【完結】熱血キンジと冷静アリア   作:ふぁもにか

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ふぁもにかの取り留めのない後語り

 

 どうも、ふぁもにかです。人気投票2位のふぁもにかです (´・∀・`)

 今回は熱血キンジと冷静アリアについての個人的な感想とかを色々勝手に人気投票2位の私が語るという、特に何にも面白みのないグダグダ回となります。しかも無駄に約8700字もありますので、興味のある方だけ読んでくれると幸いです。個人的には、「てってってー」のBGMでも聞きながら気軽に覗いてみると良いのではないでしょうか。あるいは「ゥルルァッタッタッ!! ゥゥルルァァッタッタタ!!」のBGMでも可。

 

 ではでは。まずはこの熱血キンジと冷静アリアの作品を最後まで閲覧してくれた方々への感謝の言葉から。いや、もう本当にありがとうございます。この言葉でしか私のこの気持ちは表現できそうにないですね。特にこの作品の連載開始当初から閲覧してくれている方々は、約2年半もこんな駄作を生暖かい眼差しで見守ってくれたわけですから、もう頭が上がりませんよ。足と頭とその他諸々を向けて寝られる気がしません。

 

 だって。私ってば、唐突に本格的に失踪したり、暴走してフリートーーークという、とてつもなく読めたものじゃない低レベルな突発的番外編を投稿しちゃったり、一時期感想に対して返信しないという暴挙に移ったりと、もう散々でしたもの。それでもこんな私に付き合ってくれた方々は本当に神様です。もしくは菩薩。あるいは天使。誇っていいと思います。

 

 

 続いて。ここからは熱血キンジと冷静アリアの作品自体に関わる話でもしましょうか。まず、私がこの作品を書いた理由です。この辺は熱血キンジと冷静アリアの初期の前書きでもちょこっと書いてはいますが、理由は単純明快、単なる気分転換です。

 

 当時、私が投稿していたオリジナル小説こと「これが僕らの新宗教聖戦(ネオ・ジハード)」が、私が思ったよりもハーメルンでUA数を確保できなかったために、執筆に対するやる気指数が思いっきり減衰し、人気コンテンツを利用した二次創作を使ってUA数を稼いでやる気指数を回復させたい願望がむくむく芽生え始めたのがきっかけというわけです。

 

 まぁ要するに、当時の私は知らなかったわけです。ハーメルンでは二次創作作品が主流でオリジナル作品は人気が出にくい傾向があることを知らず、「これが僕らの新宗教聖戦(ネオ・ジハード)」も前に執筆していた「SALO(ソードアート・ルナティックオンライン)」レベルには人気が出るんじゃないかと楽観視していたわけです。今思えば笑止ですね、うむ。

 

 ま、そんなわけで。この作品は元々連載させる気はありませんでした。それなのに、この作品を連載することとなったのは、この作品を1話だけしか投稿していない状況にもかかわらず、早速感想をくれた方々がいたからです。

 

 レイキャシールさん、炬燵子猫さん、こばとんさん、葵さん、響夜さんの素早い感想が、『キンジがアレなら他のキャラはどう性格改変されてるんだww。マジ楽しみだわww』みたいなノリの感想が、私の火をつけたのです。「これが僕らの新宗教聖戦(ネオ・ジハード)」から熱血キンジと冷静アリアに乗り換えて全力で執筆しようという私の衝動に火をつけたのです。そういうわけなので、この作品を神作品だと思ってくれている読者の方々も、上記5名の読者たちには足と頭とその他諸々を向けて寝ないことをオススメします。イェイ♪

 

 

 ちなみに。私が人気コンテンツとして緋弾のアリアを採用した理由は、当時の私がとある緋弾のアリア二次創作に全力でハマっていたからです。何度も1話から最新話まで読み返し続けちゃうほどにハマっていた作品があったからです。その名は『緋弾のアリア ―交わらぬ姉妹の道―』。緋弾のアリアの二次創作を好んで漁っている方なら知ってる人も多いんじゃないかと思います。

 

 これは今現在、何か消滅しちゃってるっぽいアットノベルスで連載されていた作品なんですが、これがもう素晴らしいんですよ。ここに出てくるキャラはオリキャラ勢も原作キャラ勢も皆が輝いていて。オリ主のせいで原作キャラの良さが削られることなく、どのキャラもそれぞれの持ち味を生かしてしっかりと小説の中で息づいている。生きている。

 

