緋弾に迫りしは緋色のメス   作:青二蒼

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ジルのお姉ちゃんが誰なのか?
何となく想像ついてる人もいるような気がします。



12:小さな教授

 研究所を取りあえず吹っ飛ばした後、私はイ・ウーに近くの海岸まで来て貰い、そこまで研究所のトラックで人工天才と彼女の装備一式を運んだ。

 いや~、治療してる最中に驚きだったね。

 研究所にいた時には詳しく見てなかったけど、まさか背骨がコネクタになっててそれが彼女が背負ってた箱と接続するための物だったとはね~。

 しかし、人間の中枢神経である背骨に人工物を埋め込むなんて……実に面白い。

 まあ、背骨を改造するなんて危険だからその分の代償として犠牲は出てる訳だけど。

 アレだね……こんなの世間に知れ渡ったら非人道的だなんだかんだと、面倒な事になるのは目に見えてる。

 なのに抑止力と好奇心のためには、やめられない止められない訳なんだよね~。

 でもって、上手い具合に完成したのが彼女ってこと。

 ちなみに彼女が背負ってた『箱』の方は、武器とか弾倉とかの詰め合わせだった。

 機構を見た限りだと色々と射出したりも出来るっぽい。

 私も本気じゃなかったけど、向こうも本気じゃなかった訳だ。

 しかも向こうは本気を出したら実験施設を破壊しかねなかったから、研究所の連中がリミッターでも掛けてたんだろうね~

 それはともかく、彼女は端的に言うと歩く武器庫な訳なんだよね。

 さて、今私達がいるのはイギリスのロンドン。

 イ・ウーに預けると、場所がいちいち変わるので定期的に行けない。

 迎えに来て貰うって方法もあるけど、それはそれで色々とリスクがあるからな~。

 と言う訳で、却下。

 お姉ちゃんの所なら場所は分かってるし、面倒な事があっても大丈夫だからね。

 訪れなきゃいけない理由もあるから、そのついででも会いに行ける。

 定期的に行こうと思えば行けるし、特に問題は無い。

 だからお姉ちゃんのいるイギリスまで来た。

 もちろん、人工天才である彼女を連れて。

 そして肝心の人工天才である彼女はと言うと、まだ気絶中。

 今は車に乗り、後部座席で横になって揺られてる状態なんだよね。

 運転手はと言うと、私です。

 ロンドン市街を安全運転で走行中……と。

 ケガ人がいるからね~。

 原因は私だけど。

 まあ、昨日の今日で目を覚ますとは思ってないけどさ。

 補足しておくと、研究所での任務からここまで来るのに1日と半日しか経ってない。

 本来は休ませるべきなんだろうけどね~。

 イ・ウーじゃあんまり安心して置いとける場所が少ないし、金一なんかは色々と嗅ぎまわってもいるようだし……

 面倒な事が多いんだよね。

「……っ、Ой(アレ)?」

 声が聞こえたのでバックミラーを見てみると体を小刻みに動かしている。

 ちょうど赤信号の交差点に差し掛かったので後ろを見てみると、ボンヤリとだけど目を開けてる。

 もう起きたのか……あの様子だと、もう少し掛かると思ったんだけどね~。

 彼女は状況判断に努めようとしてるのか、体を起こして辺りを見回す。

 そして、即座に理解したらしく私の方へと視線を向けてくる。

 声を掛けようと思ったけど、その前に青信号になったので前を向いてアクセルを踏む。

「目を覚ますの早いわね~。私の見立てだともうちょっと掛かると思ったけど」

 と、バックミラーを見ながら話しかけるけど……反応は無し。

 って、そうだった。

 人工天才とは言えロシア人だからロシア語以外を話せるとは限らないんだった。

 思わずイギリス英語で喋っちゃったよ。

「……誰?」

 なんだ……話せるのか。

「ん~? 政府の要人。あなたを引き取ったのよ」

「…………」

「嘘よ。と言うか、本当に分からない?」

 その問いに対してコクリと静かに頷く。

 いくら感情が少し出たって言っても、まだまだ人形に近い状態だからね~。

 言葉数が少ないのも当たり前か。

 場所と状況を把握は出来ても、ここにいたる経緯までは推理できないか。

「研究所での事は覚えてる?」

 その瞬間に彼女の瞳が揺れ動いた。

 相変わらずの無表情だけど、(わず)かながらに反応を示した。

「じゃあ、私の事は分かる?」

 バックミラーを見ると、フルフルと首を小さく振る。

 そして、同時に考えてる……のかな?

