アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~ 作:ふに
ある日、俺はギルドに呼び出された
なんでも【近道の扉】のでかいやつで、アーランドとアールズを繋げないか? という依頼だった
んで、承諾したのはいいんだが…
釜の高さ10m、直径10mの大釜
かき混ぜ棒12m 太さ直径5cmハルモニウム製
材料
金属のドア (白色ハゲル製作成期間2週間 重さ1tを 2ドア)
トラベルゲート・大 (ゲート3つ使用 調合期間一週間 1輪)
賢者の石 (調合期間1ヶ月 1賢者)
【近道の門】(調合期間1週間)
門と門を行き来することで、大量のものを国家間で移動できるドア型馬車廃業兵器
ただし馬車も通れるので、移動用に使う馬車は未だに健在
設置するだけで一瞬でアーランドとアールズを行き来できるすぐれもの
お値段50万コール
通行料は、タダ
いや~、儲かったのはいいんだけど、アトリエに貼り付けになって、メルル姫の顔まだ見てないんだよね~…
ご主人は先に行っちゃうし、調合中は集中しないとヤバイし、賢者の石作成中にアストリッドさんが俺のコンテナ漁ってるし…
マジやめて! 希少素材のライフは0よ!
てか本人魔力認証式のコンテナ認証もなく開けなし!
認証意味ね~し!w
っとまぁ色々あったが、やっとアールズに到着した
門をコンテナにしまえなかったので、アールズまで担いで持っていくのに時間がかかっちまったぜ、ふぅ…
アーランドのゲートは中央広場に、アールズのゲートは城門前の空き地に設置しおえた
んで、トトリのアトリエに来たんだが…
「なにしてんのw」
「あ、ポチ! まってたんだよ~!」
錬金術士風のフリフリ衣装と王冠を付けた人が、【アストリッド捕獲用トリモチ君呼吸も出来るよスペシャル】に捕まっていた
いや、本人は引っかからないとは思ったけど、まさかお姫様が引っかかるとは…
「あれってやっぱり…」
「うん、メルルちゃんだよ! こっちがケイナちゃん!」
「ポチ様、よろしくお願いします メルルを助けてあげてください!(でももう少しこのままでも…)」
「おk把握」
俺が触れるとそれが俺の体に吸い込まれていった
「げふ、ゴボ… あ、ありがとうごじゃいました… うぅぅ、恥ずかしかったぁ…」
おぉぅ、メルル姫が吐き出す液体も回収回収っと
咳き込むメルル姫脳内パシャリw
あとで現像しよう(*´ω`)
「通行許可アクセ作ってたら、さらに数日かかるからねぇ まぁ中はまたの機会にでも」
そう言いつつ、【アストリッド捕獲用トリモチ君呼吸も出来るよスペシャル】を貼り直す
「そういえば、ゲートはもう設置しちゃったの?」
「あいご主人! 城前の空き地に設置してきたから、結構人が来てるかも」
「そっか~、見に行くのはもうちょっと後にしないと混んでそうだね」
「ゲート…? なにを作ってたんですか?」
「アーランドに一瞬で行ける特大ゲートを作ってたでござるよ~、いや~安定させるために賢者の石作ることになるとは思ってたなかたけどね」
「あはははは… あの時は(アストリッドさんのせいで)すっごく被害が出たもんねぇ」
「アーランドまで一瞬で!! 錬金術ってすごいですね! 早速見てきます!」
ε=ε=ε=ε=\(`・▵・)/
「いっちゃった… 混んでるって言ったのに聞いてなかったのかな? まぁいや、ポチいっしょにお昼寝しよ~♪」
「わかったのだ~(ヒャッハー! 久しぶりの癒しだー!)」
んぁ~、この貧素な体がすばらsムギー、人工関節が、折れる、折れて(ボキ!)しまったぁ!?
あ、ご主人もう寝てるんですね… って、噛み付いてきてるぅ!?
頬が、頬がちぎれてしまう!
ひぎゃぁあああああ!?