 この作品を私が大好きだったからこそ、私は自分が二次創作を手掛ける際に緋弾のアリアを選び、連載すると決意してからは熱血キンジと冷静アリアを『緋弾のアリア ―交わらぬ姉妹の道―』と同レベルの神作品にすることを最終的な目標として目指したわけです。というわけで、熱血キンジと冷静アリアを神作品だと思ってくれている読者の方々は『緋弾のアリア ―交わらぬ姉妹の道―』の作者たるPetyさんに対しても足と頭とその他諸々を(ry

 

 

 次に、私が緋弾のアリアの性格改変モノに挑んだ理由です。今だからこそぶっちゃけますが、私は本当はオリ主系をやりたかったのです。『緋弾のアリア ―交わらぬ姉妹の道―』が女オリ主モノだったってこともありますが、オリ主系は作者がそのまま原作世界の住人としてなりきりができるという、執筆意欲向上に凄まじく貢献してくるメリットがありますからね。あれですよ、ファイアーエムブレムのマイユニットみたいなイメージです。だから、私も一応『波茂(はも) 仁香(にか)』って名前の、自分のペンネームと限りなく似せた女オリ主の設定をこれでもかと構築していたわけです。

 

 それならどうして性格改変モノに走ったのか。その理由の1つは、私が緋弾のアリアの二次創作を投稿しようと考えた時点で、既存の緋弾のアリア二次創作の種類が圧倒的にオリ主系ばかりだったからです。「これが僕らの新宗教聖戦(ネオ・ジハード)」のUA数の少なさゆえに執筆意欲を失い、何が何でもある程度以上のUA数と人気を得たかった卑しい私的には、他の良作と要素が被って、没個性な作品として沈むのが非常に嫌だったわけです。既存の緋弾のアリア二次創作と同じ土俵で戦ってはまず勝てないと思い、負け戦はしたくないと思い、当時ハーメルンでは誰も手掛けていなかった(※多分)性格改変モノに踏み切ったというわけです。

 

 

 そして。性格改変モノにしたもう1つの理由。それは主要キャラたちの関係性をマイルドにしたかったからです。原作ではアリアさんはSTR特化のツンデレさんで、ユッキーさんはヤンデレしてて、りこりんは性的なイタズラで火種を大きくしちゃう感じで、レキさんはいつも通りでと、まぁ軽く何人かの例を上げるだけでも、女性との関わり合いを苦手とするキンジくんの胃が常時キリキリするような展開となってました。

 

 これは神の視点から物語を俯瞰できる読者な私たちからすれば、すっごく読んでて楽しいんですが、キンジくんのことを思うと、この状況は素直に可哀そうなのです。なので、せっかくの二次創作だからと、少なくとも私が執筆する緋弾のアリアの世界の中だけでもキンジくんには女難から遠ざかってもらいたかったのです。なるべく主人公勢を仲良しな感じにして、キンジくんの心的ストレスを減らしたかったのです。加えて。私自身、基本的に主人公が好きすぎてたまらないハーレム勢による主人公を巡った激しい修羅場展開より、主人公の精神状態にとっての優しい世界のが好きですし、そもそも私はハーレム系は割と否定的なタイプでダブルヒロインまでがボーダーラインという融通の利かない野郎ですからね、うむ。

 

 だからこそ、熱血キンジと冷静アリアにおいては。

 キンジくんに恋心を抱くヒロインポジションはアリアさんとユッキーさんのみ。

 りこりんはキンジくんに尊敬の念を抱く友達ポジション。

 レキさんは戦闘ばかりに興味を持つキンジくんのライバルポジション(※自称)。

 ジャンヌちゃんはキンジくんを嫌いつつも一応は彼を認めるポジション。

 陽菜さんは単純に先輩たるキンジくんをネタにしたい系忍者ポジション(※尊敬はしてる)。

 カナさんは身内だからキンジくんに何をしてもセーフなポジション(※謎理論)。

 パトラさんはカナさん関連でキンジくんと同盟を組むポジション。

 平賀さんは全力全壊でネタに走るポジション。

 綴先生は既婚済みなポジション。

 ヒルちゃんとエルちゃんはアイドル活動一心なポジション。

 中空知さんはドSとして覚醒するポジション。

 ……ブラド(※心は女性)とか、かなえさん辺りは敢えて語るまい。

 

 ――ほら、こうしてヒロインたちをある程度列挙すればわかる通り、ちゃんとダブルヒロイン物となっているでしょう?(←肯定しなければ殺すと如実に語る視線を送りながら)

 

 まぁそんなわけで。私は他の緋弾のアリア二次創作とジャンルが被ることを避け、同時にキンジくんにハーレム系作品の主人公に特有の精神的ストレスから解放されてほしいがために性格改変モノに踏み切ったというわけです。ただ、性格改変モノにすれば面白そうだとか、そんな軽い理由じゃないですよ? 本当ですよ?