 さすがは人工天才。

 私の発言に違和感を感じて、どう言う意味を持ってるのか即座に推理してる。

 顔も声も変えてるから、研究所で戦った人物とは一致しないだろうね~。

 顔はともかく声は研究所での時の人に変えてみるか……どう言う声だっけ?

「あ~あ~……うん」

 変声術と片手でボイスチェンジャーを弄って、少し発声しながら調整する。

 細かい所は違うかもしれないけど……一瞬で分かるでしょ。

Прощайте(プロッシャイチェ)

「――――っ!?」

 ロシア語での『さようなら』。

 私が彼女に向けて発した唯一の言葉を出す。

 再びバックミラーを見ると――

「……ハァ……ハァ……ハァッ!」

 わ~お、凄い冷や汗に過呼吸。

 おまけに瞳孔も凄い開きまくってる。

 明らかにトラウマになっちゃってるよ。

 でも、もうちょっと怖がらせてみたいかもなんて思ったけど、これ以上やったら発狂しそう。

 取りあえず、感情はあるっぽい。

 恐怖だけど。

「あ~……安心して、もう殺そうとは思ってないから」

 と、声をさっきと同じに戻す。

 大体、ここは車の中だから暴れられたら困るんだよね。

 そう思ってフォローの言葉を掛けたけど、まだ治まりがつかないのかこっちを見たまま動かない。

 ちょっとこれは、マズイかな?

 あんまり心身不安定だと怪我に響く。

 ……ちょっと寄り道しようか。

 仕方ないので車があんまり来ない小道に入って、駐車できそうな場所に停める。

 後ろを振り向くと、まだ過呼吸になってる。

「ハァ……ハァ!」

 ベルトを外して、手を伸ばすけど彼女は何もしない。

 いや、何も出来ないって言った方が正しいのかな?

 恐怖し過ぎて、何もかもを忘れてるって感じ。

 取りあえず頭にポンと、手を乗せる。

 そしてそのまま撫でる。

 しばらく撫で続けて、違和感を覚えたのか彼女は静かに顔を上げる。

 相変わらず怯えて呼吸も荒いままだけど……さっきよりはマシかな?

「どう? 落ち着いた?」

 取りあえず、安心させるような声音で話す。

「……なぜ?」 

 震える声で聞いてくる。

「なぜ、ね~。まあ、理由はともかくとして、取りあえず殺すつもりはないと理解してくれたらいいよ」

「………………」

 一度命を狙ったからか疑ってるのかな?

 う~む……まあ、理子の時もそうだったし徐々に近づけばいいや。

「ああ、そう言えば自己紹介が遅れたね。私はジル。世間では切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)って言われてるよ」

「………………」

 さっきと違って無反応か~。

 何だろう。

 そんな反応されると……もう一度、恐怖心を(あお)りたくなるな~。

「……分からない」

「ん?」

「あなた……分からない」

 私の事が分からないって事でいいのかな?

 それとも行動が分からないのか……

 ま、反応を返してくれただけでもよしとしよう。

 再び目的地を目指して車を出す。

 

 

 しばらく車を走らせてるけど、さっきとは違う意味で彼女は動かない。

 私に対する恐怖心は当然、まだあるんだろうけど……

 今は恐怖で動かなくなってる訳じゃない。

 窓の外を静かに見てる。

 私がさっきから視線を送ってるけど、全然気にしてる様子は無い。

 無表情ながらも意識が外に集中してる。

 これも理子と同じような感じ……外への憧れって言うのかな?

