問題児たちが異世界から来るそうですよ?~箱庭に吹く風~《リメイク中》   作:ソヨカゼ

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初めまして!
右も左も分かりませんが
よろしくお願いします!
短いですがどうぞ!


リメイク前のお話
プロローグ


いつからだろう。

自分を自分と思えなくなったのは......

自分を大切に出来なくなったのは.....

世界が退屈に思えたのは.....

ブーーーーーーー!!

「危ないだろ!飛び出してんじゃねー!!」

よく言うよ。猫を引こうとしたくせに。

「.....大丈夫か?」

俺が体を張って助けた猫を見る。

「ニャーニャー」

大丈夫なようだった。

「気をつけろよ。もう飛び出すんじゃねーぞ?」

「ニャー」

そう言って猫を放してやる。

(また傷が増えた。おばさんになんて言い訳しようか)

俺は今親戚のおばさんに養ってもらい高校に通っている。

部活もお金の余り掛からない柔道をやっている。

ちなみに両親は俺が五歳の時に亡くなったらしい。

らしいというのは、当時の記憶がほとんど無いからだ。

形見も、親父が使ってたという懐中時計と母さんの指輪だけだ。

ちなみに義妹と三人で暮らしている。

(それにしても、また嫌な予感が当たったな)

動物を助けたのはこれが初めてではない。

過去に何度もあり、全てが嫌な予感がして行って見たらそうなったのだ。

昔からよくあった。

「何なんだろうな、これ.....」

空が答えるわけ無いだろうが、聞かずにはいられなかった。

「っと、もうすぐ家か」

気がつくと家のすぐそこの河原まで来ていた。

「うん?」

川を眺めていたら、真っ白な封筒が何処からか降ってきた。

「なんだ?」

封筒を見るとそこには

《竜堂 明様へ》

「俺宛?誰だよこんな事したやつは?」

何処から降って来たのか。

誰が落としたのか。

何故俺宛なのか。

疑問ばかりが募る。

(ま、いいか、開けてみよう)

そういって不思議な封筒に手を伸ばす。

(でもなんだろうか?妙に嫌な予感がするのだが.....)

 

《悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

 その才能(ギフト)を試すことを望むのならば、

 己の家族を、友人を、財産を世界の全てを捨て、

 我らの“箱庭”に来られたし》

 

「は?なんだこのいたz...!?」

手紙が直視出来ない位の眩い光を発したかと思うと.....

そこは完全無欠の異世界でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公設定

竜堂 明

両親を幼い頃に亡くして、今は親戚のおばさんと

子供の義妹と三人で暮らしている。

高校生で柔道をやっている。

誰にでも優しく、他人のために体を張れる。

動物も同じ。

不思議な力を持ち、人命や動物達を助ける

事が多々ある。

黒髪に赤茶色の瞳を持つ。身長は165cmくらい。

体重は68kgで、あまり背は高くない。

自他ともに認める良い奴。友達もたくさんいた。

 




どうだったでしょうか?
初めてでよくわかりませんが、
これからもよろしくお願いします!

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