 

 

 続いて、この作品における私のスタンスでも告白しましょうか。私が熱血キンジと冷静アリアを連載するにあたって中心に据えたコンセプトは、原作の出来事自体には変更を加えず、その出来事の内容だけを変えるといったものでした。要するに、原作沿いに物語を展開させるけど、肝心のキンジくんたちの言動はまるで原作と違うって感じにしたかったのです。会話内容とかは思いっきりカオスなのに、いざ熱血キンジと冷静アリアの年表を作ってみたら、原作の年表と大差ないって状況を作りたかったのです。

 

 ……本当に『緋弾のアリア ―交わらぬ姉妹の道―』レベルの神作品を作りたいのなら、原作沿いに物語を進めることなく、性格改変を施した緋弾のアリアキャラを用いてどこまでもオリジナル展開を突き進むべきだったのでしょう。原作に依存し、原作沿いに物語を進めちゃうのは、一種の甘えですからね。

 

 しかし、当時の私には原作という指針なしに物語を構築できるほどの執筆能力と妄想力を持ち合わせていませんでした。それゆえに、なるべく原作沿いに物語を進めるために、原作の出来事は忠実に再現し、せめて会話内容だけでも思いっきり変えるスタンスを選んだというわけです。ま、実際はキンジくんのハーレム形成に繋がりそうな原作の出来事は割とカットしたり出来事発生の時系列を変えたりしているので、年表を作ると原作と大いに違ってくるのでしょうが。

 

 

 さて。今度は私が熱血キンジと冷静アリアにおいて、性格改変を行うだけに留まらず、魔改造にまで踏み切った理由についても話しておきましょう。これについては簡単な話、私はバトルモノの世界観における弱小主人公がそこまで好きではないのです。弱い奴が嫌いというわけではないのです。しかし、弱い子が主人公だと、強い敵キャラに良いように蹂躙されて悔しい思いをする、なんて展開が割とあるじゃないですか。それが嫌なんですよ。

 

 私は、主人公にはあまり悲しい思いをしてほしくないのです。いずれ強い敵キャラに目にもの見せてやれる展開が待っているのだとしても、大抵クズ要素を備えていることに定評のある強い敵キャラに主人公が負けてほしくないのです。主人公は、どんな強敵だろうと、知恵を絞って、命を燃やして、最終的には初見で勝ちをもぎ取る。そんな存在であってほしいのです。

 

 私のその辺の思いが、熱血キンジと冷静アリアには反映されています。主人公のキンジくんをデフォルトで強くしておくことで、負けイベントがあまり発生しないようにする。しかし、キンジくんがただ『俺TUEEEE!!』をやるのは、ただの自己満足な二次創作にしかなり得ないとの考えの元、キンジくんがギリギリで勝てそうなレベルへと敵もまた強化する。そんな感じで『皆TUEEEEEE!!』の構図が出来あがっちゃったわけです。何てこったい。

 

 

 と、ここまでは作品全体に関わる話でしたが、ここらで別の観点からの話も少しはしましょうか。てことで、おまけについても触れていきます。そもそも、私はおまけコーナーを毎回最低1つは掲載するという、現状の形にするつもりはありませんでした。おまけはあくまで本編にねじ込めないネタを思いついた時のみに時折投入するというのが元々の考えでした。

 

 それがなぜほぼ毎回おまけを載せる方針としたのか。それは『終わり良ければすべて良し』理論で、例え本編が読者の皆さんが受け入れられないほどの酷い感じになってしまったとしても、おまけさえよければ熱血キンジと冷静アリアの最新話に対する最終的な印象はプラスとなる……ま、それが狙いだったんですよ。

 

 狙いは割と成功だったと思います。感想欄でもおまけに対する感想も結構ありましたし。私としても原作沿いで話を進めている以上、本編には出せない影の薄いキャラたちをジャンジャン出せる機会でもありましたからね。……もしかしたら、「おまけだけ閲覧してるよ~♪」って人もいるのかもしれませんね。