 どうも、ところどころ理子と重なるな~。

 と、ロンドンから4時間近く……ようやく目的地であるダラム市に到着したよ。

 古い遺跡と建造物が多い観光地として名高い街。

 ここにはイギリス国内で3番目に古いダラム大学がある。

 歴史を感じさせる街並みの中、まだ車を走らせる。

 そして、さらに車を走らせてると1つの屋敷が見えてきた。

 大きさはそこそこで、ホームズの屋敷よりは小さい。

 鉄の門の前に車を止めて、窓からインターホンを押す。

『どちらさまで?』

 どこか威圧感を持った低い声の男性が応答する。

 取りあえず、人工天才の子には聞こえないようにして顔を近づけて話す。

「今の私の顔見たら分かるでしょ。ジェームズ」

『いらん客は返さねばならんからな。後ろの小娘は何だ?』

「私の家族になる予定の子……かな?」

『……相変わらず自分勝手な』

「まあね~。今更に始まった事じゃないでしょ?」

『自慢にならん。ソフィー様に害が無いという保証は?』

「私が保証人。何かあれば、私が……始末するよ」

 さすがにそこは分かってるって言うのに、ジェームズも硬いな~。

 理子の時も同じような反応だったし。

 少しばかり待ってると、向こうから「はあ~」と疲れたような溜息を吐く。

『通って良い』

「どうも、ありがとね」

 ギキーと、金属音を響かせながら鉄檻のような門が開く。

 車を屋敷の車庫へと入れて、後部座席の彼女に声を掛ける。

「着いたよ」

「……ここは?」

「私のお姉ちゃんの家だね」

 と言うか、もう変装は止めておこう。

 どうせここでは変装を解くだろうし。

 変声術をやめてとボイスチェンジャー止める。

 カツラと顔を覆ってた特殊メイクのマスクを取る。

 髪はよく(ほぐ)して、さらりと伸ばす。

 それからバックミラーを見るけど、彼女は私の変装に驚いてる様子は無い。

「取りあえず、降りようか」

 私が車を出ると、彼女も一応は同じく車から降りた。

 ま、行くあても無いからね。

 こんな所で抵抗して、逃げても面倒な事になると考えてるんだろう。

 最悪の場合は政府に捕縛されてロシア行きで、研究所生活に戻る可能性が高い。

「……コレ」

「あ、その服は私のだよ。私とアナタは身長が少ししか変わらないけど、少し大きく感じるかもね」

 彼女は落ち着いた感じの白っぽい毛皮のコートを羽織ってる。

 ロシア人だからね。

 白に近い金髪によく似合ってる。

 それに今は冬でダラムはイギリスの中でも北部の方にあるから、当然のごとく寒い。

 私もブラウンのコートを羽織ってるしね。

「…………」

 4時間前の恐怖心はどこへやら……怯える事は少なくなったけど、警戒はしてる感じ。

 無言でこちらを見てくる。

「……装備」

「君の装備は整備も兼ねて別の所に預けてるよ。持って行くには大きすぎるし、目立つからね」

 技術師である一番下のココ――機嬢(ジーニャン)に預けてる。

 もし、壊したりしてたら燃料を抜いたオルクスに詰め込んで沈めて上げればいいや。

 お金さえ渡せば向こうは仕事をきっちりしてくれるからそんな事はしないと思うけどね。

「他に質問は?」

 フルフルと首を振る。 

「じゃあ、ついてきて」

 私がそう言うと、今度は頷かずに静かに私の後ろについて来てくれる。

 殺すつもりはないと言う事は一応、理解して貰ったって事でいいのかな?

