転生者についての考察   作:すぷりんがるど

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これは作者がこうかもな、と思った一つの未来です。
なんとなくイメージ壊れるわ―、という人は閲覧注意です。


転生者紹介~その後~

~世界最強クラスの魔力~

【名前】不明

【所属】セラス帝国

【象徴する希望というモノ】誰にも負けないくらいの魔力

【その後の人生】

いっつも世話をしてくれる女の子のために魔法でも覚えよ、と思い至った少年。

しかし才能はあまりなかったらしく、難しい魔法はなかなか覚えられなかった。

だが基礎スペックが尋常じゃないので基礎魔法が殲滅魔法クラス。

魔法の練習中に完全なる世界の施設を壊してしまったので、借金を背負うハメに。

なんやかんやあってネギたちと戦い、セクストゥム連れて白き翼に入る。

借金は完全なる世界が潰れたときにうやむやになった、ラッキーだ。

その後は遠巻きで魔獣を狩りながら普通に結婚して、子供は出来なかったが普通に幸せな生活を続けた。

完全なる世界崩壊後、何らかの組織に囚われることはなかったという。

 

 

 

~王の財宝~

【名前】田中ギルガメッシュ

【所属】中華料理『超包子』料理人

【象徴する希望というモノ】私だけのヒーロー

【その後の人生】

王の財宝を持って生まれ、ちょっぴりだけ財宝を使えるようになった少年。

普段は英雄(笑)な並の実力者、だけどあの子の前だけでは英雄。

何時か会いに行くという約束を現実にするため頑張っていたら、ファンクラブが出来るほどに鍛え上げられた美麗の青年へと成長する。

英雄は色を好むのだー、と意気込んでいた時期もあったが、肝心なところではへたれ続き。

大学を卒業して少し経った頃、急に姿を消す。

その一年後に一歳になるという子供を抱えてひょっこり帰ってきた。

相手の女の子は15歳らしい――彼の両親はとりあえず顔面がへしゃげるまで殴っといた。

 

 

 

~直死の魔眼~

【名前】不明

【年齢】享年0歳

【所属】どこかの病院

【象徴する希望というモノ】自分にとって不要な人間を殺したいという後ろ暗い感情

【その後の人生】

書くことない……

 

 

 

~優秀な魔法使いとしての才能~

【名前】星野うさぎ

【年齢】30歳

【所属】麻帆良学園中等部数学教員、魔法先生、関東魔法協会役員

【象徴する希望というモノ】正しい導き手

【その後の人生】

三十路にして初めて、神鳴りに打たれるような恋に落ちる。

友人二人にからかわれながら、泣かれながら、足掛け十年ちょっとでゴールイン。

内訳はアドレスを聞くまでに一年、普通にメールが出来るようになるまで三年、電話になるのに四年、初デートに誘うのに三年。

初デートの夜に調子に乗って飲み過ぎて泥酔、次の日に孕まされて帰って来た――責任取ってくれる相手で良かったね。

以後、閉経するまで常にお腹は膨らんでいて、10人近い子供を産んだ。

仕事に関しては生涯現役で数千人の生徒を見送った。

魔法関連についても生涯現役。

ふっきれたらしく、魔法BBA無理すんな→魔法熟女→魔法妊婦→魔法婦人→魔法老婦人→もう止めて魔法婆!みんなのライフはゼロよっ!、という経歴を辿った。

皺だらけのバァさんがふりっふり衣装なのは、もう色んな意味で圧巻だったらしい。

 

 

 

~答えを出す者~

【名前】不明

【所属】屋台のラーメン屋

【象徴する希望というモノ】理の答え

【その後の人生】

一切不明。

2003年度麻帆良祭最終日の夜、学園長と酒を酌み交わしているのを最後に姿を消した。

 

 

 

~万華鏡写輪眼~

【名前】内田イタチ

【所属】特になし

【象徴する希望というモノ】色眼鏡のない視線

【その後の人生】

大検に合格し、20の時に麻帆良大学に入学して保育士となる。

大学の時にできた彼氏と五年の交際を経て結婚。

出産してからは家事と育児に専念し、両親のような幸せな家庭を築いた。

エヴァとの友人関係は彼女が死ぬまで続き、彼女の葬式の日には溶けない氷でできた花束が供えられていたそうだ。

ちなみに御棺に入った彼女には片目がなかったらしい。

彼女の死後、右目に朱い万華鏡を宿した吸血鬼がたくさんの違うことに悩むモノたちを助けたという伝説がまことしやかに語られているが、彼女との関係性は不明である。

 

 

 

~地上最強の生物~

【名前】範馬ケンシロウ

【所属】NGO団体『鬼の貌』代表

【象徴する希望というモノ】比類なき強さ

【その後の人生】

背負ったバックにたくさんの教科書を詰め込んで単身海外へ。

戦場も国境も気にせず身一つで渡り歩き、多くの子供や力ない人たちを救った。

日本人初の世界的な平和賞を受賞したが、授賞式の日も彼は戦場で教鞭を振るっていた。

私生活の面では三十を過ぎて麻帆良学園を訪れた際に結婚を決意、多くの子供にも恵まれた。

どれだけの称賛を受けも、どれだけの賛辞を受けても、彼は若い頃と変わらないままだったそうだ。

定かではないが三世紀に渡ってほど生きたらしい。

 

 

 

~ぼくのかんがえたさいきょうにかっこいいしゅじんこう~

【名前】天津神零児(あまつかれいじ)

【所属】セラス帝国

【象徴する希望というモノ】絶望の先ですべてを壊してしまいたいと願った黒い想い

【その後の人生】

セラス帝国にその人在り、と謳われる将軍に。

口は悪いが国民から絶対的信頼を置かれる守護神としてその名を轟かせた。

一方他国には『殲滅天使』という血も涙もない殺戮マシーンとしての悪名が蔓延していたそうだ。

第三王女であるテオドラ王女と結婚するも、利権はすべて放棄したそうだ。

ちなみに涙を流すテオドラへと彼が手向けた死に際の言葉は『さすがオリ主な俺様、愛されてるぜ』。

死後は慰霊碑を建てられ、護国守護の英霊となったらしい。

 

 

 

~主人公の標準装備~

【名前】天津神一人(あまつかかずと)

【所属】(株)麻帆良クリーン

【象徴する希望というモノ】絶望の先ですべてを受け止め歩き出そうと願った白い想い

【その後の人生】

会社では勤務態度を評価されて部長まで上り詰める。

だがそれ以上は無理だった。

なんでも重役候補だったらしいが、急にいなくなって次の日にひょっこり帰ってくる、という不可解な行動をとることがあったためご破算となった。

まじめな人柄を知る周りの人間からは、非常に不思議な視線を送られていたそうだ。

私生活ではとある女性と結婚。

毎年決まった時期になると妻をつれだって旅行に行っていたらしい。

葬式は教会で行われた。

 

 

 

~それから~

【名前】不明

【所属】アドリアーネ魔法学院

【象徴する希望というモノ】打破する力

【その後の人生】

右手に幻想殺しを持つ少年。

なんやかんやあって白き翼に入る。

なんやかんやあって悪の組織と戦う。

なんやかんやあってそこで友達を作る。

なんやかんやあって英雄になった。

女の子からはモテモテだったらしい。

そげぶ。

 


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