 

 だけど。おまけを恒常的に導入した影響で、相対的に本編のギャグ度が減少してしまったんですよね。おまけを導入するまでは積極的に本編に笑い所を用意するようにしていたのに、おまけコーナーがほぼ毎回用意されることで、ギャグはおまけが担当してるんだから無理して本編に笑い所を用意しなくてもいいやと、自然と本編のシリアス要素が強まっていっちゃったんですよね。二次創作は読者の皆さんがいい気分転換として楽しめてこそだと思っているので、これは何とも複雑な所ですね、うむ。

 

 

 さて。続いては、私がこの作品を書いた全体的な感想についてです。これについてはもう純粋に『楽しかった』の一言に尽きますね。何せ、色んな要素を放り込んで遊びましたからね。ギャグを入れたり、シリアスを入れたり、カオスを入れたり、鬱をいれたりと、やりたい放題やりましたからね。ある意味で原作を蹂躙しまくりましたからね。それでもこの作品が皆さんに受け入れられたのはギャグ要素が一定量入っていたことと、アンチ・ヘイト要素をなるべく省いた辺りが大きいんでしょうね、おそらく。

 

 また。性格改変モノとして、色んなキャラを幅広く手掛けたことはとても良い経験になりました。どういったキャラが私にとって動かしやすいか or 動かしにくいかといった、私の性質を把握する良い機会にもなりましたし、こういうキャラならこんな言動に走るんだろうなという違和感のないキャラの動き方を妄想する良い訓練にもなりました。

 

 あと、話数を重ねれば重ねるほど原作と乖離していくのが普通であるはずの性格改変モノにおいて、どのようにすれば原作沿いのコンセプトをキープさせるような会話内容にしようかと頭を悩ませるのも楽しかったです。それに。読者の皆さんに悟られないよう、こっそりと伏線を張り、処理していくのも楽しかったです。もう、何もかも楽しかったですね。ええ。

 

 

 そして。私がこの作品を執筆する中で思い知ったのは、感想欄の力です。私はこの作品を連載するにあたって、あらかじめある程度のプロットを構築していました。しかし、今そのプロットを覗いてみると、実際に更新された内容とプロットとはもう内容がまるで違っています。あまりのプロットとの乖離具合に笑えてきちゃうぐらいです。つまり。私はこの作品を執筆する時にほとんどプロットを無視してきたわけです。その動機となったのが感想欄です。

 

 感想欄の動向を見ることで、ポンコツな私の中に新しいアイディアが生まれていく。感想欄の皆さんがあまりに楽しそうなものだから、この感想欄に顔を出してくる人たちが想像だにしない展開を持ってきて驚かせたい・笑わせたいという衝動に駆られる。その結果、この作品はプロットなんてなかったと言わんばかりに場当たり的な展開を辿っていく(※例:『ANA600便からりこりんが飛び降りて逃走した……と見せかけて、実は逃げてませんでした! テヘッ♪』という展開)。全く、こんな感じでよく物語を破綻させずに済んだものだと思いますよ、ええ。

 

 

 とまぁ、色々語ってみたわけですが。ここらで、この作品の完結に踏み切った理由について触れていきましょう。この辺の裏事情を知りたいと考えている方も一定数はいそうですしね。まず、キンジくんとアリアさんが恋人関係になるという形で最終話を迎えるという構想を描いていたのは第二章を執筆し終えた辺りからです。その理由としては、この作品を早めの内にキリのいい所で完結させたかったからです。

 

 別に、熱血キンジと冷静アリアをもう執筆したくないって気持ちだったわけではありません。何度か失踪してる時点で信用皆無ですけど。ただ、個人的に緋弾のアリア二次創作の完結作品が少なすぎる件について思う所があったってのが主な理由です。

 

 2015年10月19日現在、緋弾のアリアの二次創作で完結作品はたったの5作品。未完を含めてもたったの11作品。さらに、この11作品の中で100話以上連載を続けてから完結した作品はこの熱血キンジと冷静アリアだけです。

 

 

 どうしてこうも緋弾のアリアの二次創作に完結作品が少ないかの察しはつきます。原作が未だ終わっていない&原作が21巻もあるという状況では、完結作品が生まれづらいのも当然でしょう。特に、ハーメルンの緋弾のアリア二次創作の主流が魅力的なオリ主を投入して原作沿いに話を進めるタイプである以上、原作が終わらない限り、それらの二次創作も完結とはならないのです。そして、完結作品が極端に少ないという状況は、緋弾のアリアの新規ファンを増やすという観点からすると、非常によろしくないのです。