 豪華ではないけど綺麗な内装をしたエントランスホールを抜けて、カーペットの敷かれた廊下を歩く。

 そして、1つの扉の前で止まりノックをする。

 すると――、

「入りなさい」

 抑揚の無い、だけどどこか威圧感を持った声が返ってくる。

 部屋に入って最初に言う事は決まってる。

「ただいま」

「お帰りなさい」

 今、私の真正面にいてアンティークの机に座ってるのが私のお姉ちゃん。

 病弱だからいつでも布団に寝れるようにネグリジェのような服装を着ている。

 髪はブラウンだけど、多少は白髪が交じってるので白い部分がある。

 いつも気だるそうにしてる目をさらに細めて、私の後ろにいる人物を見る。

「その子が例の、人工天才(ジニオン)ね」

「そうそう。最初はアレだったけど、興味が出てきたから拾って来ちゃった」

「……別に、問題は無いわ。だからジェームズも、安心なさい」

 さすがはお姉ちゃん。

 話が分かると言うか、何と言うか。

「ハッ……」

 お姉ちゃんの隣にずっといた執事服を身に纏ったブロンド髪の男性――ジェームズは警戒しながらも殺気を出すのをやめる。

 だけど、私の後ろにいる彼女はちょっとやそっとの殺気じゃ反応しないだろうね~

 兵士と言うか、人間兵器(ヒューム・アモ)として研究所にいた訳だし。

 しかし、私だと何でトラウマ……恐怖心を抱えたんだろうね~。

「やあ、ようやく戻って来たんだね」

 と思考を中断するようにもう一人、細長い体型の若い男性が入ってくる。

 相変わらずの優男って感じの風貌をしてるね~

「うん。ジキル博士も、ただいま」

「ええ、お待ちしていましたよ。貴女(あなた)がいないとハイドが五月蠅くて仕方ありません」

「そう言われても、私も忙しいんだよね」

「そうでしょうね。貴女は有名ですからっと……やめろハイド!」

 ついさっきの穏やかな口調とは違って突如として荒々しく叫ぶ。

 しかも、見ている先は部屋の中にある鏡。

 毎度の事だから不思議にも思わないけど。

「いつもの手癖の悪さかな?」

「ハイドも困ったものです。そこの人工天才の子に何かしようとしてたみたいです」

 そっかそっか。

 それはちょっと警告しておかないと、と思って私も鏡に向かって話す。

「この子に手を出したらダメだよハイド。……死にたい?」

 殺気を叩きつけるようにして話す。

 理子と同じように家族にする予定なんだから、変なことされると困るんだよね。

「……はあ、何とか分かってくれたようですよ」

 ジキル博士がそう言うんだから、大丈夫か。

「それより、貴女の後ろの子が大変な事になってますよ」

「ん?」

 どう言うこと?

 そう思って、後ろを見ると過呼吸はしてないけど冷や汗を垂らしてる人工天才がいた。

 足もガクガクしてる。

 私の殺気に反応しちゃったか……

「またやっちゃったよ」

「何したんです……彼女に」

「ん~? お父さんの命令で最初は処分しようと思ったんだけど……気が変わってね」

「いつもの気まぐれですか」

「そうそう」

 返事をながらも、彼女を宥めに掛かる。

 せっかくあの短時間で警戒されるまでに近づけたって言うのに、また心の距離が遠くなったら困る。

「ほらほら、今の殺気は君に向けた訳じゃないから安心して」

「………………」

 またしても静かに彼女の頭に手を置いて撫でる。

 身長が同じくらいなのにこのセリフは違和感あるかな?

