジすげーとでも思っていてください。

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