 

 緋弾のアリアが元から好きな人は長編の二次創作だろうと時間をかけて読むでしょう。しかし、緋弾のアリアを全然知らないとか、アニメを数話見ただけとか、そういった人にとって、完結していない原作沿いの長編作品は中々手が出しづらいのです。

 

 だからこそ、この作品をキリのいい所で完結させることで、緋弾のアリアに関してあんまり知識を持っていない読者も幾分か取っつきやすくなる。『もう完結しているなら試しに読んでみるか』という気持ちにさせることで、この作品を読むハードルが結果的に低くなる。

 

 要するに、読者が緋弾のアリアという作品を知るお試しポジションに『熱血キンジと冷静アリア』を据えたかったのです。かつて私が『緋弾のアリア ―交わらぬ姉妹の道―』をきっかけに緋弾のアリアを好きになったように、『熱血キンジと冷静アリア』を少しでも多くの人(※特に原作を良く知らない人)に読んでもらい、原作への興味を持ってほしかったのです。ま、あれです。原作の布教がしたかったんです。緋弾のアリアが大好きな同志を増やせるだけ増やしたかったのです。ま、これだけが理由ではありませんがね。

 

 

 さて。何だかんだで文字数が凄まじくなってきたので、最後に今後の方針について話しておきます。とりあえず、熱血キンジと冷静アリアの第二部は書きません。絶対に書きません。これは断言します。理由は単純明快です。今回、第一部だけで130話、2年半も執筆に時間がかかってしまいました。そして、現時点で原作はたったの5巻の半分までしか消費していません。緋弾のアリアの壮大な物語に区切りを置くとすると、まずは原作5巻の中盤までが一区切りです。そして、次の区切りは原作21巻です。……お分かりいただけたでしょうか?

 

 そう。熱血キンジと冷静アリアの第二部を書くとして、次にキリのいい地点である第二十一章まで書ききれる気がしないのです。かといって、第二部を書けるだけ書いて、中途半端な所で失踪はしたくない。まぁそんな感じの理由です。だから、熱血キンジと冷静アリアに関しては何かネタを思いついたら、その都度ちょくちょく番外編を投稿する形にしようと考えてます。

 

 

 じゃあ、熱血キンジと冷静アリアの第二部を執筆しないのなら、次回作は何にするつもりなのかですが……ここだけの話、次回作そのものを書かないつもりでいます。つまりはこの『熱血キンジと冷静アリア』こそが私ふぁもにかの集大成って感じにして、絶筆にしようかなと結構本気で考えてます。まだ完結させてない連載作品を残している状況ではあるんですが、これからは元の読み専の一人に戻ろうかなと考えています。というのも、私のリアル事情の問題で、そろそろ就職に向けて本腰入れないとマズいからです。

 

 といっても、人生というものはどこで何がどうなるかわかりませんので、もしかしたらまた私が何か次回作を執筆することがあるかもしれません。二次創作のアイディア自体はWordファイルで80個ぐらい保管してますしね。ですが、その時は一旦最終話まで全部執筆し終えてから、毎日更新か隔日更新って形にするつもりです。今回、熱血キンジと冷静アリアでは遅筆ゆえのノロノロ更新、何回か失踪するって感じで、読者の皆さんには多大なご迷惑をお掛けしましたからね。

 

 だから、私が次回作を投稿する方針を固めたとして、平気で1年後とか2年後とかから投稿を始める感じになるんじゃないかと思われます。これは皆さんの記憶から私ふぁもにかのことが消え去ること不可避ですわ。ハハッ。

 

 

 とまぁ、こんな感じですかね。私が個人的に語りたかったことは大体語ったと思います。とはいえ、この後語りで皆さんが興味を持っていた部分に私が触れなかった可能性もあるかもですので、何か聞きたいことがあれば、感想でもメッセージでも気軽に聞いてみてください。

 

 さて、そろそろお別れの時間です。次は作者としてか、読者としてか。どのような形で皆さんと邂逅するかはわかりません。ですが、またどこかしらで会えるといいですね。ではでは♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 恐れ多くも、この作品が緋弾のアリアの新規ファンを生み出す一助になると信じて――。

 

 

 

 

 

 

                             ふぁもにか

 

 

 

 


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