 別に、相手も子供じゃないんだけど理子の時と同じようにしてしまう。

 けど、これが一番有効そうな気もするんだけどね。

 現に段々とだけど落ち着きを取り戻しつつある。

 それからゆっくりと抱擁して、耳元で囁く。

「あの時みたいな事はしないから、安心してよ。君が何もしないなら大丈夫……私も何もしない。だから、静かに……ゆっくりと心を落ち着けて」

 意識を聴覚に集中させて、彼女の心音を聞く。

 まだ多少は動揺してるけど、正常に戻ってる。

 そして、静かに彼女の顔を見る。

「大丈夫だよね?」

 その問いかけに小さくだけど、彼女は頷く。 

 危ない危ない。

「お待たせ、お姉ちゃん。それで、この子の部屋なんだけど……」

「ウィリアムに案内させるわ」

 私がアイコンタクトでウィリアム――ジキルに目配せをすると「任せてください」とばかりに返してきた。

「じゃあ、うん。この人について行って欲しんだけど、いいかな?」

 人工天才の子にそう言うと、コクリと頷く。

「では、ご案内します。こちらへ……」

 それからジキルに案内されてあの子は退室した。

 さりげなくこちらを見たので、手を振っておく。

「さってと……本題に入ろうかな?」

 報告を含めて、色々と伝えておかないと行けないし。

「そうしてちょうだい」

「取りあえずはそうだね~。イロカネを持ってるホームズの子の現状報告としては、別に言う事は無いね。前も言った通りにただのSランク武偵だよ。イロカネが目覚めてる感じもない」

 私としてはあの子にあんまり興味がない。

 どこにでもいる武偵って言う感じ。

 ちょっとプライドが高くて弄り甲斐はありそうだけどね。

 まあ、お父さんが気にかけてる子みたいだから、どこかで実力は化けるのかもしれないけど……

 ああ、でも……お母さんが冤罪を着せられた時の反応は楽しみかな?

「そう……」

「ソフィー様、やはり今すぐに殺しましょうか?」

「――ジェームズ・モラン。あなたも恨みがあるのは分かるけど、"今は"やめなさい」

 お姉ちゃんに言われてジェームズはすぐに下がる。

 どこか納得してないような、そんな表情をしてる。

「大丈夫よ。近い内にホームズとは戦う事になるわ……必ずね」

「それがお姉ちゃんの推理?」

 私の言葉にお姉ちゃんは否定する。

「私の場合は"推理"とは違う。数式で答えを出すように"解いた"と言うのが正しいのよ」

 そう言えばそうだった。

 お姉ちゃんはお父さんと違って探偵じゃないもんね。

 座ってる机の片隅に置いてるチェス盤をお姉ちゃんは手に取る。

「けほっ……しかし、色々と皮肉なもの。100年の時を()て、またしてもホームズと争う事になるとはね……

 しかも100年前とは違って、私には才能ある頭脳を与えた代わりに病弱な体を与え、ホームズには才能ある体を与えた代わりに出来の悪い頭脳を与えた。まさしく対極の条件。

 だけれど、私は既に私の体――手となり足となってくれる人たちがいる。対して、ホームズは頭脳とワトソンになってくれる人を見つけられずにいる」

 そこで話を一旦切って、お姉ちゃんは息を吐く。

「今の私達に(ひい)(じい)さまの時のような巨大な組織は無い。このチェスで言えば、ポーンがない状態」

 ジャラジャラと白のポーンだけを取り除き、机の片隅へと置く。

「でも、ポーンがなくても勝つ事は出来るわ。なぜなら私の駒は既に動いてるのだから……焦る事もない」

 不敵にお姉ちゃんは笑う。

 さすがはお姉ちゃん。

 

 お父さんのライバルだった人物――ジェームズ・モリアーティの子孫だね。

 

 ジェームズはその言葉を理解したのか静かに会釈する。

 私もこれからの事を考えると楽しくなるよ。

 ニヤリと、自然に口元が歪んで行く程に。




と言う訳で、ジェームズ・モリアーティの子孫でした。
多分、原作でも出るような気はしますけど……
緋弾のアリアにおいて切り裂きジャックとモリアーティの組み合わせは、私が知る限りの二次小説には無かったと思います。正直、この組み合わせが見たいがために自分で書くにいたった訳ですが……
この組み合わせは映画版の名探偵コナンではありましたけどね。
さて、次回からは第2章――東京武偵高編に突入したいと思います。
もしかしたらその前に閑話を挟むかもしれませんが、そちらも楽しみにしてください

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